「各停」なのに通過する電車

 東急は、7月11日に、大井町線の溝の口までの延伸に伴うダイヤ改正を行います。二子玉川-溝の口間は田園都市線と並行しているので、複々線みたいな格好になります。この区間の田園都市線には2つの駅(二子新地、高津)がありますが、大井町線には駅を設置しません。

 これにより、現在二子玉川止まりの大井町線電車を溝の口に延長させますが、延伸区間の二子玉川-溝の口間はノンストップで運転します。しかし、日中(11~15時台)の各駅停車の半分(1時間あたり4本)と早朝深夜に鷺沼まで乗り入れる電車は、この区間でも田園都市線の線路を通ることにより、二子新地、高津の両駅に停車します。つまり、各駅停車といえども、通過する電車が出てくるのです。

 東急としては、誤乗防止のために両駅を通過する各駅停車と停車する各駅停車で、案内の色を変えて対応しますが、慣れないとわかりにくいですね。

 ちなみに、南海の場合は、本線を「普通」、高野線を「各駅停車」と区別しています。本線と高野線は難波-天下茶屋駅間を並行して走っていますが、本線の普通は、今宮戎、萩ノ茶屋には停まりません。この両駅は、高野線にしかホームがないので、停車させることができません。高野線の各駅停車は、この両駅にも停車します。歴史的な経緯を説明すると複雑になるので省略しますが、このような解決方法もあるでしょう。首都圏なら、国電区間を主要駅のみに停車する中距離電車が「普通」と名乗ることが多いです(関西なら「快速」になるところです)。「普通」に通過駅があるのには抵抗感はあまりないでしょう。
(参考:東急ホームページ http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/090410-2.html)

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「日暮里・舎人ライナー」と「グリーンライン」に乗ってきました(6)

 横浜線の快速に一駅だけ乗って、長津田へ。

 長津田で東急田園都市線に乗り換え。当初は二子玉川でさらに大井町線に乗り換える予定であったが、ふと時刻表を見ると、少し待てば大井町線直通の急行(長津田9:51発)が来るではないか。直通の急行に乗ることにする。

 しばらく待ってやってきた急行は、新型車両(6000系)の6両編成。大井町線の改良及び急行の新設(3月28日)に伴ってつくられた車両だ。大井町線の普通は5両が限界のため、6両編成の新型車両は急行専用だ。しかし、大井町線では長い6両編成の電車も、田園都市線では短い。各停車駅でたくさんの乗客を乗せる。

 しかし、このまま大井町まで行くかと思ったら、二子玉川で向かいの渋谷方面の電車に乗り換える人が多く、急行は一気に空く。混雑が激しい田園都市線のバイパス路線として大井町線が認識されるには、それなりの時間がかかりそうだ。(続く)

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「日暮里・舎人ライナー」と「グリーンライン」に乗ってきました(4)

 日暮里から山手線に乗ったが、京浜東北線の人身事故の影響で、ところどころで停まる。かなり遅れて目黒に着いた。

 目黒から東急に乗る。目蒲線もかつては都会の中のローカル線的な要素があったが、東横線のバイパスとして多摩川以東が改良され(多摩川以東は「目黒線」に改称)、1時間に2本だけであるが急行が走るようになった(普通が圧倒的に多い)。目黒8:28発の急行に何とか間に合う。起伏の多い複雑な地形を高架、地下、掘割を組み合わせて進む。大岡山を過ぎるまで踏切はない。

 田園調布からは東横線と並行して走る。蒲田方面への分岐点となる多摩川を過ぎ、複々線は武蔵小杉まで続く。終点の武蔵小杉で向かいの東横線に乗り継いだが、目黒線は日吉延長に向けて最後の段階を迎えている。

 日吉は横浜市営地下鉄「グリーンライン」との乗換駅。「パスネット」の残額を「PASMO」に移そうと地下鉄の駅員に聞いたが、地下鉄ではそれができない、とのこと。東急なら「パスネット」の発行会社を問わず処理できるようだ。東急に戻って、西武発行の「パスネット」の残額を「PASMO」に移し替える。(続く)

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