羽田-成田間、高速鉄道構想
国内線の基幹空港である羽田と、日本を代表する国際空港である成田とを鉄道で1時間以内で結ぶ構想があるようです。
現在、羽田空港-成田空港間は京浜急行、都営浅草線、京成を経由して2時間かかります(京成船橋から「スカイライナー」に乗れば、15分ほど速く着きます)。リムジンバスだと1時間15分で着きますが、渋滞の危険性があります。
ところが、2010年度には、成田新高速鉄道が開通し、日暮里と成田空港(空港第2ビル)の間が今より15分短い36分で結ばれます。そこで、国土交通省は、成田新高速鉄道を利用し、羽田空港-成田空港間も1時間以内で結ぶことを考えています。
ここでネックになるのが、京浜・京成の両私鉄に挟まれた、都営浅草線。地下鉄はもともと特急などの通過運転を想定していなかったので、特急が各駅停車を追い越す待避線の設備はありません。都営浅草線に待避線をつくるなら400億円の費用がかかります。ところが、自民党の中にはさらなる時間短縮を求める声があり、国土交通省は待避線をつくるのに比べて10分短縮できる、新線の建設を考えているようです。
しかし新線の建設には、多額の費用がかかります。無理に羽田と成田を結ぶ鉄道をつくらなくても、国内線も国際線もそこそこある関空などを利用したほうがいいでしょう。国内線については、伊丹を廃止し、そこにある航空便を持ってくればできあがりです。新幹線との競争がある東京や九州ならともかく、北海道・東北などの遠隔地は、伊丹から関空に移ったからといって新幹線などのほかの交通機関に移るとは考えにくいです。関空から外国に出るのだから、たとえ少々大阪市内から離れていても何ら問題ではありません。
(参考:朝日新聞9月7日朝刊 14版)


Recent Comments