東急も有料座席指定サービス

 首都圏の各私鉄でどんどん生まれている、有料座席指定サービスの列車。東急はそういう列車とは無縁で、わずかに西武の「S-TRAIN」を使った観光列車があるだけでしたが、その東急にも平日夜に有料座席指定サービスの列車が登場することになりました。2018年冬のことです。

 有料座席指定サービスの列車が走るのは、大井町線と田園都市線。大井町発、田園都市線直通の急行長津田行きとして走ります。明日28日にデビューする、6020系を使うのですが、7両編成の6020系がすべて有料座席指定サービスの対象となるのではありません。1両だけが対象になるのです(この1両は、ロングシートからクロスシートに転換できる車両になります。7両編成から1両を抜き取り、、ロングシートからクロスシートに転換できる車両に入れ替えます。抜き取られた1両は今後の増備に活用します)。座席数にすると40席程度です。後の6両は運賃だけで乗車することができる、普通の通勤列車です。運行本数は5本程度、平日の19:30から23時台の間に走らせます。今のところ6020系は2編成しかないので、大井町から長津田まで行き、すぐに折り返して大井町に戻る運用を繰り返すのでしょうか? ただ、細かいことは決まっていません。営業運転開始日、有料座席指定サービス区間、運行時間、料金、販売方法などについては、決まり次第発表されます。

 なお、この有料座席指定サービスの名称については、公募します。本日3月27日から5月6日まで、東急ホームページで受け付けます。東急グループ商品券5万円分などが当たります。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20180326.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/80076)

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養老鉄道の次の車両は東急から?

 養老鉄道は近鉄から分離されてからも、元近鉄の車両が走り続けていました。近鉄南大阪線等は狭軌なので、その車両を持ってくることができたからです。ところがその車両も老朽化しているようで、養老線管理機構(養老鉄道の鉄道施設、車両を保有・維持するところ)は新たな中古車両を購入する計画を持っています。

 今までの常識で考えたら、それは近鉄になるところですが、今回は東急から購入します。近鉄には適当な中古車がないからでしょうか? 東急からは15両購入する予定で、2018、2019年に更新します。
(参考:岐阜県神戸町ホームぺージ http://www.town.godo.gifu.jp/contents/gikai/dayori/g163/163_03.pdf)

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東急に12か月定期

 定期券の有効期間と言えば、1か月、3か月、6か月の3つが多いのですが、東急は3月17日から、12か月のものを発売します。12か月定期は通学用が弘南鉄道で発売されていますが、大手で、しかも通勤用を含めて発売するのは、ここ東急が初めてです。

 12か月定期を発売することにした理由は、定期券売り場などの混雑を緩和することと、買う回数が少なくても済むという意味で利用者の利便性向上を図るため。他社線連絡定期券を除く、東急線のすべての区間で発売します。

 ただ、肝心の運賃はお得とは言えません。3か月定期は1か月定期より、6か月定期は3か月定期より割安になっていますが、12か月定期は6か月定期より割安にはなっていません。12か月定期の額は1か月定期を12倍した額から1割を引いた額なのです。この計算方法は6か月定期と同じなので、お得感はないのです。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/b483496153d422e19cda81626a6ca072b9f09bd9.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2018/01/10/304514.html)

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伊賀鉄道で東急時代のカラー復活

 伊賀鉄道の車両は5編成10両ありますが、もともとは東急の車両でした。東急東横線や東京メトロ日比谷線を走っていた、1000系と言われた車両です。

 この元東急の車両、伊賀鉄道に来た2011年からずっと忍者の絵などのラッピングがなされていましたが、11月初め、ラッピングが契約終了したため剥がされ、東急当時のカラーが姿を現しました。ステンレスの車体に赤いラインを引いた、東急ではおなじみの色です。

 この東急時代のカラーは、次の広告が決まるまでの暫定的な措置です。伊賀鉄道としては広告収入が入ることからラッピングがあったほうが良いでしょうが、東急時代のオリジナルがそのまま忍者の里を走るというのもよいでしょう。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/171108/wst1711080062-n1.html)

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朝ラッシュ時の世田谷線、すべてのドアから乗降可能に

 東急には世田谷線という路面電車があります。路面電車なので原則として駅には自動改札等はなく、乗車時に編成両端の扉から乗るときに運賃を払います。降車は中ほどの2つの扉から降ります。

 ただこれだと、乗車するときに時間がかかってしまいます。そこで東急は遅れを防止するため、9月19日から平日の朝ラッシュ時(7:40~8:40)、山下-若林間の三軒茶屋方面ホームにおいて、乗降方法を変更しました。すなわち、この時間帯は各駅に係員がいて、ICカードの利用客はホーム上にあるICカードリーダーにタッチし、現金や回数券の客はホーム上の係員に支払います。電車の乗降は4つあるすべての扉で行うことができます。運転士は運賃の収受をしなくても済むのです。
(参考:railf.jp http://railf.jp/news/2017/09/11/194000.html)

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大井町線、急行を7両編成化&2018年3月に新車導入、ダイヤ改正

 慢性的に混雑する田園都市線をカバーする存在としてクローズアップされているのが、大井町線。利便性向上のため、2008年3月から急行を運転しています。

 しかしその急行も多くの人が利用し、混雑しています。運行を開始した2008年度と比べると、大井町線の1日平均輸送人員は、約40万人から約50万人と、20%近く増えています。そこで東急は、以前にも書いたとおり、6両編成から7両編成に増強します。7両編成化は11月4日から行い、2018年3月に完了します。2018年3月にはダイヤ改正を行います。朝ラッシュ時において、急行の運転本数を増やし、混雑の緩和を狙います。日中は各停を増発します。

 急行の本数増加に対応するため、新車も投入します。2018年春に6020系を2本(14両)投入します。6020系は、田園都市線に投入する新型車両、2020系と同じように、車内には空気清浄機を設置し、座席は背もたれの高いハイバック仕様としています。ドア上のデジタルサイネージでは、ニュースや天気予報などの情報サービスを提供します。外国語での案内も行います。フリースペースを拡大し、バリアフリーに対応させます。

 東急ではホーム上の安全対策として、ホームドアの設置を推進しています。大井町線においては、2017年度に荏原町と九品仏でホームドアの使用を開始します。荏原町1号踏切や緑が丘3号踏切では、立体的に障害物を検知することのできる、3D式踏切障害物検知装置への更新を行います。

(追記)
 東急のダイヤ改正は2018年3月30日に行われます。

 大井町線においては、朝ラッシュ時の急行列車を増発し、12分間隔から約9分間隔になります。朝ラッシュ時においては急行列車の割合が増えるので、終点まで抜かれずに先着する各駅停車がなくなります。

 日中においても、平日は10~15時台、休日は10~19時台の各駅停車が毎時2本ずつ増えます。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=post_5.html、http://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/71d1533d5bd0768ff0e7a950130571e10b45465e.pdf)

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東京都、鉄道新設延伸計画に順位付け

 2016年度に出された、交通政策審議会による東京圏の鉄道整備に関する答申において、いくつかの路線の整備が盛り込まれました。これらの整備は横一線に行われるように見えますが、実はよく読むと優先順位がつけられています。東京都の路線で検討の深化や関係者間での合意形成などを進めるべきだとして、優先順位が高いのは、6つあります。すなわち、(1)羽田空港アクセス線新設 (2)新空港線(蒲蒲線)新設(矢口渡-京急蒲田間) (3)東京8号線延伸(豊洲-住吉間) (4)東京12号線延伸(光が丘-大泉学園町間) (5)多摩都市モノレール延伸(箱根ケ崎方面) (6)多摩都市モノレール延伸(町田市方面) です。以前東京都が挙げた路線に蒲蒲線が加わったのです。

 ただ、この6つをつくるだけでも交通政策審議会の試算によれば、約9600億円かかります。一気につくることは到底不可能です。そこで東京都は、この6路線について優先順位をつけることにしました。

 このうち、多摩都市モノレールについては、箱根ケ崎方面の建設が先になるようです。と言うのも、モノレールをつくるためには道路の整備が必要です。道路の上にモノレールができるのです。箱根ケ崎方面については、新青梅街道の整備が進んでいるからです。これに対して町田市方面は沿線人口が多いため、採算性は箱根ケ崎方面より優れているものの、肝心の道路の建設が進んでいないのです。

 蒲蒲線、東京8号線、東京12号線については沿線自治体の検討組織で採算性の検証等を行った結果、それなりの効果が見込めるとの結論を得ました。しかし、一番優先順位が高いのは、東京テレポート、田町、大井町から東京貨物ターミナルを経由し、羽田空港に行く羽田空港アクセス線になるとも言われています。東京の都心と日本を代表する空港とをダイレクトにつなぐため、広域的な整備効果はほかよりも大きいと見られているのです。

 なお、これらの順位付けについて、最終判断は都知事が行うようです。
(参考:日刊建設工業新聞ホームぺージ http://www.decn.co.jp/?p=93419)

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10月9日、東急池上線は無料

 今年2017年は、東急池上線がほぼ全線開通してから90年を迎えます。3両編成の普通列車しか走らない、決して目立たない路線ですが、地元の人を中心に利用されてきました。

 その池上線ですが、10月9日に「開通90周年記念イベント 10月9日池上線フリー乗車デー」を実施します。1922年、まず池上-蒲田間が開業した池上線(当時は池上電気鉄道)は延長を重ね、ちょうど90年前の1927年10月9日、五反田-大崎広小路間を残して全線開業したのです(五反田-大崎広小路間は1928年6月開業)。池上線全駅改札付近で配布される「1日フリー乗車券」を持っていれば、池上線が無料で1日乗り放題となります(五反田で山手線から乗り換えるときは、いったん改札を出る必要があります)。電車が1日乗り放題というのは、首都圏では初めての試みのようです。

 当日は沿線で様々なイベントが行われます。「1日フリー乗車券」を持って、小さな旅に出かけるのもよいでしょう。

(追記)
 配布された「1日フリー乗車券」は21万枚にもなりました。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/file/170906-2.pdf、レスポンスホームぺージ https://response.jp/article/2017/09/06/299446.html、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/192786?page=2)

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東急田園都市線に早朝通勤促進のための特急

 混雑する路線のひとつとして知られる、東急田園都市線。東急はこれまで「バスも!」キャンペーンなど、朝ラッシュ時の混雑緩和のための取り組みを行ってきました。

 そして、この夏新たに始める施策は、早朝時間帯の特急の運転。東急田園都市線では初めてのことです。7月11日から21日までの平日8日間に限りますが、臨時特急列車「時差Bizライナー」を運転します。「時差Bizライナー」は6:04に中央林間を出て、長津田、あざみ野、溝の口、渋谷と半蔵門線内の各駅に停まります。他社線との接続駅で乗降人員の多い駅に停車駅を絞ったため、二子玉川を通過するなど、急行に比べて5駅も少ないのです。渋谷着は6:43(押上着は7:15)なので、中央林間から39分で渋谷に着くことになります。渋谷8時台着の準急に比べて、中央林間から渋谷までの所要時間が約11分短縮されます(渋谷7時台着の急行に比べると2分短縮)。早朝の電車に乗った御褒美です。これに合わせて押上7:21発の長津田行き準急も運転されます(通常は半蔵門発)。なお、この「時差Bizライナー」の運転により、一部列車に発着時刻や退避駅の変更がありますので、御注意ください。

 東京メトロ東西線も同じ7月11日から21日までの平日、早朝に臨時列車「時差Bizトレイン」を運転します。西船橋6:15発快速九段下行きなど上下3本を運転します。

(追記)
 「時差Bizライナー」ですが、行先表示は「ライナー」となっています。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/file/170627-11.pdf、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/tokyu-denentoshisen/、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2017/06/27/229/、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/180339、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/75734/)

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元住吉発恩田行き

 日帰りの変わったツアーを企画する株式会社ポケカルは、東急と組んで、6月から8月にかけて3回、長津田車両工場への見学ツアーを行っています。6月分はすでに行われ、残る7月分、8月分もキャンセル待ちとなっていて、今から申し込むことはできませんが、備忘録として残しておきます。

 目的地は先ほども述べたように長津田車両工場(最寄り駅はこどもの国線恩田)ですが、このツアーの集合場所は元住吉検車区。元住吉検車区から臨時列車に乗ります。元住吉検車区から恩田まで直通する列車は定期ではありませんが、この臨時列車は複数の線路を通っていきます。どの線を通るかは、乗車してみないとわかりません。恩田までの所要時間は約70~90分で、乗務員室内も見学することができます。

 恩田からは歩いて5~10分ほどの長津田車両工場へ行きます。ここで約60~90分、見学できます。車体が宙に浮く「車体吊り上げ」も見ることができるようです。

 その後15:10ごろ(6月24日は14:20)解散となりますが、このツアーには東急が1日乗り放題の「東急ワンデーオープンチケット」がついています。解散の時間が比較的早いので、そこから沿線内で寄り道することもできます。なお、ツアーの代金は崎陽軒のお弁当(シウマイ弁当)付きで、大人10000円です。
(参考:秋田経済新聞ホームぺージ https://kohoku.keizai.biz/headline/2157/、ポケカルホームぺージ http://www.poke.co.jp/book/calendar.php?eventid=P010242)

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