オリンピック期間中は最終繰り下げ?

 2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピック。結構遅い時間まで競技が行われるようです。例を挙げると、さいたまスーパーアリーナで行われるバスケットボールの終了時間の予定は深夜0時。その最寄りのさいたま新都心から都心方面への最終は平日の場合、0:01です(蒲田行き、その後は赤羽行きならあります)。そのほか、有明を会場とするバレーボールもバスケットボールと同じように試合が多いため、終了時刻は0時近くになるようです。世田谷区の馬事公苑で行われる馬術のように、スポーツの特性(馬が暑さに弱い)から涼しい夜間に競技を行うこともあります。

 このように競技が終わって観戦から帰ろうと思っても、列車がないということが考えられます。すでに東京都と大会組織委員会は首都圏の鉄道会社に大会期間中の終電繰り下げを要請しるようで、鉄道会社も最終の繰り下げや臨時列車の運行についての検討を行っています。2002年のサッカーワールドカップにおいても深夜運転を行った実績があり、前向きに考えているところもあります。

 ただ、やみくもに最終の繰り下げを行うことはできません。正月のような一日だけでのイベントではなく、ある程度の期間続きますので、夜間の保守作業や工事に影響を及ぼすこともあります。最終の繰り下げはありがたいことかもしれませんが、夜間は線路の保守を行う貴重な時間ですので、そことの兼ね合いも重要で、さじ加減が難しいところです。
(参考:毎日jp https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20171017/k00/00m/050/101000c)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

東京メトロ、「デパート巡り乗車券」を復刻

 東京メトロの前身である東京地下鉄道株式会社、帝都高速度交通営団では、1932年から1941年までの間、「デパート巡り乗車券」というものを発売していました。デパートがある駅で1回ずつ途中下車できるもので、特に女性に人気だったようです。

 この「デパート巡り乗車券」を復刻します。特別デザインの東京メトロ24時間券3枚と銀座線沿線の9つのデパートで使うことができる特典クーポンがついた、「新春デパート巡り乗車券」です。特典クーポンを専用台紙につけて、1セット270円(1枚90円×3枚)で発売します。大人のみで、子供の発売はありません。

 「新春デパート巡り乗車券」は9000セット発売しますが(1人1セット限り)、購入するには抽選で権利を得る必要があります。Twitter、WEB、はがきのいずれかの方法で応募します。応募期間は11月20日から12月10日24:00まで(はがきは12月10日必着)、当選通知は12月15日以降にメールまたははがきでなされます。これで当選した人は、12月23日から12月29日までもしくは2018年1月4日から6日までの間、東京メトロ日本橋駅C4出入り口付近特設ブース(改札外)で購入することができます。発売時間は10~20時です。購入には当選通知のほか、本人確認書類が要ります。当選した人の氏名、生年月日がわかる運転免許証、健康保険証、パスポート、学生証、マイナンバーカード等の本人確認書類を持参する必要があります。東京メトロ24時間券は1月1日から31日の間で使用開始から24時間、特典クーポンは1月2日から31日の間、使えます。
(参考:東京メトロホームぺージ http://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20171115_123.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

LINEで地下鉄の席を譲る

 お腹の大きい妊婦は、しんどくて鉄道で座りたいと思っていてもなかなか言えません。そのまま車内で立たざるを得ないのです。反対に、そういう人に席を譲りたいと思っていても、目の前にいなければ譲ることはできません。また、席でスマホをじっと見続けていれば、目の前に妊婦がいても気が付きません。

 そこで東京メトロは、大日本印刷、LINE社と組んで、12月11日から15日までの5日間、東京メトロ銀座線の日中の8本の列車の最後尾車両内において、LINEを使って席に座りたい妊婦と席を譲りたい客とをつなぐ実証実験を行います。

 使いかたは次の通りです。この実験に参加したい人(「サポーター」)はあらかじめLINEで所定の登録をしておきます。登録は11月下旬以降にできるようになる予定です。そして実証実験当日、座席に座りたい妊婦がLINEに送信すると、周囲にいる「サポーター」にメールが届きます。スマホをずっと見ている人にもちゃんとメールが届くのです。座席を譲りたい「サポーター」がLINEに返信すると、妊婦に「サポーター」がどこにいるかを教えることができ、座席を譲ることができるのです。

 もちろん、スマホを介さなくても目の前の妊婦に気づいて席を譲ることができれば、それに越したことはないのですが、せっかくスマホという機械があることですから、それを活用する方法を使うことも悪い話ではありません。
(参考:東京メトロホームぺージ http://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20171106_g46.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

東京都、鉄道新設延伸計画に順位付け

 2016年度に出された、交通政策審議会による東京圏の鉄道整備に関する答申において、いくつかの路線の整備が盛り込まれました。これらの整備は横一線に行われるように見えますが、実はよく読むと優先順位がつけられています。東京都の路線で検討の深化や関係者間での合意形成などを進めるべきだとして、優先順位が高いのは、6つあります。すなわち、(1)羽田空港アクセス線新設 (2)新空港線(蒲蒲線)新設(矢口渡-京急蒲田間) (3)東京8号線延伸(豊洲-住吉間) (4)東京12号線延伸(光が丘-大泉学園町間) (5)多摩都市モノレール延伸(箱根ケ崎方面) (6)多摩都市モノレール延伸(町田市方面) です。以前東京都が挙げた路線に蒲蒲線が加わったのです。

 ただ、この6つをつくるだけでも交通政策審議会の試算によれば、約9600億円かかります。一気につくることは到底不可能です。そこで東京都は、この6路線について優先順位をつけることにしました。

 このうち、多摩都市モノレールについては、箱根ケ崎方面の建設が先になるようです。と言うのも、モノレールをつくるためには道路の整備が必要です。道路の上にモノレールができるのです。箱根ケ崎方面については、新青梅街道の整備が進んでいるからです。これに対して町田市方面は沿線人口が多いため、採算性は箱根ケ崎方面より優れているものの、肝心の道路の建設が進んでいないのです。

 蒲蒲線、東京8号線、東京12号線については沿線自治体の検討組織で採算性の検証等を行った結果、それなりの効果が見込めるとの結論を得ました。しかし、一番優先順位が高いのは、東京テレポート、田町、大井町から東京貨物ターミナルを経由し、羽田空港に行く羽田空港アクセス線になるとも言われています。東京の都心と日本を代表する空港とをダイレクトにつなぐため、広域的な整備効果はほかよりも大きいと見られているのです。

 なお、これらの順位付けについて、最終判断は都知事が行うようです。
(参考:日刊建設工業新聞ホームぺージ http://www.decn.co.jp/?p=93419)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

京成、10月28日ダイヤ改正で最終上り「アクセス特急」23時発

 京成等は10月28日に、ダイヤ改正を行います。

 今回も京成は成田空港アクセスの向上を中心に行います。「スカイライナー」を下りは14時台に、上りは13時台に1往復増発します。これにより、京成上野13:40~17:00発、成田空港13:18~17:39(休日は17:38)発が約20分間隔の運行となります。成田空港12:58発は12:38発になります。京成上野21:00発の「イブニングライナー」は京成成田行きから成田空港行きに延長されます。

 LCC利用者にとっては、無料の「アクセス特急」のほうが重要でしょう。こちらは深夜に繰り下げが行われます。現行は成田空港22:49発ですが、11分繰り下げて、成田空港23:00発となります。行先も変更され、現行の京成上野行きから金沢文庫行きになります。金沢文庫1:00着です(休日は西馬込0:28着)。京成上野方面には、青砥で通勤特急が接続します。北総鉄道はこれを受けて、印旛日本医大発印西牧の原行きの普通を新設します(平日は印旛日本医大23:24発、休日は23:19発)。成田空港の最終は23:03発の普通京成津田沼行きですが(京成津田沼23:50着)、運転区間が延長され、京成高砂0:10着となります(種別は快速になります)。さらに京成高砂では普通浅草橋行きに接続し、浅草橋には0:28に着きます。このほか、京成成田5:42発の快速京成上野行きは京成成田5:54発の快速特急羽田空港行きとなり(都営地下鉄から先は急行、「エアポート急行」)、早朝の通勤や羽田空港へのアクセスが便利になります。

 京急も売りは羽田空港アクセスの向上です。羽田空港国際線・国内線ターミナル駅の1日平均乗降人員は2016年で約11.1万人と、5年前に比べて約36.5%も増えています。今回は、比較的本数の少ない、早朝や深夜の横浜方面との改善を行います。平日は早朝から朝のラッシュ時間帯に羽田空港から横浜方面に直通する「エアポート急行」を3本新設します。休日は23時台に羽田空港から横浜方面に直通する「エアポート急行」を1本新設します。都営地下鉄は休日において、18~19時台の普通の一部を「エアポート快特」に変更します。上下合わせて3本が対象です。
(参考:京成ホームぺージ http://www.keisei.co.jp/information/files/info/20170915_104143584620.pdf、京急ホームページ http://www.keikyu.co.jp/company/news/2017/20170914HP_17084MT.html、北総ホームぺージ https://www.hokuso-railway.co.jp/hokuso-railwaycms/wp-content/uploads/2017/09/173ec6add28ce44285fa6bf1228b1bb5.pdf、東京都交通局ホームぺージ https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2017/sub_p_20170914_2_h_1.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

東京メトロ、「東京メトロ90日間全線パス」を180人にプレゼント

 今年(2017年)は、今の銀座線の一部である上野-浅草間が東洋初の地下鉄として開業(12月30日)してからちょうど90年の節目の年。

 東京メトロは地下鉄開通90周年の記念イベントを行いますが(詳細は10月中旬ごろに発表する予定です)、そのプレ企画として、有効期間中東京メトロ線内を何度でも利用できる「東京メトロ90日間全線パス」を抽選で180人にプレゼントします。「東京メトロ90日間全線パス」は無記名タイプの磁気式乗車証。10月27日から2018年1月24日の間、90日間乗り放題です。紛失しても再発行や払い戻しはできません。

 「東京メトロ90日間全線パス」が欲しい人は、9月5日から30日(23:59)までの間に、「地下鉄開通90周年特設サイト」で応募します。当選は1人1枚限りで、10月20日ごろに当選した人に賞品を発送します(当選結果は商品の発送をもって代えます)。当選した人の住所不明などの理由により賞品を発送できない場合は、当選を無効とします。
(参考:東京メトロホームぺージ http://www.tokyometro.jp/news/2017/189746.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

消えていく駅の水飲み場

 かつて駅のホームにあった、水飲み場。鉄道会社によって違いますが、全体としては減少傾向にあります。

 JR東日本は、いたずら防止とホーム上の導線確保を目的として、この6年間で約50か所の水飲み場を撤去しました。正直言って管理が必要で、お金を生み出さない水飲み場より、自販機のほうが儲かるでしょう。今後も駅の改修に合わせて撤去を進めていく方針です。

 東京メトロは、他社が管理する分を除いて、2018年5月までに全廃します。2015年1月時点では198か所もありましたが、急に消えていったのです。水飲み場を廃止する理由として東京メトロは、自販機の普及により利用者が減っていることを挙げています。かつてはウォータークーラータイプのものもありましたが、2014年度に全廃されています。

 これとは反対に、東京都交通局は、水飲み場を撤去することはしないようです。駅が公共の場であることを理由にしています。それどころか、車椅子の利用者でも使うことができるように、改良をしています。東武鉄道も廃止の考えはありません。

 中には、名古屋鉄道のように元から水飲み場がなかったり、JR東海のようにO157が問題になったときに撤去したところもあります。近鉄のように駅に上を向いて水が出る蛇口があるものの、水飲み場として認識をしていないところもあります。
(参考:「鉄道ファン」2017年10月号 交友社、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/76376/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

東京メトロ、都営との乗り継ぎ運賃値下げへ、全駅ホームドア設置へ

 東京には東京メトロと都営地下鉄という、2つの地下鉄があります。この2つの地下鉄を乗り継ぐと、当然ながら初乗り運賃が2回かかることになります。

 同じ都市にある2つの地下鉄を経営統合させるという話はありますが、東京メトロ自体は都営地下鉄に累積債務があることを理由に、統合には否定的です。逆に国が53.42%、東京都が46.58%を保有する(数字は2016年3月時点)東京メトロの上場については、国と同じく上場には賛成しています(東京都はサービス向上を優先させるため、東京メトロの上場には消極的です)。

 ただ、いろいろな事情があるとはいえ、同じ都市に地下鉄が2つもあり、運賃が別々なのはわかりにくいです。そこで社長に就任したばかりの山村東京メトロ社長は、東京メトロ、都営地下鉄の運賃の通算化を検討することを明らかにしました。料金の通算化とは、乗客が東京メトロと都営地下鉄を乗り継いだ場合、どちらかの会社の運賃に合わせることです。通算化すれば当然ながら乗り継いだ場合の運賃は下がりますが、東京メトロや都営地下鉄は減収となります。運賃の高い都営地下鉄に合わせるようですが、それでもどうやって減収分を埋め合わせるかも課題となり、2020年という目標に間に合わせることができるかはわかりません。

 話は変わりまして、ホームドア。通勤列車主体の東京メトロではホームドアの設置が進んでいますが(2017年度末で55%の98駅に設置予定)、全駅に設置されることが決まりました。計画が未定であった東西線も2025年度までに設置されることが決まったためです。2024年度までに1日10万人以上が利用する駅の整備を完了させ、2025年度までに全駅の整備を完了させます。
(参考:東京メトロホームぺージ http://www.tokyometro.jp/news/2017/188981.html、日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ29HG7_Z20C17A6000000/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

東急田園都市線に早朝通勤促進のための特急

 混雑する路線のひとつとして知られる、東急田園都市線。東急はこれまで「バスも!」キャンペーンなど、朝ラッシュ時の混雑緩和のための取り組みを行ってきました。

 そして、この夏新たに始める施策は、早朝時間帯の特急の運転。東急田園都市線では初めてのことです。7月11日から21日までの平日8日間に限りますが、臨時特急列車「時差Bizライナー」を運転します。「時差Bizライナー」は6:04に中央林間を出て、長津田、あざみ野、溝の口、渋谷と半蔵門線内の各駅に停まります。他社線との接続駅で乗降人員の多い駅に停車駅を絞ったため、二子玉川を通過するなど、急行に比べて5駅も少ないのです。渋谷着は6:43(押上着は7:15)なので、中央林間から39分で渋谷に着くことになります。渋谷8時台着の準急に比べて、中央林間から渋谷までの所要時間が約11分短縮されます(渋谷7時台着の急行に比べると2分短縮)。早朝の電車に乗った御褒美です。これに合わせて押上7:21発の長津田行き準急も運転されます(通常は半蔵門発)。なお、この「時差Bizライナー」の運転により、一部列車に発着時刻や退避駅の変更がありますので、御注意ください。

 東京メトロ東西線も同じ7月11日から21日までの平日、早朝に臨時列車「時差Bizトレイン」を運転します。西船橋6:15発快速九段下行きなど上下3本を運転します。

(追記)
 「時差Bizライナー」ですが、行先表示は「ライナー」となっています。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/file/170627-11.pdf、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/tokyu-denentoshisen/、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2017/06/27/229/、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/180339、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/75734/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

三峯神社での雲海鑑賞ツアーも元町・中華街発

 西武は時々、雲海で有名な三峯神社へのツアー列車を走らせています。

 次回の開催は5月26日、プレミアムフライデーの夜です(ただし、出発が遅いので、早退しなくても間に合います)。今回大きく変わったのは車両と出発地。「S-TRAIN」用40000系がデビューしたため、元町・中華街始発となります。当然ながら車両は40000系です。東京地下鉄、東急、横浜高速鉄道の3社も協力するのです。

 出発地はどういう基準で選んだのか、元町・中華街、多摩川、練馬、ひばりヶ丘(5月10日追加)の4か所。旅行代金は乗車駅によって異なり、10000~12500円です。列車とバスには女性でも安心して乗車できるように、女性専用エリアを設ける予定です。また、列車の中では星空の解説などの講座があります。ところで、出発駅の受付時刻は定められていますが、ダイヤは公開せず、ヘッドマークの設置もありません。

 三峯神社では絶景の雲海鑑賞をするとともに(もちろん自然現象なので、見ることができないことは当然あります)、夜明け前に輝く星を楽しむ「スターパーティー」も行います。星空の下で、サッポロの「黒ラベル」で乾杯を行います(1人1本、成人希望者に配布)。解散場所は西武秩父(9:00)か長瀞(9:30)のどちらにするかを、当日に選択することができます。朝食は地元グルメの「秩父わらじ味噌豚丼」です。加熱機能付き容器で出されます。

 申込先は元町・中華街発、多摩川発が西武トラベル(インターネット限定)、練馬発、ひばりヶ丘発が西武鉄道練馬駅観光案内所です。5月10日現在、元町・中華街発、多摩川発は残席わずかですが、練馬発、ひばりヶ丘発はまだ余裕があります。
(参考:西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2017/20170425_40000unkai.pdf、https://www.seiburailway.jp/guide/event-campaign-info/event/unkaitour.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧