高山線に急行「ぬくもり飛騨路号」

 1月20日のときには発表されなかった、春(3~6月)の高山線の臨時列車について紹介します。

 5月13日から28日までの休日(6日間)に、高山線にも観光列車が走ることになりました。それは急行「ぬくもり飛騨路号」。名古屋-飛騨古川間を1日1往復します。「ワイドビューひだ」用の車両を使い、全車指定席です(4両編成)。この「ぬくもり飛騨路号」、名古屋9:05発飛騨古川12:33着、飛騨古川13:37発名古屋17:32着と時間をかけて走っています。飛水峡や中山七里などの景勝地を徐行運転するとともに、下呂で上下とも20分以上停車し、物産品の販売を行うなどのイベントもあります。この「ぬくもり飛騨路号」を利用したツアー商品も用意されています。

 また、春の高山祭(4月14、15日)やユネスコ無形文化遺産登録記念行事(4月29、30日)に合わせて、4月14日と29日の2日間、通常の名古屋行き最終「ひだ」の後に臨時「ひだ」を走らせます。「ひだ98号」のダイヤは高山20:44発名古屋23:30着です。現地滞在時間が約2時間延び、(21時ごろまで行われる)夜祭等も途中までですが楽しむことができます。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000033206.pdf)

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JR東海、在来線にもホーム可動柵

 JR東海は新幹線中心の会社だけに、新幹線「のぞみ」停車駅には可動柵の設置を進めてきましたが、在来線への設置が遅れていました。そのJR東海ですが、ようやく在来線にもホーム可動柵を設置することになりました。

 名古屋地区の東海道線を走る列車は特急用車両を除けば、311系と313系の2種類。どちらも3扉転換クロスシートの車両で、一見すると難しくないように思えますが、実は簡単にホーム可動柵を導入することができなかったのです。311系と313系ではドアの位置が微妙に異なります。また、同じ車両でも先頭車と中間車では車両の長さが異なります。同じ6両編成でも、6両固定編成と4両編成と2両編成の組み合わせではドアの位置が異なるのです。

 そこでホーム可動柵の開口部を4メートル強という幅のあるものにしました。他社の在来線で実用化されているものより広いものとなっています。試作機はメーカー工場内等で動作実験を行った後、金山駅(東海道線ホーム)において2018年初めから実証実験を行う予定です。金山駅が選ばれたのは、階段脇など狭い部分があるために、転落検知マットを設置しているからです。今後5年程度で設置するのを目標としています。ほかにホーム可動柵の設置が考えられているのは、刈谷駅。こちらも転落検知マットを設置しています。刈谷駅は駅改修工事を行う計画があり、その改修工事に合わせてホーム可動柵の設置を行う予定です。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032443.pdf)

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飯田線に「あずさ」の乗り入れを望む声も

 リニアの長野県内の駅は飯田にできます。県内唯一のリニア停車駅になるので、地元としてはいかにリニアの効果を広範囲に広げるかが課題となります。

 そのためにもリニア駅からの二次交通が重要となっていきます。現実的なアクセスとしては国道153号を使ったバスなどがありますが、飯田線の高速化を考えている自治体もあります。

 その前段階として、JR各社と長野県内の自治体などが協力して展開する観光キャンペーンに合わせて、特急「あずさ」を飯田線に乗り入れさせることを要望しています。「あずさ」の乗り入れを飯田線高速化のきっかけにしたいというのです。

 もっとも、飯田線の高速化は厳しいようにも感じられます。道路交通が整備されたからです。かつては新宿からの急行がありましたが、中央道の高速バスに負け、撤退してしまいました。しかも、リニアから高速化された飯田線に乗り換えたとしても、使うのは伊那谷ぐらいで、中央線沿線なら新宿から「あずさ」に乗ったほうが速いです。高速化しても効果が及ぶ範囲が狭いのです。中央道や国道を使ったバスのほうが二次交通としては使いやすいものになることでしょう。飯田線にはリニアの二次交通にはなれないのです。
(参考:Nagano Nippo Web http://www.nagano-np.co.jp/articles/12684)

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JR発足30周年記念で「IC早特タイプ21」、期間限定で大幅割引

 東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービス、「エクスプレス予約」。年会費を払う必要はありますが、お得なサービスを受けることができます。

 「エクスプレス予約」には乗車日の21日前までに予約すれば安い値段で新幹線に乗ることのできる、「IC早特タイプ21」というものがあります。乗車できる「のぞみ」は乗車駅を6時台あるいは11~15時台に発車するものだけで、本人限定、発売席数は列車ごとに限りがありますが、安いことには変わりありません。この「IC早特タイプ21」ですが、JR発足30周年記念として、2017年4月1~30日乗車分に限り、従来よりもさらに安い値段で乗車できるようになります。正規の運賃・料金から約3割引きです。なお、発売期間は2月1日から4月9日までです(乗車日の1か月前10:00から21日前23:30まで発売)。

 設定区間及び値段の例を挙げると次の通りとなっています。東京・品川-名古屋間は7700円(「のぞみ」の正規の運賃・料金(普通車指定席、通常期)より3390円お得、通常の「IC早特タイプ21」の値段は8800円)、東京・品川-新大阪間は10000円(「のぞみ」の正規の運賃・料金(普通車指定席、通常期)より4450円お得、通常の「IC早特タイプ21」の値段は11000円)、東京・品川-広島間は13000円(「のぞみ」の正規の運賃・料金(普通車指定席、通常期)より6080円お得、通常の「IC早特タイプ21」の値段は14000円)、名古屋-博多間は12500円(「のぞみ」の正規の運賃・料金(普通車指定席、通常期)より6040円お得、通常の「IC早特タイプ21」の値段は13000円)です。1回使うだけで年会費の元は十分に取れます。

 そのほか、JR東海は、夏休みなどに子供や保護者を対象に、業務体験などができる記念イベントを行うようです。詳細は後日発表されます。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032966.pdf、JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/02/page_9894.html)

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仙台発新函館北斗行き臨時「はやぶさ」

 1月20日、JR各社から春(3~6月)の臨時列車についての発表がありました。

 まず、北海道新幹線については、三連休やゴールデンウィークに、「はやぶさ」を増発します(一部は東京-新青森間の「はやぶさ」の延長)。ここで注目されるのは、5月5~7日に運転される、「はやぶさ289号」。仙台8:31発新函館北斗11:13着です。ゴールデンウィークに臨時で走る「はやぶさ47号」の運転区間を東京発(6:56発)から仙台発に短縮したのが「はやぶさ289号」なのです。「はやぶさ289号」の途中停車駅は盛岡、八戸、新青森、木古内です。

 4月からの「本物の出会い 栃木」プレデスティネーションキャンペーンに合わせて、臨時列車の運転があります。4月1日、8日には八王子-東武日光間に特急「はちおうじ日光」が運転されます(八王子8:00発、東武日光17:02発)。この「はちおうじ日光」は武蔵野線経由で運転され、新宿は通りません。このほか、日光方面には5月3日から6日の間、快速「GOGO日光」が走ります。宇都宮10:07発で、185系4両編成(全車自由席)です。

 梅で知られる水戸の偕楽園。ここに向けての快速「水戸梅まつり号」が運転されます。3月11日、12日に水戸-勝田間に1日1往復運転します。車両は485系「リゾートやまどり」です。

 通常、新潟-酒田間を走っている臨時列車の「きらきらうえつ」ですが、4月1日、2日、6月24日、25日は秋田まで延長されます。快速「きらきらうえつ(きらきらうえつリレー号)」です。

 ゴールデンウィークの谷間の5月1日と2日には、両国-館山間に快速「青い海」が運行されます(両国9:13発、館山14:46発)。209系4両編成で全車自由席です。トイレはあるでしょうが、ロングシート主体で南房総まで行くのです。

 身延線には週末やゴールデンウィークを中心に、特急「ふじかわ」を1往復運転します。このうち「ふじかわ61号」は静岡6:07発甲府8:54着です。朝早くから山梨の観光ができます。

 山陽・九州新幹線には臨時の「みずほ」が運転されますが、このうち下りの2本と上りの1本は、3月4日から6月30日の間、毎日運転があります。上りの「みずほ616号」も、運休する日は少ないです。珍しいのはゴールデンウィーク最終日の5月7日に博多-新大阪間で運転される「こだま776号」。日中に4時間半ほどかけてのんびりとゴールデンウィークを締めくくるのです。ただ、「500 TYPE EVA」(4月1日から5月26日の間など、違う車両が使われることもあります)が使用される「こだま741号」が3月4日のダイヤ改正で所要時間が25分も短くなっていることからもわかるように、「こだま」も今回のダイヤ改正でかなりスピードアップされていることが伺えます。

 岡山から尾道、宇野、高松に向けて走っている「ラ・マル・ド・ボァ」ですが、4月1日から始まる「四国デスティネーションキャンペーン」に合わせて、4月2日の一日だけですが、琴平に向けて「ラ・マルことひら」を運転します(この日は高松方面は運休)。「ラ・マルことひら」は岡山10:11発、琴平14:01発で、途中停車駅は児島、多度津のみです。反対に北の津山方面に行く「ノスタルジー」車両は、毎週土曜日に定期列車として使われます(臨時列車運転や車両運用上の都合などで変更となることもあります)。「ノスタルジー」が使われるのは、岡山6:04発、9:42発、13:05発、17:10発、津山7:53発、11:31発、15:54発です。各駅停車の岡山6:04発以外はすべて快速「ことぶき」です。

 夜行列車については、「サンライズ出雲92号」、「サンライズ出雲91号」(ともに東京-出雲市間)がゴールデンウィークに合計2往復、東京-大垣間の「ムーンライトながら」が春休みに(東京発3月17~25日、大垣発3月18~26日)、新宿発白馬行きの「ムーンライト信州81号」が春休みとゴールデンウィークに合計6本運行されます。「サンライズ瀬戸」の琴平延長は、この春も金曜、休前日(東京発基準)の35日間、引き続き行われます。
(参考:JR北海道ホームぺージ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170120-1.pdf、JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2016/20170107.pdf、JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032861.pdf、JR西日本ホームぺージ http://www.westjr.co.jp/press/article/items/170120_00_rinji.pdf、JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2001%2020%2001.pdf)

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首都圏の変わり種ホームドアと変化が予想される東武を見る(2)

 あざみ野で東急に乗り換え。渋谷方面に3駅、宮前平でいったん降りる。ここも変わり種のホームドアがある駅。とは言っても宮前平のホームドアはよく見かけるタイプ、どこが変わり種かと言えば、ホームドアの置かれている位置なのだ。ホームドアは線路のすぐ近くにあるものだが、ここ宮前平のはかなり線路から離れた場所にある。東急田園都市線は混雑の激しい路線として知られている。そのため部分的に6扉車が導入されていた。ところがオール4扉車に統一されることになり、4扉車でも6扉車でも対応できるように、ホームドアの位置を線路から離れたところにしたのである。次に乗った南栗橋行き(宮前平11:35発、東武線内は急行)は東武の車両。地下鉄を介して遠くまで行くものだ。東武まで乗り通すのはそれほど多くないようで、東急からの客は渋谷や次の表参道あたりで降りる人が目立つ。

 南栗橋行きの急行を北千住で降りる。かつて東武日光方面の特急はエリート列車で、「けごん」や「きぬ」は浅草を出ると原則下今市までノンストップだった。JRとの乗り換え駅である北千住も下りは通過していた。その間を埋める列車のひとつとして設定されたのが快速。運賃だけで乗ることができるが、特急としても恥ずかしくないぐらい停車駅が少なく、座席も長距離を考慮した2扉セミクロスシート、ボックスシートがずらりと並んでいる。しかし、エリート列車であった特急の停車駅が増え、利用しやすくなった。これ自体はいいことだが、快速にとっては立場が危うくなる。東武としては栃木や新鹿沼へも特急で行ってもらいたい。ましてや快速で日光や鬼怒川に行かれるのは料金収入が入らないから困る。ということで快速運転は一部を除いて新大平下までに短縮され(一時は東武動物公園以遠各駅停車だった)、本数も日中は2時間に1本となった。さらに春には分割併合が可能な特急、「Revaty」がデビューする。今の快速は下今市で分割併合できるのも特徴だが、それが将来「Revaty」に取って変わられることも十分考えられる。具体的な発表は今のところないが、早目に快速に乗っておいたほうがよさそうだ。最後尾の扉に並ぶ。帰省客や観光客で混むと予想され、座ることができないと思っていたが、何とか空席を見つけることができた。乗車した北千住12:51の区間快速も、下今市で東武日光行きと会津田島行きに分かれる(どうやら乗車した2016年12月30日は、車両運用の都合で会津田島行きになっていたようだ)。間違った方向に乗っていかないようにするため、車内にも方向幕がある。

 時間の都合上、栃木で折り返す。栃木14:07発の「きぬ124号」に乗る。日光や鬼怒川に向かうのならともかく、年末に都心に向かう便が満席とは意外。事前にインターネットで予約して正解だった。東武の「けごん」や「きぬ」にはビュッフェがある(時間帯によって休止している便もある)。調理をするわけではなく、電子レンジで温めて出すだけだが、貴重な存在であることには変わりはない。早速焼きそばを注文し、席に戻って食べる。隣は春日部で降りたが、代わりに違う人が乗ってきた。東武の特急料金は座席などのサービスの良さを反映してか結構高いが、浅草−春日部間なら510円と良心的。「きぬ124号」を北千住で降り、常磐線で上野に行く。上野からは遅れていた上野東京ラインの沼津行き(所定のダイヤでは上野15:20発)に乗ることができた。10両編成と短いが、最後尾のボックスシートに空席を見つけて座る。

 沼津ではすぐに発車する浜松行き(沼津17:47発)に乗ってもよかったが、沼津18:31発の「ホームライナー浜松3号」に乗っても名古屋に着く時間は同じ。しかも座席は雲泥の差。320円を投資する価値はある。沼津に着くとすぐに乗車整理券を買い、発車までの時間で夕食を買う。前回と同じようにステーションデパートで夕食の弁当とお土産を買う。弁当はタイムセールをやっていた中華だが、今回は麻婆茄子にした。なぜかスープもおまけでついてきた。旅先で汁物はありがたい。よくわからないのが「ホームライナー」の座席の割り当てかた。2人で予約したわけでもないのに2席とも埋まっているところもあれば、2席とも空席のところもある。快速の「ホームライナー」は休日でもそれなりに使われているが(私と同じように沼津駅のステーションデパートで買った弁当を食べている人もいた)、やはり混むのは乗車整理券がいらない普通列車になる浜松。座席がほぼ埋まる程度となった。豊橋で接続する特別快速が遅れて発車したため、金山での中央線にうまく乗り換えられるか心配であったが、途中で遅れを取り戻し、予定の列車に乗ることができた。

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首都圏の変わり種ホームドアと変化が予想される東武を見る(1)

 名古屋23:20発の「ムーンライトながら」に乗るため、今池から地下鉄に乗る。この時間帯に地下鉄に乗るのはあまりないが、意外とよく乗っている。栄からの混雑が激しい。仕事納めは28日だったのでスーツ姿の人は少なく、若い人が栄で遊んでいたのだろう。

 「ムーンライトながら」は3番線から発車する。「ムーンライトながら」の指定席券が発売される乗車日1か月前は平日のため、発売開始時間の10時に買うことができない。そこでJR西日本のインターネット予約、「e5489」を使ったのだが(事前に予約を受け付けている)、それも満席で予約することができなかった。こんなことは初めてだ。ただ、そこであきらめてはいけない。何度か駅で予約していたら、キャンセルした人がいたのだろうか、指定席券を取ることができたのだ。「ムーンライトながら」に乗る。空席が目立つが、検札に来た車掌の話によれば、満席とのこと。東京に近づくにつれ空席は減っていったが、それでも空席はところどころにある。不思議な話だが、困ったことに指定席券が520円と安いため、キャンセルをしなかったり、2席を買い占めたりする者がいるのだろう。とは言っても立っている人がいれば、そういう人に指定席券を売ることができる。定期列車のときには、本来はおかしいことだが、指定席券を持っていない客もたくさんいたのだ。立っている人がいないということは「ムーンライトながら」が臨時列車となって久しく、認知度が下がったからだろうか?

 横浜からひと駅だけ京浜東北線に乗り、東神奈川から横浜線に乗る。横浜線もE233系に置き換えられている。東神奈川を出たときは立っている人もいたが(とは言っても座席もそれほど混んではいない)、彼らは2、3駅で降りていき、ぽつりぽつりと客が座っているのみ。30分弱で町田に到着。ここ町田に来たのは、変わり種のホームドアを見るため。ホームでの安全確保のためにはホームドアの導入が最善の策だが、費用が高くなるのが欠点のひとつである(そのほか、同じ扉配置の車両しか走らないことも条件だが、町田の場合は臨時の特急を除けばその条件を満たしている)。そこで考え出されたのが「スマートホームドア」、扉ではなくバーでホームでの安全を確保するのである。扉ではないので、設置費は比較的安い。最終には8両全体にかかるようにホームドアが設置されるが、今は最後尾の1両のみ。導入して間もないためか、まだ夜明け前なのにもかかわらず、係員が立っている。

 町田で次の列車のホームドアの開閉の様子を見た後、町田5:41発の東神奈川行きで折り返す。まだ真っ暗なのにホームには大きな荷物を持った人たちが並んでいる。列車にも多くの人が乗っていて、座ることができない。その理由は新横浜で明らかになる。帰省のためだろうか、新幹線に乗る客だったのだ。座席が埋まるほどの混み具合になり、私も座ることができる。また京浜東北線にひと駅だけ乗り、今度は横須賀線に乗り換える。ホームに上がると、列車が駅に入るところだった。

 そのまま終点の久里浜まで乗る。久里浜から浦賀までは京急バス。終着駅同士を結ぶ、「乗りつぶし」には欠かせないバスだ。JRの駅から出るのは1時間に1〜2本しかないが、すぐ隣の京急久里浜に行けば毎時4本ほどある。結構便利だ。横須賀線の列車が久里浜に着いたのは7:17、これに対して駅前のロータリーからバスが出るのは7:22。なかなかない、よい接続だ。バスが久里浜を出たときには3人しか乗っていなかったが、途中の停留所で一人二人と乗ってきて、浦賀に着くころには10人近くになった。バスはスムーズに走ったので、予定より1本早い列車(浦賀7:38発)に乗ることができた。この列車に乗って堀ノ内まで行く。堀ノ内−浦賀間は支線のようだが実は本線、三崎口に行くのが支線(久里浜線)なのだ。堀ノ内で乗り換えた列車(堀ノ内7:51発の特急)は京急久里浜止まり。ロングシートの1000形だが、走り出すときに音楽を奏でる。「ドレミファインバータ」と言われるものだが、まだあったとは驚きだ。すでに機器を更新して消えたと思っていたからだ。京急久里浜からは2100形。快特の扱いだが、各駅停車である。三崎口まで複線が続くと思っていたら、京急久里浜からは一部とはいえ単線の区間が出てきた。これも意外だった。

 変わり種のホームドアは三浦海岸にもある。京急は2扉車から4扉車まで様々なタイプの車両が走っている。こういうところに従来型のホームドアを置くことはできない。そこで考え出されたのが「どこでもドア」である。扉の数や位置が違っていても導入することができるように開発されたホームドアだ。しかし三浦海岸のホームドアは動いていなかった。せっかく三浦海岸まで来たのに残念だ。ここでもいったん降りて次の列車で終点の三崎口に着いたが、マグロで有名な三崎はここからバスに乗って行くところ。バスターミナルのほかにあるのはコンビニと開いているのかいないのかわからない小さなお土産屋ぐらい。駅にいても仕方がないのでここで折り返すことにする。駅にはロングシートの車両と転換クロスシートの車両があるが、ある程度の時間乗るので、次発の転換クロスシートにする。三崎口8:52発の快特泉岳寺行きだ。京急を横浜で降り、横須賀線(横浜9:49発の湘南新宿ライン逗子行き)で戸塚まで行き、そこから地下鉄に乗る。横浜市交通局ブルーラインは第三軌条なのだが快速運転を行っている。珍しいことだ。戸塚10:13発の快速で終点のあざみ野まで乗ったが、地下駅でもそれなりの速さで通過する。郊外のほうが混んでいて、都心のほうがむしろ空いていたのは意外だった。(続く)

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首都圏の変わり種ホームドアと変化が予想される東武を見る(0)

 年末の2016年12月29日から30日にかけて東京方面に出かけてきました。

 明日、何回かに分けて、そのときの様子を書いていきます。

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東海道線豊橋-岡崎間の小駅も無人化

 武豊線内の半田を除く駅が機械化により無人化されたことは記憶に新しいですが、東海道線豊橋-岡崎間の小駅についても同じようなシステムが導入されることになりました。集中旅客サービスシステムというものです。

 集中旅客サービスシステムは、東海道線豊橋-岡崎間の小駅、すなわち、西小坂井、愛知御津、三河大塚、三河三谷、三河塩津、三ケ根、幸田、相見の8駅に導入されます。遠隔での切符の確認や案内センターのオペレーターとの会話を可能にすることで、早朝から深夜まで列車が運行する時間帯については切符の購入、精算、ICカードへのチャージができるようになります(現在は無人となる時間帯では切符の購入、精算、ICカードへのチャージはできません)。案内センターのオペレーターはカメラによって駅の状況を把握し、切符の精算、客からの質問の対応や案内放送を行います。現地での案内が必要な時は、三河三谷、幸田にいる係員が出向くことになります。

 さらに幸田には、遠隔サポート機能を付加した指定席券売機を導入します。インターホンを通じたオペレーター対応により、証明書を必要とする割引きっぷにも対応することができます。プレスリリースを読む限りは、JR西日本の「みどりの券売機プラス」レベルの能力はありそうです。幸田はそれでいいのですが、あとの駅は「みどりの窓口」が撤去され、無人駅になってしまいます。新幹線の特急券ぐらいは買うことができるように、指定駅券売機ぐらいは設置してもいいでしょう。

 豊橋-岡崎間の小駅の無人化工事は2017年4月に着手し、10月に使用を開始します。工事費は約2.9億円です。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032440.pdf)

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2017年3月ダイヤ改正発表(4)(JR東海、JR九州、JR貨物等)

 最後に、JR東海(在来線)、JR九州、JR貨物を中心に取り上げます。

 JR東海の在来線では、静岡地区で増発や列車の接続改善を行います。「ホームライナー」については休日に追加で運転するようになったり、逆に休日運休になったりするものもあります。

 熊本地震の影響により熊本-新八代間の一部で徐行運転を行っていましたが、今回のダイヤ改正で所定の速度での運転に戻ります。朝に広島発鹿児島中央行きの直通新幹線がありますが、それが広島6:43発となります。終点鹿児島中央には9:33に着くので、新大阪始発の「みずほ」より先に鹿児島中央に着くのです。平日朝の通勤時間帯には、下りの一部「さくら」、「つばめ」について、自由席が拡大します。また夜も、新大阪20:09発が熊本行きになります(現行は博多止まり)。新大阪発熊本行きの「さくら」になるのです。

 肥薩線には新しい観光列車、「かわせみ やませみ」がデビューします。特急として、熊本-人吉間を3往復します。朝の1往復のみ自由席がありますが、後の2往復は全車指定席です。「いさぶろう」や「しんぺい」も熊本-人吉間は特急となります。長崎線の「かもめ」も朝や夕方に増発します。佐賀7:38発の「かもめ4号」(平日のみ運転)は、鳥栖で「有明4号」と併結します。

 筑豊線若松-折尾間はすべてが蓄電池電車の「DENCHA」になります。直方-博多間を運転する一部の列車も「DENCHA」になります。豊肥線は肥後大津-阿蘇間が運転を見合わせたままとなっています。「九州横断特急」も阿蘇-大分・別府間で2往復するだけです。

 JR九州の在来線の料金について見直されます。2017年3月4日乗車分から、現行310円または510円の座席指定料金を通年520円とします(閑散期の設定は廃止します)。適用例は少ないですが、普通列車のグリーン料金を50キロまでが510円から770円に、51キロ以上が720円から980円に値上げします。本当は運賃を上げるのが望ましいかもしれませんが、収益改善のための第一歩なのでしょう。

 JR貨物は、盛岡貨物ターミナル-笠寺間の「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」を増発し、1日2往復体制とします。インターネットによる各種通信販売サービスの多様化により、宅配便を中心にした積合せ貨物は増加しています。それに対応するため、名古屋貨物ターミナル-福岡貨物ターミナル間においても、積合せ貨物の専用列車の運転を開始します。2016年3月のダイヤ改正で新設された東京貨物ターミナル-吹田貨物ターミナル間のコンテナ列車を神戸貨物ターミナルに延長します。このほか輸送力増強や速達化を図ります。設備投資としては、EH800を3両、HD300を5両新製します。

 JRグループ以外では、愛知環状鉄道が水曜日と金曜日の夕方に三河豊田-新豊田間において、「シャトル列車」を運行します。時刻表上では、朝の「シャトル列車」が「あさシャトル」、夕方が「ゆうシャトル」と表示されます。肥薩おれんじ鉄道は八代-出水間で運行していた「ゆうゆうトレイン」を休止します。利用状況が低迷していたためです。「おれんじ食堂」は夜の4便「おれんじバー」を休止します。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032473.pdf、JR九州ホームぺージ http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2016/12/16/H29TimetableRevision.pdf、http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2017/01/30/20170130kawasemiyamasemi.pdf、JR貨物ホームぺージ http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/2017.3kaisei.pdf、愛知環状鉄道ホームぺージ http://www.aikanrailway.co.jp/pdf/PressRelease28_117.pdf、肥薩おれんじ鉄道ホームぺージ http://www.hs-orange.com/cgi_bin/webpat/document/topics/2016/121601/index.html)

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