羽田、早朝、深夜の国内線着陸料の割引拡大

 人気空港の羽田と言えども、早朝、深夜の時間帯には余裕があります。

 そこで国交省は4月から、早朝や深夜に羽田を発着する国内線の着陸料について、割引とする時間帯を拡大します。例えば羽田-新千歳線の場合は、羽田を20:30~0:00までの3時間半の間に出発する便が対象だったのですが、4月以降は22:00~翌6:59の約9時間の間に新千歳に到着する便が対象になります。

 国交省は羽田とほかの24時間空港、新千歳、関西、北九州とを結ぶ便の増便をさせたいと考えているようです。
(参考:北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0369839.html)

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関空と淡路島の定期航路、2017年4月運航開始へ

 関空と淡路島を結ぶ航路はかつてありましたが(淡路島側は津名港、洲本港を使っていました)、明石海峡大橋を経由する高速バスとの競争に負け、2007年3月に運航を休止しました。

 ところが、関空を利用する人は増えています。泉州地域と淡路島を結ぶ航路は深日港と洲本港の間で考えられていますが(その後どうなったのでしょうか?)、それとは別に関空-洲本港間で運航する計画があります。2017年4月の運航開始を目指しています。

 運航を計画しているのは、淡路市に本社のある淡路ジェノバライン。明石-岩屋間航路で使われている旅客船を改修するようです。200人乗りの船が1日6往復程度するようです。関空-洲本間の高速バスは遠回りをするため約2時間かかりますが、大阪湾をまっすぐ進むことができる船なら、半分の1時間程度で済みます。

 洲本港の駐車場の確保、関空での船着き場の確保、切符売り場など運航開始までに解決しなければならない課題が多く、運航開始が遅れる可能性もありますが、淡路島まで直行できるというメリットがあります。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/160929/wst1609290025-n1.html)

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東京メトロ、翻訳するメガホン導入

 近年、訪日外国人が増える傾向にあります。彼らは当然ながら全員が日本語がわかるわけではありません。ところが駅員も全員外国語を話すことができるわけではありません。

 そこで東京メトロが12月31日から導入するのが、メガホン型多言語音声翻訳サービス、「メガホンヤク」(「メガホンヤク」はパナソニックの商標です)。まず5台導入するのですが(さらに追加することを検討しています)、まずはじめに使うのは、初詣客でにぎわうと想定される浅草駅と明治神宮前(原宿)駅です。案内したい内容を事前に端末に登録しておくと(約300種類、これも定型文の追加登録を考えています)、災害などの異常発生時、大規模なイベント開催時などに、状況に合わせて日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で音声案内をすることができるのです。話したい内容は「メガホンヤク」にあるタッチパネルまたは音声照合機能によって選びます。事前に登録がいることから瞬時に対応することはできませんが、「ドラえもん」のひみつ道具に出てきそうなものです。すでにディスプレイ等で4か国語表示を取り入れてはいますが、それに「メガホンヤク」の音声案内を組み合わせることによって、訪日外国人に対してさらなる案内の充実を図ることができます。

 実はこの「メガホンヤク」、成田空港でも2017年1月から導入します(試行としてはすでに行っています)。他の場所でも導入の動きはあるかもしれません。

(追記)
 京成も成田スカイアクセスの4駅を除くすべての駅において、2016年12月5日までに「多言語拡声装置」の整備を完了しています。東京メトロとは別の会社(エジソンハードウェア株式会社)のものです。
(参考:東京メトロホームぺージ http://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20161220_118.pdf、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2016/12/16/193/、京成ホームぺージ http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/161208_01.pdf)

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バニラ・エア、成田、関空から函館に航空便を開設

 沖縄や奄美大島など、南のリゾート地を目指す路線が主体のバニラ・エア。そのバニラ・エアですが、2017年2月から3月にかけて、新路線をつくります。

 新路線は2017年2月19日に運航開始する成田-函館線、2017年3月18日に運航開始する関西-函館線、そして2017年2月18日に運航開始する成田-関西線です。成田-関西線は1日2往復、その他は1日1往復します。函館に国内のLCCが行くのは初めてのことです。成田-函館線は、すでに1日7往復もある成田-札幌線と合わせて北への2つ目のルートとなるとともに、北海道新幹線と組み合わせて周遊することができます。一方、関空からは貴重な函館便です。運賃は成田-函館線が4990円から、関空ー函館線が5890円からなどとなっています。機材は180人乗りのものを使います。

(追記)
 バニラ・エアは2017年3月26日から、関空-奄美線の運行を開始する予定です。2014年から運航している成田-奄美線が好調なのを受けてのようで、1日1往復します。
(参考:バニラ・エアホームぺージ https://www.vanilla-air.com/jp/news/2507、日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO09837430S6A121C1L41000/、南日本新聞ホームぺージ http://373news.com/_news/?storyid=81292&sp=1&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter)

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南海、2017年1月ダイヤ改正で「ラピート」、「空港急行」増発

 関空を利用する人が増加しているため、南海空港線の利用も増えています。それに対応するため、南海も対策を行うというは以前にも書きましたが、それが実現します。2017年1月28日に南海本線、空港線などのダイヤ改正を行う予定なのです。ちょうど2017年1月に関空の新ターミナルができるのです。

 主な内容は、(1)早朝時間帯の利便性向上、(2)深夜時間帯の利便性向上、(3)混雑緩和策 の3つ。まず(1)は、5時台の下り空港急行を1本増発するとともに、休日の「ラピート」を上下1本ずつ増発します。下りは難波6:00発、上りは関西空港7:06発です。(2)は、23時台の上り空港急行を2本増発し、関西空港発最終列車の発車時刻を15分繰り下げます。23:55発の空港急行です。「ラピート」も上下1本ずつ増発します。下りは難波22:00発、上りは関西空港23:00発(休日は22:55発)です。(3)は、空港急行を増発し、しかも8両編成の運転本数を倍増させます。これで空港線全体に占める8両編成の列車の割合は3割を超えます。必要な車両は大型手荷物を置くスペースがある8300系の増備で賄います。毎年12両ずつ製造し、70両程度にまで増やします。

 さて話は変わりますが、関空と伊丹の両空港を運営する関西エアポートは、関空に到着した国際線客を対象に、航空機に預けた荷物をそのまま南海の難波まで運んでくれるサービスを導入するようです。2020年の東京オリンピックまでに導入する予定です。国内では今のところ、関空だけがこのサービスを導入する予定です。なお、関空には南海のほか、JR西日本も乗り入れていますが、南海は関西エアポートに出資しているため、南海で導入することにしたのです。関空開港当初は難波などでも搭乗手続きができ、荷物も預かってくれるというサービスがありましたが、2001年に廃止されました。今回行おうとしているのは、その逆なのです。

(追記)
 今回のダイヤ改正で難波0:08発の泉佐野行き急行が走ることになりました(平日、休日とも)。この急行はかつて関空開港前に多数走っていた「白線急行」(通称、方向幕に白線がついていることから名づけられました)の復活で、春木にも停車します。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/161117_2.pdf、http://www.nankai.co.jp/traffic/jikoku/pdf_new/namba/n_01.pdf、日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17HTM_X11C16A1TI5000/、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/161023/wst1610230019-n1.html、railf.jp http://railf.jp/news/2017/01/31/180000.html)

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Peachの機内で車を販売

 Peachはドイツの自動車メーカ、フォルクスワーゲン(VW)の日本法人とブランド戦略で協力することになりました。航空会社と自動車メーカーがこのような協力をするのは日本では初めてのようです。

 それに伴ってVWは人気車種「ザ・ビートル」のボディーの色に、新しくピンクを加えました。300台限定で11月9日から6か月間、機内で販売します。さらにそのうち5台は特別限定車、「ピーチエディション」として、Peachの搭乗者のみに先着順で購入することができます。12月20日までです。「ピーチエディション」はピンク色の車体にPeachのロゴがドアについたものです。希望小売価格はどちらも税込307万円です(「ピーチポイント」が1台につき10万円分つきます)。

 また、Peachは「ザ・ビートル」をラッピングした機体を6か月間運航します。関空内では同じく6か月間、「Peach」のラッピングをしたランプカー5台が走ります。
(参考:東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016110901001846.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2016/11/09/285132.html、日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09HL4_Z01C16A1TI5000/、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2016/11/09/490/)

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2017年1月開業の関空新ターミナルは第2ターミナルビル(国際線)

 急増する訪日外国人需要に対応するため、関空は新しいターミナルの建設を進めています。2012年10月に第2ターミナルをつくり、LCCのPeachが使ってきましたが、その隣に新しいターミナルをつくっていました。これまで第3ターミナルと言われていたものですが、関空を運営する関西エアポートからその新しいターミナルの名称が発表になりました。第2ターミナルビル(国際線)です。これに合わせて、現行の第2ターミナルは第2ターミナルビル(国内線)になります。

 拡張された第2ターミナルは敷地面積が倍以上に広くなり、6.6万平方メートルになります。搭乗口は11増えて21になり、国内線は年間550万人、国際線は年間285万人が利用できるようになります。駐車場はすでに4月に拡張済みで、1600台を停めることができます。従来より700台の増加です。

 国際線側の保安検査場は、利用者の待ち時間の短縮を図るため、ある工夫がなされています。手荷物のX線検査レーンの長さを17メートルにします。国内の空港では7メートルよりもかなり長いです。レーンが長くなると、多くの人が手荷物検査を受けられるようになります。手荷物を載せるトレーも自動で流れるようにし、1時間当たりの処理人数は180人から300人に増えます。ボディーチェックも改善されます。現在は金属探知機と係員が体に触れる接触検査の2つで対応していますが、これにボディースキャナーを加えます。利用者の待ち時間は従来の1/3に短縮されるようです。

 出国審査を終えたら、ショッピングエリアがあります。国内の空港では初めてのウォークスルー型で、免税店、物販店、レストラン、ATM、両替所があります。関西エアポートとしては保安検査で浮いた時間で買い物をしてもらいたいと思っています。

 新しい第2ターミナルにはPeachのほか、春秋航空も加わります。第2ターミナルビル(国際線)は、予定より若干早くなり、2017年1月になります。

(追加1)
 新しいターミナルは2017年1月28日に開業します。

(追記2)
 関空の新しいターミナルの開業時期が前倒しになったのは、中華圏の旧正月に当たる春節に対応するためです。しかし、春秋航空は、繁忙期に新ターミナルに移ると混乱するとして、新ターミナルの利用開始を2017年3月にずらすことにしました。

(追記3)
 新しいターミナルの開業に合わせて2017年1月28日にダイヤ改正を行い、関空を発着するリムジンバス全てが第2ターミナルに乗り入れます(第2ターミナルに22時以降に到着する便を除きます)。和泉市南部リージョンセンターへの停車が取りやめとなります。
(参考:Aviation Wire http://www.aviationwire.jp/archives/103145、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20161029-OYO1T50047.html、http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20161223-OYO1T50005.html、http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170114-OYO1T50011.html、関西空港交通ホームページ http://www.kate.co.jp/info/detail/113、南海バスホームぺージ http://www.nankaibus.jp/future/201701192.html)

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国境周辺の離島への運賃、JR並みに値下げ

 どうしても離島への交通は不便で、値段も高くなってしまいます。経済原則から言えば当たり前のことです。

 ただ、日本の周りには国内の不満をそらそうと、日本を敵とみなしている国が見られます。外国資本による土地の買収が目立つところがあります。離島は領海や排他的経済水域を保全する拠点としても重要です。そこで政府は、超党派の議員立法で成立した有人離島保全特別措置法に基づく事業として、国境周辺の離島へ新たな交付金を出すことにしました。利尻、礼文、隠岐諸島、対馬、トカラ列島など8都道県の71島が対象で、2017年度予算案に約50億円を計上しています。

 この交付金の主な使途は、本土とを結ぶ船や航空機の運賃助成です。本土とを結ぶ約60便のうち、関係自治体が値下げを希望する便に対して、国が減額分の約半分を負担するものです。値下げによって、住民が利用するときは、船の場合はJRの在来線並み、航空機については新幹線並みの運賃にするようにします。一定の地元産品や物資などについても値下げを行います。またこれとは別に、離島のガソリンスタンドにも約30億円を補助し、本土よりも1リットル当たり6.9~14.6円高いガソリン価格の引き下げも行います。
(参考:時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100500739&g=pol、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161029-OYT1T50121.html)

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関空、中部にカプセルホテル

 LCCが多数就航している関西空港。これまで、格安で泊まることのできるカプセルホテルがありませんでした。早朝・深夜便の利用客がやむなくターミナルロビーのソファで寝ることもよく見られるようです。

 そういう中、首都圏などでカプセルホテルを運営するファーストキャビン(本社:東京都)が、2017年3月に関空のエアロプラザに「ファーストキャビン関西空港」(仮称、153室)をオープンさせます。訪日外国人を狙って「和」を意識した木目調の内装にし、大浴場や共用スペースも設けます。料金は未定ですが、1泊5000~6000円の予定です。乗り継ぎなどのための昼間の利用もできます。

 このような空港内カプセルホテル設置の動きは関空だけではありません。中部空港にもできます。ターミナルビルの1階(もともと有料待合室やトイレがあった場所)にできるのは、「TUBE Sq<チュウブ・スクウェア>」という名前で、Tube(本社:東京都)が運営します。2017年2月か3月にオープンする予定で、男84室、女54室の合わせて138室あります。昼間の仮眠やシャワーといった、デイユースもできます。手塚治虫の漫画を電子書籍(日本語、英語、中国語)で読むことのできる「TEZUKA SPOT」の導入も決定しています。なお、料金は未定です。
(参考:日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05893750Z00C16A8LDA000/、朝日新聞10月20日朝刊 中部14版、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20161021-OYTNT50071.html、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2016/10/13/337/)

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新幹線は北海道へ(1)

 出発1時間前に見たメールで事態は大きく変わった。搭乗前日の夕方になって乗る予定だったPeach(関空8:30発新千歳行き)の欠航が判明したのである。事前に泉佐野市に「ふるさと納税」をして「ピーチポイント」をもらい、早々と予約したものの、これでは旅行の計画が崩れてしまう。大急ぎで計画を組み替え、乗る予定だった大阪への夜行バス(ウイラーアライアンス)もキャンセルする。代わりに選んだのが、中部空港発のジェットスター。中部空港7:10発なので、一晩を自宅で過ごし、早朝に出発する。なお余談だが、この話は出発直前にパソコンのメールを見ておいたから対応できたのである。関空に着いてからなら対応できなかっただろう。これからは旅行中でも情報が入るように、携帯電話のメールも登録しておいたほうがよさそうだ。

 夜明け前の5時、まだ暗い。雨が降っている。バスのない時間なので、千種まで歩く。ちょうど雨の激しいときで、歩いているうちに濡れる(しかも腹立たしいことに千種に着くころには小降りになっていた)。途中のコンビニで、朝食用のパンを買う。

 千種から中央線に乗って金山へ、そして金山から名鉄で中部国際空港へ。金山からは5:40発の快速急行に乗る。5700系の4両編成、貴重な2扉転換クロスシートである。2人掛けの座席を1人で座ることができるぐらいの混み具合で、私も転換クロスシートに座る。中部国際空港まで行くのはトランクのような大きい荷物を持った人ばかりと思っていたら、小さい荷物しかない人も結構多いのは意外だ。

 空港の有人カウンターでチェックインをする。手荷物は持ち込むことのできる範囲内だったので、追加料金は払っていたもののそのまま持ち込む。手荷物検査で水筒を機内に持ち込むことを申告すると、中身を少し飲むように言われる。中身を飲ませるというのは簡単で効果的な検査方法なのだろう。危険物なら飲めないからだ。時間になり、機内に乗り込む。観光客を中心によく乗っている。定刻の5分ほど前に動き始めるが、離陸はそれから10分ほど経った7:15ごろ。いったん南に向けて飛び立ったがすぐに北東に向きを変え、北の大地に向かう。下界は雲ばかりで、地上の様子がまったく見えない。機長のアナウンスでは新潟付近を飛んでいるとのことだが、雲しか見えないので、どこを飛んでいるのかわからない。地上の様子がわかるようになったのは、着陸の直前。ただし北海道に航空機で行くことは少ないため、どのあたりかはわからない。予定より10分ほど早く新千歳に到着した。涼しい、というより寒く感じる。

 新千歳空港の「みどりの窓口」で「北海道&東日本パス」を買う。新千歳空港9:15発の「エアポート93号」に乗る。733系の6両編成。ロングシートだが、4号車のみ指定席の「uシート」となっている。2号車のロングシートに座る。新千歳空港を出たときには空いていたが、途中駅でだんだん乗って、座席が埋まってくる。札幌には少し遅れて9:55に着いた。

 次は(北海道医療大学まで電化された)学園都市線に乗るが、札幌10:20発までない。少し時間がある。駅の外に出て、今晩乗る函館への夜行バス(北海道バスの「函館特急ニュースター号」)の乗り場を調べておく。札幌10:20発のあいの里公園行きに乗る。731系と733系の6両編成である。「エアポート93号」で733系に乗ったので、731系にする。731系も同じ3扉ロングシート。少し前の車両なので、ステップがある。途中で「uシート」のついた6両編成とすれ違う。「エアポート」に733系が投入されたので、追い出されたのであろう。普通列車として使われるときは「uシート」も自由席扱いとなる。指定席料金を払わずにいい椅子に座ることができるお得な車両だ。

 新琴似で降り、札幌市営地下鉄の麻生まで歩く。駅前の道をまっすぐ5分ほど歩くともう地下鉄の入口だ。自動券売機で市電との乗り継ぎ切符を買う。本来420円かかるところが、割引が適用されて340円で済む。地下鉄は7分間隔で運行されている。麻生を出た時点では空いていたが、だんだん増えてきて、一番多かったのはさっぽろ−大通間だ。すすきので降りる。2015年の年末に環状運転を開始した札幌市電に乗る。新規に開業した狸小路から外回りに乗る。狸小路は西四丁目とすすきのの中間の停留所だ。路面電車は道路の真ん中を走ることが多いが、ここ新規に開業した区間は道路の端を走る。歩道から車道を渡ることなく直接路面電車に乗ることができるので便利。ただ気をつけないと歩道とホームの間に段差があるところもあるから注意が必要である(スロープが整備されている入口はもちろんある)。新型の路面電車に乗りたかったが、少し前を走っているようなので断念する。狸小路で乗ったときは乗客が少なかったが、地下鉄と並行しなくなったところから人が増え始める。地下鉄から離れたところでは路面電車は重要な交通機関なのだ。大通に近い西四丁目で降りる人が多く、元通りの空いた車内に戻る。私はちょうど一周した狸小路で降りた。55分ほどかかった。

 暑くないので札幌駅まで地上を歩いていく。大通公園でイベントをやっているので寄ることにする。実は大通公園で「さっぽろオータムフェスト」というイベントをやっていたのだ。大通公園にたくさんの屋台が立ち、賑わっている。結局お昼は屋台で売っていたジンギスカンにした。昼間から生ビール(「サッポロクラシック」)もつけて。デザートはほかの屋台に行って、興部町のミルクでつくったソフトクリームのはちみつがけにした。

 次に目指すのは増毛、12月4日で廃止になるところだ。札幌からは13:03発の岩見沢行きに乗る。733系の3両編成である。江別までの間で降りる人が多く、終点に着くころにはかなり空く。岩見沢からは14:00発の旭川行きに乗る。こちらは721系の3両編成。乗客は少ないが、滝川での乗り降りが目立つ。札幌で特急の出た直後に出発したため、深川まで抜かれない。時間はかかるが先着する組み合わせである。深川に14:57に着くが、留萌線の次の列車まで1時間以上あるので、待合室で時間をつぶす。その次の列車、深川16:09発の増毛行きに乗る。旭川始発でキハ54の1両編成である。特急から持ってきたと思われるリクライニングシートが真ん中を向くように設置されている。座席の向きは変えることができないようだ。(続く)

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