京阪大津線、塗装変更へ

 京阪は特急用、快速急行用、一般車両用の3種類の塗装に塗り分けていますが、大津線(京津線、石山坂本線)は従来通りの塗装となっていました。京津線の800系(32両)は琵琶湖の水面をイメージしたパステルブルーと日本の伝統色である灰白、刈安(イエロー)、石山坂本線の600形(20両)、700形(10両)は若草色(ライト・グリーン)と青緑色(ダーク・グリーン)のツートンカラー。緑の濃淡という、懐かしい京阪の色です。

 ところが、大津線の車両の塗装も変えることになりました。京津線、石山坂本線とも一般車両用と同じ塗装とします。すなわち上部が濃緑色(レスト・グリーン)、帯線が黄緑色(フレッシュ・グリーン)、下部が白色(アトモス・ホワイト)です。4月から順次塗装変更工事を始め、6月には1編成目(700形)が営業運転を始めます。全車両の塗装の変更を終えるのは2021年3月です。

 もっとも、これでは京津線と石山坂本線の車両の色が一緒となって見分けがつかなくなります(両方の路線で塗装を分ければよかったのかもしれませんが)。そこで6月から行先表示器と並べて表示する、路線識別マークを設定します。「山を越えて東西へ」がコンセプトの京津線は、山を越えて東西を走る路線を抽象化したデザインとなっています。山をイメージした緑の三角形が目立ちます。三角形の下には破線(切れ目が3つあります)がありますが、これは京津線を走る4両編成の電車をイメージしています。「湖のほとりを南北へ」がコンセプトの石山坂本線は、湖のほとりを南北に走る路線を抽象化したデザインとなっています。琵琶湖をイメージした水色の逆三角形が目立ちます。三角形の左には破線(切れ目が1つあります)がありますが、これは石山坂本線を走る2両編成の電車をイメージしています。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2017-03-13_otsu-design.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

京阪大津線、4駅の駅名を変更

 京阪は、大津市が策定を進めている2017年度からの第2期観光交流基本計画における中心的な考えかたである「オンリーワンのびわ湖を活用した地域の活性化」に賛同するとともに、琵琶湖や比叡山などを訪れる観光客のよりスムーズな移動や沿線の利用者の乗り換え利用促進を目的として、2018年3月から大津線の4駅の駅名を変更します。駅名の変更は現存区間においては浜大津の一部移転・統合があった1981年以来のことです。

 駅名を変更するのは、浜大津、別所、皇子山、坂本。それぞれ、びわ湖浜大津(琵琶湖大津観光の玄関口であるため)、大津市役所前(大津市役所に隣接しているため)、京阪大津京(JR西日本湖西線の大津京との連絡駅であるため)、坂本比叡山口(比叡山観光の拠点であるため)となります。

 京阪としては、この駅名変更をきっかけに、JRとの乗換駅が多いという利便性や魅力的な観光資源が沿線に数多く存在することを改めて発信し、観光客のさらなる誘致を図りたいと考えています。また大津市も駅名変更にかかる費用の1/4に当たる1500万円を負担します。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2017-02-13_otsu-ekimei.pdf、中日新聞ホームぺージ http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170214/CK2017021402000031.html)

| | Comments (2) | TrackBack (2)

阪急にも「ICOCA」連絡定期券

 大阪市交通局、南海等に「ICOCA」を導入するという話は以前にも書きましたが、その続報です。

 「ICOCA」及び「ICOCA定期券」の発売開始日は社局によって異なります。早い順に言えば、3月25日に南海と泉北、4月1日に大阪市交通局、京都市交通局、大阪モノレール、4月15日に神戸市交通局、山陽、神戸電鉄、神戸新交通、北神急行、山陽バスで発売を開始します。3月に発売が終了する「スルッとKANSAI」の代替商品的な存在となるのです。

 IC連絡定期券の発売拡大も行います。ICカードを普及させるためには、毎日使う定期券で実感してもらうのが良いのです。3月18日から使えるようになるのは、京阪大津線(京阪線はすでに発売しています)、神戸電鉄、山陽、そして阪急です。「ICOCA」を嫌って独自のプリペイドカードをつくるほどの阪急でも、「ICOCA」での連絡定期券が使えるのです。IC連絡定期券は私鉄側でも発売されます。京阪大津線は4月1日から「ICOCA」で、神戸電鉄と山陽は4月15日から「ICOCA」もしくは各種「PiTaPa」カードで、阪急は4月1日から各種「PiTaPa」カードで対応します。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/02/page_9880.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/02/page_9882.html)

| | Comments (0) | TrackBack (1)

京阪特急、2020年ごろに所要時間短縮か?

 京阪は、2020年ごろをめどに、看板列車の特急の所要時間を短縮することを検討しているようです。

 京阪の特急はかつてノンストップですが、2003年に大きなダイヤ改正があり、枚方市など中間の駅にも停まるようになりました(現行の停車駅と同じ)。停車駅を追加したことによって特急の所要時間は伸びましたが、2016年3月のダイヤ改正で現行の停車駅になって初めて所要時間を短縮しましたが、さらに短縮させるようです。スピードアップのため、新型のブレーキシステム(ATSのことか?)で速度を常にコントロールしたり、線路状態を良くしたりすることを考えているようです。
(参考:東京新聞ホームぺージ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017011701001476.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

平日も「洛楽」

 京阪は2月25日にダイヤ改正を行います。

 このダイヤ改正の目玉は、休日に運転している快速特急「洛楽」を、平日においても運転すること。午前中の京都方面行が2本(淀屋橋9:10発、9:40発)、午後の大阪方面行が2本(出町柳17:54発、18:24発)走ります。なお、2月25日からは全ての「洛楽」は平日、休日ともに3000系車両での運転となります(行楽シーズンなどは8000系を使うこともあります)。また、「洛楽」が走る時間帯には、淀屋橋発出町柳行きの急行を運転し(平日2本、休日5本)、大阪方面から八幡市、伏見稲荷、清水五条など、京都観光に便利な駅への利便性を向上させます。反対の下り(大阪方面)についても、「洛楽」の運転時間帯には出町柳発淀屋橋行きの快速急行を運転します。平日は2本、休日は5本運転します。

 平日、休日ともに昼間の普通については、中之島-枚方市間を1本増の1時間4本にします。中之島-萱島間のみ運転するもののうち1時間1本を枚方市まで延長するのです。平日の夕方から夜間にかけて約20分間隔で運転される上り快速急行(樟葉行き)の始発駅を中之島から淀屋橋に変更する代わりに、一部準急の始発駅を淀屋橋から中之島に変更します。18時台は約10分間隔で中之島から準急が発車します。この準急は、京橋で淀屋橋発の特急に接続するので、京都方面への速達化が図られます。

 「プレミアムカー」導入に向けた8000系の改造工事が進んでいますが(すでに1月13日現在、8000系10編成中5編成が7両編成となっています)、2月25日からは、すべての8000系車両が7両編成になります。「プレミアムカー」が登場するまでの辛抱です。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2017-01-13_daiya.pdf、http://www.keihan.co.jp/traffic/news/diagram2017/)

| | Comments (0) | TrackBack (1)

京阪に「ドラクエ電車」

 ゲームソフトの「ドラゴンクエスト」が誕生してから今年で30周年を迎えました。そこで京阪は「ドラゴンクエスト」と様々なかたちでコラボを行います。

 まずひとつは、「ドラゴンクエスト30周年記念特別電車」。10月8日から2017年1月9日までの間、3000系1編成に「ドラゴンクエスト」の世界観を表します。スライムをデザインしたヘッドマーク(正面から見て左側に掲出されます)、「ドラゴンクエストミュージアム」メーンビジュアルを女性専用車以外の車外ドア横部分に掲出、「ドラゴンクエスト」の勇者を描いたデザインポスターを車内に掲出、車内ドア横の広告枠等からはみ出るほどの迫力でデザインしたモンスターの装飾(全16種類)、モンスターをデザインした車内ドアステッカー(全12種類)、座席枕カバーにモンスターに関するクイズ(全10種類、11月上旬から設置予定)、「ドラゴンクエスト」の音楽6曲を車内案内放送に使用(11月上旬から実施予定)があります。

 駅にも「ドラゴンクエスト」が現れます。「ドラゴンクエスト30周年記念特別電車」が走る10月8日から2017年1月9日までの間、ひらかたパークで「ひらパークエスト」が行われます。そのひらかたパークの最寄り駅、枚方公園の駅構内や待合室にモンスターが現れます。10月7日から2017年1月9日までの間です。また、10月8日9時から2017年1月9日までの間(ひらかたパーク営業日の9時から閉園時間に限ります)、枚方公園駅東改札口(京都側から1台目)から出場する際、自動改札機から「ドラゴンクエスト」でレベルアップした時の音が流れます。

 フリーきっぷも発売されます。10月9日から2017年1月9日までの間発売される(使用期間はその間の任意の1日です)、「ドラゴンクエスト30周年記念 京阪電車1日フリーきっぷ」です。大津線と男山ケーブルを除く京阪線が全線乗り放題で、大人1700円(大人のみの発売です)。「特製スライムクリアファイル」(A5サイズ、3種類ありますがどれになるかはお楽しみです)とひらかたパークののりものフリーパスの300円割引がついています。淀屋橋、京橋、三条など京阪主要駅の駅事務所、インフォメーションで発売します。

(追記)
 「ドラゴンクエストミュージアム」の会期が延長され、2017年1月13~15日も開催されることになったことに伴い、「ドラゴンクエスト30周年記念特別電車」や枚方公園駅でレベルアップした時の音が鳴る自動改札機などの京阪とのコラボ企画及びひらかたパークの「ひらパークエスト」も2017年1月15日までの実施となります。しかし、フリーきっぷは2017年1月9日までです。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-10-07_%E2%91%A0dragonquest.pdf、https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-10-07_%E2%91%A1hirakata-park.pdf、https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2016-12-22-01_hirakata-dragon.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (2)

京阪5扉電車の座席昇降実演観覧会

 通勤ラッシュに対応する方法として、車両の扉を増やすという方法があります。通勤電車の扉は3扉か4扉が一般的ですが、京阪の5000系は5扉。ラッシュ時には5扉をすべて使い、スムーズな乗降ができます。しかも、ラッシュ以外の時間帯では2扉を締め切りにし、3扉の車両として使います。御丁寧なことに、使用しない2扉については格納されていた座席を出して座ることができるようにしています。

 その5000系は1970年のデビューから45年を迎えています。それを記念して、8月28日、中之島駅3番線において、「5000系座席昇降実演観覧会」を行います。14:00、14:30、15:00、15:30の4回(それぞれの回において2回程度)、座席の昇降を行います。ホーム及び車内から見ることができますが、車内から座席昇降の実演を見るには、「5000系座席昇降実現観覧会整理券(車内用)」(この整理券を手に入れるには当日28日に中之島駅で開催するオリジナルグッズ販売会で指定されたものを買う必要があります)が必要となります。5000系は12:47から16:12の間、3番線に居続けますが、「5000系座席昇降実演観覧会」開催中は「5000系座席昇降実現観覧会整理券(車内用)」がないと車内に入ることができません。最後、中之島16:12発区間急行萱島行きとして、5扉のままで運転します。本来なら5扉で運転するのはラッシュ時だけです。

 このほか、クイズラリー、石山坂本線の700形に(1997年の京都市営地下鉄東西線の開業により廃車となった)大津線の80型の塗装を施して走ることなどを行います。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-08-16_5000-80.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (2)

京阪の座席指定車両は2017年9月運行開始か?

 京阪に座席指定の車両を走らせるという話は以前に書きましたが、その続報です。

 日本経済新聞が社長に取材したところによれば、座席指定券の発売開始は2017年9月ごろになるようです。以前の話では2017年上期に導入するとなっていましたので、上期の中でも遅い時期となります。

 京阪のは有料の座席指定車両にふさわしい設備を有するので(首都圏のは輸送力を今なお重視されるので、転換クロスレベルでもお金をとることができますが)、どんなものになるか期待しながら待つことにしましょう。
(参考:日本経済新聞ホームページ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO04767090S6A710C1LDA000/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

京都市と5社局が共同してフリーきっぷ

 国内のみならず、世界中からも多くの観光客が訪れる、京都。しかし、マイカーで京都を訪れると、自業自得でしょうが、観光地周辺で渋滞に巻き込まれ、駐車場を探す手間もかかります。バスもそのような不要不急のマイカーにより、渋滞に巻き込まれてしまいます。

 京都市内はバスが充実していますが、鉄道網も充実しています。しかし困ったことに鉄道事業者は数多く、乗り換えるたびに初乗り運賃がかかってしまいます。大きな欠点です。そこで京都市と5社局の鉄道事業者が連携のうえ、公共交通利用促進の一環として発売したのが、「歩くまち・京都レールきっぷ」。2015年12月11日から2016年3月21日まで発売しましたが、好評だったようです。そこで、夏にも「歩くまち・京都レールきっぷ」を発売することにしました。

 「歩くまち・京都レールきっぷ」は、京都市交通局(バスは使えません)、JR西日本(新快速以下の利用に限ります、普通車自由席のみです)、京阪、京福、阪急の指定された区間(近鉄や叡電は入っていません)。おおむね京都市内が対象ですが、JR西日本と京阪の宇治、京阪の浜大津、JR西日本の亀岡もエリアに入っています。「歩くまち・京都レールきっぷ」には1300円の1日版と2000円の2日版がありますが(いずれも大人のみ、子供用はなし)、2日版は「エクスプレス予約」、「e特急券」などで新幹線で京都に来た人しか買えません。そのため、発売箇所も1日版とは異なり、JR西日本またはJR東海の京都駅のみどりの窓口、JR東海ツアーズ京都支店に限られます。発売期間は1日版が7月1日から9月30日まで(JR西日本発売分は利用日の1か月前から当日までの分を発売します)、2日版が利用開始日の前日または当日に限り発売します。有効期間は7月1日から9月30日までです。2日版は有効期間内の連続する2日間有効です。

 いくつもの鉄道会社が絡むことから少々高いので、利用するときは事前に計画を組んでから買ったほうが良いのかもしれません。バスに乗らないといけないようなところなら意味がないですから。
(参考:京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-05-24_kyotorail.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

交野線に「キキ&ララ電車」

 京阪交野線が通る枚方市と交野市は、「七夕伝説ゆかりの地」とされています。その枚方市、交野市、北大阪商工会議所、京阪ホールディングスの4者は、京阪の特別協力の下、大阪府、特定非営利活動法人枚方文化観光協会、交野市星のまち観光協会、摂南大学、関西外国語大学と連携して7月2日から、産官学連携プロジェクト「星のまち 枚方・交野 天の川ツーリズム」を実施します。

 このプロジェクトは、枚方市、交野市における地域資源の活力やまちの魅力創造、情報発信の強化により、両市で人と人が出合い交流する機会を創出するとともに、七夕伝説ゆかりの天の川と並走する京阪交野線での来訪促進と沿線活性化を目指すものです。

 交野線では、枚方市・交野市の産業振興キャラクター、「ひこぼしくん」(枚方市)、「おりひめちゃん」(交野市)や双子のきょうだい星で知られるサンリオのキャラクター、「リトルツインスターズ(キキ&ララ)」をデザインしたラッピング電車を運転します。10000系1編成(4両)について、7月2日から10月30日の間(予定)、ラッピング車両が走ります。交野線などを走ります。ラッピング電車には、特製ヘッドマークも付きます。車内には星型のつり革もあります。運行開始日の7月2日には臨時列車が運転され、枚方市と私市でオープニングイベントが行われます。

 そのほか、枚方市、交野市、私市の3駅では、7月2日から10月30日の間(予定)、駅舎の一部を「リトルツインスターズ」のキャラクターデザインで装飾します。7月23日から10月30日まで、交野市沿線の名所や史跡など10か所のスタンプポイントをめぐる「スタンプラリー」が行われます(スタンプラリーに便利な企画乗車券「キキ&ララ 京阪線フリーチケット」が発売されます。7月23日から10月31日までの1日、京阪線、男山ケーブルが1日乗り放題で、大人1500円です)。両市内の名所や史跡、グルメ、体験などを行う「日帰りバスツアー」も開催します。11月か12月のいずれか2日間で行います。

(追記)
 7月30日、「星のまち 枚方・交野 キキ&ララトレイン夏まつり」が行われます。これに合わせて、「キキ&ララ電車」による中之島発私市行きの臨時快速急行を1本運転します。中之島14:53発、私市15:44着です。
(参考:京阪ホームページ http://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-06-10_amanogawa-tourism.pdf、http://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-06-24_hoshinomachi.pdf、http://www.keihan-holdings.co.jp/news/upload/2016-07-22_%E2%91%A0natsumatsuri.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (1)

より以前の記事一覧