目黒線、8両編成に

 東急の目黒線は、2008年6月に日吉まで延伸し、利便性が向上しました。その目黒線ですが、以前にも記事にしたように、混雑緩和と利便性向上のため、2022年度上期から、車両を6両編成から8両編成に伸ばします。東急は目黒線用の車両を26編成(後述する新型車両3編成を含みます)有していますが、2両を追加して8両編成にします。2022年度下期に予定されている、東急新横浜線の開業までに8両編成化を完了させるということなので、東急新横浜線の開業によって目黒線の利用者が増えるための対策として行うようです。なお、ホームドアも2両分伸ばす必要がありますが、それについても8両編成の運行開始までに整備を行います。

 そして、先ほども述べましたが、新型車両の導入も行います。目黒線に投入されるのは、3020系。2019年秋に6両編成3本を導入します。2018年に導入された田園都市線の2020系、大井町線の6020系と同様、車内には空気清浄機を設置し、座席は背もたれの高い、ハイバック仕様を採用します。ドア上のデジタルサイネージでは、多言語案内の充実を図り、ニュースや天気予報などの情報提供を行います。3020系は6両編成で登場しますが、2022年度上期から下期にかけて8両編成にします。

 当然ながら、目黒線の8両編成化は、東急だけすれば良い話ではありません。すでに10両対応となっている相鉄はともかく、東京メトロ南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道にも影響します。都営三田線はすでに8両編成にすることを明言していますし、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道も8両編成に対応させます。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20190326-3.pdf、埼玉高速鉄道ホームページ https://www.s-rail.co.jp/news/2019/pr-20190326-8ryouhensei.php、乗りものニュース https://toyokeizai.net/articles/-/232818、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/meguro8/)

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相鉄・JR直通線の運賃発表

 2019年度下期開業予定の相鉄・JR直通線。26日、JR東日本と相模鉄道は、国交相に運賃の認可申請を行いました。

 相鉄・JR直通線のうち、JR東日本が担当するのは、鶴見-羽沢横浜国大間、8.8キロ。相鉄・JR直通線は鶴見を通過しますが(武蔵小杉-羽沢横浜国大間ノンストップです)、運賃計算上は鶴見から分岐するかたちとなります。相鉄・JR直通線の運賃も東海道線等と同じ、東京の電車特定区間の運賃を適用します。また、特定都区市内制度が羽沢横浜国大駅にも適用され、羽沢横浜国大駅は横浜市内の駅になります。さらに、鶴見-羽沢横浜国大間は東京近郊区間に追加されます。相模鉄道が担当する羽沢横浜国大-西谷間2.1キロについては、通常の運賃のほかに30円の加算運賃が加わります(定期券にも加算運賃は適用されます)。なお、開業までの間に消費税率が上がる場合は、変更認可申請を行います。

 さて、相鉄・JR直通線を使ってJR東日本と相鉄の駅との運賃はどのようになるのでしょうか? 二俣川からだと東京、渋谷、新宿までいずれも754円(以下、いずれもICカード利用時のもの)。大和からだと東京、渋谷、新宿までいずれも806円、海老名からだと東京、渋谷、新宿までいずれも858円です。ライバルと比較すると、大和から小田急で新宿に行けば453円で済みます。大和から小田急で中央林間に行き、そこから東急で渋谷に行くと483円です。大和から横浜まで相鉄で行き、そこからJRで東京に行っても722円です。それを考えると相鉄・JR直通線経由は乗り換えなしで便利ですが、お金はかかります。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190229.pdf、相模鉄道ホームページ https://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/190226_01.pdf)

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相鉄・JR直通線、2019年中に開業か?

 西谷-羽沢横浜国大間に新線を建設することによって、新宿方面と相模鉄道とを結ぶ、相鉄・JR直通線。これまで開業の時期は2019年度下期とされてきましたが、若干早くなるようです。

 どうやら開業時期は2019年12月になるようです。年内に開業になるようです。相鉄からの電車は、朝ラッシュ時などには新宿を越えて川越まで行くようです。埼京線等を経由するようです。

(追記1)

 相鉄・JR直通線は11月30日に開業します。

(追記2)
 羽沢横浜国大の駅構内の表示によれば、海老名には直通しますが、湘南台には行かないようです。二俣川乗り換えとなります。
(参考:共同通信ホームページ https://this.kiji.is/452348272497935457、相模鉄道ホームページ https://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/190328_01.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20190329-hazawayokohamakokudai/)

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相鉄新横浜線、東急新横浜線

 相模鉄道とJR東日本、東急を結ぶ路線は現在、建設中です。相模鉄道とJR東日本を結ぶ相鉄・JR直通線は2019年度下期開業予定、相模鉄道と東急を結ぶ相鉄・東急直通線は2022年度下期開業予定です。相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線をまとめて神奈川東部方面線といいます。

 その神奈川東部方面線ですが、このたび路線名称が決まりました。相鉄と東急の境である新横浜で区切られます。西谷-羽沢横浜国大-新横浜(仮称)間6.3キロが相鉄新横浜線、新横浜(仮称)-新綱島(仮称)-日吉間5.8キロが東急新横浜線となります。新幹線の停まる新横浜を前面に出した路線名です。
(参考:相模鉄道ホームページ https://www.sotetsu.co.jp/news_release/181213_03.pdf)

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相鉄・JR直通線用は12000系

 2019年度下期に開業する予定の相鉄・JR直通線。それより3年ほど遅い2022年度下期に開業する予定の相鉄・東急直通線用の車両として20000系を導入することについては、6月の段階ですでに発表されていましたが、まだ相鉄・JR直通線の車両については決まっていませんでした。

 その相鉄・JR直通線ですが、20000系とは異なる車両を導入するようです。12000系という仮称が与えられています。20000系に比べて少しデザインを変えた車両になるようです。ただ、12000系がどういう車両になるのかは、今のところ明らかになっていません。

 ところで、相鉄・東急直通線にも使える20000系は12月にもデビューすることになっていましたが、若干遅れるようです。2018年2月11日の予定です。地上設備の調整等に時間がかかったためです。

(追記1)
 12000系は2018年度に1編成だけ導入します。その後、2019年度下期の開業までに5編成を導入し、合計6編成を導入します。JRの乗り入れは12000系と11000系で対応します。

(追記2)
 12000系は2019年4月20日から営業運転を開始する予定です。JRへの直通列車については当初、11000系も使う予定でしたが、保安装置などの都合から12000系だけで賄うこととなりました(11000系は相鉄線内の輸送に使います)。なお、12000系は半自動ドアにすることもできます。
(参考:カナロコ http://www.kanaloco.jp/article/298740、相模鉄道ホームぺージ http://www.sotetsu.co.jp/mt/news3/pdf/group_171221.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20180426-sotetsu12000/、日刊工業新聞ホームぺージ https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00472855、鉄道ファン」2019年6月号 交友社

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相鉄・JR直通線の新駅は羽沢横浜国大?

 相鉄・JR直通線は、相鉄本線の西谷と東海道貨物線の横浜羽沢(貨物駅)とを結ぶ約2.7キロの連絡線。この連絡線を通って、相鉄からJRの沿線に行くことができます。開業予定時期は2019年度下期です。

 これに伴い、横浜羽沢付近(横浜市神奈川区羽沢南二丁目)に新駅が設置されることになっています。これまでその新駅の仮称を羽沢としていましたが、12月11日、その駅名を羽沢横浜国大にするとの発表がありました。新駅から700メートルほどのところに横浜国大があり、そこの学生等が利用することを見込んでいるからです。駅名に採用されることによって、学生を集めやすくなることでしょう。羽沢横浜国大は相対式2面2線の駅で、「駅ナンバリング」もすでに割り当てられています。SO51です。

 また、この羽沢横浜国大には、2022年度下期開業予定の相鉄・東急直通線も停まります。JRにも東急にも行くことができる、キーポイントとなる駅です。
(参考:相模鉄道ホームぺージ http://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/171211_01.pdf、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24493220R11C17A2L82000/)

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相模鉄道、全駅にホームドア

 現在、相模鉄道でホームドアのある駅はターミナルで乗降人員が一番多い(1日平均約42万人)、横浜駅だけです。2月に設置しました。しかし、あと5年すれば、全25駅にホームドアが設置されます。大手私鉄で全駅にホームドアを設置する計画があるのは、東京メトロだけでしたが、東京メトロの設置完了予定は2025年度ですので、相模鉄道が最初に設置を完了させる鉄道になりそうです。

 ホームドアの設置は、ホーム自体の補強工事や定位置停止装置(ホームドアと車両のドア位置が合うように列車を停止させるため、運転士のブレーキ操作を支援する装置のことで、駅、車両の双方に改造工事を要します)の準備工事等を行ってから始めます。2019年度末までに海老名駅、2020年度末までに二俣川駅、大和駅、湘南台駅の3駅、という拠点となる駅からホームドアの設置を始めます。国交省は原則として2020年度までに1日平均乗降人員が10万人を超える駅にホームドアを設置する方針ですが、相模鉄道で1日平均乗降人員が10万人を超えるのは、横浜駅、海老名駅、大和駅の3駅ですので、この国交省の方針を満たすことができます。なお、残る20駅は2022年度までに設置します。JR東日本や東急との直通線については、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が行います(ということは、相模鉄道からJR東日本や東急に直通する列車は、グリーン車のない通勤型車両ということになるのでしょうか?)。かかる費用は約200億円です。
(参考:相模鉄道ホームぺージ http://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/171102_05.pdf、東京新聞ホームぺージ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017110702000124.html、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2017/11/03/302050.html)

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相模鉄道、都心直通用20000系導入

 相模鉄道がグループ創立100周年を記念して新型車両をつくるという話は以前にも書きましたが、5日、その新型車両について相模鉄道から発表がありました。

 11000系以来9年ぶりとなるこの新型車両は20000系と言います。最終的には16編成できる予定ですが、まずは12月に7000系の代替として1編成(10両)のみを導入する予定ですが(増備はJR直通線の開業後となります)、この20000系は2022年度下期開業予定の、相鉄・東急直通線用の車両としても使われます(幅の狭い東急目黒線にも対応しています)。なお、相鉄・JR直通線用の車両は現在検討中です。JRに乗り入れるなら、クロスシートがいるとか、トイレがいるとか、グリーン車がいるとかを考えないといけないのでしょう。相鉄だけで決められる話ではありません。

 それでは、「デザインブランドアッププロジェクト」のコンセプトを反映させた新型車両、20000系とはどういうものでしょうか? 車体の色は9000系リニューアル車両と同じ、新たな相鉄のイメージカラーである濃紺色、「YOKOHAMA NAVYBLUE」です。照明はLEDですが、時間帯によって色調が変化する、調色調光式です。そのほかも、都心に乗り入れる車両であることから、いろいろな取り組みを行っています。車内は、空調設備を工夫して天井を高くし、ガラスの荷棚、仕切り(荷棚まで届く大型のもの)、貫通扉を採用することによって、開放感のある車内としました。すべての車両にベビーカー、車いす用のフリースケースを設け、優先席の一部には両側に手すりを置くことによって立ち座りが簡単になる、「ユニバーサルデザインシート」を導入しています。座面の高さを上げ、下に荷物を置くこともできます。車内には空気清浄機もあり、駅に長時間停車するときは客自身がドアの開閉を行うことができる「個別ドアスイッチ」も備え付けられています。日差しを遮るブラインドを復活させ、車内に鏡もあります。

(追記)
 相鉄・JR直通線用の車両より先に相鉄・東急直通線用の車両をつくったのは、幅の狭い東急に対応するため、試験や訓練の必要があるからです。
(参考:相模鉄道ホームぺージ http://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/170605_01.pdf、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/sotetsu20000/、railf.jp http://railf.jp/news/2018/01/17/160000.html、:「鉄道ジャーナル」2018年4月号 鉄道ジャーナル社)

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相模鉄道、創業100周年で新型車両を投入か?

 12月に創業100周年を迎える相模鉄道。首都圏の大手私鉄では唯一東京に路線がないため、どうしても知名度に欠けるきらいがあります。そこで相鉄グループは2015年から「デザインブランドアッププロジェクト」を本格的に始動させています。駅舎や制服などの変更を行ってきました。

 車両についても1993年にデビューした9000系車両を、2016年にリニューアルしています。青とオレンジのラインが入った従来のデザインから、濃紺に変わったのです。座席は明るいグレー、ボックス席には本革を使用するなど高級感あるものになり、2016年度のグッドデザイン賞を受賞しています。相鉄は9000系のリニューアルを進める方針です。

 そして、以前にも簡単に触れましたが、創業100周年の目玉事業として新型車両を投入します。2009年の11000系以来の新型車両です。新型車両のデビューは早ければ2017年度中になります。細かいことはまだ決まっていませんが(ただ、外観は横浜をイメージした「ヨコハマネイビーブルー」が基調となるようです)、JR東日本や東急との相互乗り入れに対応したものになると思われます。
(参考:カナロコ http://www.kanaloco.jp/article/248395)

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相模鉄道、3月18日ダイヤ改正で朝にも特急

 相模鉄道は本日3月18日、ダイヤ改正を行いました。5日の相模鉄道本線星川-天王町間連続立体交差事業で下り線の切り替えが行われたのを受けてのことです。

 今回のダイヤ改正のポイントは、平日朝の上りでの特急運行時間帯の拡大。特急誕生当時から考えられていたことができるようになりました。海老名発を6:01~7:31発まで15分間隔で運行し、その後、日中パターンが始まる9:11まで20分間隔で運行します(休日は海老名発6:41から30分間隔で19時台まで運行します)。これにより横浜に7:30から8:30の間に到着する本数がほかの種別を含めて2本増え、混雑が緩和されます。

 日中については(平日、休日とも)、主に上り列車の出発時間を10分程度繰り下げることにより、横浜での混雑緩和等につなげます。毎時上下1本あった本線の快速を急行に変更することにより、特急以外の優等列車については、急行は横浜-海老名間に、快速は横浜-湘南台間に統一します。

 平日の夜間については、快速湘南台行きを横浜20時台から30分間隔で22:37発まで運行します。現行から40分の繰り下げです。一部の急行海老名行きの快速海老名行きへの変更も行います。

 深夜については、平日の横浜0:27発海老名行き最終電車を湘南台行きに変更するとともに、0:35発急行海老名行きを増発します。この急行は二俣川で横浜0:27発の湘南台行きに接続します。
(参考:相模鉄道ホームぺージ http://www.sotetsu.co.jp/train/info/336.html、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/161675)

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