小田急、「1日全線フリー乗車券」を3月21日から発売

 2017年に「1日フリー乗車券」を発売したことがある小田急ですが、3月21日からは学校の長期休暇等に合わせて発売することになりました。

 利用できる期間は3月21日~4月5日、4月28日~5月6日、7月1日~8月31日、12月25日~1月10日。学校の長期休暇やゴールデンウィークに使えます(2019年はGSE就役1周年を記念したスタンプラリーが行われるため、3月21日から5月6日まで利用できます)。利用期間の1か月前から発売します(2019年は3月21日から発売)。

 値段は大人2000円、子供1000円なので(特急料金は別払いです)、単純に新宿と小田原を行き来するだけでは元が取れません。日ごろ使わない途中の駅で降りてみるのもいいかもしれません。
(参考:小田急ホームページ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001h7ms-att/o5oaa1000001h7mz.pdf)

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北綾瀬に10両編成

 首都圏の私鉄の中には、JRと相互直通している路線もあり、そういうところではJRのダイヤ改正に合わせて自社のダイヤ改正を行います。小田急や東京メトロもそれに該当し、2019年3月16日にダイヤ改正を行います。

 まず小田急は、代々木八幡や開成の10両ホーム工事の完了や車両の増備により、輸送力の増強を行います。代々木八幡のホームを10両化することによって、新宿-代々木上原間で10両編成の各駅停車を走らせることができます。平日は上下24本、休日は上下18本の列車が、10両編成で走ります。開成については、新たに10両編成の急行を停車します。快速急行は通過しますが、一部の快速急行は新松田-小田原間を急行に変更することによって停車させます。実質的に一部の快速急行を停車させるのです。

 このほか、経堂には平日22時以降の急行が停車するようになり、平日の22時以降と休日の特急に一部変更があります。平日は発車時間の変更と所要時間の短縮だけですが、休日は始発駅や行き先の変更、停車駅の変更があります。下北沢は早朝と深夜において、すべての列車が地下1階ホームに発着していますが、ダイヤ改正以降は、急行等は早朝や深夜でも地下2階ホームを使用します。

 小田急と相互直通運転している東京メトロ千代田線は、北綾瀬の10両ホームの運用を開始します。北綾瀬-綾瀬間はこれまでの3両編成のほか、10両編成も走ります。平日で4割、休日で1/3程度が10両編成です。北綾瀬発着の10両編成の列車の一部は、小田急と直通運転します。綾瀬-代々木上原間には夕方から夜に平日は10往復、休日は9往復増発し、一部は北綾瀬まで運転します。

 東西線は平日の早朝、5~6時台に増発や区間延長を行います。
(参考:小田急ホームページ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001eqdu-att/o5oaa1000001eqe1.pdf、東京メトロホームページ https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20181214_124.pdf)

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「箱根フリーパス」はコンビニで

 箱根を回るのに便利な、小田急の「箱根フリーパス」。2017年度の発売枚数は過去最高の95万枚でした。

 これまでこの「箱根フリーパス」、駅や旅行会社でしか購入できませんでしたが、11月1日10時からはセブン-イレブンのマルチコピー機端末で購入できるようになりました。購入できるのは、「箱根フリーパス」の新宿発。2日間用、3日間用ともに購入できます。セブン-イレブンのマルチコピー機で申し込み、レジで支払います。また同じ11月1日10時からは、「セブンチケット」で事前に申し込んで、コンビニで支払うということもできます。ちなみに、コンビニでの販売をセブン-イレブンに限定しているのは、小田急とセブン-イレブンは7月にスーパーマーケット事業等に関する業務提携契約を結んだからです。小田急の駅構内売店やコンビニも、徐々にセブン-イレブンに転換していきます。

 鉄道の切符は路線網が複雑なため、バスや航空機と違ってコンビニでの発券には適していません。しかし、内容を限定した割引切符や企画切符ならば、対応は不可能ではありません。このようなコンビニでも対応できそうな切符の発売を推進し、人的コストのかかる駅の窓口で人間を通して買うのを高くするというのも、方向性としては悪くはありません。鉄道の運賃・料金の欠点は、競争の激しいところでの弾力性に欠け、需要の少なくて客が逃げても困らない(むしろ客がいなくなって廃止になったほうが社会全体としても望ましい)ローカル線の運賃が安すぎるところにありますから。
(参考:小田急ホームぺージ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001dg7p-att/o5oaa1000001dg7w.pdf)

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小田急、LSEの車内装備品を販売

 1980年にデビューしたLSEはこの10月13日に、完全に引退しました。

 しかし、LSEは生き続けるのです。LSEで実際に使われてきた座席シート、座席テーブル、カーテンなどの車内装備品が、プロダクトデザイナーの手によって、新たな役割を与えられるのです。「Romancecar Memorial Parts Project」といい、本日10月20日から始まります。

 第1弾は、4種類の商品を販売します。シートの座面を使った「ロマンスチェア」、車内のテーブルを活用した「ロマンステーブル」、カーテンを使った「ロマンスウォッチ」、「ロマンスTシャツ」です。「ロマンスチェア」はシートの座面を使い、素材はナラの無垢材です。20脚限定で598000円です。「ロマンステーブル」は車内に設置されている折りたたみテーブルにスチールの脚をつけ、家具として使えるようにしました。当然ながら折り畳みができます。100台限定で189000円です。「ロマンスウォッチ」は車内のカーテンを文字盤として活用しています。バンドの色は、ロマンスカーの象徴であるパーミリオンオレンジです。200個限定で20000円です。「ロマンスTシャツ」は車内のカーテンを胸ポケットに使っています。オリジナルロゴ入りです。200枚限定で4800円です。

 これらの販売期間は10月20日10:00から12月25日23:59まで。特設サイトでのみ購入できますが、10月20日、21日に海老名電車基地で開催される「小田急ファミリー鉄道展 2018」で試作品の展示があります。4つとも受注生産で、発送は2019年3月以降です。また、商品代金のほか、発送料として1080円かかります。なお、「Romancecar Memorial Parts Project」による収益の一部は、NSE(1963年デビュー)を保存、展示している神奈川県開成町に車両の保存管理費用として寄付します。
(参考:小田急ホームぺージ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001dd5t-att/o5oaa1000001dd60.pdf)

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小田急箱根グループ、箱根に総額100億円の大投資

 日本有数の観光地として知られる、箱根。小田急など小田急箱根グループは2018年度から2020年度にかけて、総額100億円規模の大型投資を行います。

 箱根観光船は、約12.5億円かけて、新型の海賊船(7代目)をつくります。水戸岡鋭治氏のデザインの下、温かみのある木材を床から天井まで贅沢に使い、調度品についても細部までこだわってクラシックな感じを出します。船の色は湖面に映えるように、上品な黄金色にします。船の名前は未定(2019年2月の進水式で発表されます)、2019年4月就航予定です。

 箱根ロープウェイは早雲山線(早雲山-大涌谷間)に新型のゴンドラを導入します。安全性能に優れたスイスCWA社のTARISを導入します。国内初の導入です。ゴンドラは20台つくられ、1台の定員は18人です。製造費は約15.5億円で、2021年4月営業開始予定です。

 箱根登山鉄道は2014年に就役した「アレグラ号」を追加投入します。2019年5月にまず2両投入し、2020年には2両固定編成を1編成導入します。これにより、古い100形は引退し、繁忙期にはすべて3両編成で走らせることができます。総製造費は約12.9億円です。車両の更新も行います。車体の更新時期を迎える2000形(2両固定2編成)について、制御機器の更新及び空調設備の移設を行います。空調設備が屋根上に移設されるので、車内空間が広くなります。約8.0億円かけて、2021~2022年度に行う予定です。ケーブルカーについては約7.8億円かけて、内装、外装ともにリニューアルします。ケーブルカー巻上設備も新調します。2020年4月営業開始予定です。また、箱根登山バスについては2018年度から2022年度にかけて、約11.6億円かけて約50台を更新します。大型荷物にも対応したラゲージスペースを運転席の後ろに備えます。手荷物配送サービスを充実させるため、トラックも増やします。

 駅についても改修等がなされます。箱根登山ケーブルから箱根ロープウェイに乗り換える早雲山では、駅舎の建て替え等を行います。乗り換えがしやすくなり、バリアフリーも強化、明星ヶ岳や相模湾を一望することのできる足湯も設置します。建築費用は約24.1億円、営業開始は2020年春の予定です。箱根登山鉄道の駅においても、約3.9億円かけて耐震性を強化するために駅舎の改築を行い、多目的トイレを設置します。2020年度までに行います。大涌谷の駅舎内には待合室を新設します。普段は富士山ビュースポットとして使えますが、いざというときには火山の防災に対応できるようになっています。防災備蓄品も配備されています。約3.3億円かけ、2018年12月完成予定です。
(参考:小田急ホームぺージ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001brf9-att/o5oaa1000001brfg.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/81103、産経ニュース https://www.sankei.com/economy/news/180801/ecn1808010023-n1.html)

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小田急は「駅ナカ」を利用するだけなら入場券を返金してもらえる

 駅の改札内に入るためには、たとえ列車に乗らなくても、入場券という切符が必要なことが多いです。ところが、改札内に入っても、その入場券が要らない鉄道会社があります。

 それは、小田急。2016年3月から全ての駅で、一定の条件の下で、入場券分の金額を返金しているのです。それでは、どうやって返金をするのでしょうか? 改札内の店舗、いわゆる「駅ナカ」で買い物や食事をすれば、支払い時に入場券を見せます。そうすると店員が店舗の使用証明を押印するので、それを改札から出るときに駅員に提示します。こうして入場券分の金額が返金されるのです。コインロッカーのような無人サービスの場合は、ロッカーの鍵やレシートなどを駅係員に提示して、返金対応を行います。

 この返金制度を始めた理由が、「駅ナカ」が充実したため。列車には乗らないが、改札内の店を使いたいという需要があるようなのです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/79784)

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LSEは7月10日まで

 小田急の新型ロマンスカー、GSEは3月17日のダイヤ改正で1編成がデビューしましたが、7月11日から2編成目がデビューします。今後、展望席のあるロマンスカーはGSE2編成とVSE2編成によって運転されます。

 このGSEの2編成目のデビューにより、以前にも書いたように、1980年から活躍を続けてきた展望席のあるロマンスカー、LSEは引退します。定期運行の最終日はGSE2編成目のデビュー前日の7月10日、その後臨時列車として運行することはありますが、それも2018年度中までで、2018年度中に引退します。

 定期運行最終日の7月10日にLSEで運転されるのは、「はこね23号」(新宿12:00発箱根湯本行き)、「はこね22号」(箱根湯本13:48発新宿行き)、「はこね41号」(新宿15:40発箱根湯本行き)、「はこね34号」(箱根湯本17:25発新宿行き)、「ホームウェイ83号」(新宿19:15発片瀬江ノ島行き)の5本です。「はこね41号」、「はこね34号」の出発前にはそれぞれ新宿と箱根湯本で出発セレモニーを行い、定期運行最終列車の「ホームウェイ83号」は本来は藤沢行きですが、7月10日は片瀬江ノ島行きに延長となります。「はこね23号」、「はこね22号」、「はこね41号」、「はこね34号」、「ホームウェイ83号」の5本に乗車した人には、「記念乗車証明書」がプレゼントされます(なくなり次第終了します)。

 このほか、LSE定期運行終了関連のイベントがいくつかあります。6月23日からはLSEの車体に「ラストラン記念ロゴマーク」を掲出します。6月16日からは「LSEありがとうキャンペーン」を行います。展望座席のあるロマンスカー(LSE、VSE、GSE)の特急券を4枚集めて応募すると、抽選でLSEを使ったツアーに招待されます。ツアーは9月29日に行う予定です。LSEなど小田急のロマンスカーに関する本も「旅と鉄道」の増刊号として発売されます。

(追記)
 7月10日に定期運行を終えたLSEですが、9月から10月にかけて4回のイベント運行を行い、最終日の10月13日の運転をもって引退します。
(参考:小田急ホームぺージ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000019eyc-att/o5oaa10000019eyj.pdf、https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000019exv-att/o5oaa10000019ey2.pdf、https://www.odakyu.jp/romancecar/news/roma_unkou.pdf、https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001b42l-att/o5oaa1000001b42s.pdf)

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小田急、2018年度中にダイヤ改正を行うことを予告

 3月17日にダイヤ改正を行ったばかりの小田急ですが、2018年度鉄道事業設備投資計画によれば、2018年度中にもダイヤ改正を行うようです。

 現在、新宿に乗り入れる各駅停車は10両編成では走ることができません。途中の代々木八幡のホームが8両対応になっているためです。逆に言えば、代々木八幡のホームを10両化すれば各駅停車も10両で運転することができるのです。朝のラッシュピーク時間帯における輸送力増強と、運行異常時におけるダイヤ復旧の迅速化に役立ちます。2018年度中に行うダイヤ改正に間に合わせるように、代々木八幡のホーム延伸を行います。

 小田原に近いほうでは、同じ2018年度中に行うダイヤ改正で、開成に快速急行や急行を停めます。そのため、開成のホームも10両に延伸します。

 今のところ2018年度中に行うダイヤ改正で行うのはこの2つですが、3月17日のダイヤ改正が大規模だっただけに、新たな問題点があるかもしれません。その修正も行うのではないかと思われます。
(参考:小田急ホームぺージ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa100000194wz-att/o5oaa100000194x6.pdf)

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「あしがら」、ゴールデンウィークの早朝にGSEで復活

 来週からゴールデンウィーク。小田急は5月3日から5日までの3日間、早朝に臨時特急を走らせます。

 新宿6:20発のその臨時特急の名前は、「あしがら61号」。1950年から1999年7月まで約半世紀の間、特急の愛称として使われてきた名前を復活させます。「あしがら61号」は途中、町田、本厚木、秦野、小田原に停まり、終点箱根湯本には7:48に着きます。小田急が紹介しているモデルコースによれば、箱根湯本からは8:00発の箱根登山鉄道に乗り、強羅着が8:37、強羅からは8:45発の箱根ケーブルカーに乗り、早雲山着が8:55、早雲山からは9:00ごろ発の箱根ロープウェイに乗り、桃源台着が9:30ごろ、桃源台からは10:10発の箱根観光船に乗り、箱根町港着が10:40です。一足早く動くことによって、比較的すいている時間に箱根観光を始めることができます。

 そして、使われる車両は3月にデビューしたばかりのGSE。話題の車両に乗ることができますが、車内販売はないので御注意ください。
(参考:小田急ホームぺージ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa100000188is-att/o5oaa100000188iz.pdf)

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3月17日ダイヤ改正における、小田急多摩線の変更事項

 小田急は3月17日にダイヤ改正を行いますが、今回はそのうち、多摩線について取り上げていきます。実は1月23日に、小田急のホームページに、「新ダイヤに伴う、多摩線の運転について」というタイトルで、多摩線の改正内容に特化した資料がアップされていたのです。

 まず、新宿から多摩線に直通する快速急行、通勤急行、急行の運転が開始され、平日、休日ともに1日88本運転されます。朝から晩まで設定があり、平日朝の7時台(小田急多摩センター基準)は6本、日中も1時間に3本走ります。多摩線から急行に乗って新百合ヶ丘で快速急行に乗り換えると、さらに早く新宿に着きます。

 平日朝には新宿行きの急行と快速急行が13本新設されます。複々線化によって速くなり、朝ラッシュピーク時で見ると、小田急多摩センターから新宿まで40分、最大14分の短縮です。これらの列車の中には、途中駅の小田急多摩センター始発のものが6本あります。座席数にすると約3000席です。唐木田に行かなくても、始発列車に座っていくことができるのです。

 平日の夕方以降も改善がなされます。18時から23時の間、新宿発唐木田行きの快速急行を30分間隔で11本運転します。新宿を18時以降に出る町田方面の快速急行、急行のうち25本は、新百合ヶ丘の同一ホームで、多摩線各駅停車に乗り換えることができます。特急の「ホームウェイ号」、「メトロホームウェイ号」も新百合ヶ丘に停まるのが4本増え11本になり、同一ホームで多摩線各駅停車に乗り換えることができます。

 このほか、始発が30分ほど繰り上がり、唐木田4:43発となります。新宿への到着時間は30分繰り上がり、5:25です(新百合ヶ丘乗り換え)。最終も現行から33分繰り下がり、新宿0:38発唐木田1:20着です(新百合ヶ丘乗り換え)。切符に関しても、新宿にも東京メトロにも行きやすいよう、「二区間定期券」などの設定があります。決してメインの存在とは言えない多摩線がクローズアップされているのは、複々線化によって、ライバルの京王から利用者を奪いたいということなのでしょうか?
(参考:小田急ホームぺージ https://www.odakyu.jp/support/o5oaa10000016q1v-att/20180123145349ac137f35.pdf)

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