東北新幹線等も交通系ICカードで乗車可能に

 東海道・山陽新幹線は交通系ICカードで乗車することができますが、JR東日本などが運営する東北新幹線等はこれまで、首都圏のごく一部の区間を除いては交通系ICカードでの乗車はできませんでした。

 しかし、JR東日本、JR北海道、JR西日本の3社は、2019年度末を目標に、交通系ICカードを新幹線の自動改札機にタッチするだけで乗車できるようにします。この新しいサービスは、「えきねっと」もしくは「e5489」で予約し(指定席も自由席も可能です。運賃と料金がセットになった商品を購入します)、手持ちの交通系ICカード(「Suica」、「Kitaca」、「ICOCA」)を登録すれば、自動改札機にタッチするだけで新幹線に乗車することができるのです。事前に駅の窓口や券売機で切符を買う必要がないのです。「スマートEX」のように、クレジットカードも要りません。同一列車、同一行程なら1回の予約で6人まで乗車することができます(交通系ICカードは各自が持つ必要があります)。子供もこのサービスで乗車することができます。JR東日本の「タッチでGo!新幹線」を発展させたものと言えるでしょう。なお、JR東日本の「モバイルSuica特急券」はこのサービスの開始に合わせて終了します。

 新しいサービスが提供される区間は、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線の停車駅相互間。ただし、「e5489」の場合は、北陸新幹線に限ります。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/06/page_12470.html)

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秋田新幹線も県境にトンネル構想

 秋田新幹線は岩手県と秋田県との県境付近で奥羽山脈を横断します。昔の鉄道であるため、長いトンネルで一気に抜けるようなことはせず、山の間を縫うようにして走るため線形が悪く、雨や雪などの悪天候に弱く、運休や遅れが発生することが多くあります。

 そこでJR東日本は、防災面での強化と運行の安定化を目的として、県境の赤渕-田沢湖間(18.1キロ)において、新トンネル建設を含む新しいルートの整備を考えています。現在でもこの区間には約3.9キロの仙岩トンネルなどがありますが、これよりも長い、単線の新トンネルをつくるようです。ルートは複数検討されていて、すでにボーリング調査に着手しています。

 この話、山形新幹線でも聞いたようなことです。山形新幹線も秋田新幹線も新幹線と名乗っていますが、基本的には在来線規格なので、災害に弱いのです。ただ、山形新幹線にはお金をかけて新幹線規格でつくるという話がありますが、秋田新幹線は整備新幹線のルートにはないため、単線案しかありません。JR東日本によれば、赤渕-田沢湖間の改良は、トンネル建設等にお金がかかりますが、維持費が減り、災害に強いなどのメリットがあるとのことです。鉄道がその特性を発揮することのできる幹線の改良は、自力で行うにしろ、国や地方自治体の力を借りるにしろ、積極的に進めたいものです。

(追記)
 赤渕-田沢湖間につくるトンネルは長さが約15キロ(ほぼ直線に近いルートです)、工期は10年以上かかる見通しです。総事業費は600~700億円(ちなみに秋田新幹線建設時の直接工費は598億円でした)で、このトンネルの開通により東京-秋田間の所要時間は約7分短縮されます。
(参考:河北新報ホームぺージ https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180601_73007.html、https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180608_72067.html、秋田魁新報ホームぺージ http://www.sakigake.jp/news/article/20180601AK0007/、http://www.sakigake.jp/news/article/20180609AK0002/、産経ニュース https://www.sankei.com/politics/news/180608/plt1806080014-n1.html、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/shin-sengan2018/)

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秋田新幹線大釜駅に融雪装置

 東海道・山陽新幹線での失敗を受けて、東北新幹線等、後になってつくられた新幹線では、雪への対策がなされています。

 しかし、ミニ新幹線はそうではありません。フル規格新幹線のような万全の対策が取られず、遅れや運休が生じる原因になっています。また、フル規格新幹線内において台車付近から落雪するという現象が生じています。この落雪による輸送障害等を防ぐため、秋田新幹線の場合は2009年度から盛岡駅において人力による雪落とし作業を行っています。

 この度、JR東日本盛岡支社は田沢湖線大釜駅(盛岡駅のひとつ西)に融雪装置を置き、温水噴射による雪落とし作業を行うことにしました。秋田新幹線「こまち」が秋田から走ってきたことによって付着した台車付近の雪を溶かすのです。装置は約60度の温水を台車下部から噴射します。台車のカメラとセンサーで状況を確認し14台ある噴射ポンプで温水を自動噴射します。1編成当たりの噴出量は3分間で約50リットルにもなります。噴射された水は再び集められ、ボイラで加熱します。JR東日本盛岡支社は着雪対策のレベルアップを図るとともに(作業時間も7分から3分に短縮されます)、作業効率や作業員の安全の向上も図るとしています。

 設置工事は5月下旬から行いますが、配線の変更を伴う大掛かりなものです。現在、大釜駅は、駅本屋のホームに下り1番線があり、奥に本線がありますが、下り1番線を廃止し、奥に融雪装置のある上り1番線を整備します。駅の奥のほうに水路があり、融雪装置はその水路に近いところにつくるのです。融雪工事等設置工事は5月下旬から2019年11月末ごろまで行い、その後、2020年12月末ごろまでに下り1番線を撤去して、新しい下りホームを整備します。大釜駅での融雪装置は2019年度から使えるようになるので、盛岡駅での人力での雪落とし作業は2018年度までとなります。
(参考:JR東日本盛岡支社ホームぺージ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1526285985_3.pdf、岩手日報ホームぺージ https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/5/15/14270)

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2018年ブルーリボン賞に35系、豪華寝台列車はすべて落選

 5月24日、鉄道友の会は2018年ブルーリボン賞・ローレル賞の発表を行いました。

 最優秀賞のブルーリボン賞(第61回)は「SLやまぐち号」用に旧型客車を最新技術で再現したJR西日本の35系客車、優秀賞のローレル賞(第58回)は3つありまして、JR東日本のE353系、東武の500系、鹿児島市交通局の7500形となりました。JR西日本の車両でブルーリボン賞に選ばれたのは何度かありますが、ここ近年はJR東日本やJR東海と組んだものばかりで(W7系、N700系、285系。このうちJR西日本が主体になったのは285系のみ)、単独で受賞するのは1998年の500系以来です。ローカル賞を含めても2002年のキハ187系以降、ありません。さて、35系はデビューしてすぐに乗りましたが、なかなかのものでそのときからブルーリボン賞にふさわしいと思えるものでした。C57やD51とともに、牽引される客車の立場から、SL列車の永続的な運行につながるという意味で評価される車両です。

 さて、2017年はいろいろな車両がデビューしました。その中に豪華寝台列車の「TRAIN SUITE 四季島」や「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」もありましたが、どちらも落選してしまいました。少し前にデビューした「ななつ星in九州」もブルーリボン賞等には縁がありません。あまりにも敷居が高すぎて鉄道ファンには手が届かず、最初から評価の対象に入れていないのでしょうか? 乗るのに数十万から百万もするようでは、少々の努力では無理で、別世界のものなのでしょう。
(参考:鉄道友の会ホームぺージ http://www.jrc.gr.jp/files/BLpress_2018_x3-1.pdf、http://www.jrc.gr.jp/files/BL_list_17.pdf)

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「サンライズ93号」は京都発出雲市行き

 JRグループは5月18日、7月1日から9月30日までの92日間に運行する春の臨時列車についての発表を行いました。気になる列車について、取り上げていきたいと思います。

 以前、大宮を6:00に出る「はやぶさ101号」についての記事を書きましたが、7月にも走ります。7月28日です。終点の新函館北斗では函館や札幌への接続列車も走ります。「はこだてライナー」(新函館北斗発函館行き)と「北斗85号」(函館発札幌行き)です。なお、大宮6:00発の「はやぶさ101号」は9月8日にも走りますが、そのときは新青森行きです(新青森8:38着)。富良野線には6月30日から8月12日の間、キハ183系を使った快速「ふらの・びえい号」が走ります。ラベンダーの最盛期である7月を中心に「富良野・美瑛ノロッコ号」が混雑するため、輸送力のある特急用車両を使うことにしたのです。3両編成ですが、全車自由席です。

 信州に朝早く着くには、夜行に乗るという方法があります。快速「ムーンライト信州81号」(新宿発白馬行き、189系6両編成、全車指定席、7~9月の間に13回運転)に乗ればいいのですが、東京を朝早くに出ても、信州方面に早く着く方法があります。7月28日、8月4、11、12日の4回運転される、特急「山かいじ号」です。立川5:10発小淵沢7:01着の早朝特急です。E257系の5両編成で、全車指定席です。名古屋から信州への列車には、快速「ツインアルプス号」があります。9月2日のみ運転の列車で、名古屋-伊那市間を走ります。名古屋6:17発伊那市9:54着、伊那市13:50発名古屋18:00着です。313系の3両編成で、全車指定席です。「青春18きっぷ」のシーズンですので、指定席券さえ手に入れば、いろいろ活用できそうです。

 山陽新幹線で話題になるのは、「ハローキティ新幹線」。6月30日から走ります(検査等の理由でほかの車両が走る日もあります)。「500 TYPE EVA」と同じく、「こだま741号」と「こだま730号」で走ります。また、すっかり「こだま」がメインとなってしまった「レールスター」ですが、「ひかり」で走ります。「ひかりレールスター577号」と「ひかりレールスター576号」がそれで、姫路-博多間を走ります。実はこの「ひかりレールスター」、5月10日からすでに走っているもので、7月以降も臨時列車として走ります。

 夏休み期間中等に寝台特急「サンライズ出雲91号」、「サンライズ出雲92号」が合わせて7本運転されますが、9月21日(出発時)に運転される「サンライズ出雲93号」は変わっています。京都発出雲市行きです。京都22:14発、出雲市9:20着で、途中、大阪、三ノ宮、姫路、米子、安来、松江、玉造温泉、宍道に停まります。また、山陰線では「山陰デスティネーションキャンペーン」に合わせて臨時特急「大山」を合計84本走らせます。キハ189系の3両編成です。観光列車「あめつち」も7月1日から走ります。

 さて、「青春18きっぷ」愛好家なら気になる「ムーンライトながら」ですが、この夏も運転されます。東京発7月27日から8月18日までで(大垣発は翌日)、185系の10両編成、全車指定席です。185系の後継にE257系が転用されるので、この「ムーンライトながら」の行く末も気になります。
(参考:JR北海道ホームぺージ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180518_KO_SummerR.pdf、JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180511.pdf、JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000037245.pdf、JR西日本ホームぺージ http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/05/page_12384.html、JR西日本米子支社ホームぺージ http://www.westjr.co.jp/press/article/items/180518_00_sanin.pdf、北海道新聞ホームぺージ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/185611、railf.jp https://railf.jp/news/2018/05/14/180000.html)

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JR東日本、189系は数年以内に引退の方針

 昨日の記事で中央線特急にE353系を追加投入するということを書きました。そうなると、かつての特急用車両(今は主に臨時列車として使われています)、189系はどうなるのでしょうか?

 2月の時点では残っている189系は3編成(いずれも6両)ありましたが、このうちの2編成が4月に廃車になりました。古くなり、利用者に満足させるサービスを提供できなくなったためです。そのうちの1編成は、赤とクリームの国鉄特急色。1958年に151系がデビューしたときから60年間続いた塗装ですが、ついに消えることになったのです。残っている長野支社の1編成(あさま色)は当分は走り続けますが、数年程度で運転を終え、引退となるようです。
(参考:産経ニュース http://www.sankei.com/economy/news/180226/ecn1802260018-n1.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180428/ddl/k13/040/010000c、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/80357)

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「あずさ」、「かいじ」にもE353系

 E353系は2017年12月にデビューし、2018年3月17日のダイヤ改正で「スーパーあずさ」の置き換えを完了しました。

 このE353系ですが、「あずさ」、「かいじ」にも投入されます。7月1日から置き換えられるのは、「あずさ」が10往復中3往復、「かいじ」が12往復中9往復です。9両編成7本を製造し、E257系から置き換えるのです。今回の置き換えによってダイヤは変わりませんが、時刻表上ではE353系で運転されることが容易にわかるようにします。最終的には、すべての「あずさ」、「かいじ」もE353系で運転されます。

 さて、現在、「あずさ」や「かいじ」に使っているE257系はどうなるのでしょうか? こちらはリニューアルを行い、東海道線に転用します。以前のの通りです。
(参考:JR東日本長野支社ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/180516-01.pdf)

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東北新幹線上野-大宮間時速130キロに

 東北新幹線上野-大宮間はフル規格新幹線であるにもかかわらず、騒音対策(その割には並行する埼京線のほうがうるさいとの話もありますが)や線形上の理由から、最高速度が110キロに抑えられています。東北、北海道、上越、北陸などといった東日本方面のすべての新幹線の根元に位置するところですので、この区間がスピードアップすれば、東日本方面のすべての新幹線においてスピードアップすることになります。

 ところが、その上野-大宮間の最高速度がアップします。埼玉県内の荒川橋梁-大宮駅手前の約12キロが対象で、合計2キロの区間に吸音板を設置し、合計1キロの区間の防音壁をかさ上げすることによって、最高速度を時速130キロにします(与野本町付近は時速115キロ、北与野付近は時速125キロ)。最高速度アップに必要な騒音対策工事は5月下旬から2年程度行い、最大1分程度の所要時間の短縮を図ります。具体的な速度向上開始時期、ダイヤ、列車の設定等について決まり次第発表されます。

 上野-大宮間のスピードアップがなされるのは東日本方面の新幹線にとって喜ばしいことですが、これまでスピードが時速110キロと在来線並みに抑えられていたからこそ、できた話もあります。多くの新幹線を走らせることができるのです。東京-大宮間はいろいろな新幹線が集まるので、どうしても本数が増えます。この混雑する区間を複線で対応するためには、低速で、しかも同じようなスピードで走ることが求められます。幸か不幸か、大宮以南は時速110キロに抑えられ、しかも上野を通過する列車はごく僅かなので、並行ダイヤに近い状態になります。新幹線を多く走らせることができるようになっているのです。騒音対策を行うようになって時速130キロ運転できても、状況は大きく変わらないでしょう。大金をかけて大宮以南に新しい新幹線をつくらない限り、大幅なスピードアップは望めないですし、できないのです。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180507.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/80459/2)

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大宮始発の「はやぶさ101号」に乗れば、新函館北斗まで10860円

 以前にも書きましたが、6月23日と30日、大宮を6:00に出る「はやぶさ101号」が運転されます。そして、この「はやぶさ101号」限定で、割引切符が発売されます。

 ひとつは、会員登録が要る、「えきねっと」。インターネット申込限定、列車、区間、座席数限定商品の「お先にトクだ値スペシャル」(乗車券つき)です。乗車日の1か月前10:00から20日前の1:40まで発売します(事前受付の制度もあり、発売最終日がシステムメンテナンス日になる場合は乗車日21日前の23:40まで)。普通車指定席のみが対象ですが、その値段は5割引きの10860円(大宮→新函館北斗のみの設定で、ほかはありません。子供の設定もあります)。1万円ちょっとで北海道に行くことができるのです。

 「モバイルSuica」会員なら、さらにお得なものがあります。インターネット申込限定、列車、区間、座席数限定商品の「スーパーモバイルSuica特急券スペシャル」。乗車日の1か月前10:00から21日前の23:40まで発売します。こちらも普通車指定席のみが対象で、値段は9940円(元々通常より若干安い、「モバイルSuica特急券」の5割引きです)。1万円を切ります。こちらも大宮→新函館北斗のみの設定で、子供の設定もありません。

 いくら特殊な商品とはいえ、1万円程度で北海道に行くことができるのは驚きです。この機会に新幹線で北海道に行くのもよいでしょう。
(参考:JR北海道ホームぺージ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180511_KO_Tokudane.pdf)

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伊豆にオールグリーン車の新たな観光特急

 伊豆は首都圏から近く、家族や友人たちと気軽に行くことのできる、日本有数の観光地です。この観光地へ古くから観光用の列車が走っていましたが、JR東日本は新たな観光特急列車を走らせることにしました。

 2020年春に運行開始予定のこの新たな観光特急列車は、東京・新宿-伊豆急下田間を走ります。1日に1~2本走ります。車両は新たにつくり、E261系と言います。70億円かけて8両編成を2本つくります。定期列車だけなら1編成で賄うことができるようして、繁忙期には2編成をフル回転して臨時列車にも起用されます。車両のトータルデザインは「KEN OKUYAMA DESIGN」が行いますが、外観は伊豆の圧倒的で雄大な自然を表現したものとなっています。ベースになる色は伊豆の海と空をイメージした紺碧色です。そこに車両前面から屋根上にかけてのホワイト(伊豆の砂浜が太陽の光を受けて金色に輝く様子を表しています)、車体側面のグレー(溶岩地形である城ヶ崎海岸の黒々とした岩石を表しています)を加えています。また、車内を開放的な空間とするため、各車両の車体側面の上部に天窓を設けています。内装に目を移しますと、伊豆急下田寄り先頭車の1号車は、1+1列のプレミアムグリーン車。定員は20人です。JR東日本初のもので、シートピッチは1250ミリあります。天窓と窓からの景色を楽しむことができるように、収納スペースは座席下に設けています。2号車と3号車はグリーン個室で、定員は各20人です。落ち着いてくつろげるカフェをイメージしていて、4人用と6人用があります。5~8号車は2+1列のグリーン車(シートピッチは1160ミリ)で、定員は合わせて104人です。客室はグリーン車だけで、普通車はありません。

 そして残る4号車は、「ヌードルバー」と言い、こだわりの麺を目の前で調理するオープンスタイルのキッチンとなっています。麺のメニューは定期的に変更し、4号車のカウンター席、ボックス席で食べることができるほか、2~3号車の個室へのデリバリーも行う予定です。ただ、車内で食事ができるというのはありがたいですが(旅行商品以外で、少し奮発すれば車内の食堂車で食事ができるというのは、貴重な存在です)、麺は意外でした。国鉄時代に急行のビュッフェでそばやうどんは出されていましたが、それらは気軽に素早く食べられるもので、ゆったりと食事を楽しむものではありません。伊豆らしく、地魚を使ったお寿司にしてもよかったのではないかと思います。

 なお、この新たな観光特急列車の登場に伴い、251系車両は使われないようになります。ともかく、新しい観光特急列車を楽しみに待つことにしましょう。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180502.pdf、北海道新聞ホームぺージ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/187558、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3020995008052018XQH000/、日刊工業新聞ホームぺージ https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00472505)

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