JR四国、無人駅のトイレや券売機を廃止へ

 JR四国は、利用者の少ない無人駅のトイレや券売機を廃止する方針です。徳島県の場合、4月以降、すでに7駅のトイレや券売機が廃止され、2019年度中にさらに21駅で廃止する方針です。ちなみに、廃止済みもしくは廃止予定のトイレは全てくみ取り式です。

 駅のトイレを廃止する理由は、JR四国の収支改善のため。JR四国としては、駅のトイレが廃止になった後は、列車内のトイレを使って欲しいとのことです。JR四国の普通列車はトイレのないものが多かった印象がありますが、整備されてきたのでしょうか?
(参考:鉄道ファン」2019年9月号 交友社

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観音寺や琴平にも「ICOCA」

 JR四国にはICカードがありませんが、高松近辺ではJR西日本のICカード、「ICOCA」が使えます。ただそのエリアは狭く、高松-多度津間の13駅に限られます。

 しかし、そのJR四国ですが、2020年3月ごろに新たに7駅で「ICOCA」が使えるようになります。新たに使えるようになるのは、予讃線の詫間、観音寺、土讃線の善通寺、琴平、高徳線の栗林公園北口、栗林、屋島の合計7駅です。訪日外国人旅行者の来訪が特に多い観光地へのアクセス駅を選んでいます。これらの7駅では、「ICOCA」及び全国相互利用対象のICカードでの入出場(200キロ以内の区間なら、JR西日本の「ICOCA」エリアとまたがって利用することもできます)及びチャージ(チャージは栗林公園北口、屋島ではできません)、「ICOCA」の発売や払い戻しを行います。すでに導入している高松-多度津間同様、「ICOCA」定期券の設定は行いません。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2007%2029%2004.pdf)

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2700系は8月6日デビュー

 JR四国は2000系の後継車両として、2700系を投入することは以前にも記事にしましたが、そのデビューの日が明らかになりました。8月6日です。

 まず2700系が走るのは、高徳線。8月6日以降、「うずしお」の一部列車を2700系に置き換えます。9月3日以降は、「しまんと」、「あしずり」の一部列車を2700系に置き換えます。ただ、毎日2700系が走るのではなく、2700系が走らない日は2600系(「うずしお」)もしくは2000系(「しまんと」、「あしずり」)が代わりに走ります。2700系が走ることになっている日でも、検査等の都合で2700系が走らず、ほかの車両が走ることもあります。

 本格的に2700系の定期運用が始まるのは、9月28日です。「うずしお」、「しまんと」、「あしずり」のみならず、「南風」にも2700系が使われることになります。今回導入される2700系は16両。内訳はグリーン車と普通車の合造車が2両、普通車が14両です。その後も2700系は増備されます。なお、2700系になった列車について、運転時刻や停車駅の変更はありません。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2007%2029%2002.pdf)

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半井JR四国社長、予土線の存廃について言及

 高知と愛媛の両県を結んでいる、JR四国の予土線。0系新幹線風の車両が走るなど、観光客の誘致に努めていますが、採算は極めて悪いです。3月に初めて公表された路線別収支によれば、予土線の営業損益は2013~2017年度の平均で9.3億円の赤字。100円の収入を得るためには10倍以上の1159円がかかります。JR四国の全9路線18区間の中では最悪の数字です。当然ながら輸送密度も低く、鉄道としての存在意義が疑われます。

 そんな中、半井JR四国社長は23日に開かれた定例記者会見で、予土線についてこのままでは路線の維持は非常に難しいとして、地元自治体と勉強会を開こうとしていることを明らかにしました。

 早速地元の中村愛媛県知事は反発していますが、輸送密度が300人台ではどう考えても鉄道として維持するのは難しいです。地元が第三セクターをつくるならともかく、JR四国が運営しなければならない路線ではありません。中村愛媛県知事はJR四国が厳しいのは四国だけで鉄道事業をやっているからだとして、新幹線事業を行ったり、ほかのJR(西日本?)と合併させたりすることを求めていますが、たとえ四国新幹線が開業したり、JR西日本と合併したりしても、JRで維持しなければならないような規模の路線ではありません。生活に必要だからとか、公共交通だからと言って何でも許されるわけではなく、それなりに鉄道が使われているという事実がまず必要です。
(参考:産経ニュース https://www.sankei.com/politics/news/190424/plt1904240024-n1.html、愛媛新聞ONLINE https://www.ehime-np.co.jp/article/news201904240109)

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赤字をカバーせずに鉄道の維持を求めるのは虫が良すぎる

 2月に明らかになった、JR四国各路線の収支。黒字だったのは瀬戸大橋線だけで、後は全て赤字です。予讃線などの主要路線でも赤字です。ついでに言えば、四国全体の営業係数(2013~2017年度)は144であるのに対して、四国内の路線バス12社の2015年度の営業係数は115と、バスのほうが良い数字になっています。

 このような状態では、存廃が問題となってきます。赤字が大きい路線は廃止される危険性が高いです。しかし、徳島新聞社が行ったアンケートによれば、徳島県内全24市町村全てが、現在のJR路線網の維持を求めています。しかし、どこも赤字を出している現状では、必要性の薄い路線は廃止されてもやむを得ません。輸送密度と照らし合わせてみると、輸送密度が1000人未満の牟岐線阿南以南は、廃止されてもやむを得ないと言えるでしょう。鉄道がある間に、バスとの連携を強化する必要があります。

 もちろん、地元自治体が赤字を負担するから、鉄道を残してほしい、と言っているのかもしれません。それならいいのですが、地元負担を拒否し、国やJRに押しつけるのならば、地元の鉄道存続意欲はない、と判断されても仕方がありません。虫が良すぎるのです。
(参考:徳島新聞ホームページ https://www.topics.or.jp/articles/-/178830、https://www.topics.or.jp/articles/-/162249)

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牟岐線南部の徳島バスでの利用方法について

 3月16日から、徳島バスの阿南大阪線の阿南-甲浦間において、途中停留所での乗降が可能になります(橘営業所発着の便を除いて、上り5本、下り6本が途中乗降可能となります)。

 ただ、残念なことに、JR四国の切符では利用できません。別途バスの運賃が定められ、それを払うことになります(事前予約はできず、高速バスに空席がある場合のみ利用できます。運賃は先払いです)。運賃は阿南駅-牟岐間1100円、阿南駅-甲浦間1500円、牟岐-甲浦間900円などとなっています。牟岐-甲浦間は徳島バス南部の路線バスが走っていますが、その運賃より若干高くなっています。一般道を走るとはいえ高速バスなので停留所が少なく、急行料金の意味合いがあるのでしょうか?
(参考:徳島バスホームページ http://tokubus.co.jp/wptbc/2019/02/19/%E9%98%BF%E5%8D%97%E5%A4%A7%E9%98%AA%E7%B7%9A%e3%80%80%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/)

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土讃線に新たな観光列車

 JR四国は、「ものがたり列車」という名前のいわゆる観光列車を走らせています。2014年7月に「伊予灘ものがたり」、2017年4月に「四国まんなか千年ものがたり」の運行を始め、好評のようです。

 そのJR四国ですが、3つ目の観光列車を走らせることにしました。2020年春に走り始める3つ目の観光列車は、「志国土佐 時代<とき>の夜明けのものがたり」といいます。キハ185系2両編成を改造し、土讃線高知-窪川間を走ります。定員は2両で50人程度で、休日などに1日1往復走ります。全車グリーン車指定席です。

 デザインはJR四国の社員が行います。すでにデザインは発表されており、文明開化ロマンティシズムがコンセプトで、正面には太陽、船の舵、坂本龍馬の家の家紋、列車名からの連想で時計を組み合わせたヘッドマークがあります。横には輝く太陽の光をイメージした曲線をデザインしています。列車は2両編成ですが、1号車は「KUROFUNE」、2号車は「SORAFUNE」と名付けられています。1号車の両側面には遙か先を見つめる龍馬像をデザインし、明治の文明開化のイメージとして蒸気機関のモチーフがあります。2号車の両側面には夜明けの太陽、青空に輝く太陽をデザインしました。新たな旅のイメージとしてロケットエンジンのモチーフを加えています。
(参考:JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2002%2005.pdf、http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2002%2025%2002.pdf)

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JR四国も車内販売廃止

 JR四国も細々とではありますが、車内販売をやっています。「しおかぜ」のうち10本が丸亀-観音寺間で、「南風」のうち」12本が丸亀-琴平間でのみ車内販売を行っています。短い時間でのみの販売です。

 ところが車内販売を利用する人が減っているため、3月15日をもって終了することとなりました。JR北海道やJR九州でも車内販売を廃止するので、在来線の観光列車以外での車内販売は、原則としてJR東日本以外なくなることになります。
(参考:JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2002%2014%2001.pdf)

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予讃線北伊予-伊予横田間に新駅

 JR四国は、予讃線北伊予-伊予横田間に新駅をつくります。2020年春にできるその新駅の名前は、南伊予。駅のできるあたりは1954年まで、南伊予村と言われていたのです(現在は伊予市)。北伊予から1.6キロ、伊予横田から1.1キロのところにあり、松山駅付近の連続立体交差化に伴ってできる、車両基地や貨物駅の横にできます。ホームの長さは90メートル(うち上屋があるのは10メートル)で、無人駅ですが20メートルのスロープを下った高松方には券売機もあります。1日150人の利用を見込み、新駅の建設費1.7億円は愛媛県と伊予市が負担します。

 その南伊予ですが、駅ナンバリングもあります。ただ困ったことに、すでに隣の駅の北伊予にはU02、伊予横田にはU03が割り振られています。そこでその中間にできる南伊予の駅ナンバリングは、ハイフンをつけてU02-1とします。駅ナンバリングを行うときに新駅ができることがわかっているのならあらかじめ駅ナンバリングを用意することができますが、駅ナンバリングをしてから新たに駅をつくる場合は、難しいところがあります。ハイフンなどをつけて対応するか、あるいは既存の駅ナンバリングを変更しないといけません。
(参考:JR四国ホームぺージ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2011%2026%2003.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38190130W8A121C1LA0000/)

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松山駅の「醤油めし」、復活していた

 松山駅の「醤油めし」は人気駅弁だったのですが、4月に製造元の鈴木弁当店が経営破綻し、「醤油めし」も消えてしまいました。

 ところがこの「醤油めし」、復活していたのです。三好野本店(岡山市)がレシピを引き継ぎ、復活させたのです。掛け紙はかつてと同じように伊予弁を番付形式で紹介しています。四国キヨスク(高松市)とステーションクリエイト東四国(高松市)が松山駅や高松駅において、780円で販売しています。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36875180U8A021C1LA0000/)

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