平成30年7月豪雨続報

 平成30年7月豪雨での各線の被害状況については以前に記事にしましたが、新たに判明したことなどを主要路線を中心に書いていきます。

 JR東海の高山線についてですが、飛騨金山-下呂間は8月半ばに復旧する予定です。坂上-猪谷間は運転再開まで数か月かかる見通しです。

 一番被害が大きいJR西日本についてですが、山陽線全線の復旧は11月中になります。三原-白市間が最後の区間となります。津山線の玉柏-野々口間は8月上旬、伯備線の豪渓-上石見間は8月中旬です。芸備線は下深川-広島間が23日に、狩留家-下深川間は9月中に復旧しますが、備後落合-狩留家間の運転再開まではかなりの時間がかかります(運転再開までかなりの時間がかかる区間はほかに、福塩線府中-塩町間、木次線出雲横田-備後落合間があります)。呉線の坂-海田市間は8月上旬、広-坂間は11月中、三原-広間は2019年1月の予定です。

 JR四国の予讃線についてですが、本山-観音寺間は8月10日ごろに復旧する予定です。八幡浜-卯之町間は20日に普通列車のみ運転を再開する予定ですが、卯之町-宇和島間の再開予定は立っていません。このほか、JR九州、長良川鉄道、京都丹後鉄道、井原鉄道、錦川鉄道、平成筑豊鉄道にも不通区間があります。

 このように不通区間が多いので、各地で代行バス等の運転が行われています。伯備線では不通区間をカバーするバスのほか、21日からは「やくも」の代替として岡山-米子間にノンストップのバスを5往復走らせます。すでに「やくも」の特急券(グリーン車もしくは指定席)を持っている人が優先ですが、空席があれば乗車のほかに自由席特急券を購入して乗ることができます。「やくも」は米子-出雲市間に5往復走るほか、「スーパーはくと」等に接続する臨時特急や快速が倉吉-米子間で走ります。

 呉線では7月6日までに購入した、呉線を一部でも含む定期券、回数券を持っている人を対象に、バスや船を走らせます。バスは緊急車両のみが通ることができる広島呉道路の通行止め区間も一部使うもので、呉発広島行きが朝に、広島発呉行きが夕方に走ります。1日約30便、約1000~2000人が乗ることができるわけですが、乗車するには整理券が必要です。整理券は呉駅では5:15から、広島駅では18:15から配布します。平日の朝には呉港発広島港行きの船を運航します。呉港6:35発広島港7:50着の予定で、約550人乗ることができます。乗車には整理券が必要で、呉駅で5:15から配ります。船はJR西日本宮島フェリー所有のものを使いますが、車や自転車を載せることはできません。定期券等を持っていない人は、広島電鉄のバスが使えます。広島バスセンターと呉駅との間を1日16往復走らせます。

 山陽新幹線を使った代替輸送もあります。山陽線のほか、呉線の利用者も山陽新幹線を使うことができます(ただし、西条などから連絡バスがある山陽線とは違って、呉線からの連絡バスはありません)。こちらは定期券、回数券のほか、乗車券でも7月6日までに購入したものは対象となり、特急料金を払わずに自由席に乗ることができます。東広島から広島に向かう朝の列車、広島から東広島に向かう夕方の列車が混雑しているので、臨時列車も運転しています。定期列車も通常8両編成のところ、16両にしているのもあります。一部の「ひかり」は東広島に臨時停車しています。山陽新幹線を使った代替輸送は、三原-広島間のほか、新岩国(岩国から連絡バスあり)-徳山間でも行われています。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000037758.pdf、JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/07/page_12678.html、JR四国ホームぺージ http://www.jr-shikoku.co.jp/info/、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/80974、産経WEST https://www.sankei.com/west/news/180717/wst1807170019-n1.html)

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平成30年7月豪雨で芸備線の復旧は1年近く?

 平成30年7月豪雨は、鉄道にも大きな被害を与えました。

 JR西日本に関しては、山陽新幹線は運行しているものの、在来線は山陽線笠岡-海田市間、岩国-徳山間などで運休しています。現時点で1か月以内に復旧が見込めない区間は山陽線、伯備線、芸備線など9路線10区間。しかも結構深刻で、山陽線は盛り土が流されているため、全線の復旧には数か月かかると見られています。橋が流出した芸備線は復旧まで1年近くかかる見込みです。呉線については、坂-海田市間は9月に運転再開する予定です(坂では折り返すことができるようです)。JR四国では、予讃線などで運休しています。運休している区間のうち、本山-観音寺間の運転再開見込みは早くても1か月後、卯之町-宇和島間はかなりの時間がかかるようです。

 このため、JR貨物にも影響を及ぼしています。山陽線、伯備線、予讃線で一部区間が不通となっているためです。運休している区間の1日当たりの輸送量は3万トン、JR貨物全体の3割にも及びます。12日からトラックと船での代行輸送を始めていますが、これでカバーできるのは通常の1割ほどにすぎません。そこで、山陰線を使って迂回輸送をすることを考えていますが、山陰線の大半は非電化区間なのでディーゼル機関車が必要で、運転士の訓練も要ります。そもそも山陰線は単線なので、迂回輸送をしても山陽線のような大量輸送はできません。

 豪雨の被害は中国、四国地方だけではありません。JR東海の高山線と長良川鉄道の一部が運休しているのです。高山線では6月の大雨で不通となっていた区間は復旧しましたが、飛騨金山-下呂間、飛騨古川-猪谷間が不通のままです。しかも、一部を除いて再開の目途は立っていません。特急「ひだ」が運休しているので、高速バスに逃げることのできない下呂温泉では、宿泊客限定で中津川とを結ぶ予約制のバスを14日から走らせます。長良川鉄道は美濃市以北が運休しています。このうち、郡上八幡以北は17日に再開見込みですので、残る不通区間は美濃市-郡上八幡間です。
(参考:JR四国ホームぺージ http://www.jr-shikoku.co.jp/info/、朝日新聞ホームぺージ https://www.asahi.com/articles/ASL7C4T52L7CPTIL01S.html、https://www.asahi.com/articles/ASL7C6HS4L7CPLFA00P.html、https://www.asahi.com/articles/ASL7D5RLXL7DPLFA00Z.html、https://www.asahi.com/articles/ASL7C3PXGL7COHGB005.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180712/k00/00m/040/185000c、中日新聞ホームぺージ http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20180713/CK2018071302000022.html、中国新聞ホームぺージ http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=448516&comment_sub_id=0&category_id=256)

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「サンライズ93号」は京都発出雲市行き

 JRグループは5月18日、7月1日から9月30日までの92日間に運行する春の臨時列車についての発表を行いました。気になる列車について、取り上げていきたいと思います。

 以前、大宮を6:00に出る「はやぶさ101号」についての記事を書きましたが、7月にも走ります。7月28日です。終点の新函館北斗では函館や札幌への接続列車も走ります。「はこだてライナー」(新函館北斗発函館行き)と「北斗85号」(函館発札幌行き)です。6月と同じように、割引切符の設定もあります(値段は若干変わります)。なお、大宮6:00発の「はやぶさ101号」は9月8日にも走りますが、そのときは新青森行きです(新青森8:38着)。富良野線には6月30日から8月12日の間、キハ183系を使った快速「ふらの・びえい号」が走ります。ラベンダーの最盛期である7月を中心に「富良野・美瑛ノロッコ号」が混雑するため、輸送力のある特急用車両を使うことにしたのです。3両編成ですが、全車自由席です。

 信州に朝早く着くには、夜行に乗るという方法があります。快速「ムーンライト信州81号」(新宿発白馬行き、189系6両編成、全車指定席、7~9月の間に13回運転)に乗ればいいのですが、東京を朝早くに出ても、信州方面に早く着く方法があります。7月28日、8月4、11、12日の4回運転される、特急「山かいじ号」です。立川5:10発小淵沢7:01着の早朝特急です。E257系の5両編成で、全車指定席です。名古屋から信州への列車には、快速「ツインアルプス号」があります。9月2日のみ運転の列車で、名古屋-伊那市間を走ります。名古屋6:17発伊那市9:54着、伊那市13:50発名古屋18:00着です。313系の3両編成で、全車指定席です。「青春18きっぷ」のシーズンですので、指定席券さえ手に入れば、いろいろ活用できそうです。

 山陽新幹線で話題になるのは、「ハローキティ新幹線」。6月30日から走ります(検査等の理由でほかの車両が走る日もあります)。「500 TYPE EVA」と同じく、「こだま741号」と「こだま730号」で走ります。また、すっかり「こだま」がメインとなってしまった「レールスター」ですが、「ひかり」で走ります。「ひかりレールスター577号」と「ひかりレールスター576号」がそれで、姫路-博多間を走ります。実はこの「ひかりレールスター」、5月10日からすでに走っているもので、7月以降も臨時列車として走ります。「ひかりレールスター577号」と「ひかりレールスター576号」だけだけに適用される格安切符、「ひかり577★576早特きっぷ」というものもあります。14日前までにネットで購入すれば、姫路-小倉・博多間8000円(子供は1000円、ただし子供だけでの利用は不可)です。

 夏休み期間中等に寝台特急「サンライズ出雲91号」、「サンライズ出雲92号」が合わせて7本運転されますが、9月21日(出発時)に運転される「サンライズ出雲93号」は変わっています。京都発出雲市行きです。京都22:14発、出雲市9:20着で、途中、大阪、三ノ宮、姫路、米子、安来、松江、玉造温泉、宍道に停まります。また、山陰線では「山陰デスティネーションキャンペーン」に合わせて臨時特急「大山」を合計84本走らせます。キハ189系の3両編成です。観光列車「あめつち」も7月1日から走ります。

 さて、「青春18きっぷ」愛好家なら気になる「ムーンライトながら」ですが、この夏も運転されます。東京発7月27日から8月18日までで(大垣発は翌日)、185系の10両編成、全車指定席です。185系の後継にE257系が転用されるので、この「ムーンライトながら」の行く末も気になります。
(参考:JR北海道ホームぺージ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180518_KO_SummerR.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180619_KO_O-miyaNet.pdf、JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180511.pdf、JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000037245.pdf、JR西日本ホームぺージ http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/05/page_12384.html、JR西日本米子支社ホームぺージ http://www.westjr.co.jp/press/article/items/180518_00_sanin.pdf、北海道新聞ホームぺージ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/185611、railf.jp https://railf.jp/news/2018/05/14/180000.html、「J-WEST WORLD」2018年7月号)

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TOKIOの車内チャイムは変更せず

 東海道・山陽新幹線で、JR東海の車両については、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」が車内チャイムとして使われています。

 ところが、TOKIOのメンバーが起こした事件を受けて、音楽には罪はありませんが、そのチャイムの使用を継続するかどうかが話題となっています。

 これに関してJR東海は、今後も車内チャイムを変更することがないことを明らかにしました。そのままTOKIOの曲を使い続けます。
(参考:CBCニュース http://hicbc.com/news/detail.asp?id=00046A7E)

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名古屋近郊を一日散歩

 5月2日のことですが、名古屋近郊の鉄道に色々乗ってきたので、その時の様子を書きます。


 「ICOCA」を持って岐阜9:09発の多治見行きに乗る。キハ75の2両編成である。正直なところ、まだ乗ったことがない、ロングシートのキハ25に乗ってみたかったが、次の機会にしよう。2人掛けの座席に1人ずつぐらい座った状態で発車。各駅ともに少ないながらも乗り降りがあるが、名鉄との乗り換えである鵜沼での乗車が目立つ。

 美濃太田で20分以上の長い停車、客はほとんど降りる。車内にはほとんど残っていない。また美濃太田までは車掌が乗っていたが、ここからはワンマンになる。ホームの端に駅弁の売店があり、せっかくだから買い求める。「松茸釜めし」だ。駅弁のある駅は珍しく、あるときに買っておかないといけない。いきなり潰れてしまうこともあるからだ。ガラガラになってしまったキハ75だが、美濃太田を出てからは乗る人が多く、相席は少ないものの、座席はほぼ埋まっていた。岐阜を出たときと同じような状態だ。多治見で中央線に乗り換えるが、乗り換え時間が短く、慌ただしい。乗った中央線の列車(多治見10:37発)は、元「セントラルライナー」用の車両だった。

 高蔵寺で愛知環状鉄道に乗り換え。事前に金券ショップで株優を買っておいたので、それを使って乗る。片道870円のところ、650円で乗ることができるのだからお得だ。それにしてもJRや大手私鉄ならともかく、上場していない愛知環状鉄道の株優が金券ショップで売られているのは不思議だ。どこから流出したのだろうか? 高蔵寺10:55発はセミクロスシートの4両編成(愛知環状鉄道の車両は大半がセミクロスシートだが、ごく少数、ロングシートのものもある)。青い帯の車両と緑の龍みたいに見える帯の車両の2種類があるが、後ろの緑のにする。4両もあるため、車内はガラガラ。愛知環状鉄道は大半が単線だが、日中でも16分間隔で走っているので、しょっちゅうすれ違う。2両が適正なところだが、運用の都合で仕方がないのか? 終点の岡崎では愛知環状鉄道専用のホームに停まるが、中間改札はない。このまま愛知環状鉄道にICカードを導入したら、岡崎−高蔵寺間を愛知環状鉄道に乗ったかJRに乗ったか区別がつかない。高蔵寺に中間改札を置くスペースはないし、少ないとはいえ直通列車もあるから、岡崎に置くしか方法はない。どうするのだろうか? 蒲郡までの東海道線で美濃太田で買った駅弁を食べる。

 たまには外に出てみようと、風が強く、しかも小雨が降る中、竹島の入口まで歩く。蒲郡からは名鉄。13:11発の吉良吉田行きに乗る。2両編成のワンマンカー。始発の蒲郡と終着の吉良吉田以外は無人駅なので、後ろの車両の扉は開かない。高校生などが乗っていたが、彼らはしばらくすると降り、2両に10人もいないようになった。スーツ姿の人はもちろんいない。残念ながらこれが現実なのだろう。

 終点の吉良吉田に到着。碧南方面への列車が発着していたホームに到着する。吉良吉田で降りる人も名古屋方面に行く人も中間改札を通らないといけない構造になっている。ここで無人駅だらけの穴を塞ぐのだ。吉良吉田から乗るのは、4両編成の急行弥富行き。2人で座るには窮屈なクロスシートのある車両だ。ただ、少ないながらも通過駅があるので、スピード感はある。名古屋本線に入り、知立で乗り換える。猿投まで乗る三河線は朝夕のラッシュも昼間も関係なく15分間隔。昼間は2両編成だが、混む時間は2本つないで、4両編成にする。私が乗った知立14:35発も終着の猿投で増結して4両編成になって知立に戻っていった。

 猿投でそのまま折り返すのは面白くないので、バスを使う。(名鉄豊田線の)浄水駅と足助を結ぶバス、さなげ・足助線は、途中、愛環四郷駅と猿投駅を経由する。日中も1時間に1本あり、猿投駅から愛環四郷駅までの運賃は100円。10分待てばバスが来るので、バスを待つ。猿投駅15:20発のバスは時間通りにやって来た。かわいらしい小さなバス。客が私を含めて3人しかいないのは残念。意外なことに交通系ICカードが使えるので、「ICOCA」で支払う。ちなみに愛知環状鉄道の四郷は、バスが停まるロータリー、駐車場、駐輪場しかない。店の類は全くないのだ。その四郷から愛知環状鉄道に乗って新上挙母まで行く。

 駅員に聞いた通りに行くと、名鉄の上挙母まですんなりと行くことができた。上挙母から15:56発の猿投行きに乗ったが、4両編成になったにもかかわらず、1時間ほど前に乗った列車(知立14:35発のこと。上挙母14:56発となる)よりも混んでいる。高校生の下校時間か? 次の豊田市で豊田線に乗り換え。16:11発の上小田井行きに乗ったが、ひと駅ごとに大学生が乗ってきて、つり革も埋まっていった。

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東海道・山陽新幹線の「FREX」、「FREX・パル」、発売区間を300キロまで延長していた

 新幹線を使って、遠距離でも快適な通勤、通学ができる定期券、「FREX」(通勤用)、「FREX・パル」(通学用)。3月1日からその発売区間が拡大されました。東海道・山陽新幹線においては、営業キロで300キロ以内の各駅相互区間内に拡大されたのです。

 3月1日に拡大された区間はどこがあるのでしょうか? これまで東海道新幹線が絡む場合、営業キロが200キロ以上の区間では発売されないこともありました(ただし、200キロを超える区間でも、東京-浜松間のように発売されているところもありました)。3月1日以降新規で加わった区間は、東京-豊橋間、小田原-名古屋間、浜松-新大阪間、名古屋-相生間、米原-岡山間、京都-新尾道間などです。なお、山陽新幹線単独の場合、これまでも300キロ以内の区間が発売されていましたので、変わりはありません。
(参考:JRおでかけネット https://www.jr-odekake.net/railroad/frex/)

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「静岡デスティネーションキャンペーン」プレ展開で名古屋から急行

 2019年4月から6月にかけて、静岡県とJRグループは共同で、「静岡デスティネーションキャンペーン」を行います。これに先立って、2018年4月からの3か月間、プレキャンペーンを行います。

 元サッカー日本代表の中山雅史選手などによるPRも行われますが、やはり気になるのは特別な列車。まず、初日の4月1日には東京、名古屋から臨時列車が運行されます。東京からは団体臨時列車「プレDC静岡まつり」号。185系6両編成が、東京-静岡間を走ります。旅行商品のみで発売します。名古屋からは、急行「静岡まつり」号が走ります。373系3両編成が静岡-名古屋間を走りますが、こちらは切符単体での発売もします。名古屋7:23発静岡10:26着、静岡18:07発名古屋20:51着のダイヤで、浜松、豊橋、蒲郡、岡崎、安城、刈谷、大府、金山に停まります。5月19日も横浜、名古屋それに熱海から臨時列車が走ります。横浜からは団体臨時列車「静岡トレインフェスタ」号。485系6両編成(「華」)が、横浜-東静岡間で走ります(「グランシップトレインフェスタ」の最寄り駅は、東静岡)。旅行商品のみで発売します。熱海と名古屋からは、急行「トレインフェスタ」号が走ります。熱海発着、名古屋発着とも373系3両編成で、切符単体での発売もします。熱海発着便は熱海8:34発静岡9:55着、静岡17:16発熱海18:34着のダイヤで、三島、沼津、富士、東静岡に停まります。名古屋発着便は名古屋7:23発東静岡10:28着、東静岡17:40発名古屋20:51着のダイヤで、静岡、浜松、豊橋、蒲郡、岡崎、安城、刈谷、大府、金山に停まります。5月19日のこれら臨時列車には、鉄道タレントも乗車します(一部区間のみの乗車のものもあります)。6月2日には、熱海-浜松間、浜松-名古屋間に急行「家康公祭り」号が走ります。373系3両編成です。

(追記)
 4月14日には、小田急新宿から御殿場に向かう、臨時特急「御殿場桜まつり」号も運転されます。小田急新宿発御殿場行きの片道のみの運転です。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000036211.pdf、http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000036578.pdf)

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「500 TYPE EVA」は5月13日まで

 JR各社は、3月1日から6月30日までの122日間に運行する春の臨時列車についての発表を行いました。気になる列車について、取り上げていきたいと思います。

 北陸新幹線では、「かがやき」のほか、数は少ないですが「はくたか」も運転されます。一部の「あさま」は金沢発着になり、列車名も「はくたか」に変わります。4月から始まる「栃木デスティネーションキャンペーン」に合わせて、臨時の「なすの」を運転します。東京8:00発那須塩原9:08着の「なすの283号」で、4月と5月のゴールデンウィークを除く土曜日に合計6回、運転します。在来線でも、電気機関車やディーゼル機関車が牽引する客車の快速を走らせます。4月1日がDD51+12系客車5両+EF64の全車指定席快速「本物の出会い栃木号」(浦和→日光)、6月30日がEF64+12系客車7両(「ばんえつ物語」用)+EF81の全車指定席快速「那須野物語」(大宮→黒磯)です。京葉線の新習志野、中央線の八王子から黒磯に向かう、「リゾートやまどり」使用の快速「リゾート那須野満喫号」も走ります。新習志野発着は5月19、20日、八王子発着は6月2、3日です。4月1日に開業する両毛線の新駅、あしかがフラワーパークへは、5月1、2日に、「リゾートやまどり」使用の快速「ナイト藤まつり号」(大宮-足利間)が運転されます。あしかがフラワーパークにも停まります。

 陸羽西線では、トロッコ車両の「風っこ」と「みのり」が併結した、「新緑庄内号」(5月26日運転、新庄→酒田)、「新緑最上号」(5月27日運転、酒田→新庄)が走ります。「SLばんえつ物語」はこれまでの新潟発着から新津発着に変わります。新潟から新津へは新津行きの片道だけですが、全車自由席、ノンストップの快速を走らせます。新潟9:28発で、E129系の4両編成です。富士急方面への臨時快速は、189系のほかにE257系も使われます。臨時快速からも189系が消えつつあるのです。秋田県内では、DL+12系4両+DLの全車指定席の急行「おが」が走ります。6月16日に、湯沢と男鹿の間を往復します。かつてのような上野発着ではなく短いので、実感がわかないところもあります。草津へは、大船始発の「草津71号」(3月24日、31日運転)、「草津72号」(3月25日、4月1日運転)を走らせます。

 山陽・九州新幹線には臨時の「みずほ」が走ります。「みずほ615号」、「みずほ614号」(いずれも久留米停車)、「みずほ616号」(川内停車)は3月17日から6月30日までの毎日、走ります。「みずほ619号」(川内停車)も毎日ではないものの、一部の日を除いて走ります。500系に「エヴァンゲリオン」の世界観を表現した、「500 TYPE EVA」は5月13日で運転を終了します。これに合わせて京都鉄道博物館では、2月9日から5月6日まで、「500 TYPE EVA展」を開催します。予土線の「しまんトロッコ2号」は吉野生で「鉄道ホビートレイン」とすれ違うため、4月1日から停車駅に加わります。吉野生11:21発です。

 JR九州の観光列車について言えば、久大線が復旧するまで小倉、大分を経由する「ゆふいんの森」は1日1往復しますが(5月7日までは週末中心に1日2往復)、スピードアップがなされます。現行と比較して、最大1時間38分の短縮となります。豊肥線の「あそぼーい!」(阿蘇-別府間)は週末を中心に1日1往復します。「あそぼーい!」が運転しない日は代わりに「九州横断特急」を走らせます。臨時列車となった「はやとの風」は週末中心の運転ですが、4月7日までは毎日運転します(3月28日を除きます)。

 最後に取り上げるのは、夜行列車。東京-出雲市間の「サンライズ出雲92号」、「サンライズ出雲91号」はゴールデンウィークに走ります。「サンライズ出雲92号」は4月27日、5月1日、6日に、「サンライズ出雲91号」はその翌日に走ります。東京-大垣間の「ムーンライトながら」は、東京発が3月16日から24日、大垣発はその翌日に走ります。休前日には、「サンライズ瀬戸」が琴平まで延長されます。

(追記)
 「ムーンライト信州」の運行は正式には決まっていませんが、3月に3回、それとゴールデンウィークに2回走る予定です。ダイヤは新宿23:54発、白馬5:40着の予定です。
(参考:JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20180111.pdf、JR東日本新潟支社ホームぺージ http://www.jrniigata.co.jp/press/20180119harurin.pdf、JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000036163.pdf、JR西日本ホームぺージ http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/01/page_11733.html、JR四国ホームぺージ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2001%2019.pdf、http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2001%2018.pdf、JR九州ホームぺージ http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2018/01/19/180119_002.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/79493、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20180123-575340/)

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東海道新幹線の4割はインターネットでの予約

 新幹線などの鉄道は、航空機や高速バスなどほかの交通機関に比べて、インターネット予約の割合が低いとされていました。「みどりの窓口」が主要駅に整備されている(特に大都市近郊では、「みどりの窓口」がない駅のほうが珍しいです)こともあって、21世紀になっても鉄道の切符は駅の「みどりの窓口」で買うものだとされていました。

 しかし、鉄道の世界も遅くはなりましたが、インターネットでの予約が進んでいるようです。20日にJR東海が明らかにしたことですが、28日から2018年1月4日までの年末年始の期間において、約4割がインターネットでの予約でした。これまではインターネット予約の割合は平均で3割と言われていましたが、9月に導入を開始した「スマートEX」でインターネットの利用率が上がったようです。ちなみに、年末年始における「スマートEX」からの予約の割合は5%程度のようです。

 確かに、インターネットでの予約は慣れると便利です。事業者の立場で言えば、大量に同じような予約を受け付けるなら、インターネットで処理したほうがコストが安く、簡単です。正直言って、インターネットがなくても自動券売機で対応できる程度の、定型的な予約で人を使うのはもったいないです。インターネットでのサービスを充実させ、さらにインターネットでの予約を促す方向に向かうことでしょう。
(参考:中日新聞ホームぺージ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017122090204509.html)

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2018年3月ダイヤ改正発表(3)(JR東海、JR四国、JR貨物)

 次は、JR東海です。

 今回のダイヤ改正でも、時速285キロ運転をする列車が増え、一部「のぞみ」の所要時間が短縮されます。また、休日やその翌日などの早朝、名古屋発東京行きの臨時「のぞみ」が増発されます。名古屋6:28発の「のぞみ90号」で、定期列車の始発「のぞみ92号」に比べ、東京には9分早い8:07に着きます。品川着は7:59で、ギリギリながら7時台に東京都区内に着くことになります。この「のぞみ90号」に接続する列車として、休日に限り、刈谷5:50発名古屋6:21着の普通列車が増発されます。

 高山線の「ひだ」については、下りの「ひだ15号」以降の運転時刻を変更します。おおよそ2時間間隔の運転となり、最終の「ひだ19号」は名古屋20:18発、高山22:49着となります。「ひだ」など3列車のみ残っていた「L特急」の名称はなくなります(そのまま特急として走り続けますので、利用する面においては変わりません)。小田急と直通する「あさぎり」は、富士急と紛らわしいですが、「ふじさん」に改名されます。英語では「Mt.Fuji」です。中央線の22時以降の名古屋方面の列車は、10分間隔になります。この影響で中津川発の名古屋行き最終列車も8分遅くなり、22:21発となります。武豊線で休日のみ走っている快速は区間快速になり、武豊線内が各駅停車になります。このほか、リニア新幹線の工事のため、名古屋の2番線は使用を停止します。プレスリリースでは東海道線の上りダイヤ変更についてのアナウンスはありませんが、こまごました変更はあるでしょう。2番線の使用停止は1年ほどで、その後は1番線を使用停止します。第三セクターの愛知環状鉄道は増発を行い、11時台から21時台まで、ほぼ16分間隔となります。

 JR四国では、高徳線の特急「うずしお」に早朝便ができます。高松6:12発、徳島7:31着の「うずしお1号」で、高松に住み、徳島の会社に通勤している人が単身赴任しないで済みます。この「うずしお1号」も2600系で運転され、2600系で運転される列車がこれまでの3往復から4往復になります。反面、高松23:20発の「うずしお33号」は、利用者が少ないため廃止となります。また、鳴門22:17発の徳島行きが増発されます。この列車は鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムでナイトゲームをするときに運転される臨時列車であり、これが定期列車が格上げされることになります。世界初の制御付き振子式ディーゼルカーである2000系試作車(TSE)は現在、予讃線松山-宇和島間の「宇和海」で走っていますが、2018年3月のダイヤ改正で定期運行を終了します。2018年6月から7月にかけて、「さよならTSE」ツアーが3回企画されています。

 JR貨物は、中長距離区間の輸送力を拡充します。吹田貨物ターミナル-陸前山王間(仙台臨海鉄道線直通)にこれまでなかった深夜発のコンテナ列車を新設します。大手自動車メーカーの要望に応えて、相模貨物-北九州貨物ターミナル間で自動車部品輸送を開始します。そのほか、関東から九州への輸送力を増強し、コンテナ列車の速達化を図ります。

(追記)
 名古屋の2番線が使えなくなったため、上りの一部列車は3、4番線に行きます。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000035934.pdf、JR四国ホームぺージ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2012%2015%2002.pdf、http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2002%2026%2003.pdf、JR貨物ホームぺージ http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/201712daiya.pdf、愛知環状鉄道ホームぺージ http://www.aikanrailway.co.jp/pdf/PressRelease29_108.pdf、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00m/040/140000c、https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00e/040/244000c、JTB時刻表 2018年3月号)

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