熊本空港への鉄道構想

 熊本の空の玄関、熊本空港。今は鉄道が走っていませんが、以前から空港への鉄道建設計画があります。2004年度から豊肥線三本木で分岐して、県民総合運動公園を経由して熊本空港に至るルートの整備を検討していましたが、初期投資の自治体負担が224億円以上もかかり、採算をとることができるほどの利用者がいないことがわかったので、2007年度に断念しました。現在の熊本空港への公共交通機関はバスで、熊本駅からは1時間ほどかかり、空港への道路はラッシュ時を中心に渋滞が激しいです。

 ところがこの鉄道構想、再び出ているのです。沿線人口が増え(豊肥線沿線の菊陽町や大津町の人口が増えています)、空港が民営化されるので(国交省は2020年度に空港の民営化を行う予定です)、空港への鉄道の需要も増えると見込んでいるのです。全国的な傾向である、訪日観光客の増加も再検討をする要因です。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171203-OYT1T50045.html)

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伊丹に降車専用レーン

 関空と伊丹を運営する関西エアポートは、11月20日から、伊丹空港に一般車降車レーンを設置しました。

 伊丹空港にももちろん駐車場はあります。30分まで無料なのですが、慢性的な混雑が続いています。降車なら短時間で済み、わざわざ駐車場に入るほどではありません。そこで設置されたのが、降車専用レーンなのです。

 この降車専用レーンは、大阪モノレールの駅付近に、南北2か所設置されるものです。周辺施設からの送客や車両の回送などの営業目的ではない、全長6メートル未満の普通車のみが利用できます。それぞれ6台が入ることができ、5分までは無料なのですが、5分を過ぎると有料になります。5分を超え10分までが400円、そこから5分ごとに200円増えます。クレジットカードや電子マネーでも支払うことができます。
(参考:伊丹空港ホームぺージ https://www.osaka-airport.co.jp/notices/1008、Aviation Wire http://www.aviationwire.jp/archives/134326)

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新潟にPeach

 関空をベースに国の内外に路線網を広げる、LCCのPeach。2018年3月1日から、新たな路線が加わります。その路線は新潟-関西線。新潟発着のLCCはチャーター便を除くと日本では初めてです。また、新潟-伊丹便はたくさんありますが、新潟-関空便は18年ぶりの復活です。

 当面は2018年3月24日までの運航で、ダイヤは新潟13:35発関空15:10着、関空12:00発新潟13:05着の1日1往復です(180人乗りの機体使用)。通常運賃は4190~23090円で、10月31日からすでに発売しています。搭乗率の目標は75~80%で、その時の状況を見ながら運賃などを決めるようです。

 新潟県は訪日外国人の宿泊客数で長野県や石川県に比べて劣ります。このPeachの新潟-関西線には、訪日外国人を関空を経由して新潟県に来てもらいたい、という意図があります。新潟県の人もPeachを使って、関空から海外に出やすくなります。
(参考:Peachホームぺージ https://corporate.flypeach.com/cms/wp-content/uploads/2017/10/171031-Press-Release-J.pdf、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22947550R31C17A0L21000/、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/171101/rgn1711010045-n1.html)

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名鉄バスが名鉄バスセンター・栄-県営名古屋空港間にバス

 これまで名古屋の中心部から県営名古屋空港へのバスは、あおい交通が運行しているだけでしたが、10月1日からは名鉄バスも運行することになります。

 名鉄バスの県営名古屋空港へのバスは、名鉄バスセンターから、伏見町、錦通本町、栄(オアシス21)を経由し、県営名古屋空港に至るもの。参考にしたプレスリリースを見る限りでは名古屋高速を走行し、豊山町内ではほかに豊山町社会教育センターにも停まります(名古屋市内、豊山町内のみの利用はできません)。名鉄バスセンター発が6時台から17時台までの12本、県営名古屋空港発が9時台から21時台までの13本です。名鉄バスセンター-県営名古屋空港間が33~35分で700円、栄-県営名古屋空港間が18分で600円です。支払いには現金のほか、交通系ICカードも使えます。あおい交通のバスだと県営名古屋空港から栄には行くことができますが、逆はできないので、面白い路線です。
(参考:名鉄バスホームぺージ http://www.meitetsu-bus.co.jp/info/detail/510)

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阪急、梅田直結線を建設か?

 現在、大阪モノレールが乗り入れている伊丹空港ですが、新たな鉄道が乗り入れる構想があるようです。

 それは阪急。阪急宝塚線の曽根から分岐して伊丹空港まで約3キロの地下鉄道をつくるのです。現状では大阪の都心から伊丹空港に行くのに、現状ではリムジンバスに乗るか蛍池でモノレールに乗り換えないといけないのですが、この線路ができると梅田-伊丹空港間が1本の線路で結ばれます。これまで伊丹空港への鉄道構想はいくつかありましたが、これは梅田からダイレクトに結ぶ鉄道構想です。

 すでに7月から近畿運輸局などと検討を行っています。大手私鉄のほか、有識者、大阪府、兵庫県、関西エアポート(関空や伊丹空港を運営)などが参加しています。なにわ筋線の調査がまとまる2018年夏ごろに、需要予測や事業採算などを考慮して事業化するかどうか判断するようです。もっとも、市街地に地下で鉄道を建設することから、たった3キロでも事業費が1000億円になるとも言われています。どうやらなにわ筋線の建設が優先されるようで(十三と新大阪を結ぶ、新大阪連絡線もあります)、実現したとしてもすぐにはできるわけではないようです。何といっても急がれるのは、国際空港である関空へのアクセスですから。国内線も関空から発着すればよく、わざわざ伊丹を使う必要もありません。
(参考:朝日新聞ホームぺージ http://digital.asahi.com/articles/ASK9136F4K91PLFA001.html?rm=426、神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201709/0010515024.shtml、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/170901/wst1709010036-n1.html、財経新聞ホームぺージ http://www.zaikei.co.jp/article/20170902/396202.html)

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Peach、関空から道東方面に新路線?

 LCCのPeachで、関空から北海道への便は、関空-新千歳線だけです。ところが、以前にも簡単に書いたのですが、北海道のほかの空港への便ができるかもしれません。

 Peachが考えている就航先は、道東。釧路、女満別、中標津の3つです。釧路や女満別は今でも季節限定ながら就航していたり、かつて就航していたところですが、中標津は全く実績がなく、就航すれば初めてのことになります。知床にも近い空港です。

(追記)
 Peachは、2018年夏から、関空-釧路間の定期航路を開設します。1日1往復です。
(参考:北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0399075.html、https://www.hokkaido-np.co.jp/article/146223)

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フジドリームエアラインズ、関空から北海道へ

 富士山静岡空港や県営名古屋空港を拠点にしている、フジドリームエアラインズ。定期路線のほか、チャーター便の運航も行っています。設立当初の2009年から行っていて、夏は北海道へ、冬は沖縄の離島や奄美へ飛んでいます。

 このフジドリームエアラインズ、関空との縁が薄い航空会社ですが、2015年から北海道へのチャーター便を運航しています。新千歳はともかく、ほかの空港への便は乏しいのです。というか、函館以外は就航していないのです。話をフジドリームエアラインズのチャーター便に戻します。2015年度は関空-稚内間が4便、関空-中標津間が2便と少なく、搭乗率は40%台に留まりました。しかし2016年度は関空-稚内間が19便、関空-中標津間が6便と増やしたことにより、旅行会社から認知されるようになり、搭乗率はともに90%台となりました。

 2017年はさらに増えます。関空-稚内間は22便も増え41便、関空-中標津間は1便増えて7便になります。76席または84席の機材を使います。国内の旅行会社のツアーとして使われ、搭乗率は8割以上の見込みです。
(参考:トラベルビジョン http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=76864)

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関空に連節バス

 関空の第2ターミナルは駅と直結していないので、関空まで鉄道で来た人も、最後はバスのお世話にならないといけません。南海バスがエアロプラザ(第1ターミナル)と第2ターミナルの間を結んでいます。第2旅客ターミナル線といいます。

 このバスですが、現在1日平均で1万人以上の人が利用しています。その第2旅客ターミナル線に南海バスは4月28日から、連節バスを2両導入します。空港内の路線バスでは全国初、そして空港外を含めても大阪府では初の事例となります。連節バスは最新の日本の排出ガス規制と同等のヨーロッパの排出ガス規制をクリアしたメルセデス・ベンツ製の新型車両で、全長は18メートル余り、従来の標準ノンステップバスに比べて約2倍の100人程度が乗車できます。

 南海バスはこの連節バスの導入により、乗車待ち時間の短縮、車内の混雑緩和(特に朝や夜が混んでいます)など、乗客の利便性や快適性の向上を狙っています。
(参考:南海バスホームぺージ http://www.nankaibus.jp/var/rev0/0001/5848/2017413102325.pdf、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/170413/wst1704130069-n1.html)

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羽田、早朝、深夜の国内線着陸料の割引拡大

 人気空港の羽田と言えども、早朝、深夜の時間帯には余裕があります。

 そこで国交省は4月から、早朝や深夜に羽田を発着する国内線の着陸料について、割引とする時間帯を拡大します。例えば羽田-新千歳線の場合は、羽田を20:30~0:00までの3時間半の間に出発する便が対象だったのですが、4月以降は22:00~翌6:59の約9時間の間に新千歳に到着する便が対象になります。

 国交省は羽田とほかの24時間空港、新千歳、関西、北九州とを結ぶ便の増便をさせたいと考えているようです。
(参考:北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0369839.html)

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関空と淡路島の定期航路、2017年4月運航開始へ

 関空と淡路島を結ぶ航路はかつてありましたが(淡路島側は津名港、洲本港を使っていました)、明石海峡大橋を経由する高速バスとの競争に負け、2007年3月に運航を休止しました。

 ところが、関空を利用する人は増えています。泉州地域と淡路島を結ぶ航路は深日港と洲本港の間で考えられていますが(その後どうなったのでしょうか?)、それとは別に関空-洲本港間で運航する計画があります。2017年4月の運航開始を目指しています。

 運航を計画しているのは、淡路市に本社のある淡路ジェノバライン。明石-岩屋間航路で使われている旅客船を改修するようです。200人乗りの船が1日6往復程度するようです。関空-洲本間の高速バスは遠回りをするため約2時間かかりますが、大阪湾をまっすぐ進むことができる船なら、半分の1時間程度で済みます。

 洲本港の駐車場の確保、関空での船着き場の確保、切符売り場など運航開始までに解決しなければならない課題が多く、運航開始が遅れる可能性もありますが、淡路島まで直行できるというメリットがあります。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/160929/wst1609290025-n1.html)

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