大分のホーバークラフト、今月末で廃止

 大分の空の玄関、大分空港へのアクセスは、バスのほかにホーバークラフトがあります。ホーバークラフトは、1970年に空港が大分市内から現在の場所(国東市)に移転して以来、その速さを武器にバスに対抗してきました。大分駅前から出ている連絡バスで16分のところにある乗り場から、30分で空港に着きます。トータルで約50分です。これに対してバスは値段は約半額の片道1500円(ホーバークラフトは連絡バスを含めて、片道3140円)で済むものの、60分かかります。

 しかし、道路の整備(ホーバークラフトとバスの所要時間の差は10分しかありません)や空港利用者そのものの減少により、売り上げは減少。1996年度まで9億円台あった売り上げが、2008年度には6.2億円にまで減少しました。この時点で5000万円の債務超過に陥ったのです。今年度も赤字の見込みで、回復の見込みもありません。しかも、ホーバークラフトのメーカーから2016年度に部品の供給を停止するとの連絡があり、9月30日に運営会社の大分ホーバーフェリーは、民事再生法の適用を申請しました。今月末で運航を停止し、会社は清算する方針です。

 少し前、テレビでホーバークラフトを見ましたが、一度ぐらいは乗ってみたかったですね。大分ホーバーフェリーは、そういう人のために、往復乗船券も売っています。空港や大分市内に5時間しか滞在できませんが、料金は格安の2800円。片道運賃より安いです。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000018-nnp-l44、大分ホーバーフェリー株式会社ホームページ http://www.oitahover.co.jp/index.html)

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やまぎんレトロラインに乗ってきました(11)

 コンビニに併設している切符売り場で乗船券を買い、門司港行きの船に乗る。桟橋は浮いているので、よく揺れる。門司港への船は高速船だが、小さいため、その停まっている船もよく揺れる。

 唐戸を出た船は、門司港に向かう。波をものともせず。ときどき、波しぶきが窓ガラスにかかる。門司港にはたった5分で着いた。

 夕食は、門司港名物の焼きカレー。御飯の上にカレー、チーズ、卵などを載せ、グラタン風にオーブンで焼く料理である。現在、門司港では少なくとも25もの店で焼きカレーを提供している。こういうハイカラな料理が名物になっているのは、門司港が九州の玄関口(戦前は、関門トンネルはなく、下関から連絡船で門司港に渡っていた)、海外との貿易の拠点だった証だろう。もっとも、焼きカレーの誕生は、戦後、1960年ごろのようだ。

 行きの船と違って、帰りのバスには当然ながら風呂はない。駅員に教えてもらって、門司駅の北側(歩いて10分ほど)にあるスーパー銭湯に行く。750円と少々高いが、風呂に入らずに一晩過ごすわけにはいかない。(続く)

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やまぎんレトロラインに乗ってきました(3)

 新門司港の到着が5:20と早いので、朝の食堂・風呂の営業はなし。しかし、エントランスホールの前ではおにぎりなどの軽食の販売をしているし(私は買わなかったが、買って食べている人も多かった)、シャワーの利用もできる。5:28ごろ、フェリーは新門司港に着いて、九州に上陸する。定時の到着といっていいだろう。

 新門司港には公共交通機関でアクセスすることができないため、フェリー会社(名門大洋フェリー)が門司・小倉までのバスを用意してくれている。フェリーが到着して10分ほどで発車。港のあたりは港湾施設ばかりで何もなかったが、山を登りトンネルをくぐると、住宅が立ち並ぶ。バスは坂を下りていく。門司でほとんどの客が降り、小倉まで行く人はほとんどいなかった。案内では小倉までは40分かかるとのことであったが、実際には25分で着いた。

 小倉では時間に余裕があるので、乗車券やオレンジカードを買い求め、帰りの高速バス乗り場を調べておく。(続く)

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やまぎんレトロラインに乗ってきました(2)

 船旅のいいところは、船の中で食事や入浴を楽しむことができること。列車にも「食堂車」というものがあるが、連結されているのは豪華寝台列車ぐらいで、絶滅危機種である。大きな面積を要する風呂は、船固有の設備。列車では、シャワーがあれば上等だ。食堂は17:00の出港とともに営業を開始するが、待っている人が多く、行列ができていたので、先に風呂に入ることにする。風呂は出港前の16:00から22:00まで入ることができる。

 風呂に入った後も、デッキから明石海峡大橋を眺めるなどしばらくゆっくりしていたら、食堂から案内放送が入ってきた。18:30になってお腹も空いてきたし、食堂にもすぐ入ることができるようだ。食堂はバイキング方式のレストラン。ソフトドリンクも飲み放題だ。レジで1500円を払う。これで90分、船内で食事をすることができるのだ。移動している乗り物の中で温かい食事をとることができるのはありがたいサービスだ。1時間あまり経って食堂を出るころには、すっかり暗くなっていた。

 デッキに出て船が瀬戸大橋を通過するのを見てから、寝ることにした。小さな振動が続くので、完全には熟睡できなかった。(続く)

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やまぎんレトロラインに乗ってきました(1)

 九州に行くのに最初に乗ったのが「アーバンライナー」。九州へ行く直通の夜行バスもあるのだが(帰りは乗った)、例の高速道路1000円乗り放題の影響で、渋滞に巻き込まれる危険性もある。フェリーならそのような渋滞はないだろう。そこで、夜行バスなら夜になってから出かければいいのに、半日かけて近鉄で大阪まで行き、そこからフェリーに乗ることを選択したのだ。

 フェリー乗り場には、なんばから四つ橋線、ニュートラムで行けばよいのだが、いつもの習慣で(南海との乗り換えに便利な)東側に出てしまった。御堂筋線で大国町まで行き、そこから四つ橋線に乗り換える。

 ニュートラムのフェリーターミナルで下車。長い橋を渡る。フェリーターミナルでインターネットで予約したときに出てくる乗船申込用紙を渡し、乗船手続きを行う。インターネット割引(繁忙期を除いて2割引き)やら「ワンランクアップキャンペーン」(2等洋室の値段で特2等洋室が利用できる)で、たった5700円で済んだ(定価は8300円)。

 フェリーターミナルでは聞きなれない言葉が行き交っていると思ったら、韓国からのツアー客。待合室から彼らが出ていくと(時刻表で見る限り、韓国行きの便はないようだ。どこ行きの船に乗ったのだろうか?)、とたんに静かになった。

 指定された特2等洋室は、8人個室。左右に2段ベットが並び、ユースホステルの相部屋のよう。上段が割り当てられたが、柵は小さく、寝相の悪い人なら落ちてしまいそうだ。(続く)

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やまぎんレトロラインに乗ってきました(0)

 みなさん、おはようございます。

 3連休の間に(18~20日)、4月に開業したやまぎんレトロラインに乗ってきました。また、往復には船と高速バスを使い、違いを確かめてきました。

 明日から何回かに分けて、そのときの乗車記を書きます。

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コンビニ決済に挑戦!

 5月に計画していながら、延び延びになっていた九州旅行。3連休中に行くことになりました。

 昨晩のうちに行きのフェリー(名門大洋フェリー、大阪南港→新門司港間)、やまぎんレトロラインのトロッコ列車、帰りのバス(名鉄バス、小倉駅前→栄)の切符はインターネットで予約しました。フェリーは当日、港で現金で払えばよいのですが、あとの2つはコンビニ決済です。バスはカード決済でもよかったのですが、やまぎんレトロラインがローソンでの支払い限定(「Loppi」端末でのみ支払可)なので、バスもローソンで支払うことにしました。コンビニでの決済は初めてです。

 今朝、暑くならないうちに最寄りのローソンに行きます。大曽根駅前のローソンです。JRの指定券も買わないといけなかったので、好都合です。「Loppi」端末で支払いの手続きをします。やまぎんレトロラインの切符はすぐにできましたが、バスは手間取りました。「Loppi」端末から出たレシートみたいな紙をレジに持って行き、現金を払えば決済は終了です。1、2分ほどで、切符が渡されます。バスは、ローソン専用の台紙に印刷されています。やまぎんレトロラインの切符は、どこかのコンサートチケットみたいな紙に印刷されて出てきました。「鉄道の切符」というイメージからすると、違和感がありますね。初めてのこともあり今回は時間がかかりましたが、次回からはスムーズにいくでしょう。

 そうなったら目立つのが、JRの切符の不便さ。未だに(会員にならない限り)インターネットで指定券を買うことができません。私の場合幸いにも近いのですが、駅や旅行会社の窓口に行かないといけません。大きな差です。

 ただ、指定券がインターネットで買うことができても、まだ問題は残っています。乗車券もいるのです。バスや航空機などと違い、JRの路線網は複雑です。切符を買いやすいものにするには、運賃制度の見直しも必要になってくるかもしれません。金券ショップで売られている新幹線の回数券のように、乗車券とのセットをメインにするなどの方法です。大都市圏以外の(特急の利用が当たり前の)区間の運賃を高くし、簡単なセットの割引切符の利用を促すのです。特急が通らない、1時間に1本程度のローカル線は分社化するのも手でしょう。運賃計算は簡単になりますし、(改良を前提とした)地元からの補助金の受け入れもしやすくなります。「安かろう、悪かろう」路線からの脱却です。

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「ナッチャン」も波にのまれる

 青森と函館を結ぶ、高速フェリー「ナッチャンRera」「ナッチャンWorld」。「ナッチャン」とは、イラストを描いた女の子のニックネームです。青函間を2時間で結んでいます。

 ところが、このところの原油価格の高騰は、「ナッチャン」までも飲み込んでしまいました。運営会社の東日本フェリーが、11月末に青森-函館間などで行っているフェリー事業から撤退することになったのです(一部航路は、グループ会社にて存続)。高速フェリー「ナッチャン」は、来月末で運行を停止します。

 原油高はいろいろなところで悪影響を及ぼしています。でも、漁業や運送業には何らかの対策をしています。同じ交通機関でも、運送業については、高速料金の値引きも行います。ところが、フェリーには今のところそういうものがありません。

 環境の面からいえば、トラックで運んでいるものを鉄道や船で運んだほうが好ましいです。そういう面から考えると、トラックよりも鉄道や船を優遇したほうがよさそうなものですが、実際は逆です。

 選挙が近いことだし、票になるトラック運送業を優遇しておきたいとおころなのでしょうが。
(参考:livedoorニュース http://news.livedoor.com/article/detail/3808779/、東日本フェリーホームページ http://www.higashinihon-ferry.com/news_detail080908.html)

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カップルならタダになる船

 今日はバレンタインなので、それらしい話題を。

 神戸と高松を結ぶジャンボフェリーは、今日の全便と明日の1便(どちらも0:30発)に限り、カップル(男女2人組)がフェリー乗り場窓口で「バレンタイン」の6文字を唱えたら、なんとタダになります。ただし、車で利用するカップルは対象外です。

 14日は平日なので、勤めている人は無理ですが、学生さんならラッキーなプレゼントですね。神戸or高松でのデートが決定です。
(参考:ジャンボフェリーホームページ http://www.ferry.co.jp/index2.htm)

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青函連絡船、復活?

 東日本フェリーは、来年8月に青森-函館間を従来の約半分の約1時間45分で結ぶ高速フェリーを運航する予定です。そして、そのうちの一部については、駅から離れたフェリーターミナルに加えて、JR青森駅、函館駅付近にも接岸させる構想があるようです。

 青函トンネルの開通によって、青森-函館間の到達時間は短縮しましたが、特急列車しか運転されないため、どうしても切符代は高くなります(割引切符はありますが)。青函連絡船がなくなってもフェリーはありますが、フェリーターミナルは街中から外れています。

 急ぐ旅ならともかく(あと10年もすれば、新函館まで新幹線が伸びます)、青森-函館間を船で楽しむなら、駅周辺への接岸は便利ですね。
(参考:Web東奥 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060923091000.asp)

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