おおさか東線と「青の交響曲」に乗ってきました

 12日のことですが、3月16日に開業したおおさか東線と近鉄吉野線の観光列車、「青の交響曲」に乗ってきました。

 

 戦前には山上に鉄道が走っていた高安山から、10:25発のケーブルカーに乗って、山を下りる。「近鉄週末フリーパス」を持っているので、距離当たりの運賃の高いケーブルカーでも気にせずに乗ることができる。信貴山口10:41発に乗り、河内山本に10:46に着く。河内山本では信貴線用のホームではなく、大阪線のホームに入る。大阪上本町方面からの乗り換えが簡単にできるように配慮されているのだ。次に乗るのは河内山本10:48発の準急。2分の接続なので厳しいと思っていたが、無事に乗り換えることができた。計画では11:04発の普通に乗って俊徳道で降り、JRに乗り換える予定だったが、乗ったのは準急なのでそのまま布施まで行き、そこで奈良線に乗り換えて、河内永和に行く。布施での奈良線の乗り換えもスムーズで、階段を上って奈良線の電車に乗るとすぐに発車した。河内永和でJRに乗り換える。いったん近鉄の駅を出て、外を少し歩くとJR河内永和がある。予定より2本早い、JR河内永和11:06発に乗ることができた。201系の6両編成だ。運転席のすぐ後ろに立って、線路を見ることにする。

 放出で学研都市線と合流し、ひと駅だけ複々線で走った後、鴫野で分かれていく。ここからが新しい区間だ。それにしても、放出と鴫野での配線はうまくできている。できるだけ階段の上り下りのある乗り換えがないように配慮されているのだ。話をおおさか東線に戻す。新規開業区間には4つの駅があるが、いずれも高架の相対式ホームで、格好はよく似ている。少ないながらも各駅で乗り降りがあるのは喜ばしいことだ。地元の人が使っているということだから。また、車内には鉄道ファンではないものの、初乗りを楽しんでいる女性グループもいた。かつて歩いたこともある赤川鉄橋も通り、新大阪到着は11:30。おおさか東線用となった2番線に到着する。隣からは「ハローキティー」の「はるか」が出て行った。予定より30分早く着いたので、新大阪から尼崎、京橋を経由して天王寺に行く。途中の寺田町では、1932年の開業時に書かれたともいう、古い駅名標を見ることができた。

 大阪阿部野橋から近鉄に乗る。近鉄御所にも立ち寄り、橿原神宮前には13:57に到着。ここから乗るのは、近鉄の観光列車、「青の交響曲」だ。通常「青の交響曲」は大阪阿部野橋-吉野間を1日2往復しているが、混雑する桜のシーズンは特別運行を行っていて、平日は橿原神宮前-吉野間を1日1往復だけしている。この臨時の「青の交響曲」、吉野線のホームではなく、橿原線のホームから発車する。橿原線は標準軌だが、ここ0番線は狭軌になっている。近鉄ではフリーゲージトレインを開発しているが、橿原線と同じところから出るので、まるでフリーゲージトレインに乗っているみたいだ。14:20に「青の交響曲」は橿原神宮前を出た。中途半端な運転区間だからか、列車は空いている。0番線から出た列車は日ごろは通らないところを走り、吉野線の線路に入っていった。

 「青の交響曲」は通勤型車両を改良した3両編成だが、通勤型車両とは思えない豪華な車両だ。とても特急料金に210円を出しただけで乗ることができるとは思えない。お得な列車だ。この「青の交響曲」の売りは、真ん中の2両目にあるバーカウンター。ここは特別運行中も通常営業を行っていて、スイーツやアルコール、お土産などを売っている。買ったのは、志摩観光ホテルの製菓長で、伊勢志摩サミットでデザートを担当した人が考案した季節のオリジナルケーキ。陶器製のカップに入ったコーヒーも付いて、ラウンジでティータイム(座席に持って行くこともできる)。隣ではアルコールを飲んでいる人もいた。

 「青の交響曲」は通常のダイヤの間を縫って走るため、交換待ちが結構多い。橿原神宮前から52分かけて吉野に到着。土産物街を通り抜け、復活したばかりの15:20発のケーブルに乗ろうとしたが、切符を買っている間に出てしまった。しかし、今は桜のシーズンという繁忙期。通常は15分間隔で走っているが、今はピストン運転していて、5分も待たずに次の便が出た。下りのケーブル乗り場には行列ができていたので(近鉄特急も大阪阿部野橋行きは満席が続いていた)、歩いて山を下りることにする。一面の桜を見ながら、坂を下りていった。

| | Comments (0)

2025年春、路面電車が広島駅の2階に乗り入れへ

 広島駅ビルの建て替え、及びそれに伴う路面電車(広電)の動きについては以前にも記事にしましたが、その続報です。

 まず、現在の広島駅ビルは建て替えられます。現在の駅ビルは2020年3月末に閉館し、ショッピングセンター、シネマコンプレックス、ホテルを備えた新しい駅ビルが2025年春に開業するのですが、そのとき、広島は生まれ変わります。広島駅ビルの2階に路面電車が乗り入れるのです。広島駅中央改札や新幹線口改札と同じ高さで段差無く、路面電車の停留所につながるのです。新幹線を降りたら、すぐ目の前が繁華街などに行く路面電車。富山も便利ですが、そういう光景が広島でも見られるのです。

 そして、路面電車のルートも大きく変わります。広島駅を出た路面電車はいったん東に向かいますが、八丁堀や紙屋町は西のほうにあります。つまり、今のルートは遠回りなのです。そこで広島駅から駅前大橋へまっすぐ向かう、駅前大橋ルートを整備します。稲荷町、松川町(仮称)を経由して比治山下に至ります。八丁堀や紙屋町へは稲荷町で曲がります。

 ただ、駅前大橋ルートをつくると、廃止になる路線がいくつか出ます。それを減らすため、もうひとつルートをつくることにしました。それは、広島市内を回る循環ルート。八丁堀、紙屋町、市役所前などを通り、的場町などの救済策にもなります。廃止されるのは広島駅と的場町の間だけとなり、猿猴橋町のみが廃止されます。

 なお、駅前大橋線は架線レスでつくられるというもありましたが、これは見送られるようです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/03/page_13999.html、広島電鉄ホームページ www.hiroden.co.jp/topics/2019/0327-hiroshimastation.html、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/hiroshimaeki20190315/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

JR西日本、新幹線や「はるか」で手荷物検査を検討

 航空機では乗る前に手荷物検査を受けますが、鉄道ではそう簡単にはいきません。航空機に比べて利用者があまりにも多く(当然ながら鉄道の利用者は長距離ばかりではありません)、短時間でできないからです。

 ところが、2018年6月に東海道新幹線で殺傷事件があり、この6月には大阪でG20の首脳会合が開かれます。2025年には大阪で万博が開かれます。あってはならないことですが、テロが起こる可能性が全くないとは限りません。備えをしておく必要性があります。

 そこで来島JR西日本社長は、2月に行われた共同通信のインタビューにおいて、新幹線や関空への特急を中心に、乗客の手荷物検査をする考えであることを明らかにしました。ただ、先ほども述べたように、鉄道は航空機と違って手荷物検査をするには様々な制約があります。時間や場所が厳しいのです。ですから、手荷物検査は短時間でできる、簡単なものになるようです。

 さて、手荷物検査にかかる時間を短くしようとする話もあります。JR東日本などは1人4秒で手荷物検査をする装置の開発を目指しているようです。
(参考:福井新聞ホームページ https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/804543、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40801410R00C19A2XY0000/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「グランクラス」の洋軽食、3月で終了

 東北・北海道新幹線、北陸新幹線では「グランクラス」の車内サービスを行っています(上越新幹線では「グランクラス」の車内サービスがありません)。その「グランクラス」ですが、4月1日にサービスのリニューアルを行います。

 リニューアルで最も大きいのは、洋軽食がなくなること。和軽食のみになります。食品ロスを減らすのが目的とのことですが、有名な料理人が監修する和軽食に比べて、サンドイッチの洋軽食のありがたみが薄かったのでしょうか? 私も選ぶなら和軽食を選びます(現に乗ったときも和軽食を選びました)。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190308.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

広島の227系が混むわけ

 3月16日のダイヤ改正でJR西日本の広島地区の電車は、全て新型の227系に統一されました(芸備線のディーゼルカーは国鉄型のままです)。少し前まで国鉄型だらけだったのに、新型車両に置き換わったのです。新型車両になるのは喜ばしいことなのですが、利用者にとって困ったことが起きているのです。混みすぎて、乗ることができない人もいるのです。

 なぜ新型に置き換わると混雑するようになったのでしょうか? それは新型車両の導入に伴い、車両を減らしたからです。広島地区の国鉄時代の車両は、最低でも4両編成でした。しかし2015年にデビューした227系は2両から走ることができ、需要に応じて3両編成から8両編成まできめ細かく走らせることができます。

 ところが実際は、混雑するようになったのです。その理由は、JR西日本の読み間違い。2013年に227系の導入を決めたときは乗客数が増えないと考え、山陽線でも時間帯によっては3両で対応できると考えていました。ところが、インバウンドが増え、カープが好調なため、JRを使って野球観戦する客も増えたのです。2015年3月に開業した新白島も年々乗客が増え、広島地区の利用者増につながっています。

 JR西日本も全く対策をしていないわけではありません。利用者の少ない便を4両編成から3両編成にして、その浮いた車両で混雑する便の編成を長くしました。とは言っても、混雑する時間帯に3両編成の列車は残っています。広島地区を227系で統一したため、車両が足らないのです。

 227系は今後も長い期間使う車両ですから、むやみに増備するわけにはいきません。地方では人口が減り、利用者が減ると考えられているからです。とは言っても、(将来のないローカル線ならともかく)今後もそれなりの需要が見込める路線で、このまま放置していいわけではありません。朝夕のラッシュ時に国鉄型車両を復活させて助っ人として使うか、都市部の利用者の多い区間だけの短距離便をつくるなどの対策が求められるでしょう。
(参考:中国新聞ホームページ https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=513366&comment_sub_id=0&category_id=256)

|

「新たな長距離列車」の名前は「WEST EXPRESS 銀河」

 JR西日本が2020年春の運行開始に向けて準備を進めている「新たな長距離列車」。その列車名等が明らかになりました。

 その列車名とは、「WEST EXPRESS 銀河」。JR西日本のエリア全体を宇宙に、そして各地の魅力的な地域を星にたとえ、それらの地域を結ぶ列車として名付けられました。車両の塗装もJR西日本エリアの美しい海や空を表す、瑠璃紺色となっています。側面には長いラインが引かれています。長距離の旅をイメージさせています。ロゴマークやヘッドマークも、星空をイメージするものとなっています。

 「WEST EXPRESS 銀河」には様々な座席が用意されていますが、それぞれに愛称がつけられています。1号車のグリーン車指定席は、ゆったりとくつろぐことができ、また1号車にあることから、「ファーストシート」と名付けられました。2号車と5号車の「ノビノビ座席」は、気軽に夜行列車の旅を楽しむことができることから、国際的に使われている名前である「クシェット」としました。3号車のコンパートメントは家族などと一緒に利用できることから、「ファミリーキャビン」としました。6号車のグリーン個室は、この「WEST EXPRESS 銀河」で一番いい席であることから、「プレミアルーム」としました。

 座席以外にも愛称があります。3号車のフリースペースは、一晩中テーブルランプのみを点灯する予定で、読書や客同士でのおしゃべりもできます(深夜なので、大きな声を出さないように気をつける必要はありますが)。「明星」と名付けられました。1両全部がフリースペースとなる4号車は、深夜でも明るく、騒いでも問題ありません。「遊星」と名付けられました。また、この「遊星」では、一部区間で、地域の人と連携したイベントの開催や弁当等の販売も行うようです。6号車の乗務員室のすぐそばにあるフリースペースは、流れゆく車窓を見ることができることから「彗星」と名付けられています。「WEST EXPRESS 銀河」もそうですが、かつての夜行列車に因む名前が多いです。

 なお、想定されているルートのひとつに大阪-出雲市間があります。運賃と特急料金を合わせて、片道1万円ほどになるようです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/03/page_14028.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/03/page_14034.html、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASM3M575GM3MPTIL02K.html)

| | Comments (2)

山陽新幹線なら駅弁を席まで届けてくれる

 以前、山陽新幹線で駅弁を自分の席まで配達してくれるサービスについて記事にしましたが、3月16日からそれがリニューアルされます。

 駅弁を自分の席まで届けてくれるサービスは「駅弁デリ」と言い、3月16日から受付を始めます(3月17日以降の列車が対象となります)。山陽新幹線で車内販売を行う列車が対象で、グリーン車や指定席に乗らないと使えません。申し込みは、パソコンやスマートフォンで行います。申し込みは乗車の3日前までですが、「おまかせ幕の内セット」なら、乗車前日の24時まで申し込みができます。注文できる駅弁は約40種類(列車によって選択できる駅弁は異なります)。山陽新幹線の駅の駅弁だけでなく、折尾の「かしわめし」(東筑軒)なども用意されています。なお、「駅弁デリ」を利用するには、会員登録が必要です。車内販売は縮小を続けていますし、車内販売を行う列車でも弁当の種類は多くありません。「駅弁デリ」なら事前に食べたい駅弁を予約することができます。

 リニューアル記念として、「駅弁デリ」で税込1000円以上の駅弁を申し込み、購入した場合、1個につきホットコーヒーが200円引きになる割引券がもらえます。7月31日までキャンペーンを行い、9月30日まで割引券が使えます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/03/page_13945.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/84258)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「北陸おでかけパス」も「e5489」で予約可能に

 JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」は、北陸新幹線、山陽新幹線、九州新幹線のほか、JR東日本(一部)、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州の特急列車などを予約することができます。以前にも書きましたが、4月1日以降に予約した分からは名古屋駅、高山駅などJR東海の主要駅においても「e5489」で予約した切符を受け取ることができるようになります。

 さて、その「e5489」ですが、北陸エリアにおいて、4月1日乗車分から新たに3種類の割引切符を「e5489」で予約できるようになります。このうち北陸エリアの人以外でも利用価値が高いのは、「北陸おでかけパス」。「北陸おでかけパス」は、休日限定で北陸エリアの快速・普通列車が1日乗り放題となるきっぷ。JR西日本(北陸線長浜-金沢間など)だけでなく、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道(直江津以西)、のと鉄道(和倉温泉以南)と、幅広いエリアが乗り放題です。値段は大人2500円、子供1000円と結構お得。北陸エリアを周遊するだけではなく、「青春18きっぷ」が使えない第三セクター区間を通過するにも使えます(金沢-直江津間は3030円)。

 ただ、この「北陸おでかけパス」、ひとつ欠点があります。それは3日前までに購入しなければならないこと。しかし、4月1日乗車分からは「e5489」が使えますから事前にインターネットで予約をしておいて、乗車当日に北陸エリアの駅等で引き取ることができます。知っておいたほうが良さそうな知識です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/02/page_13853.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

LRT化する吉備線、岡山市内に5つの新駅

 吉備線がLRT化することは以前に記事にしましたが、岡山市が新駅設置に向けた協議のたたき台として出したものによれば、岡山市内には5つの新駅を設けるようです。

 新駅は、岡山-備前三門間を除いた、備前三門-足守間の各駅間に1つずつ設置します。新駅は高齢者でも歩いて行くことが出来るように配慮され、各地区の人口が多いところにできるだけ近くなるようにします。

 一部の駅では、移設も行います。備前三門駅周辺の1キロほどは、併用軌道になります。併用軌道の両端に駅を置く予定で、備前三門駅は併用軌道の東側に移設します。また、足守駅も駅前広場が狭く使いづらいので、東側に移設するようです。

 このたたき台はすでに各町内会に示しており、住民の意見も聞いて、秋に作成する予定の基本計画に反映させる予定です。
(参考:山陽新聞digital http://www.sanyonews.jp/article/860528/1/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

JR西日本、「みどりの窓口」大幅廃止へ

 新幹線などの切符を売っている、「みどりの窓口」。JR東日本では大幅に縮小していますが、JR西日本は一部が「みどりの券売機プラス」に置き換えられた程度です。

 ところが、今から10年余り先の2030年度ごろには「みどりの窓口」が大幅に減るのです。現在(2018年度初め)には京阪神エリア(340駅)で180駅ありますが、それが2030年度ごろには拠点駅、新幹線駅など30駅程度に激減してしまいます。小さな駅でもある「みどりの窓口」が、ターミナル駅にしかない貴重な存在になるのです。

 なぜこのように極端に「みどりの窓口」が減るのでしょうか? その理由のひとつが、JR西日本の従業員の年齢構成の歪み。2018年4月1日現在、JR西日本の従業員は約30300人いますが、そのうち55歳以上の人が30%超の9430人(定年後再雇用社員を含みます)。彼らは10年もすると引退してしまいます。その後に続く40~54歳の世代は合計しても4100人程度です。国鉄末期で採用を抑制していたため、極端に少ないのです。今後もそれなりに大量採用を続けるのでしょうが、少子高齢化により55歳以上の人の退職をカバーするようなことはできません。もうひとつが、インターネット予約の普及等で「みどりの窓口」に行かなくても、新幹線などの切符を買うことができるようになったこと。ICカードの利用者も増え、75%もの人が使っています。そこで、駅員の仕事を機械でも代替可能な「みどりの窓口」における切符の発券などから、機械ではできない客との対応に振り向けることにしたのです。有人駅がことごとく無人駅になるのではないようなので、駅員が券売機の操作方法を教えることもできます(これも駅員が今後行う業務として残ることになります)。

 「みどりの窓口」激減の代替として、「みどりの券売機プラス」を現在(2018年度初め)の50駅から、2030年度ごろには100駅程度に増やします。しかし、「みどりの窓口」、「みどりの券売機プラス」を合わせて230駅から130駅程度と、半分近くに減ってしまいます。今、「みどりの券売機プラス」があるのは快速が通過するような小さな駅が主体ですが、2030年度ごろには快速停車駅ぐらいになってようやく「みどりの券売機プラス」が設置されるということになるのでしょう。「みどりの窓口」も「みどりの券売機プラス」もないような小さな有人駅には、ICカードの購入やクレジットカードを利用した定期券の購入が可能な高機能型券売機を設置して対応します。特殊な切符ならともかく、新幹線の切符程度は機械に委ねても十分でしょうが、小さな駅でも新幹線の切符を買う程度の機能やインターネットで予約した切符を受け取る機能は欲しいところです。

 早速それを先取りするような話があります。2月末に広島支社管内で3駅の「みどりの窓口」が廃止され、「みどりの券売機プラス」に置き換えられるのです。対象となる3駅は、山陽線の宮島口、柳井、可部線の大町。観光地への玄関となる駅や市の中心駅も対象となっています。外国からの観光客も利用する宮島口から「みどりの窓口」を追い出すというのは選択ミスと思われますが、このような動きはどんどん進んでいくのでしょう。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/02/page_13836.html、中国新聞ホームページ https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=506488&comment_sub_id=0&category_id=256)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧