「ドラえもん」の停留所

 高岡は「ドラえもん」の作者、藤子・F・不二雄の出身地。そのため、高岡を走る路面電車、万葉線に「ドラえもん」のキャラクターをラッピングした電車、「ドラえもんトラム」が走っています。

 その万葉線に今度は、「ドラえもん」のラッピングをした停留所が現れました。場所は高岡市あわら町にある、志貴野中学校前電停(下り線)。高岡市美術館内にある、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーに近い停留所です。「ドラえもんトラム」の運行5周年を記念した企画として、ドラえもんの誕生日である9月3日に披露されました。線路のある側に「ドラえもん」のキャラクターと秘密道具が描かれ、反対の道路側には路面電車を外から眺めるキャラクターと「どこでもドア」が描かれています。藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーへの道順の案内があり、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーに向かう歩道には誘導表示があります。

 250万円をかけた志貴野中学校前のラッピングは2018年3月まで続ける予定です。
(参考:中日新聞ホームぺージ http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20170904/CK2017090402000024.html、http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20170825/CK2017082502000039.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20170905-OYTNT50073.html、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20521710Z20C17A8LB0000/)

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関電トロリーバス、2018年で廃止

 関電のトロリーバスは1964年8月1日から、黒部ダムと扇沢の間で運行してきました。これまでに累計で6000万人以上の人に利用されてきました。

 ところが、トロリーバスの車両は1993年から1996年に導入したもので、老朽化しています。この置き換えに当たり、運行ルートが環境に十分配意する必要がある中部山岳国立公園内であること及び運行にかかる経済性の観点から、15台あるトロリーバスをすべて電気バスに変更することにしました。年間で約4000万円の経費削減が見込めるようです。トロリーバスは鉄道の一種であるので、鉄道が廃止されることになります。すでに8月28日に北陸信越運輸局に対して鉄道事業廃止の届出を行い、2018年の運行をもって廃止されることになります。電気バスでの運行は2019年4月からです。これで、残るトロリーバスは同じ立山黒部アルペンルート内にある、立山黒部貫光の立山トンネルトロリーバスのみとなります。

 新しく運行を始める電気バスも、現行のトロリーバスとほぼ同じ大きさで、定員は座席数が減ることもあり、72人から80人と若干増えます。乗り物に詳しくない人から見れば、単なるバスの新車置き換えみたいなものなのかもしれません。2019年以降も今まで同様の輸送サービスは維持されますから、廃止に付きまとう寂しさは正直言ってありません。トロリーバスは架線から電気をもらっていますが、電気バスは車両にバッテリーを積むとともに、バスについているパンタグラフから超急速充電を行います。10分の充電で2往復できるようです。最高速度は50キロのままです。
(参考:関電ホームぺージ http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0828_2j.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170830-OYT1T50013.html、北日本新聞ホームぺージ https://this.kiji.is/275046174257890810?c=80488020680492539)

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JR西日本、10月の休日は1万円で新幹線も乗り放題

 今年2017年はJRが発足してちょうど30年という節目の年を迎えます。JR各社でいろいろなきっぷが発売されていますが、JR西日本は10月に太っ腹なきっぷを発売します。

 それは「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」、JR西日本全線(JR西日本宮島フェリー、智頭急行、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道(糸魚川以西)を含みます)の新幹線、特急、普通列車が1日乗り放題となります。ただ、全車指定席の列車、乗車整理券が必要な列車が利用できないほか、グリーン車や指定席はグリーン券や指定席券を払っても利用できません。運賃から払う必要がありますので、御注意ください。

 このきっぷが使えるのは10月の休日のみ(10日間)、値段は大人10000円、子供1000円です。1人からでも使えますが(最高6人まで、子供のみの利用は不可)、子供が異様に安いので、家族でのお出かけにもいいきっぷです。ただ発売枚数が限定されており(1利用日当たり3000枚)、駅で購入することができません。「e5489」で購入し、駅で引き換えます(電話予約での予約、購入サポート窓口もあります)。発売期間は利用日の1か月前から14日前までです(購入時に利用日を指定する必要があります。予定の発売枚数になると、発売を終了します)。

 大阪から岡山まで往復するだけで元が取れるきっぷですので、10月の休日は混雑することが予想されます。「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」を利用するときは行程に余裕をもって利用したほうが良いでしょう。

(追記1)
 「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」を発売するため、JR西日本が例年、「秋の乗り放題パス」と同じ時期に発売している「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」の発売は行いません。

(追記2)
 私も購入してみようと朝の5:30から挑戦しましたが、インターネットがつながらず、買えませんでした。多分転売屋が買い占めているのでしょう。次にこういう企画をするときは、記名式にして、身分証明書を持参するなどの対策が必要でしょう。

 確かにこれでは、2人以上しか使えないなど、使いにくくする対策が取られてしまうこともやむを得ないのかもしれません。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/08/page_11027.html、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2017/08/31/299208.html)

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遠州鉄道、30形モハ25号の特別運行が中止されていた

 遠州鉄道ではこの夏も30形モハ25号の特別運行を行っていましたが、中止されてしまいました。

 その理由は、8月12日の特別運行開始直後に起きた故障。加速がうまくできないようです。そこで遠州鉄道は19日と26日に予定していた残りの特別運行を中止しました。老朽化した車両を修理する必要性もなく、このまま貴重な存在の吊り掛け車両が消えてしまうのでしょうか?

 代わりに同じ19日と26日、30形モハ25号と30形モハ51号の展示会を行います。30形モハ51号を展示するのは、新浜松。2日間とも10~15時の間、外観のみの見学ができます(車内に入ることはできません)。30形モハ25号を展示するのは、西鹿島。2日間とも10~13時の間、展示します。こちらは車内にも入ることができ、普段は閉められている床面の点検パネルを開けています。吊り掛け式モーターを見ることができるのです。
(参考:遠州鉄道ホームぺージ http://akaden.lekumo.biz/information/2017/08/8193025-08c3.html?_ga=2.206667216.237315178.1503405606-365061168.1503405549、http://akaden.lekumo.biz/information/2017/08/8123025-315d.html、http://www.entetsu.co.jp/release/20170713_entetsu.pdf)

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名古屋市科学館のSLを走らせるためには4.8億円

 最近はあまり話が出なかった名古屋でのSL走行の話ですが、まだ話は残っています。まだ河村名古屋市長がSLをあおなみ線で走らせることにこだわっているのです。

 2016年のことですが、名古屋市科学館が所有するSL、B6が動態展示できるかどうかを調べるために解体調査に出されました。7800万円の予算を計上してなされた調査で出された結果は、4.8億円かけないと走ることができないというものでした。製造されてから112年、現役を引退してから半世紀を経過しているため、ボイラの腐食が激しく、高額の修理費を要するのです。ただ、動きはしませんが車輪を動かすだけなら4500万円で済みます。

 この結果に対して河村市長は、今なおあおなみ線で走らせることにこだわっているようです。イベント的に走らせるだけなら実験走行のときのようにR西日本からスタッフごと借りるという方法もありますが、定期的に運行するならスタッフの養成も必要になります。簡単な話ではありません。市長は新幹線の停車駅からSLが出ていると注目を浴びると思っているようですが、そのような例ならすでに新山口があります。また、重要な話ですがあおなみ線は名古屋の通勤路線で、SLのような観光列車がすべてに優先される路線ではありません。地味ですが、黙々と沿線輸送に努めるのが第一の課題です。見た目の面白さだけで考えてはいけないのです。
(参考:「鉄道ファン」2017年9月号 交友社、朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASJ9F5GB5J9FOIPE014.html)

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豊橋7:48発浜松行きに関する備忘録

 今日、8月13日のことですが、NHKの「大河ドラマ」の舞台になっている井伊谷(浜松市北区)などに行ってきました。そのときに使った東海道線、天竜浜名湖鉄道の様子を備忘録として残します。


 豊橋7:48発浜松行きは373系の6両編成だった。ロングシートを覚悟していたのでラッキー、ただ座席はほぼ満席。終点の浜松でそのまま「ホームライナー静岡36号」になると思ったらそうではなく、「ホームライナー静岡36号」は別のホームから発車する。乗ってきた列車は豊橋に折り返すのだ。「ホームライナー静岡36号」は3両編成。2席を1人で使えるぐらいの、ほどほどの埋まり具合。

 掛川からは天竜浜名湖鉄道に乗るが、「大河ドラマ」の影響か(「いいね!直虎1Dayパス」を持っている人が少なからずいた)、立っている人は少ないものの、座席は結構埋まっている。行きの掛川8:58発、帰りの気賀15:17発ともによく乗っていた。ローカル線とはいえ1時間に1本列車があり、そんなに不便ではない。「大河ドラマ」が終わってからもこの勢いを続けてもらいたいものだ。

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あおなみ線のノンストップ列車と飛島村のバスに乗る

 昨日(8月11日)のことですが、「レゴランド」のために走り始めたノンストップ列車に乗るとともに、名古屋市の隣にある、飛島村のバスにも乗ってきました。


 地下鉄からお盆の帰省ラッシュで混んでいる名古屋駅を通り抜けて、あおなみ線の名古屋駅に行く。目的は「レゴランド」開園とともに走り始めた、ノンストップ列車に乗ること。金城ふ頭先着の各駅停車を見送り、この日最初の8:12発に乗る。ところがこのノンストップ列車、全速力で走るわけではなく、流している。先行の各駅停車を追い越すことができないからであろう。最後の通過駅、野跡を過ぎてからようやくスピードを出すようになるのも、先行する各駅停車が終点の金城ふ頭に着いたからだろう。列車は金城ふ頭に着いた。終点なので乗客は降りて改札に向かうが、はっきり言って車内は空いていた。座席もパラパラと座っているぐらいで、立っている人はいない。開園時間(10時)にはまだ早いからなのか? もっとも、「レゴランド」に人気があるなら、早くから並ぼうとするが。

 あおなみ線で稲永に戻り、飛島バスに乗る。稲永から名港線(稲永駅9:02発)に乗ったのだが、乗客は私1人のみ。運転士の話によれば、平日ラッシュ時はよく乗っているが、日中や休日は少ないとのこと。名古屋方面からの通勤客をあてにしている状況ではやむを得ないか。公民館分館で乗り換え。ICカードが使えないため、現金で払う。

 乗り換えたバス停の名前は公民館分館と言うが、公民館らしきものは見当たらず、あるのは運送会社とガソリンスタンドのみ。バス停も乗り換え拠点のため広いが、屋根付きのベンチがあるだけで自販機すらない。祝日にもかかわらずトレーラーやトラックが行き交うが、人の姿は見えない。乗り継ぎの蟹江線の発車時間(9:42)となった。バスターミナルの片隅に停まっていたバスがやってくる。蟹江線も三重交通が運行するが、こちらは高速道路を走らないため、普通の路線バス車両が使われる。私だけを乗せて出発した。

 バスはしばらく工業地帯を走るが、それを抜けると田園地帯。田畑が広がる、農村だ。道路の幅も狭くなり、センターラインはあるがトレーラーのような大型の車両だと厳しい。田園地帯に入るとところどころに停留所があり、だんだん乗客が増えていく。終点の近鉄蟹江駅前には10:18の定刻に着いたが、そのときには11人乗っていた。

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養老鉄道、「ねこカフェ列車」を運転

 最近、猫カフェが注目を浴びています。

 そんな中、養老鉄道が9月10日に走らせるのが、「ねこカフェ列車」。岐阜県内において殺処分予定の子猫などを保護して里親を探す活動をしている「こねこカフェSanctuary」(各務原市)と提携して、走らせます。列車内で子猫と触れ合うことができる企画で、養老鉄道によれば列車の中を猫カフェとして使うのは全国的にみても初めてのようです。3両編成の列車のうち、2両にカーペットを敷いて、子猫と触れ合うことができます。

 「ねこカフェ列車」は1コースが大垣-養老-大垣-池野の順で走り、2コースが池野-大垣-養老-大垣の順で走ります。約2時間、車内で楽しむことができます。1コースの終着駅、2コースの始発駅となる池野では、岐阜県池田町を拠点に動物保護活動団体、個人の支援活動を始めた「動物保護支援団体KAM」による、猫グッズの販売等のイベントを行います。

 1コース、2コースとも定員は40人、一日乗車券、お弁当などがついて3000円(一部は「こねこカフェSanctuary」による殺処分ゼロに向けた保護猫活動に充てられます)なのですが、発売初日の7日で満員になってしまいました。
(参考:養老鉄道ホームぺージ http://www.yororailway.co.jp/oshirase/464_index_msg.html、http://www.yororailway.co.jp/oshirase/465_index_msg.html、朝日新聞8月8日朝刊 中部14版)

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2019年春、「TOICA」利用エリア拡大、愛知環状鉄道にも

 JR東海のICカード、「TOICA」。2019年春、その利用エリアが拡大します。

 拡大する区間は東海道線柏原-醒ケ井間の3駅、御殿場線下曽我-足柄間の9駅、関西線南四日市-亀山間の6駅、合わせて3路線18駅です。拡大する区間はいずれも他社との境付近にありますが、JR東海が管理する亀山は除いて、下曽我、醒ケ井はいずれも他社との境界のひとつ手前の駅です。少なくとも表向きは、他社とまたいで利用することはできないのです。

 また、「TOICA」エリアはJR東海に限られていましたが、他社に拡大します。それは愛知環状鉄道、両端がJR東海の路線に接続し、一部列車は中央線から直通します。JR東海との関連が密接な会社です。利用者が多い鉄道だけにICカードの導入が望まれていたところですが、ようやく実現することとなりました。愛知環状鉄道では全23駅で利用できるようになります。主要駅では「TOICA」や「TOICA定期券」も発売します。もっとも、愛知環状鉄道で「TOICA」が使えるようになれば、岡崎経由か高蔵寺経由かはたまた全線を乗りとおすのか区別がつかないようになりますが、それは直通運転のない岡崎に中間改札を置くことによってカバーするのでしょうか?

 このほか、「TOICA定期券」について、主要駅に設置している指定席券売機でも購入できるようになりました(通学証明書の提出等が必要な場合は従来通り、窓口での対応になります)。クレジットカードも使えます。

 なお、「TOICA」利用エリア拡大にかかる費用は9億円、愛知環状鉄道に導入するための費用は約30億円です。
(参考:JR東海ホームぺージ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000034520.pdf、朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK7T5HD3K7TOIPE02H.html、愛知環状鉄道ホームぺージ http://www.aikanrailway.co.jp/pdf/PressRelease29_67.pdf)

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あいの風とやま鉄道が値下げした理由

 3か月ほど前の4月15日のことですが、あいの風とやま鉄道の一部区間で値下げを行いました。

 値下げしたのは、越中大門-高岡間の大人と子供の片道及び往復運賃、高岡-西高岡間の子供の片道及び往復運賃、それと越中大門-高岡間の通勤定期です。越中大門-高岡間の大人片道往復運賃を例に挙げると、210円から200円に下げるという、小幅なものです。

 なぜこのような値下げを行ったのでしょうか? 実はもう少し遠くまで乗ってJRと2社にまたがって乗るようになったほうが、安かったからです。乗継割引が適用されるのです。例えば、越中大門-新高岡間は本来350円のところ、乗継割引で200円となっています。これに対して、越中大門-高岡間は210円になります。近いほうが高いのです。さすがに手前で降りるほうが高いというのも問題なので、一部区間を値下げすることにしたのです。
(参考:あいの風とやま鉄道ホームぺージ http://ainokaze.co.jp/4725、レスポンスホームぺージ https://response.jp/article/2017/04/19/293731.html)

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