竜田-富岡間は10月21日復旧、代行バス区間も大幅増発

 東日本大震災の影響により、常磐線竜田-浪江間は運休が続いていましたが、そのうち竜田-富岡間について、以前にも書いたとおり、10月に復旧することになりました。10月21日に復旧し、代行バス時代と同じく、1日11往復します(震災前は特急を除いても、上下34本の列車が走っていました)。富岡には自動券売機のほか、指定席券売機も設置されるようです。

 これで残る代行バス区間は富岡-浪江間のみとなります(一部は富岡-原ノ町間)。2019年度末に復旧する予定のこの区間、現在は1日に上下合わせて4本しかないのですが、これが上下合わせて11本になります。それなりに利用されているのでしょうか? なお、列車及びバスのダイヤは後日発表されます。
(参考:JR東日本水戸支社ホームぺージ http://www.jrmito.com/press/170719/press_02.pdf、河北新報ホームぺージ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170720_63008.html)

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鉄道グッズを売る列車

 すでに満席となっているため、予約することはできませんが、備忘録として記事にします。

 JR東日本は7月16日、全国的にも珍しい展望カーペット列車、「NO.DO.KA」を使った、旅行商品専用列車「上越線てつしょっぷ」を運転します。新潟と水上の間を往復し、車内で鉄道グッズを販売します。3両編成の列車の2号車が販売スペースとなります。販売する鉄道グッズは、駅のホームにあった乗車口案内板、乗務員用懐中時計、115系で冬季に半自動ドアになることを知らせる銘板などです。購入する順番は新潟駅発車後に抽選を行い、一人当たりの購入点数及び購入時間には制限を設けます。

 先ほども書いたように、この列車に乗るには旅行商品を買わないといけません。往復の「上越線てつしょっぷ」乗車券と指定券、約3時間半滞在する水上で利用できる1000円分のクーポン券がセットになって、大人8000円、子供4700円です。
(参考:JR東日本新潟支社ホームぺージ http://www.jrniigata.co.jp/press/20170613tetsushop%20.pdf、http://www.jrniigata.co.jp/travel/domestic/)

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2017年10月ダイヤ改正で常磐線からの上野東京ライン増発、黒磯-新白河間に交直流電車

 JR東日本は10月14日にダイヤ改正を行います。今回のダイヤ改正で大きく変わるのは上野東京ラインと東北線黒磯-新白河間。まずは上野東京ラインから。

 上野東京ラインは常磐線からの直通列車が増発されます。これまで朝通勤ピーク時間帯は、品川に直通するのは快速5本(うち成田発2本)しかありませんでしたが、特急1本、土浦方面からの普通4本も品川行きとなります。早朝時間帯は土浦方面からの普通2本が品川までの直通となります。夕方・夜間時間帯(上野発基準で17~22時台)の常磐線下り列車は、1時間当たり6本(特急2本、土浦方面への普通2本、快速2本(うち成田行き1本))が品川始発となります(現行の上野発19時台で品川始発は、特急1本、快速3本)。

 常磐線特急については、これまで6割程度しか品川に直通しませんでしたが、ダイヤ改正後は8割強に増えます。本数で言えば44本から60本(休日は62本)に増えます。データイムから最終まで、品川発着の特急が30分間隔となります。ただ、常磐線特急自体は若干減り、上野-土浦間で見ると74本から71本になります。夕方の品川発の特急3本について、土浦を通過します。常磐線や水郡線では、このほかにも改正事項があります。常磐線絡み以外では、一部の上野東京ラインの列車が10両編成から15両編成になります。

 話は変わりまして、黒磯の信号・電力設備改良工事に伴い(黒磯のデッドセクションを駅構内から駅仙台寄りに移します)、黒磯-郡山間の輸送体系が大きく変わります。これまで黒磯以北は交流電車が走っていましたが、黒磯-新白河間は交直流電車(E531系)もしくはディーゼルカー(キハ110系)、新白河以北が交流電車となります。黒磯駅構内が直流で統一され、交流電車が乗り入れできなくなるからです。新白河で乗り換えが必要となりますが、一部を除いて同一ホームでの乗り換えとなります。ただ、詳しくは書かれていませんが、黒磯-新白河間の運転本数が見直されます。普通列車で東北に行こうとする人は気になることです。そのほか、新白河での新幹線と在来線の接続が改善されるようです。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170713.pdf、JR東日本仙台支社ホームぺージ https://jr-sendai.com/upload-images/2017/07/20170707.pdf、JR東日本水戸支社ホームぺージ http://www.jrmito.com/press/170707/press_01.pdf)

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たった480円の追加で東北・上越新幹線グリーン車へ

 JR東日本は、2人以上の利用で、東北・上越新幹線のグリーン車にお得に乗ることができる列車・区間・席数限定の商品、「ふらっとグリーン」をインターネット限定で発売しています(きっぷの受け取りは駅)。

 この「ふらっとグリーン」、株式会社びゅうトラベルサービスが企画・実施する旅行商品です。片道の乗車券、特急券、グリーン券、指定された売店での500円分の利用券(出発当日限りで、東京、上野、新宿、大宮の指定された店舗で使えます)がセットされています。利用できる期間は7月1日から9月30日まで(8月10日から16日を除きます)。前日の18時までに申し込む必要があります。

 設定されている区間は「やまびこ」を使うプランが東京(都区内)、上野(都区内)、大宮-福島、仙台(市内)間。「やまびこ」、「なすの」を使うプランが東京(都区内)、上野(都区内)、大宮-宇都宮、郡山間、「たにがわ」を使うプランが東京(都区内)、上野(都区内)、大宮-高崎間です。仙台発着のプランは通常期普通車指定席に980円、宇都宮、郡山、福島、高崎発着のプランは480円を追加するだけでグリーン車に乗ることができます。東京-仙台間なら2610円お得です。
(参考:JR東日本ホームぺージ https://www.jreast.co.jp/press/2017/20170520.pdf、http://www.jreast.co.jp/flatgreen/)

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JR東日本、時速360キロの次世代新幹線試験車両新造&東北非電化区間に2種類の新型車両

 日本で一番速い列車を走らせているのは、JR東日本。「はやぶさ」と「こまち」が時速320キロで走っています。これがさらに速くなるかもしれません。

 JR東日本はこのたび、次世代新幹線の実現に向けた試験車両を新造することにしました。試験車両はE956形式といい、10両編成です。愛称も付けられ、「ALFA-X」(アルファエックス)といいます。「Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXpeimentation」の略で、最先端の実験を行うための先進的な試験室(車)という意味です。2019年春に落成する予定で、事業費は試験走行を含めて100億円になるようです。試験では時速400キロ程度を出し、営業運転での時速360キロ運転を目指します。北海道新幹線が全線開業する2030年度までに営業運転を始める予定で、東北・北海道新幹線の高速化を期待したいところです。北海道新幹線全線開業時の東京-札幌間の所要時間は5時間1分(途中停車駅は上野、大宮、仙台、盛岡、八戸、新青森、木古内、新函館北斗、長万部、新小樽とされています。実際には八戸、木古内、長万部、新小樽を通過して15分ぐらいは短縮できそうです)とされていますが、これでは物足りないですから。

 ここからは在来線のローカル車両について。まず八戸線には、水郡線や久留里線で使われているキハE130系500代を投入します(なぜ後述のディーゼルカーを導入しないのかは不思議なところもありますが)。2両編成を6本、1両編成を6本の合わせて18両を投入します。2017年8月以降順次落成し、試験走行を経て、2017年度中の営業運転開始を予定しています。2017年度中に置き換えがなされるのです。このキハE130系500代は3扉のためスムーズな乗降が可能で、冷暖房完備となります。八戸線の冷房化率も100%となります。座席はセミクロスシートです。

 羽越線新津-酒田間、磐越西線会津若松-新津間、五能線などの新潟、秋田地区においては以前にも記事にしたように、電気式ディーゼルカー(ディーゼルエンジンと発電機による電力により、モーターで走行します。電車と同じ駆動システムです)を投入します。JR東日本初で、GV-E400系といいます。2018年初めに落成するのは量産先行車の3両、2両編成と1両編成が1編成ずつです。その後、新潟地区は2019年度までに、秋田地区は2020年度に量産車が投入されます。量産先行車と合わせて63両が製造されます。なお、八戸線のE130系、新潟、秋田地区のGV-E400系はともに、公募調達を行いました。国内外から多くの応募があったようで、その中から契約先を選びました。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170705.pdf、http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170706.pdf、日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ04HSW_U7A700C1TI1000/、Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170705-05104318-webtoo-l02、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/e956/)

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仙台-山形間に新幹線?

 県庁所在地同士が隣り合っている、仙台市と山形市。仙台-山形間の移動需要は結構多いです。通勤通学者で見ると約3000人と10年前に比べて26%増えています。

 この両都市を結ぶ公共交通機関の主力は、高速バス。鉄道も1時間に1本ありますが、利用者の多い仙台-愛子間は各駅停車になるものが多く、快速でも1時間15分ぐらいかかるのです。それに比べて高速バスの本数は驚異的で、日中でも20分程度でバスが来ます。ところが大雨や大雪になると高速バスの遅れが頻発し、国道48号も通行止めが多くなります。

 そこで山形市はこのほど、仙山圏の交通網整備について調査を行いました(これらの構想は国や山形県、仙台市などに提示し、構想の実現を図ります)。そこでは天候に左右されない道路の整備を求めています。山寺付近から秋保か作並に向かう道路の建設を求めています。

 求めている交通網の整備は、道路だけではありません。鉄道の強化策も盛り込んでいます。愛子と山形の間をノンストップで走る列車を導入しようとしています。さらには仙台と山形の間をフル規格新幹線で結ぶという構想もあります。両都市を20分で結びます。新幹線は夢のレベルでしょうが、仙山線の強化は必要でしょう。ただ、この場合は仙台-愛子間の複線化(少なくとも交換駅の増設)をしないとどうにもならないでしょう。ここがネックになり増発が難しく、快速も大半が各駅に停まらざるを得ないのです。もちろん、複線化等を行うときは、地元自治体等の負担が求められるでしょう。
(河北新報ホームぺージ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170314_51042.html)

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651系が常磐線普通列車に

 651系はかつて常磐線の看板列車でしたが、657系の投入によって常磐線の特急列車の運用がなくなり、高崎線の特急用になったり、観光用になったりしています。

 そんな中、JR東日本水戸支社は、7月22日からいわき-竜田間の普通列車の一部を651系に変更します。いわき9:22発、14:42発、竜田10:03発、15:24発の1日2往復が対象です。なお、いわき9:22発は現行ダイヤでは水戸始発(水戸7:18発)ですが、7月22日からはいわきで乗り換えとなります。当然ながら特急料金は要りません。
(参考:JR東日本水戸支社ホームぺージ http://www.jrmito.com/press/170623/press_01.pdf)

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只見線会津川口-只見間、上下分離で復旧に合意

 只見線会津川口-只見間は、2011年の大雨以来、不通の状態が続いていました。

 しかしその只見線ですが、3月31日に福島県知事から要望書を受け、その後福島県と交渉を続けてきました。そしてついに6月19日、福島県と協議がまとまり、基本合意書を締結することになりました。その内容とはどういうものでしょうか?

 只見線は、鉄道で復旧することにします。代行バスは復旧まで運行を続けます。復旧時期は正式には決まっていませんが、2021年度を目標としています。復旧工事はJR東日本が行いますが、福島県(会津17市町村を含みます、以下同じ)が2/3、JR東日本が1/3の割合で負担します。復旧させた区間は営業運転再開までに福島県に無償で譲渡されます(福島県は第三種鉄道事業者、JR東日本は第二種鉄道事業者となります)。JR東日本は自社の車両を用いて、使用料(ただし、会津川口-只見間の収支が赤字にならないように調整されます)を払って走らせることになります。被災前と同じ1日3往復走らせることを考えています。営業運転後の鉄道施設等の維持管理は、福島県が行います。

 正直言って、1日3往復のローカル列車しか通らない路線を鉄路で復旧させるというのは無駄なような気もします。ただ、国のお金を当てにせず、過半数を地元のお金で賄うというのは評価できる点でしょう。北海道もローカル線を残したければ、地元がお金を出さないといけないのです。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170619.pdf、福島民報ホームぺージ http://www.minpo.jp/news/detail/2017061842550)

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「雪月花」、大糸線乗り入れか?

 えちごトキめき鉄道の食事付き観光列車、「雪月花」。どうやら大糸線(2017年で全線開通60周年を迎えます)に乗り入れるようです。5月31日に糸魚川市で行われた日本海ひすいライン等利用促進委員会の総会で、嶋津えちごトキめき鉄道社長が明らかにしたのです。そもそも、「雪月花」の大糸線乗り入れについては、米山新潟県知事が会長を務める県鉄道整備促進協議会が2月にJR西日本金沢支社に要望していたもの。これに応えることになったのです。

 もっとも、JRに乗り入れるためには、JRとの協議が必要になります。南小谷までならJR西日本との協議だけで済みますが、南小谷から南に乗り入れるなら、JR東日本との協議も必要となります。えちごトキめき鉄道はすでに協議を進めているようですが、いつから乗り入れができるかは決まっていません。
(参考:新潟日報ホームぺージ http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170531327151.html)

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秋田の貨物線に旅客列車が走る?

 秋田駅のひとつ青森寄り、土崎駅からは海のほうに貨物線が伸びています。

 この秋田港まで伸びる貨物線に旅客列車を走らせるという構想があるようです。JR東日本秋田支社と秋田県がこの貨物線を活用して、クルーズ船で秋田に来た観光客向けに旅客列車を走らせるようです。早ければ8月上旬の竿燈まつりでの運行を目指しています。駅は秋田港に設置するようです。

 今後、どのような車両を使うか、運賃をいくらにするか、クルーズ船以外の客も利用できるようにするかを検討するようです。

(追記)
 6月30日、JR東日本秋田支社、秋田県、秋田市は、8月3~6日の竿燈まつりに合わせて、秋田-秋田港間(8.9キロ)にクルーズ客向けの臨時列車を走らせることを発表しました。

 4両編成のディーゼルカーを使い(男鹿線用のキハ40、キハ48を使います)、所要時間は約15分。8月3~5日は1日1往復、大型豪華客船のダイヤモンド・プリンセスが就航する8月6日は1日2往復します。朝もしくは昼に秋田に向かい、夜に秋田港に戻るダイヤです。秋田港での乗降は、タラップにて行います。

 2018年度以降も継続して運行する見込みで、秋田港に旅客用のホームを設けることも考えています。
(参考:秋田魁新報ホームぺージ http://www.sakigake.jp/news/article/20170524AK0007/、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/170701/rgn1707010038-n1.html、JR東日本秋田支社ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20170721-5.pdf)

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