野辺地の「とりめし」、9月で販売終了

 野辺地の有名駅弁、「とりめし」。1952年に販売を開始した歴史ある駅弁です。この「とりめし」、駅構内の売店が閉鎖したことに伴い、2017年にいったん販売を取りやめましたが、同じ駅構内にあるそば屋、「駅そばパクパク」が販売を引き継ぎ、販売を復活させました。

 ところがこの「とりめし」、9月で販売を終了します。というのも、製造元のウェルネス伯養軒青森支店が営業を休止するため。原材料の調達や人材の確保が難しくなっているためですです。

 と言うことは、野辺地だけでなく、青森、新青森の駅弁にも影響が出るのでしょうか? 消えてなくなるものもあると思われます。
(参考:Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000002-webtoo-l02)

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三陸鉄道、全線復旧で利用者増

 3月に全線が復旧した三陸鉄道。乗客数が増えていて、好調なようです。

 5月以降の数字が集計中のため、古いデータですが、4月の三陸鉄道の乗客数は約9.5万人でした(5月以降も好調なようです)。山田線部分が運休していた前年同期に比べて2.6倍と大幅に増えました。乗客が増えたのは復旧した山田線部分だけではなく、以前からある南北リアス線にも波及しています。北リアス線の4月の乗客数は約3.7万人で、前年同期に比べて4割アップしました。三陸鉄道は全線開業に合わせて8両の新車を導入しましたが、団体予約が重なるとそれでも足らず、断ることもあるようです。元々三陸鉄道は2019年度の乗客数の目標として、前年度(2018年度)の2.2倍の116.2万人を掲げましたが、この調子でいくと目標を達成する可能性が出てきました。

 とは言っても、喜んでばかりはいられません。全線復旧により人件費や動力費も増え、たとえ乗客数の目標を達成したとしても、赤字になります。また、目標達成のためには冬場も乗ってもらわないといけません。9月や10月は釜石がラグビーのワールドカップの会場の一つに選ばれたため、観光客の利用が見込まれますが、寒くなると東北への観光客は減ります。冬場にどれだけ乗ってくれるかが目標達成にとって重要となります。
(参考:デーリー東北ホームページ this.kiji.is/534193868692309089?c=39546741839462401)

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大鰐線の社会的価値は年間5500万円

 一時期は廃止の話もあった弘南鉄道大鰐線、廃止は免れましたが利用者は少ないままです。そんな大鰐線ですが、存続させる価値があるのでしょうか?

 弘前市が6月の市議会で発表したところによれば、こんな大鰐線でも価値があるそうです。大鰐線の現状把握や将来予測を目的に、弘前市、大鰐町、専門家などでつくった弘南鉄道大鰐線存続戦略協議会が3月末までに調査を行いました。国交省のマニュアルに基づいて環境、事故件数、沿線住民の意識などから社会的価値を算出したところ、年間5500万円の価値があることが分かりました。2032年度までは弘南鉄道の収入と社会的価値の合計が弘南鉄道の経費を上回ります。また、橋などの土木建築物については目視検査や非破壊検査を行いましたが、緊急性を要する損傷はなかったようです。

 当分の間は大鰐線に存続させる価値があると言えますが、今回明らかになった内容によれば、いずれは消えてしまいます。そのときに大鰐線をどのようにするかは、判断が難しいところです。
(参考:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000002-webtoo-l02)

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「リバティ会津」等、停車駅削減でスピードアップ

 浅草と会津田島とを結ぶ東武の特急、「リバティ会津」。しかし、下今市以遠は普通列車も兼ねているため停車駅が多く(そのため下今市以遠のみを利用した場合は、特急料金が要りません)、所要時間もその分かかります。

 そこで会津鉄道は、「リバティ会津」と会津田島-会津若松間を走る「リレー号」について、停車駅を削減することによるスピードアップを図ります。2020年に行われる次のダイヤ改正から始める予定で、実現すれば数分の所要時間短縮になるようです。
(参考:福島民報ホームページ https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019061264184)

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立佞武多の夜に津軽鉄道旧型客車の旅

 「ストーブ列車」などとして懐かしい旧型客車が走る津軽鉄道。その津軽鉄道で、旧型客車を使った夜行列車のツアーが行われます。日本旅行と共同で企画された旅行商品、「北への旅路追憶はるか 旧型客車夜行『津軽』の旅」です。

 このツアーが行われるのは、8月4日から5日にかけて。立佞武多の夜です。ディーゼル機関車がオハ46 2、オハフ33 1という2両の旧型客車を引っ張ることで冷房がなかった時代の昭和の夜行列車を再現し、津軽五所川原と津軽中里の間を2往復します。

 それではコースを見ていきましょう。4日の夜、津軽五所川原を22:30に出て、津軽中里に向かいます。車内では弁当が出ます。津軽中里では約90分停車し、その間に機回し入れ替えを行い、夜食のカップラーメンを配ります。日付が変わって5日に津軽中里から津軽五所川原に向かいます。津軽五所川原に着いたら約30分停まり、機回し入れ替えを行います。再び津軽五所川原から津軽中里に向かいます。津軽中里では約90分停車し、機回し入れ替えを行います。もう1回津軽中里から津軽五所川原に向かいます。津軽五所川原到着は5:58、ここでツアーは終了です。朝食はありません。なお、参加者のうち20人は、4日の夕方17:30から立佞武多の曳き手体験もできます。

 値段は大人、子供ともに同額の1人18000円。4人掛けのボックスシートを2人で使いますので、ゆったりと使えます。募集人員は72人、6月18日15時から日本旅行大阪支店のホームページ上で販売されます。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/87023)

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三陸鉄道に夜行列車

 JR東日本の山田線が移管されて南北がつながった三陸鉄道。その三陸鉄道ですが、6月1日から8月7日まで三陸地域全体で行われる「三陸防災復興プロジェクト」に関連して、いくつかの企画列車を走らせます。

 企画列車の中には「賛否両論」笠原シェフの監修による「いわて三陸プレミアムランチ列車」(6月15日、7月14日運転)というものがありますが、第三セクターの中で163キロという日本最長の長さを活かした企画もあります。それは夜行列車。かつてのJRの夜行列車に因んでか、「さんりくあさかぜ号」という名前で走ります。

 「さんりくあさかぜ号」が走るのは7月20日と27日(出発日基準)。いずれも盛から久慈への北行きのみです。当日は三陸鉄道盛駅に21:00に集合し、出発式等を経た後、22:00に出発します。22:30には地元食材による夜食が用意され、23:00に消灯されます。翌朝は早いです。まず、4:20に普代村の大沢橋梁で、大漁旗でのお出迎えがあります。5:00にはビューポイントである野田玉川駅にて、太平洋からの日の出を眺めます。終点久慈駅には5:30に着きます。その後すぐに久慈車両基地にて歓迎イベントがあり、名物のまめぶ汁の振る舞いがあります。

 定員は各回ともお座敷車25人、一般車35人の合わせて60人。参加費は大人、子供同額で、お座敷車7000円、一般車6000円です。6月12日9:00から予約を受け付けます。
(参考:三陸鉄道ホームページ https://www.sanrikutetsudou.com/?p=11879)

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仙台空港鉄道、混雑のため4両編成増を検討

 名取と仙台空港を結ぶ、仙台空港鉄道。名取からはJR東日本の東北線に乗り入れ、仙台と仙台空港の間を相互直通運転しています。

 その仙台空港鉄道、2007年に開業したのですが、東日本大震災後、利用者は増え続けています。被災地からの移転や復興需要で沿線の宅地開発が進み、通勤通学客が増えました。それに加えて2016年7月の仙台空港民営化後は、空港の利用者も増えました。海外からのインバウンドも増えています。観光バスで周遊する団体客もいますが、個人客の増えかたが大きく、彼らは鉄道で空港から外に出ます。

 仙台空港鉄道の開業によりいったんは廃止された仙台とを結ぶリムジンバスも10年ぶりに復活するぐらいの好況で、今後も4月に杜せきのしたに隣接するイオンが増床されたことから利用者の増加が期待できます。しかし、乗客は増えるのはいいことなのですが、増えすぎて時間帯によっては積み残しになってしまうこともあるようです。仙台空港鉄道も3月のダイヤ改正で混雑する時間に4両編成の列車を入れましたが(2両編成の列車と4両編成の列車を入れ替えました)、根本的な解決には至っていません。

 輸送力を増やすには、増便をするか、増結をするかの2通りがあります。しかし、仙台空港鉄道は単線で、仙台のホームにも制約があります。そこで、JR東日本は増便ではなく、4両編成を増やすことを選択しました。4両編成を増やすためには、車両を新しくつくるか(現在、仙台空港への車両はJR東日本が4編成、仙台空港鉄道が3編成を保有しています)、運用を見直すかの2通りあります。しかし、車両を2両つくるだけでも億単位の費用がかかり、完成には数年かかります。どうやら運用の見直しで対応するようです。

 ただ、運用を見直すとは言っても、仙台空港鉄道を走るためには、ワンマン運転に対応するための改造が必要です。その改造には1年以上かかりますが、費用は新たに車両をつくるよりも1桁小さいようです。
(参考:河北新報ホームページ https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190401_13020.html)

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「TOHOKU EMOTION」が三陸鉄道へ

 普段八戸線を走っている、レストラン列車の「TOHOKU EMOTION」。4月から6月まで行われている観光キャンペーン、いわて幸せ大作戦!!~美食・絶景・イベント『黄金の國、いわて。』~」に合わせて、三陸鉄道の釜石まで乗り入れます。6月8日、9日のことです。

 6月8日は、八戸発釜石行きです。八戸を11:05に出て、久慈で30分ほど、宮古では2時間以上停まり、釜石に18:43に着きます。翌日の9日は、釜石を9:35に出て、宮古で20分弱、久慈で40分停まり、八戸に16:07に着きます。8日も9日も、ホテルメトロポリタン盛岡のシェフが監修した地元食材をふんだんに使ったコース料理とシェフパティシエ特製のオリジナルデザートを楽しむことができます。メニューは普段八戸線で走っているときと同じものです。

 この「TOHOKU EMOTION」に乗るには、専用の旅行商品を申し込む必要があります。東京からの往復の新幹線やホテルとセットになったものもありますが、片道乗車だけのプランもあります。8日の八戸発釜石行き、9日の釜石発八戸行きともにあり、現地集合、解散で大人1人22500円です。相席にはなるでしょうが、1人から申し込むことができるのも大きなポイントです。
(参考:JR東日本盛岡支社ホームページ www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1555579351_1.pdf)

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名取市の仙台市営地下鉄延伸調査事業、市議会の反対で消える

 仙台市の南隣にある名取市は、仙台のベッドタウン。仙台との行き来も盛んです。この現状から山田名取市長は、仙台市営地下鉄を南に伸ばすなどの方法で、新たな鉄道をつくることを考えました。地下鉄の延伸は山田名取市長の公約のひとつです。

 この公約の実現のため、2019年度当初予算案において、「新たな都市交通システム導入可能性調査事業」という名前で634万円を計上していましたが、名取市議会からの反発が強く、予算としては原案通り可決したものの、調査事業は行わないことを決めました。余ることとなったこの予算は、補正予算で減額することなどを考えています。

 なぜ議会は反発したのでしょうか? 議会は仙台市営地下鉄の延伸の可能性は低いと見ているからです。そういう可能性が低いものを調査する意味が無いと考えているのです。名取市自体も延伸は難しいと考えていて(調査をする目的は、地下鉄の延伸について仙台市から聞かれたときに、名取市としての考えを明らかにするためでした)、調査事業の見送りに至ったのです。

 仙台市営地下鉄に関してはのほうも延伸構想がありますが、これも仙台市を出て、富谷市に至るもののため、このまま延伸せずに終わりそうな気がします。
(参考:河北新報ホームページ https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190215_11018.html、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASM3M4J9YM3MUNHB00D.html)

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三陸鉄道復旧で並行するバス廃止、減便

 今日3月23日、東日本大震災以来運休が続いていた山田線宮古-釜石間は三陸鉄道に移管され、復旧しました。3月23日は記念列車が走るだけで、通常の運行は翌24日から行います。

 この間、宮古-釜石間の地域輸送を担っていたのは、2つの路線バスでした。山田町にある道の駅やまだを境に、北側を岩手県北バス、南側を岩手県交通が担当していました。私も2016年にこれらのバスに乗りました。しかしこれらの路線バス、岩手県北バスは3月24日、岩手県交通は4月1日にダイヤ改正を行います。

 まず、北側の岩手県北バスのほうは、道の駅やまだ方面のバスを減らします。これまで20往復以上ありましたが、半減させます。南側の岩手県自動車のほうは路線を短縮させ、震災前の終点であった浪板までに短縮して、減便します。宮古-釜石間を海岸沿いに路線バスで移動することはできなくなります。このように部分的に廃止になったり、減便したりするのは、鉄道が復旧することでバスより速い鉄道に客が移ることが予想され、しかも震災前に比べて人口が1~2割減っているからです。バスの利用者も多かったわけではありませんでした。2016年の数字ですが、岩手県交通の道の駅やまだ-釜石間の路線バスの平均乗車人数は4~5人に留まっていたのです。

 ともかく、鉄道復旧まで地域の輸送を支えるという役目をしっかりと果たしたのです。2つの路線バスに感謝を忘れてはならないでしょう。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/84626)

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