春の日曜日はJR北海道が乗り放題で3000円

 まもなく開業1周年を迎える、北海道新幹線。JR北海道はこれを記念して、期間限定で「JR北海道日帰り周遊パス」を発売します。

 「JR北海道日帰り周遊パス」が使えるのは、ゴールデンウィークを除く4月上旬から6月上旬の日曜日。4月9日、16日、23日、5月14日、21日、28日、6月4日の合計7日間です。これでJR北海道全線及び道南いさりび鉄道全線の快速、普通列車の普通車自由席が1日乗り放題となります。特急券を買えば、新幹線や特急にも乗ることができます。発売期間は3月26日から6月3日のうち、各利用日の1か月前から前日までの発売となります。JR北海道の主な駅の「みどりの窓口」、主な旅行会社などのほか、新青森の「みどりの窓口」、指定席券売機でも購入できます。値段は大人3000円、子供1500円です。特急券が要るとはいえ、新幹線や特急にも乗ることができるのは結構お得です。

 話は変わりますが、JR北海道は閑散期に地元住民を対象とした割引を行うようです。10月から11月の平日に渡島・檜山管内の住民を対象に「市民・町民乗車デー」を設け、通常なら14520円かかる新青森-新函館北斗間が4000円で往復できるようにします。幼稚園児、保育園児、小学校1~3年の児童を対象に、学校行事で新幹線を利用してもらう体験乗車も、4~6月、10~翌年3月の平日に行う予定です。2年目に向けた対策のひとつでしょうか?
(参考:JR北海道ホームぺージ http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170316-2.pdf、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170321-OYTNT50010.html)

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函館市企業局、古い路面電車を2両維持する方針

 函館市企業局には、製造から50年以上が経過している旧型の路面電車が10両あります。一番古いのは1950年製の500形です。

 ところが函館市企業局は保有している10両の古い車両のうち、2両はこのまま維持する方針です。計画では、500形1両と710形、800形のうち傷みの少ない1両をこのまま維持します。

 なぜ古い車両を2両とはいえこのまま維持するのでしょうか? どうやら、古い車両が人気なのです。映画などの撮影で古い車両が指名されることが多いのです。

 残り8両については、次の通りになります。3両は融雪剤により床下に腐食がみられることから順次超低床車に置き換えられます。5両は台車に異常がないため、車体だけを更新します。
(参考:「鉄道ファン」2017年4月号 交友社)

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「三陸鉄道片道途中下車きっぷ」発売

 三陸鉄道は2016年12月10日から、新しい切符を発売しています。「三陸鉄道片道途中下車きっぷ」です。

 三陸鉄道の片道乗車券は、途中下車前途無効です。途中下車したいのであれば、その都度切符を買いなおす必要があります。

 ところがこの新しい切符、値段は普通の片道乗車券と同じですが、逆戻りしない限り、何度でも途中下車できます(有効期間は1日限りです)。発売駅は宮古、久慈、釜石、盛の4駅。それぞれ宮古は久慈まで、久慈は宮古まで、釜石は盛まで、盛は釜石までのものを発売します。
(参考:三陸鉄道ホームぺージ http://www.sanrikutetsudou.com/?p=5960)

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青い森鉄道、2017年3月ダイヤ改正で減便、自動券売機撤去、営業時間短縮

 青い森鉄道もJR東日本等がダイヤ改正を行う3月4日に、ダイヤ改正を行います。

 ただ、その内容は明るいものではありません。詳細な時刻は2月下旬ごろに発表しますが、乗客が少ない昼下がりの目時-八戸間などの便の運行を取りやめます。八戸-青森間は現行の上下40本から36本になります。列車の走行距離は5221.2キロとなり、2015年度に比べて約13%減ります。

 経費削減策はこれだけではありません。自動券売機を撤去する駅が4駅、窓口の営業時間を短縮する駅が6駅あります。自動券売機を撤去するのは目時、諏訪ノ平、苫米地、北高岩。いずれも1日あたりの発券枚数が1桁です。これらの駅の自動券売機を撤去することにより、2320万円の経費削減を行うことができます。営業時間を短縮するのは、三戸、剣吉、下田、上北町、乙供、小湊。平日は終了時間を現行より1時間半~2時間半程度繰り上げます。清掃業務の直営化を含めて、年間1042万円の経費削減を見込んでいます。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00010002-dtohoku-l02)

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山形鉄道に食事つき列車

 利用客の減少で経営が苦しい山形鉄道。鉄道用地を沿線の自治体に無償譲渡する代わり、車両や施設の修繕や維持管理費用は地元自治体が負担する、上下分離方式に移行しました。その山形鉄道では、これまで車内でプロレスを行うなどの単発のイベント列車はありましたが、観光列車の類はありませんでした。しかしその山形鉄道、食堂車を運行することにしたのです。

 食堂車は新たにつくるのではなく、既存の1両を改造します。4人掛けのボックスシートだったのですが、20人用と24人用のロングシートにし、飲食ができるようにテーブルを備えます。車内で餅つきを体験することができ、音楽や落語、漫才を演じることができるステージもあります。内装は木目調にし、落ち着いて食事できるようにします。外装は沿線にある南陽市の熊野神社に因んで、縁結びをイメージしたデザインと配色のラッピングを行います。ただ、食堂車と言っても車内で調理するわけではなく、米沢牛や地酒、ワインなどを出前で提供するものです。

 約3000万円をかけての食堂車の改造は12月中に終え、2017年1月から試験運行を始め、2017年4月から本格運行に切り替えます。週末や祝日に走らせます。片道1時間のコースで、昼間に最大2往復走らせます。値段は乗車券込みで2000~4000円の予定です。
(参考:河北新報ホームぺージ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161214_53012.html、Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00000028-mai-soci)

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札幌市電、利用者増加したが赤字も増加

 札幌市電がループ化されてから20日でちょうど1年が過ぎました。

 札幌市交通局によれば、2015年12月から2016年12月18日までの間、1日当たりの平均乗車人員は23913人と、前年同期に比べて2240人増加しました。率にして10.3%です。以前に書いた記事同様、好調さを維持しています。札幌市は1日600人増加すると見込んでいましたので、それよりも大きく増えたことになります。利用者にアンケートをしても好評で、低床車の導入やサイドリザベーションの採用によって、車椅子での利用が増えました。2012年はたったの6件でしたが、2016年は11月末時点で228件に増えました。

 しかしこれも以前に記事にしていますが、老朽化した車両の更新が必要となっているため、赤字が増加しているのです。2015年度の赤字額は1.17億円、それが2016年度には2.90億円になるようです。この赤字を埋めるため、2017年4月に運賃の値上げをします。値上げにより、2023年度までに黒字化したいと考えています。また、歩道沿いに軌道がある区間では線路上で駐停車したり、タクシーの乗り降りがあったりする事例が多発しています。違法駐車による遅れは18日現在で19件発生しています。駐車停車禁止の標識を増やすことも考えています。

 札幌市はループ化の効果や運賃値上げの影響を検証し、市電の延伸を検討します。延伸先として候補に挙がっているのは、札幌駅、桑園、苗穂の3か所です。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161221-OYT1T50041.html、北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0350372.html)

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道南いさりび鉄道に「夜景列車」

 今日までの話なので、来年以降も行われたときの参考にしかなりませんが、開業ブームもあり、JR時代とほぼ同じ利用客数(1日平均2000人)を維持している道南いさりび鉄道に関して、備忘録として書きます。

 12月2日、9日、16日、23日、24日の5日間、それも函館17:43発の木古内行きだけですが、一部区間において、2両目を暗くして夜景を楽しむことができる「夜景列車」を運行しました。

 「夜景列車」となる区間は上磯を出て、札苅までの間。18:08から18:44の間でした。1両目は通常通り蛍光灯の明るさのままですが、2両目を減灯させ、電球だけとなりました。風光明媚な区間として知られるこの区間の車窓からは函館の夜景、津軽海峡に浮かぶ漁火や船の灯りなどを楽しむことができたのです。車内には季節感を感じるクリスマスの装飾が施されました。

 ちなみに車両は特に決まったわけではなく、いろいろ使われたようです。また、乗車には特別料金は必要なく、運賃だけで乗車できました(自由席)。2両目は明かりがつかないことから、トイレも使えなかったようです。
(参考:道南いさりび鉄道ホームぺージ http://www.shr-isaribi.jp/info/1903/、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2016/11/29/258/、北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0316292.html)

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2017年3月ダイヤ改正発表(2)(JR東日本等)

 次はJR東日本を中心に。

 東北新幹線東京-仙台間に「はやぶさ」が1往復増発されます。下りの「はやぶさ51号」は東京10:04発、上りの「はやぶさ58号」は仙台15:57発です。途中、上野と大宮に停まります。上越新幹線と北陸新幹線は運転時間帯のシフトを行います。夜間の「たにがわ」を見直し(越後湯沢20時台のものを廃止)、高崎などから利用しやすいよう、「Maxたにがわ412号」(越後湯沢16:01発)を追加します。金沢18時台と19時台の「かがやき」を1本にまとめ、「かがやき510号」(金沢15:55発)を追加します。平日朝の新潟7:58発長岡行臨時「とき490号」が廃止されます。前後の列車の運行間隔が狭くなったためです。

 外国人利用者が多い「成田エクスプレス」については、新宿方面に発着するものを2往復増やし、10~18時台の新宿発着列車は約30分間隔となります。反対に、大船方面は一部見直しがあります。夕方を中心に3往復については、東京-成田空港間の3往復を6両編成から12両編成に増強します。君津行きの「さざなみ1号」は姉ヶ崎に追加停車します。

 「スワローあかぎ」については、朝のラッシュ時前に1本増発します。熊谷6:06発の「スワローあかぎ2号」です。途中、赤羽、浦和、大宮、上尾、桶川、北本、鴻巣に停まります。反対に、夕方の新前橋17:34発の「あかぎ10号」は廃止されます。平日の「あかぎ」は全て「スワローあかぎ」になります。「草津」については2号を2時間ほど繰り下げ長野原草津口13:03発とするとともに、全列車の停車駅を減らします。赤羽、浦和、大宮、熊谷、高崎、新前橋、渋川、中之条のみにし、深谷、本庄、群馬原町、川原湯温泉を通過するようになります。

 烏山線は直流蓄電池電車「ACCUM」(EV-E301系)を3編成追加投入し、烏山線のすべての列車が蓄電池車両になります(これで、首都圏からキハ40がいなくなることになります)。運行本数は変わりません。男鹿線にも交流蓄電池電車「ACCUM」(EV-E801系)を投入します(運転開始日は別途発表されます)。こちらは1日2往復だけで検査日等は従来のディーゼルカーが代走します。

 平日深夜に新宿始発の特別快速がありましたが、これを東京始発に変更します。これまで通過していた、中野にも停まります。上野原と長坂はすべての特急が通過することになります。南武線は快速と各駅停車の接続駅を見直すことにより、休日の快速の所要時間が平均1~2分短縮されます。

 千葉方面へは、東京18:42発京葉線経由西船橋行きを増発します。京葉線の車両で運転します。大きく変わるのが内房線。以前にも記事にした通り、特別快速が廃止され、日中の千葉発着の館山方面への列車が木更津発着になります。途中の君津で東京直通の快速と接続します。同一ホームで乗り換え可能です。久留里線では久留里-上総亀山間の始発、最終の見直しがあります。総武線直通の快速が東京-君津間に1往復増発します。君津9:52発なので、隙間を埋めるかたちの快速となります。東京や千葉へのお出かけにも使えそうです。

 両毛線では朝に小山発桐生行きを1本増発するとともに、日中のパターンダイヤ化を進めます。高崎-伊勢崎間は約30分間隔、伊勢崎-小山間は約60分間隔となります。時刻表を見る限りは本数が減りそうです。また、上越線や吾妻線の一部列車は新前橋発着となります。新前橋では同一ホームで高崎発着の両毛線直通列車と接続します。

 磐越西線の郡山-喜久田間には、新駅郡山富田が開業します。2017年4月1日に開業します。郡山富田では「Suica」等のICカードが使え(郡山富田では「Suica」の発売、払い戻し、再発行、チャージはできません)、郡山方面の「Suica」エリアとの間で「Suica定期券」が使えるようになります。郡山富田が開業する2017年4月1日からは先日復旧した常磐線駒ケ嶺-浜吉田間について新しいルートを基にした営業キロに変更されます。話を郡山富田に戻します。朝には、郡山-磐梯熱海間に1往復追加します。これまで4パターンあった郡山-会津若松間の快速列車のパターンが統一され、郡山富田、喜久田、磐梯熱海、猪苗代、磐梯町となります(一部は川桁-会津若松間各駅停車)。郡山-会津若松、喜多方間にE721系を投入し(一部列車を除きます)、ワンマン運転を開始します(一部列車を除きます)。

 仙台空港アクセス線については、早朝、昼、夜間に1往復ずつ増発します。「仙石東北ライン」については、朝の1往復が石巻あゆみ野に停車します。奥羽線では新庄-横手間の運転本数が見直されます。冬季に通過する赤岩については、通年列車が通過するようになります。実質的な廃駅状態になるのでしょうか? 北上線については小松川、平石、矢美津を通過する快速を6本設定し、速達化を図ります。新青森での接続を見直し、「はやぶさ10号」を利用して青森に行く場合の所要時間を14分短縮します。奥津軽いまべつから青森への通勤・通学がしやすくなります。青い森鉄道と直通する快速「しもきた」のうち1往復について、浅虫温泉-青森間が各駅停車になります。

 最後の485系定期列車である新潟-糸魚川間の快速列車の運行を取りやめ、代わりにE129系2両編成の直江津発長岡行快速列車を休日に運転します。直江津8:27発長岡9:35着です。えちごトキめき鉄道においてもこれに接続する快速が用意されます(こちらは毎日運転)。糸魚川直通の快速が無くなることにより、交直流電車が不要になります。地元の要望で直通列車をつくりましたが、大した需要はなかったのでしょう。今回の改正ではE129系がさらに増え、新潟支社内の約8割の普通電車がE129系となります。信越線直江津-長岡間の列車のうち4往復がワンマンとなります。北越急行では普通列車2本を快速に置き換え、東京方面との速達化が図られます。

(追記1)
 三陸鉄道も2017年3月4日にダイヤ改正を行います。北リアス線では2017年3月25日に開業する十府ヶ浦海岸開業に対応したダイヤにします。南リアス線では午後に1往復運転している臨時列車が、休日のみの運転から、花巻発釜石行き「SL銀河」の運転日のみの運転となります。

(追記2)
 男鹿線で「ACCUM」の運行を開始する日が、ダイヤ改正と同じ2017年3月4日に決まりました。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/press/2016/20161219.pdf、JR東日本八王子支社ホームぺージ https://www.jreast.co.jp/hachioji/20161216/20161216_info04.pdf、JR東日本千葉支社ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1612_daikai.pdf、JR東日本高崎支社ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/pdf/20161216_info.pdf、JR東日本仙台支社ホームぺージ http://jr-sendai.com/upload-images/2016/12/20161216.pdf、JR東日本盛岡支社ホームぺージ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1481867916_1.pdf、JR東日本新潟支社ホームページ http://www.jrniigata.co.jp/Scripts/press/20161216daiyakaisei-1.pdf、JR東日本秋田支社ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20161216-6.pdf、http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20170217-1.pdf、えちごトキめき鉄道ホームぺージ https://www.echigo-tokimeki.co.jp/userfiles/elfinder/information/161216_daiyakaisei.pdf、北越急行ホームぺージ http://www.hokuhoku.co.jp/press/20161216.pdf、下野新聞ホームぺージ http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161217/2542924、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/series/railwaynews/049/、三陸鉄道ホームぺージ http://www.sanrikutetsudou.com/?p=6552、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/64666/)

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山田線宮古-釜石間は2019年3月復旧見込み

 山田線宮古-釜石間(55.4キロ)は東日本大震災以降、運休したままです。

 しかし以前にも書いたとおり、この区間は復旧させ、三陸鉄道の一部となります。被害の大きい9キロほどで橋梁、線路、駅舎を復旧し、残りの約46キロで枕木のコンクリート化、のり面やトンネルの修繕などを進めます。事業費は200億円程度です。

 さて、この山田線宮古-釜石間の開通見通しですが、2019年3月ごろになるようです。閉伊川橋梁や大槌川橋梁といった難関の工事がおおむね順調に進んでいるからです。2017年度以降に線路の敷設作業を進め、2018年度半ばまでに線路の敷設や信号などの工事を完了させます。試運転に半年ほどかけて2019年3月の開業を目指します。
(参考:岩手日報ホームページ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20161111_2)

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東武500系は「Revaty」

 東武が2017年春にデビューさせる新型特急車両(東武では26年ぶり)、500系の車両愛称名と運転区間が発表されました。

 まず車内愛称名について話をします。車内愛称名は「Revaty」。併結・分割機能を活かした多線区での運行を意味する「Variety」(文字の並び順を変え、「i」を抜くと、「Revaty」になります)と、東武を縦横無尽に運行するという自由度の高さを意味する「Liverty」を組み合わせた造語なのです。ロゴマークも頭文字の「R」をイメージしたものになっています。

 驚くべきは、「Revaty」の運行区間。想像もできなかった運転パターンが用意されているのです。中・長距離区間特急としては、(1)特急「リバティけごん」(浅草-東武日光)、特急「リバティきぬ」(浅草-新藤原)、特急「リバティ会津」(浅草-会津田島): 下今市で列車を併結・分割し、浅草-下今市間を6両編成、下今市-東武日光・新藤原・会津田島間をそれぞれ3両編成で運転します(一部の特急「リバティけごん」は浅草-下今市間も3両編成で運転します)。 (2)特急「リバティけごん」、特急「リバティりょうもう」(浅草-館林間): 東武動物公園で列車を分割し、浅草-東武動物公園間を6両編成、東武動物公園-東武日光・館林間をそれぞれ3両編成で運転します。通勤時間帯における着席ニーズに応えるための近距離区間特急としては、(3)特急「スカイツリーライナー」: 浅草-春日部間を6両編成で運転します(一部、100系車両(「スペーシア」)で運転します)。 (4)特急「アーバンパークライナー」: 春日部で列車を分割し、浅草-春日部間を6両編成、春日部-大宮・野田市間をそれぞれ3両編成で運転します(一部は春日部-大宮間も6両編成で運転)。大宮-運河間を3両編成で運転するものもあります。ともかく、快速を含めてどういうダイヤになるかは興味がもたれるところです。「Revaty」は既存の特急の置き換えではなくて、純粋な増加となるようですから。ダイヤ等はまだ決まっていないので、長距離の「リバティ会津」の所要時間が短縮されるかどうかはわかりません。

 なお、この「Revaty」の愛称決定を記念して、東武は11月3日から「新型特急リバティ愛称決定記念乗車券」を発売します。5000セット限定で、1000円で発売します。東武の主要駅等で発売します。

(追記)
 東武の話によれば、500系は運河以南、館林以北、宇都宮線を走ることはできますが、今のところその区間を走る特急の運行は考えていないようです。
(参考:東武ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/28648073042d98f06de9de47a8ffb5c9/161027_2.pdf?date=20161027165848、http://www.tobu.co.jp/file/pdf/8a787261d12a3c562bb0620d817ade65/161027_1.pdf?date=20161027165842、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2016/10/27/365/、福島民報ホームページ https://www.minpo.jp/news/detail/2016102835922、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2016/11/08/285066.html)

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