南海6000系の置き換え計画

 こちらもまた、hanwa0724さんのblogで見つけたものです。


 以前、デビューしてから50年以上が経過した南海6000系についての記事を書きました。その段階では6000系をリニューアルするのか置き換えるのか判断がつかなかったのですが、5月18日の2018年3月期決算説明会で出された資料に、その答えが載っていました。

 結論から言えば、6000系は新しい車両に置き換えられます。2018年度から2020年度の3年間に42億円かけて30両をつくります。最初の車両は2019年秋にデビューする見込みです。その後も置き換えは進み、2023年度までの6年間で全車両72両を置き換えます。車両については省エネ型であることしかわかりませんが、参考にした南海のホームページでは8300系の写真が載っていますので、8300系みたいな車両が走ると思われます。訪日外国人などの理由でそれなりに新車が入っている南海本線と違い、高野線では2005年以来の新車となります(泉北高速関連は除きます)。しかも、2005年の車両は2300系なので、基本的には橋本以北には走りません。実質的には21世紀になって初めての新車となります。

 このほか、詳しいことはわかりませんが、高野線の増発も考えている、とのことです。こちらも訪日外国人に向けての施策であることを考えると、橋本以南の増発を考えているのでしょうか?
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/library/ir/setsumei/pdf/setsumei_180518.pdf、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30672930Y8A510C1AM1000/)

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帰りの「こうや」で缶ビールプレゼント

 南海高野線は2017年10月の台風21号により、高野線高野下-極楽橋間で運休していましたが、3月31日に復旧しました。

 そして、この5月7日から高野線運転再開キャンペーンの一環として、南海はサントリー酒類、サントリー食品インターナショナルと共同で、「特急『こうや』で乾杯キャンペーン」を行います。

 「特急『こうや』で乾杯キャンペーン」の内容について説明します。極楽橋から特急「こうや」に乗車した人に、「ザ・プレミアムモルツ」250ミリリットルか、「伊右衛門」280ミリリットルのどちらか好きなほうを1本、プレゼントします(20歳未満の人は、「伊右衛門」をプレゼントします)。極楽橋から特急「こうや」に乗る人に、係員が駅ホームまたは車内で手渡しします。先着1500人限定です。

 ビールを飲みながら、高野山の旅を振り返るのもよいかもしれません。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180426_2.pdf)

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高野山のケーブルカー、2019年春に新造&難波の高野線ホームにホームドア

 高野線の橋本以南は急勾配続きで、それに対応した特殊な車両が使われるのですが、最後はそれでも対応できず、ケーブルカーの力を借ります。その高野山のケーブルカーですが、今のケーブルカーは1964年に運用を開始していて(開業は1930年)、既に50年以上経過しています。そこでケーブルカーを新造して(周囲の景色を眺めやすいものにするようです)、その間に巻上装置などの諸設備の更新工事を行うことにしました。投資額は約14億円です。

 工事を行う機関は、2018年12月初旬から2019年2月末までの間。この間はケーブルカーは運休し、バスでの代行輸送を行います。新しいケーブルカーのデビューは2019年春になります。新しいケーブルカーの概要や、バス代行輸送の詳細については、決まり次第の発表となります。

 話は変わりまして、以前に紹介した難波へのホームドアの設置について。1番線に設置します。大開口ホーム柵なので、開口幅は最大3480ミリとかなり広いです。当初の話では2両分のみに設置するということでしたが、それを拡大し、6両すべてに設置します。運用開始は2019年3月の予定です。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/traffic/info/cablecar.html、http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180221_2.pdf、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28421560S8A320C1AM1000/)

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南海は6000系をまだ使う?

 2月28日、南海は「南海グループ経営ビジョン2027」及び新中期経営計画「共創136計画」を発表しました。「南海グループ経営ビジョン2027」は今後10年間(2018年度~2027年度)、そして「共創136計画」はそのうちの最初の3年、つまり2018年度~2020年度を対象期間としています。

 ここで気になったのが、「共創136計画」の中にある、6000系の更新。6000系は高野線で走っているステンレスの通勤車両で、1962年から走っている車両なのですが、製造された72両すべてが現役で、しかも主要路線である高野線を走っています。支線で余生を送っているのではありません。この6000系72両を2023年度までの6年間で全て更新するというのです。更新がリニューアルを意味するのか置き換えを意味するのか分かりにくいところなのですが、ひよっとして6000系をまだ使い続けるということでしょうか?

 話は変わりまして、2017年10月の台風21号によって発生した土砂流出の影響で、運休が続いている高野線高野下-極楽橋間。上古沢駅付近の現場では、和歌山県と南海が地盤調査を行い、幅60メートルにわたって地滑りを起こしていたことが判明しました。地滑りが起きにくいように工事を行っています。

 南海は運休している高野線高野下-極楽橋間の運転再開を、4月上旬にする予定です。その復旧に合わせて、早期の再開と多客期輸送の観点から、もともと上古沢駅にあった交換設備を、下古沢駅に移します。下古沢駅もかつては交換設備があり、それが復活した格好となります。橋本以南では、全線復旧時に列車時刻の一部が変更されます(橋本以北は変わりません)。

(追記)
 高野線高野下-極楽橋間の運転再開日が3月31日に決まりました。これに合わせて、「高野線運転再開キャンペーン」が行われます。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180228.pdf、http://www.nankai.co.jp/traffic/info/transfer.html、http://www.nankai.co.jp/traffic/info/koyasan_campaign2018.html、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/150411/wst1504110046-n1.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/79825)

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「泉北ライナーらく2チケット」は特急券付き

 泉北鉄道の沿線から南海の難波まで使ってもらおうと、泉北は期間限定で「泉北ライナーらく2チケット」を発売します。

 発売期間は3月10日から30日まで、有効期間は3月10日から31日までの連続する2日間で、泉北線各駅(深井を除きます)から難波までの往復割引乗車券と、「泉北ライナー」の特急券引換券(1枚)がセットになっています。値段は泉ケ丘が1000円、栂・美木多と光明池が1100円、和泉中央が1200円ですから、和泉中央発で考えた場合、たった100円で特急に乗ることができるという計算になります。泉北の泉ケ丘から和泉中央までの各駅で発売し、南海側では発売がありません。また、大人のみの設定で、子供はありません。

 また、先ほど、「泉北ライナーらく2チケット」には特急券引換券がついていると書きましたが、平日の朝ラッシュ時の「泉北ライナー62号」、「泉北ライナー64号」、「泉北ライナー66号」には乗車できません。ラッシュ時で混んでいるから、わざわざ格安の切符で集客する必要はないということでしょう。なお、特急券の引換は難波、新今宮、天下茶屋でもできるようになっています。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/senboku2018.html)

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なにわ筋線南海新難波の位置は?

 北梅田(仮称、2023年春開業予定)と、JR難波及び新今宮を結ぶなにわ筋線。途中、中之島、西本町、南海新難波(いずれも仮称)の3駅ができます。この2031年春開業予定のなにわ筋線について21日に環境影響評価方法書が出され、判明した事実がありますので、紹介します。

 まず、なにわ筋線は、JR西日本と南海が共用する北梅田-西本町間、JR西日本が使う西本町-JR難波間、南海が使う西本町-新今宮間から成ります(新今宮で南海本線と合流します)。全線複線で合計7.4キロになります(北梅田-新今宮間は6.2キロ、北梅田-JR難波間は4.0キロ)。内訳は地下が約6.7キロ、掘割が約0.3キロ、かさ上げが約0.4キロです。軌間は1067ミリで、直流1500ボルト。最長9両編成の車両が走り、最高速度は110キロです。JR西日本、南海ともに、特急と普通列車が走ります。関西高速鉄道が整備し、JR西日本と南海が運行するという、上下分離方式を採用する予定です。

 途中駅は3駅あります。中之島は京阪と連絡します。西本町は大阪市営地下鉄阿波座や本町に近いですが、単独駅になるようです。南海新難波は大阪市営地下鉄なんば、南海難波、近鉄大阪難波と連絡しますが、地図を見る限り、南海難波からは大きく離れています。大阪市営地下鉄なんば、近鉄大阪難波に近いところにできます。南海新難波発着の運賃がどうなるのかによっても変わりますが、地下鉄や近鉄、阪神から乗り換えるなら南海新難波のほうが便利でしょう。駅の構造ですが、中之島と西本町は開削工法によってつくられ、相対式2面2線の駅となります。単線シールドによってつくられる南海新難波は島式1面2線です。
(参考:大阪市ホームぺージ http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000423999.html)

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南海、9000系リニューアル案を4つ提案、みんなの意見で決定

 南海は、車内の快適性を高め、ブランドイメージを高めることを目的に、車両づくりをみんなと一緒に考える、「NANKAI マイトレイン」を実施しています。

 この「NANKAI マイトレイン」プロジェクトは、4種類の内装デザイン案から、みんなの意見を参考にして、南海本線や空港線などに使われる9000系車両(4両1編成)を更新するというものです。4種類の内装デザイン案は、和歌山大学の空間デザイン研究室の川角講師の監修のもと、鉄道部門だけではなく社内のいろいろな部署の人が集まって決めたものです。

 それでは、4種類の内装デザインとはどういうものでしょうか? まず、A案のコンセプトは「快適で、フレンドリー」。南海に親しみを感じてもらうように、陽気で、遊び心のある車両を目指しています。みさき公園をイメージしたアニマル柄のアクセントもあります。B案のコンセプトは「ストレスフリー」。爽やかなグリーンを基調とした、清潔で快適な空間にしています。C案のコンセプトは「わが家のリビングにいるような」。通勤時間を快適に過ごしてもらうように、リビングをイメージしています。D案のコンセプトは「健康/スマート」。都会的でスマートなデザインを追求するとともに、長期的なトレンドである健康を意識して、グリーンを入れています。

 なお、今回の更新内容は、内装デザインのほか、座席シートの座り心地や吊革の形状・高さなどについてもアンケートを行います。既に終わりましたが2月1日から3日の3日間、なんばCITY本館地下1階のガレリアコートで、体験イベントを行います。内装デザイン案を展示し、3種類の座席サンプルで座り心地の体験をしてもらいます。吊革については3種類の高さ、5種類の色、2種類の形状を用意して、いろいろ体験してもらいます。最終的にはアンケートに回答してもらいます。内装デザインについての投票結果(WEBでの投票受付は2月4日から15日まで)のほか、アンケートの記述内容やイベント時の反応などを参考にして、社内で検討のうえ更新内容を決定します。客室内の床、壁、カーテンなどの内装全般について、2019年春に完成する予定です。

(追記)
 アンケートの結果、内装デザインはC案が選ばれました。そのほかにも、吊革の形状、高さ、色、そして座席の柔らかさについても決まりました。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/180125.pdf、http://ai-nankai.com/mytrain2/)

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「プレミアムカー」と「ラピート」の乗車率

 2017年8月に登場した、京阪の有料指定席「プレミアムカー」。どれぐらい利用されているのでしょうか?

 参考にした記事によれば、「プレミアムカー」の乗車率は平日は7割、休日になると8割を超えるようで、まだまだ増える傾向にあるようです。今のところ順調なようです。また、朝の通勤通学時間帯に枚方市や樟葉から淀屋橋に向かう「ライナー」については、始発を京都のほうにすることも考えているようです。

 話は変わりまして、南海の「ラピート」。こちらも好調です。その理由は訪日客のリピーター。「ラピート」の乗車率は2012年度は平均32.5%でしたが、2016年度には55.4%、2017年度の上半期には6割を超えています。「泉北ライナー」は和泉中央を朝6~7時台に出る便の乗車率が70~90%台で、「サザン」の平日朝の難波行きも乗車率は80~100%です。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/180108/wst1801080042-n2.html、http://www.sankei.com/west/news/180108/wst1801080041-n1.html、大阪日日新聞ホームぺージ https://this.kiji.is/326180385799504993)

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「冬の関西1デイパス」、南海が外れる

 アーバンネットワークでの日帰り旅行に便利な、JR西日本の「関西1デイパス」。季節ごとに発売され、JR西日本のみならず大手私鉄とも組んで、追加料金なしで大手私鉄沿線の観光スポットに行くことができるのが特徴です。

 この冬も「冬の関西1デイパス」が発売されます。発売期間は2017年12月11日から2018年2月25日まで、利用期間は2017年12月14日から2018年2月25日までです。JR西日本のアーバンネットワークの普通列車(新快速、快速等を含みます)が1日乗り放題のほか、大阪水上バス「アクアライナー」と江若交通バスの一部区間も1日乗り放題です。これに加えて、京阪沿線(大津・琵琶湖エリア)もしくは近鉄沿線(奈良・西ノ京エリア)にも行くことができます。

 しかし、通常なら入っているはずの南海がありません。2017年10月の台風で本線高野線に被害が生じたため、今回は入っていないのでしょうか? それとも、方針が変わったのでしょうか? 次回の発売時には注目したい事柄です。

(追記1)
 2018年春の「春の関西1デイパス」では、南海沿線も選ぶことができるようになりました。金剛山へのハイキングができる内容で、新今宮-河内長野間の南海の往復乗車券等が含まれています。

 また、「春の関西1デイパス」からは、「みどりの窓口」での販売を行いません。「e5489」または「みどりの券売機」での販売となります。しかし、「みどりの窓口」のある駅の中には「みどりの券売機」のある駅とない駅があり、ない駅では著しく不便となります。

 「みどりの窓口」での対人販売をやめたいという考えはわかりますが、インターネットだけでなく駅で販売する以上、自動券売機で対応するようにしなければならないでしょう。

 宿泊がいるような長距離のきっぷでないにもかかわらず、当日の販売が行われないことも大きなマイナス点です。大きな改悪点です。

(追記2)
 2018年夏の「夏の関西1デイパス」で、南海沿線は高野山へ行くことができるようになりました。
(参考:JR西日本ホームぺージ http://www.westjr.co.jp/press/article/2017/11/page_11561.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/02/page_11858.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/04/page_12278.html)

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南海高野線の復旧は2018年4月の予定

 以前にも書きましたが、南海高野線高野下以南も運休したままとなっています。10月23日に上古沢駅で路盤の土砂流出が見つかったからです。その後、橋本と高野山を結ぶバスを運行しています。同じように被害に遭った南海本線は1か月ほどで複線での運転を再開しましたが、高野線のほうはこれまで運転再開の見込みが立っていませんでした。ところが、このほど運転再開予定時期が明らかになりました。2018年4月の予定です。

 先ほども述べたとおり、南海は橋本駅前-高野山駅前間に代行バスを走らせていますが、2018年1月10日からルートの変更を行います。高野山の冬は寒く、雪も降ります。代行バスルートのうち大門-高野山駅前間については、降雪・凍結時の大型バスの運行ができません。そこで、代行バスのルートを橋本駅前-大門南間とします。大門南から金剛峯寺前までは別の代行バス(「高野山内代行バス」)が走ります。「高野山内代行バス」は途中の停留所でも乗降車できます(金剛峯寺前行きは下車、大門南行きは乗車ができます)。大門南-高野山駅間には代行タクシーを走らせます。乗り換えとなる大門南では、待合所などの整備を行います。

 また、鉄道とバスを乗り換える橋本駅には、代行バスを待つ人のための待合所などを整備します。走行ルートの変更により代行バスが高野山駅に立ち寄らないため、ICカードを利用する人に対しては、橋本駅に処理機を置き、橋本駅で高野山駅での乗降車の記録を行います。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/traffic/info/transfer.html)

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