島原鉄道に1号機関車モチーフの観光列車か?

 日本で初めての本格的な鉄道は、1872年の新橋-横浜間。そこで使われていたイギリス製の1号機関車は、1911年、島原鉄道が開業したときに、当時の鉄道院から払い下げを受けました。1930年に返還するまで、1号機関車は島原鉄道においても活躍したのです(現在、1号機関車は大宮の鉄道博物館にいます)。

 その島原鉄道ですが、長崎新幹線開業に向けて、1号機関車をモチーフにした観光列車の導入を考えています。どういうものになるか具体的な話はありませんが、楽しみにしておきたいところです。
(参考:島原鉄道ホームぺージ http://www.shimatetsu.co.jp/kiji/pub/detail.aspx?c_id=56&id=386、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2016/09/24/282301.html)

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遠鉄と天竜浜名湖鉄道が乗り放題の一日乗車券

 2017年のNHK大河ドラマは「おんな城主 直虎」。浜松市北部の天竜浜名湖鉄道沿線が舞台です。

 そのため、天竜浜名湖鉄道等は様々なフリーきっぷを発売しています。ひとつは、遠鉄、遠鉄バス、天竜浜名湖鉄道(いずれも全線)のほか、大河ドラマ館入場券や龍潭寺拝観券がセットになった、「いいね!直虎1Dayパス」。1月15日から2018年1月14日の間発売され、値段は2300円です。天竜浜名湖鉄道の1日フリー乗車券が1700円、遠鉄電車とバスの1日フリー乗車券が1540円なので、その2つがセットになった「いいね!直虎1Dayパス」はかなりお得であることがわかります。天竜浜名湖鉄道の掛川駅、新所原駅、遠鉄の浜松駅前バスターミナル乗車券センター、新浜松駅等で発売しています。

 遊覧船とセットになったものもあります。「すいすいコトコトなおいいね!1日フリーきっぷ」というものです。天竜浜名湖鉄道全線(転車台見学ツアーを含みます)のほか、浜名湖遊覧船の3つのコースが乗り放題となります。5月1日から2018年1月14日の間発売され、値段は2200円です。天竜浜名湖鉄道の主要駅等で発売します。

 遠鉄は1月15日から2018年1月14日までの期間限定で、大河ドラマ館-気賀駅前-龍潭寺にバスを走らせています。片道250円で、1日7往復しています。「いいね!直虎1Dayパス」も使えます。ところがこのバス、休日を中心に利用が伸びています。そこで遠鉄は29日から、休日に限りバスを1日13往復運行することにしました。日中は30分間隔で走るのです。
(参考:天竜浜名湖鉄道ホームぺージ https://www.tenhama.co.jp/events/7693/、https://www.tenhama.co.jp/events/8240/、遠鉄ホームぺージ http://www.entetsu.co.jp/release/20170427_entetsu.pdf)

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名古屋市「敬老パス」、名古屋市営地下鉄、市バス等以外に広げるとさらなる負担増

 65歳以上の市民ならば、年間1000~5000円というわずかな負担だけで市営地下鉄、市バス、ガイドウェイバス、あおなみ線が乗り放題となる名古屋市の「敬老パス」。高齢化で利用者はどんどん増え続け、2016年12月の利用者は約33万人にもなっています。「敬老パス」にかかる名古屋市の事業費は2017年度で140億円にもなり、2019年度にも名古屋市の設定した上限額、142億円に達します。こうなると解決策は対象者を減らすか、負担額を増やすか、利用限度額を設けるか、何らかの対策をしないといけません。

 ところが目先の選挙が一番怖い市長や市議といった政治家は、高齢者の票が逃げる「敬老パス」の負担増等に踏み込もうとしません。逆に、「敬老パス」が使える路線をJR東海、名鉄、名鉄バス、近鉄に拡大しようとしています。当然ながら事業費は増えます。もともと名古屋市は制度見直しのために2016年7月から8月にかけて、名古屋市内の65歳以上のうち、3000人にアンケートを行っていました。その結果によれば、「敬老パス」をJR東海、名鉄、名鉄バス、近鉄にも拡大した場合、事業費は最大約17%増え、約164億円にもなってしまいます。軽々と上限額を突破するのです。

 票のために高齢者に甘い政策を続けては、いくらお金があっても足りません。減税する余裕があり、お金持ちの名古屋市も例外ではありません。確かに名古屋市には市営地下鉄や市バスなどが近くにないところもあります。JR東海などを対象に加えるのはそれをカバーする目的もありますが、それならそれで事業費を抑える工夫がいるでしょう。本来なら「敬老パス」を将来にわたって維持できる程度に縮小させ、希少価値の高い子供にその分を振り替えるほうが望ましいでしょうが。
(参考:朝日新聞4月27日朝刊 中部14版)

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江ノ電沿線の人は行列に並ばなくても乗車することのできる社会実験

 今日から始まるゴールデンウィーク、この期間中に鎌倉に出かけようとする人もいるかもしれません。

 ところが、観光シーズンの江ノ電は混み合います。鎌倉駅など始発駅で乗るのにも行列です。江ノ電によれば、4月30日は30分程度、5月3~6日は30分以上並ぶと予想されています。江ノ電には指定席はないので、皆並ぶことになります。当然ながら地元の人も江ノ電に乗るには駅の外まで続く行列に並ばないといけませんが、そんなことをしていては、地元の人の日常生活に影響します。そこで鎌倉市は5月6日の10~16時、社会実験というかたちで地元の人が鎌倉駅構外の列に並ばずに、直接駅構内に入場することができるようにします。

 地元の人である証明は、「江ノ電沿線住民等証明書」で行います。長谷一丁目から五丁目など、指定された区域に在住、在勤、在学している人が対象です。4月25日から5月2日の間に、指定された場所で手続きをしないと「江ノ電沿線住民等証明書」を手に入れることができません。休日も手続きはできますが(最終日の5月2日は20時まで手続きができます)、郵送での対応はできません。在住、在勤、在学の証明として運転免許証や定期券などの呈示がいります。社会実験当日、「江ノ電沿線住民等証明書」を江ノ電鎌倉駅西口改札で呈示すると、鎌倉駅構外の行列に並ぶ必要なく、駅構内の列の最後尾に並べばよくなります(運賃は別途必要です)。「江ノ電沿線住民等証明書」は入場時に回収します。「江ノ電沿線住民等証明書」はひとりひとりに必要であり、代表一人が持っているだけではいけません。

 なお今年も5月3~5日、ゴールデンウィーク期間の鎌倉駅での混雑緩和対策として、鎌倉駅東口-長谷間で路線バスへの振り替え輸送を行います。
(参考:鎌倉市ホームぺージ http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsu/documents/4-29-oshirase.pdf、江ノ島電鉄ホームぺージ https://www.enoden.co.jp/train-news/826/、https://www.enoden.co.jp/train-news/767/)

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「TRAIN SUITE 四季島」で使うバス

 あと3日後の5月1日にデビューする「TRAIN SUITE 四季島」。駅からバスを使うこともあります。そのバスは「ななつ星in九州」のように専属のバスで対応するのではなく、場所によって6社のバスを使い分けます。

 6社とは、(1)ジェイアールバス関東(3泊4日コース:日光エリア) (2)ジェイアールバス東北(3泊4日コース:五所川原エリア、青森エリア 1泊2日コース:会津若松エリア 2泊3日コース:白石・松島エリア、青森エリア、弘前エリア、一関エリア) (3)ジェイ・アール北海道バス(3泊4日コース:函館エリア、ニセコエリア、登別エリア) (4)富士急行(1泊2日コース:塩山エリア) (5)庄内交通(3泊4日コース:鶴岡エリア、あつみ温泉エリア) (6)越佐観光バス(3泊4日コース:燕エリア)です。

 6社のバスの車両概要は次の通りです。ジェイアールバス関東は「TRAIN SUITE 四季島」と同じくKEN OKUYAMA DESIGN、本革シートで、座席数は38です。ジェイアールバス東北もKEN OKUYAMA DESIGN、本革シートで、座席数は36です。ジェイ・アール北海道バスは特別カラー塗装で、座席数は41です。富士急行もKEN OKUYAMA DESIGN、本革シートで、座席数は36です。庄内交通は座席数45のバスで、越佐観光バスは座席数40のバスです。いずれも「TRAIN SUITE 四季島」専用のシートヘッドカバーがつきます。ただ、「TRAIN SUITE 四季島」以外でも使われることがあり、逆に「TRAIN SUITE 四季島」運行時でもほかのバスを使うことがあります。

(追記)
 ジェイアールバス東北のバスは福島支店(福島市)に2台配備されています。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170409.pdf、福島民報ホームぺージ http://www.minpo.jp/news/detail/2017041940850)

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早速東武で特急料金不要の日光直通列車が復活

 東武はゴールデンウィークに、特急料金不要の臨時列車を運行することになりました。

 臨時列車は浅草-東武日光間に運行されます。4月29日、30日、5月3~7日に1日2往復運行します。浅草8:09発(6両編成)と9:08発(4両編成)、東武日光15:13発(4両編成)と17:27発(6両編成)です。

 そして、どうやら使われる車両は、6両編成が主に団体用として使われている1800系、4両編成がついこの間まで快速で使われていた6050系です。臨時列車の停車駅も、快速の停車駅だったところに、南栗橋と栗橋が加わっただけです。停車駅と言い、車両と言い、かつての快速が復活したようです。

 当面はシーズンにこのようなタイプの臨時列車が運転されると思われます。日光まで安く直通することができる臨時列車で、かつての快速を思い出しながら乗るというのもよいでしょう。
(参考:東武ホームぺージ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/25d3e3c26ed679e4c13efb0dce20a19f/newsletter_170426.pdf?date=20170426135146、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/69183/)

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日豊線大分-鹿児島間を高速化?

 大分以南の日豊線の最高速度は、ところどころでかなり低いところがあります。改良工事の終わった大分-佐伯間と延岡-宮崎間は時速110キロとそれなりの数字ですが、佐伯-延岡間は時速85キロ、宮崎-鹿児島中央間は85~100キロと低い数字にとどまっています。そのため、大分-宮崎間、宮崎-鹿児島中央間の平均速度は時速60キロ台に留まり、特急と言えども遅いです。

 鉄道の抜本的な改良で一番良いのは新幹線をつくることですが、大分以南は需要が少なくて、フル規格新幹線は厳しいでしょう。そこで宮崎県が考えているのが、在来線の高速化。かなり昔のデータですが、宮崎県は1999~2000年度に、宮崎-鹿児島間の高速化について調査をしています。そのときは52億円の投資で14分短縮するというデータを得ていますが、その後にできた九州新幹線や、線路改良技術の向上を加味して、改めて調査を行うようです。大分-鹿児島中央間333キロについて、路盤強化やカーブのカント改良、あるいは部分複線化などで、どれだけの費用をかけてどれだけの所要時間短縮が図れるかを調査します。2017年度中に行い、事業費は2000万円です。
(参考:「鉄道ファン」2017年5月号 交友社、宮崎日日新聞ホームぺージ http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_24416.html)

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留萌線に乗車すると市内の店舗等で割引

 2016年12月に末端区間の留萌-増毛間が廃止され、残る区間の深川-留萌間も存続が危ぶまれている留萌線ですが、JR北海道旭川支社は4月29日から8月31日の間、「魅力を再発見 留萌本線キャンペーン」を行います。

 このキャンペーンでは、指定された3種類のきっぷ(後述)を持っている人が、留萌や増毛の対象店舗に行き、きっぷを呈示すると、割引などの特典を受けることができます。留萌駅前大通商店街、留萌観光協会、増毛町観光協会と連携しているのです。

 さて、指定された3種類のきっぷとはどういうものでしょうか? ますひとつは、留萌までの往復乗車券。対象店舗では留萌発の券を呈示します。二つ目は、「自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)」、札幌―留萌間で5310円です。これも対象店舗では留萌発の券を呈示します。最後三つ目は、「道北一日散歩きっぷ」など、留萌で乗降可能なフリータイプのきっぷです。

 ゴールデンウィーク(4月29日から5月7日まで)とお盆(8月10日から15日まで)には、もうひとつ特典が付きます。留萌線全線乗車した人を対象に、「乗車証明書クリアファイル」のプレゼントがあります(ゴールデンウィークとお盆では、デザインが異なります)。配布があるのは留萌駅のみで、時間は7:50から16:20に限られています。配布枚数は各日先着100人、1人1枚限りです。

 留萌線は危機的な状況にあります。廃止の日が決まるまでに、留萌線に乗っておきたい人もいるでしょうが、せっかく乗ったからには終着駅でそのまますぐに折り返すのではなく、駅を出て町を歩くのもよいでしょう。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/69077/)

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東海道新幹線に肉づくしの駅弁

 ジェイアール東海パッセンジャーズは4月20日から、新しい駅弁を発売しました。そのタイトルは、「東海道肉づくし」。平成29<ニク>年に因んで、東海道沿線の肉料理が盛り込まれた駅弁です。

 東海道沿線の肉料理は東名阪の競演。東京からはやきとり。タレとの相性にこだわったやきとりのほか、つくねもついています。七味唐辛子で味の変化もつきます。名古屋からはみそかつ。八丁味噌入りのタレがかかっています。卵焼きがついています。大阪からはすきやき。柔らかい牛肉を甘辛く味付けしているので、御飯が進みます。牛肉、豚肉、鶏肉の三種類がそろっているのです。

 この「東海道肉づくし」は、東海道新幹線「のぞみ」、「ひかり」の車内、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の各駅、「リニア・鉄道館」の売店で販売します。税込1200円です。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/69013/)

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車内で運動できる電車

 路線の大半が右京区内にある嵐電は4月24日から9月30日の間、「健康長寿のまち右京」を推進する右京区役所と協働で、「健康電車」というものを走らせます。

 「健康電車」は嵐電の所有するうちの1両を改造したもので、座席シートの両サイドに4か所、「腹筋力アップ椅子」を設置します。浅く腰掛けることで腹筋に負荷をかけることができます。吊革には10か所、「握力グリップ」を設置します。握れば即筋力アップです。車内広告スペース等には健康づくりの啓発や健康長寿の取組等のポスターがあります。

 このほか、嵐山駅でロコモ度チェックや食育等の啓発イベント、「健康電車」の車内や駅等で「健康長寿のまち右京」啓発イベントを行う予定です。
(参考:京福ホームぺージ http://randen.keifuku.co.jp/randen_news/detail.php?id=126、京都市ホームぺージ http://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000217001.html、J-CASTニュース https://www.j-cast.com/healthcare/2017/04/16295344.html)

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