新大阪-奈良間にノンストップ特急

 3月16日のおおさか東線の開業により、ターミナル駅である新大阪から奈良へのアクセスが便利になりました。それを活かすべくJR西日本は、11月1日から12月8日までの休日(合計13日間)、新大阪-奈良間にノンストップの特急を走らせます。

 特急の名前はかつて新大阪-奈良間の特急に使われた「まほろば」。今とは経由している線路が違い、停車駅もあったのですが、今回はノンストップです。ダイヤは奈良行きが新大阪10:03発奈良10:53着、新大阪行きが奈良16:56発新大阪17:47着で、車両は287系の3両編成です。1、2号車が指定席(114席)、3号車が自由席(64席)で、グリーン車はありません。また、新大阪-奈良間はおおさか東線経由でも50キロをわずかに超えるため、運賃のほかに1730円(10月の消費税率引き上げ後の金額、通常期の指定席の場合)の特急券が必要となります。いくら新幹線とセットにしたら半額になるとは言え、この特急料金は結構高くて、使いづらそうです。

 ただJR西日本としては、この「まほろば」が好調ならば、臨時運行の追加や定期化も考えているようです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/08/page_14731.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20190822/k00/00m/040/282000c)

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観音寺や琴平にも「ICOCA」

 JR四国にはICカードがありませんが、高松近辺ではJR西日本のICカード、「ICOCA」が使えます。ただそのエリアは狭く、高松-多度津間の13駅に限られます。

 しかし、そのJR四国ですが、2020年3月ごろに新たに7駅で「ICOCA」が使えるようになります。新たに使えるようになるのは、予讃線の詫間、観音寺、土讃線の善通寺、琴平、高徳線の栗林公園北口、栗林、屋島の合計7駅です。訪日外国人旅行者の来訪が特に多い観光地へのアクセス駅を選んでいます。これらの7駅では、「ICOCA」及び全国相互利用対象のICカードでの入出場(200キロ以内の区間なら、JR西日本の「ICOCA」エリアとまたがって利用することもできます)及びチャージ(チャージは栗林公園北口、屋島ではできません)、「ICOCA」の発売や払い戻しを行います。すでに導入している高松-多度津間同様、「ICOCA」定期券の設定は行いません。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2007%2029%2004.pdf)

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花火大会は「ICOCA」で

 夏には各地で花火大会が行われます。和歌山でも7月28日に「和歌山港まつり花火大会」が行われます。最寄り駅は南海の和歌山港ですが、JR西日本はキャンペーンを行います。7月28日に紀勢線の和歌山市で「ICOCA」で入出場した人に、「ICOCA」ポイントをプレゼントするのです。

 どうやったらポイントがもらえるのでしょうか? まず、対象となる「ICOCA」は、「ICOCA」(記念デザイン用、子供用も含みます)、「SMART ICOCA」です。「SMART ICOCA」以外の人は、事前に利用登録をする必要があります(一度登録すれば有効です)。WEBでも登録できますが登録に10日間かかりますので、自動券売機で登録したほうが早いです。キャンペーン参加日の前日(「和歌山港まつり花火大会」の場合は27日まで)までに登録を済ませて下さい。次に、その登録した「ICOCA」で、当日の28日に、往復とも和歌山市(JR)の自動改札機を利用します。片道ではキャンペーンの対象外となります。そうすると後日、行きと帰りで利用したJRの運賃の20%分が「ICOCA」ポイントとしてプレゼントされるのです。紀勢線和歌山-和歌山市間に限らず、阪和線などの分もポイントとして入るので結構大きいです。
(参考:JRおでかけネット https://www.jr-odekake.net/icoca/campaign/minato-fes/)

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北近畿でも「ICOCA」

 JR西日本のICカード、「ICOCA」ですが、これまで北近畿では使えませんでした。山陰線(嵯峨野線)は園部、福知山線(JR宝塚線)は篠山口、播但線は寺前より北では使えないのです。

 しかし、2021年春(予定)から、北近畿でも「ICOCA」が使えるようになるのです(ほかの交通系ICカードも使えるようになります)。新たに「ICOCA」が使えるようになるのは、山陰線が船岡-胡麻間の各駅、綾部、福知山、和田山、八鹿、江原、豊岡、城崎温泉。福知山線が丹波大山-丹波竹田間の各駅。播但線が生野、竹田。舞鶴線は西舞鶴、東舞鶴です。園部-胡麻間、篠山口-福知山間を除いて、特急停車駅のみ「ICOCA」が使えるようになります。紀勢線などと同じパターンです。福知山には自動改札機、そのほかの駅にはIC専用改札機を設置します。投資にかかる費用は6億円です。

 「ICOCA」が北近畿でも使えるようになったことから、新たな問題が出てきます。ICカードは遠回りをしても経路を確認することができないので、最短距離で運賃を請求せざるを得ません。これをICカードの特則とするか(紙の切符なら経由する経路によって運賃が変わります)、JR東日本で行ってきたように「ICOCA」エリアを拡大するか、どちらかで解決しないといけません。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/07/page_14474.html、両丹日日新聞ホームページ https://www.ryoutan.co.jp/articles/2019/07/89150/)

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JR西日本の初乗りがついに130円に

 (大幅な値上げを行う)JR北海道を除くJR5社や大手私鉄などは、国交相に運賃、料金の値上げの認可申請を行いました。

 今回の申請は、消費税率が8%から10%に上がるのに対応したもの。消費税率が上がる10月1日に値上げされます。基本的には消費税率が上がった分だけを転嫁するので、税抜きの運賃、料金に10%を加えたものが値上げ後の運賃、料金になります。しかし、運賃、料金は基本的には10円単位ですから、会社によっては値上げ後の収入が消費税率の上がった分を大きく超えたり、少なかったりすることがあります。ですから、会社によっては一部運賃、料金に調整を加えています。

 値上げ後の幹線の初乗り運賃は、JR東日本、JR東海、JR西日本が10円増えて150円、JR四国とJR九州も10円増えて170円となります。そして、国鉄時代から120円のままだったJR西日本の大阪環状線内、電車特定区間が130円となります。消費税がなかったころからの運賃である120円に10%を掛けると132円になります。130円への値上げもやむを得ないというところでしょうか?
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/07/page_14452.html、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20190702-852677/、京都新聞ホームページ https://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20190702000106、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2019/07/02/324018.html)

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桜島線の延伸は万博終了後

 2025年の万博の会場は夢洲です。その夢洲に向けてはOsaka Metroが伸びます。そして、夢洲にもうひとつ、鉄道が伸びます。JR西日本の桜島線を伸ばすのです。

 しかし、20日に大阪市内で行われたJR西日本の株主総会で明らかになったのですが、その桜島線の延伸は万博には間に合いません。万博閉幕後のまちづくりの状況を見て考えるとのことです。IRができるかどうかによるのでしょうか?

 確かに、万博は半年だけのイベントで、すでに近くを通っている鉄道に駅を追加するレベルならともかく、路線を伸ばすのはリスクがあります。1970年は半年だけ北大阪急行を万博近くまで伸ばし、閉幕後に撤去しましたが(そのとき北大阪急行は大儲けし、投資を回収しました)、そのようなことは今は難しいです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/87196)

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JR西日本、木次線廃止は考えず

 JR西日本の路線の中には、正直言って鉄道で運ぶだけの需要がない路線があります。中国山地のあたりにはそのような路線がゴロゴロしています。

 そんな中、新しくJR西日本米子支社長に就任した牧原氏が24日に松江市で記者会見を行いました。その記者会見の中で、牧原JR西日本米子支社長は、今のところ木次線について廃止を検討していないということを明言しました。

 三江線が廃止され、次に廃止されることを危惧していた木次線沿線の人にとってはありがたい話でしょう。ただ、木次線の需要が少ないことは明らかです。このまま赤字をJR西日本に押しつけていいわけではありません。それなりに需要がある路線に経営資源を投じたほうが良さそうです。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20190624/4030002998.html)

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「はるか」に新型車両271系

 JR西日本は、近年の訪日外国人の増加に伴い好調な特急「はるか」用に、新型車両271系を投入します。

 投入する271系は3両編成6本。2020年春ごろ運転開始予定です。この271系で281系(6両編成9本、3両編成3本)を置き換えるのではなく、全ての「はるか」を9両編成にするためにつくられます(現在は朝の一部列車のみ9両編成)。

 271系は281系と併結して走ることを前提としているので、デザインは281系と似たものになっています。ただ、安全面やサービス面で改良がなされています。安全面では、オフセット衝突対策、衝撃吸収構造の採用等による車体構造の強化を図ります。EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)を採用しています。運転台計器類の二重系化による信頼性の向上を図っています。サービス面においては、全座席にモバイル用コンセントを設置し、大阪環状線や新快速で見られる情報配信ディスプレイを各車両に設置しています。停車駅や列車の運行情報などを日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で表示するもので、地図による表示などもできます。モバイル用コンセント、情報配信ディスプレイはJR西日本の特急車両では初めての採用となります。また、281系ではデッキにある大型荷物スペースですが、271系では客室内に設置されます。大型のスーツケースにも対応できるよう、高さを拡大しています。防犯カメラを荷物スペースやデッキに設置して、車内のセキュリティを向上します。今回つくられる18両の値段は約60億円です。

 ところで、281系には置き換え計画があります。しかし今回の18両では到底足りません。この271系を増備するかたちで対応するのでしょうか?
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/06/page_14402.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/06/page_14404.html)

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「熊本デスティネーションキャンペーン」で筑豊線経由の急行復活

 熊本県とJRグループは、7月1日から9月30日まで、「熊本デスティネーションキャンペーン」を開催します。

 この「熊本デスティネーションキャンペーン」では、いろいろな企画を予定しています。そしてJRグループではいくつかの特別列車を走らせます。この中で今回取り上げるのは3つあります。

 まずひとつは、初日の7月1日に走る、「DL&SL人吉リレー号」(仮称)。通常、熊本-人吉間を走る「SL人吉号」が、この日に限り博多から出発します。当日のダイヤは博多駅を8:43に出て、熊本駅には12:16着。ここで機関車をDE10からSLに代えて、終点人吉駅には16:12に着きます。この列車の切符は「みどりの窓口」等では発売せず、クラブツーリズムのツアーで行います。

 二つ目は、「サロンカーなにわ」(7両編成)を使った夜行列車。かつての夜行列車に因んで、「サロンカー明星号」といいます。往路は大阪駅を8月23日16:18に出て、翌11:17に熊本駅に着きます。復路は博多駅を8月25日16:00に出て、翌6:06に大阪駅に着きます。日本旅行によるツアーで行います。

 最後は、急行「阿蘇号」。12系の6両編成です。往路は広島駅を9月28日9:19に出て、熊本駅に18:50に着きます。復路は博多駅を9月29日14:00に出て、広島駅に20:37に着きます。今回注目すべきことは、往路において筑豊線経由で走ること。九州への列車の中には、九州一の大都会である福岡を通らずに、炭鉱で栄えていた筑豊線を通るものがありました。これを復活させるのです。今回の「阿蘇号」が夜行ではなく昼行なのは違和感もありましたが、明るいうちに筑豊線を通ることができるのは、かえって良いのかもしれません。こちらも日本旅行によるツアーです。
(参考:JR西日本ホームページ www.westjr.co.jp/press/article/2019/05/page_14294.html)

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JR東日本の車内販売ではホットコーヒーすら売らない

 3月16日のダイヤ改正で質、量ともに車内販売を縮小したJR東日本。7月1日にもまた縮小を行います。

 今回見直しを行うのは、販売品目。ホットコーヒーの販売を取りやめます。また、3月にJR東日本の車内販売を縮小した後においても、北陸新幹線の「かがやき」、「はくたか」に限っては弁当、サンドウィッチなどを販売していましたが、こちらもほかのJR東日本の列車同様、縮小されます。7月1日以降、車内販売をする列車は、「はやぶさ」、「はやて」、「つばさ」、「こまち」、「かがやき」、「はくたか」、「とき」、「あずさ」、「かいじ」、「ひたち」、「スーパービュー踊り子」、「いなほ」。そして販売するのは、ソフトドリンク類(ペットボトル)、菓子類、アルコール類、つまみ類です。事前に駅の売店で買えそうなものばかりです。

 なお、「グランクラス」や「スーパービュー踊り子」のグリーン車でのサービスはこれまで通り行われます。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190528_ho04.pdf)

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