「北陸ファミリー早特」は並行在来線も乗車可能

 JR西日本は、JR西日本の発足30周年を記念して、5月11日から「e5489」限定商品「北陸乗り放題ファミリー早特」を発売しています。

 この「北陸乗り放題ファミリー早特」は京都・大阪・神戸市内-北陸フリーエリア間の往復「サンダーバード」(往復とも「サンダーバード」に乗らないといけません。「ゆき」は利用できる便に限りがあります)と北陸フリーエリア内のJR等が3日間乗り放題のきっぷ。北陸フリーエリアは北陸新幹線黒部宇奈月温泉-金沢間、北陸線金沢-敦賀間、小浜線敦賀-小浜間などのほか、並行在来線のあいの風とやま鉄道(越中宮崎以西)、IRいしかわ鉄道にも乗車可能です。

 「北陸乗り放題ファミリー早特」は6月1日から9月30日までの期間限定で(利用開始日基準)、利用開始日の21日前から3日前まで購入することができます。値段は大阪・神戸市内発着が13000円で、京都市内発着が12000円です。子供はなんと一律2000円です。夏休みの旅行にも使えます。ただ、子供のみの利用はできず、2人以上が同一行程で旅行しないといけません。

 そしてここが一番重要なのですが、このきっぷは駅では販売していません。無料とはいえ、「J-WESTネット会員」への登録がいるのです。要注意です。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/05/page_10409.html)

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岐阜県神戸町駅周辺に家を買えば定期券代助成、21枚つづりの回数券

 岐阜県神戸町は6月から、町外から養老鉄道の駅周辺に住宅を購入して転入した人に対して、従来からある最高45万円の定住奨励金のほかに、半年分の通勤・通学定期券代(大垣-広神戸間で62000円)を助成する制度を始めます。

 この制度の適用を受けることができるのは1世帯で2人まで。申請すれば神戸町は助成券を交付します。1回目は5000円の負担で定期券を購入することができ、2回目は5000円引きとなり、合わせて半年分の助成となります。

 神戸町がこのような制度を始めるのは、人口減少の度合いを弱め、地域活性化と(上下分離となった)養老鉄道の利用者の増加を狙っているからです。養老鉄道は名古屋からさほど離れていないというその立地条件から、通勤でも使える鉄道なのです。ローカル鉄道の割には恵まれているのです。4月に策定された町都市計画マスタープランでも、重点施策として養老鉄道を活かすことを挙げています。町の土地開発公社も広神戸駅から約1キロ以内のところで23区画の宅地分譲を行います。

 話は変わりますが、養老鉄道は5月12日から新しい回数券の発売を始めました。21枚つづりの「マイレールチケット21」です。「マイレールチケット21」は金券式の回数券。同じ運賃区間であればどこの区間でも使えます(券面表示の運賃区間を越える区間を利用する場合は、差額を現金で払えばいいのです)。有効期間も発行日から6か月後の月末日までです。200円から690円までの9種類があり、大垣-揖斐間の410円区間なら8000円ちょうど、約7%引きです。なお、7枚つづりの回数券(有効期間1か月)も引き続き発売されます。

 発売箇所は桑名駅、大垣駅などの養老鉄道の各有人駅のほか、無人駅である美濃高田駅、広神戸駅、池野駅、北池野駅付近の施設や店舗でも発売します。
(参考:養老鉄道ホームぺージ http://cug.ginet.or.jp/yororailway/oshirase/449_index_msg.html、http://cug.ginet.or.jp/yororailway/oshirase/back/454_back_msg.html、朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK5B5V64K5BOHGB00P.html)

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北陸新幹線で高岡に来た人が万葉線に乗れば1000円で乗り放題、500円の金券付

 北陸新幹線に乗って高岡に来た人にお得な切符です。

 その名前は、「高岡・射水ぐるっと巡っておとクーポン」。どうやってチェックするのかはわかりませんが、北陸新幹線を利用した人限定の切符です。新高岡駅と高岡駅を結ぶ「シャトル6」と万葉線が1日乗り放題となり、大人が1000円、子供が750円です。しかも、「きっときと市場」(東新湊徒歩7分)もしくは「銘店くるん」(クルン高岡2階)で利用することができる500円券(金券)がついてくるほか、「きっときと市場」ではシロエビのから揚げがもらえます。実質的には500円で乗り放題になるということなのです。発売場所は万葉線の本社、新高岡駅内1階の高岡市観光案内所です。
(参考:万葉線ホームぺージ http://www.manyosen.co.jp/news/img/otoku-pon29.pdf)

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大井川鐵道、元西武のE31形を営業用に整備へ

 SLだけでなく、電車や電気機関車も古いものがたくさんある大井川鐵道。首都圏や関西の大手私鉄で活躍した車両などが集められています。

 そのようにして集められた車両の中に、元西武の機関車、E31形があります。E31形は1986年から1987年にかけて西武が4両製造し、工事用列車の牽引用や貨物列車用として使われていましたが、2010年までに4両とも引退しました。同じ2010年に、E32~E34までの3両は大井川鐵道に来ましたが、展示用や構内での入換作業で使われる程度で、これまで本線での営業運転では使われていませんでした。

 ところがこのたび、E31形も本線で営業運転できるように安全保安装置を設置などを行います。設置工事等は2017年度中に行い、本線での営業運転開始は2018年度の予定です。本線ではSL列車の補助や臨時列車の牽引用に使います。大井川鐵道には1949年から1956年にかけて製造された旧型の電気機関車3両がありますが、その負担軽減などが目的で、廃車にすることは今のところ考えていないようです。また、E31形の塗装もクリームと朱色という、西武時代のものを原則として変えないとのことです。

(追記)
 大井川鐵道はE31形の塗装につき、5月15日までアンケートを行っています。(1)現状のまま(西武時代のまま) (2)EF65国鉄特急色 (3)EF81国鉄色(ピンク)、西武E851色(赤とクリーム)など (4)これらの組み合わせ(車両ごとに塗り分ける) の4択です。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2017/05/02/294269.html、https://response.jp/article/2017/05/10/294493.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/69834/)

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四日市あすなろう鉄道、通学定期を買うとQUOカード

 四日市あすなろう鉄道は4月1日から、「学生応援!通学定期券購入キャンペーン」を始めました。

 「学生応援!通学定期券購入キャンペーン」は、連絡定期券を含む通学定期券を購入(新規、継続とも)した人に2年間有効のポイントカードを渡し、スタンプを押印します。スタンプは1か月当たり1個押しますので、6か月定期なら6個押します。3月以前に定期券を購入した人も、4月1日からの分に対してポイントがもらえます(有効期限最終月の有効日数が16日以上の場合、有効期限最終月の分までもらえます)。スタンプが10個貯まったら、ポイントカードと引き換えにQUOカード1000円分をプレゼントします。また、数量限定ですが、最初のポイントカード発行時に、入学や進級を祝う意味で赤のボールペンのプレゼントがあります。

 通学定期券は安いとはいえ、期間中毎日利用してくれます。四日市は大都市名古屋にも近く、高校を卒業したら終わりではなく、大学への通学や通勤でも利用が期待できます。近鉄の一部だった時代とは違い、四日市あすなろう鉄道として分離したので、特に近鉄との連絡定期は大幅に値上がりし、定期券客は減りました。このキャンペーンには、継続的な固定客をつかみたいという意図があるのでしょう。
(参考:四日市あすなろう鉄道ホームぺージ http://yar.co.jp/imgdata/201703301039283.pdf)

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遠鉄と天竜浜名湖鉄道が乗り放題の一日乗車券

 2017年のNHK大河ドラマは「おんな城主 直虎」。浜松市北部の天竜浜名湖鉄道沿線が舞台です。

 そのため、天竜浜名湖鉄道等は様々なフリーきっぷを発売しています。ひとつは、遠鉄、遠鉄バス、天竜浜名湖鉄道(いずれも全線)のほか、大河ドラマ館入場券や龍潭寺拝観券がセットになった、「いいね!直虎1Dayパス」。1月15日から2018年1月14日の間発売され、値段は2300円です。天竜浜名湖鉄道の1日フリー乗車券が1700円、遠鉄電車とバスの1日フリー乗車券が1540円なので、その2つがセットになった「いいね!直虎1Dayパス」はかなりお得であることがわかります。天竜浜名湖鉄道の掛川駅、新所原駅、遠鉄の浜松駅前バスターミナル乗車券センター、新浜松駅等で発売しています。

 遊覧船とセットになったものもあります。「すいすいコトコトなおいいね!1日フリーきっぷ」というものです。天竜浜名湖鉄道全線(転車台見学ツアーを含みます)のほか、浜名湖遊覧船の3つのコースが乗り放題となります。5月1日から2018年1月14日の間発売され、値段は2200円です。天竜浜名湖鉄道の主要駅等で発売します。

 遠鉄は1月15日から2018年1月14日までの期間限定で、大河ドラマ館-気賀駅前-龍潭寺にバスを走らせています。片道250円で、1日7往復しています。「いいね!直虎1Dayパス」も使えます。ところがこのバス、休日を中心に利用が伸びています。そこで遠鉄は29日から、休日に限りバスを1日13往復運行することにしました。日中は30分間隔で走るのです。
(参考:天竜浜名湖鉄道ホームぺージ https://www.tenhama.co.jp/events/7693/、https://www.tenhama.co.jp/events/8240/、遠鉄ホームぺージ http://www.entetsu.co.jp/release/20170427_entetsu.pdf)

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名古屋市「敬老パス」、名古屋市営地下鉄、市バス等以外に広げるとさらなる負担増

 65歳以上の市民ならば、年間1000~5000円というわずかな負担だけで市営地下鉄、市バス、ガイドウェイバス、あおなみ線が乗り放題となる名古屋市の「敬老パス」。高齢化で利用者はどんどん増え続け、2016年12月の利用者は約33万人にもなっています。「敬老パス」にかかる名古屋市の事業費は2017年度で140億円にもなり、2019年度にも名古屋市の設定した上限額、142億円に達します。こうなると解決策は対象者を減らすか、負担額を増やすか、利用限度額を設けるか、何らかの対策をしないといけません。

 ところが目先の選挙が一番怖い市長や市議といった政治家は、高齢者の票が逃げる「敬老パス」の負担増等に踏み込もうとしません。逆に、「敬老パス」が使える路線をJR東海、名鉄、名鉄バス、近鉄に拡大しようとしています。当然ながら事業費は増えます。もともと名古屋市は制度見直しのために2016年7月から8月にかけて、名古屋市内の65歳以上のうち、3000人にアンケートを行っていました。その結果によれば、「敬老パス」をJR東海、名鉄、名鉄バス、近鉄にも拡大した場合、事業費は最大約17%増え、約164億円にもなってしまいます。軽々と上限額を突破するのです。

 票のために高齢者に甘い政策を続けては、いくらお金があっても足りません。減税する余裕があり、お金持ちの名古屋市も例外ではありません。確かに名古屋市には市営地下鉄や市バスなどが近くにないところもあります。JR東海などを対象に加えるのはそれをカバーする目的もありますが、それならそれで事業費を抑える工夫がいるでしょう。本来なら「敬老パス」を将来にわたって維持できる程度に縮小させ、希少価値の高い子供にその分を振り替えるほうが望ましいでしょうが。
(参考:朝日新聞4月27日朝刊 中部14版)

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福井鉄道200形、車庫に1年以上置きっぱなしだった

 福井鉄道のかつての看板車両と言えば、200形。1960年から1962年にかけて3編成6両がつくられ、大型の車体を活かして多くの人を運んできました。ラッシュ時に威力を発揮したそうです。

 ところが、2013年から「FUKURAM」が導入されました。これなどに伴い、3編成のうち2編成が引退し、1962年に製造された203号のみが残っています。

 しかしその203号、1年以上も北府駅の車庫で停まったままです。2016年2月から休車扱いとなっていて、2016年7月には全般検査の有効期限が切れています。本線を走行させるには全般検査を受けなければなりません。もっとも、村田福井鉄道社長の話によれば、200形に全般検査を受けさせることはしないようです。200形が老朽化しているため、全般検査を通すためには多額の費用がかかり、しかも200形は高床構造のため乗り降りが不便であるからです。本線上でのお別れイベントを開けないまま事実上引退してしまったのです。

 今後、200形は保存されるようです。越前市には「北府駅鉄道ミュージアム整備事業」を行っていて、その中で200形を保存展示するのです。しかし、それが行われるのは2020~2021年度とかなりの先です。そして肝心の203号は1年以上の間、北府駅構内で雨ざらしになっていて、腐食している危険性もあります。本線での再走行は無理でしょうが、保存するならそれなりの対策をしておかなければならないでしょう。
(参考:福井新聞ホームぺージ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/railway/119151.html)

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富山県内に2種類のフリーきっぷ

 2月まで発売され、現在では使えないフリーきっぷについての話ですが、備忘録として載せておきます。

 北陸新幹線で富山を訪れた観光客や地元富山県民に、公共交通機関を使った観光を楽しんでもらうため、富山県と富山県内の公共交通機関が連携して、2種類のフリーきっぷを発売していました。その名前は「とやま1日乗り放題きっぷ」、中央エリアと東部エリアの2種類がありました。

 中央エリアの対象路線はあいの風とやま鉄道の富山-高岡間、万葉線、富山ライトレール、射水市のコミュニティバス(「海王丸パーク・ライトレール接続線」)、加越能バスの高岡駅-新高岡駅間です。以前あった、「鉄軌道王国とやま 1日周遊乗り放題きっぷ」に似ています。発売期間は2016年10月15日から2017年2月26日(利用日の1か月前から当日まで発売)、利用期間は2016年10月15日から2017年2月26日の休日1日限りです(2016年12月31日~2017年1月2日は除きます)。値段は大人1000円、子供500円で、あいの風とやま鉄道の富山-高岡間の各駅窓口、万葉線の車内、本社窓口、新高岡駅観光案内所では発売していました。

 東部エリアの対象路線はあいの風とやま鉄道の越中宮崎-富山間、黒部市内バス(新幹線市街地線、新幹線生地線)、魚津市民バス(市街地巡回ルート)です。乗り物のバラエティという面では、行き帰りで違うルートをとることができる中央エリアのほうが面白そうです。値段は大人1200円、子供600円で、あいの風とやま鉄道の泊-富山間の一部を除く駅窓口、黒部市地域観光ギャラリー「観光案内所」で発売していました。発売期間、利用期間は中央エリアと同じでした。
(参考:富山県ホームページ http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1003/kj00015811-001-01.html、http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1003/kj00015811-002-01.html、あいの風とやま鉄道ホームぺージ http://ainokaze.co.jp/3674)

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「トキめきホリデーフリーパス」、4月からあいの風とやま鉄道泊駅でも購入可能に

 長野方面から来て「トキめきホリデーフリーパス」(えちごトキめき鉄道が2日間乗り放題、特急券を買うと特急にも乗車可、大人1000円)を買う場合は境界の駅の妙高高原でできますが、金沢・富山方面からはそのようにはいきません。境界の駅の市振は小さな駅で、買うことができないのです。

 えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の事実上の境界の駅は、市振の2つ西の泊。直江津方面からのディーゼルカーと富山方面からの電車の乗換駅は泊なのです。ただ泊はあいの風とやま鉄道の駅であり、これまで「トキめきホリデーフリーパス」の取り扱いはありませんでした。

 しかし4月1日から、泊でも「トキめきホリデーフリーパス」を購入することができるようになります。えちごトキめき鉄道に入る前に買うことができるようになるのです。市振までの切符は別途購入する必要がありますが、えちごトキめき鉄道に入った青海まで行かないと買えない現状に比べると、少し前進と言えるでしょう。

 さて話は変わりますが、あいの風とやま鉄道での切符の販売についてのニュースです。4月からは全ての駅でJRの切符をクレジットカードで購入することができるようになります。新幹線の切符など、高い切符にはありがたい話です。6月からは、泊、入善、黒部の各駅で営業時間内の窓口閉鎖時間が無くなります。2016年に続いての改善です。
(参考:えちごトキめき鉄道ホームぺージ http://www.echigo-tokimeki.co.jp/userfiles/elfinder/information/20170314_holidayfreepass.pdf、日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO10658900U6A211C1LB0000/)

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