北大阪急行、延伸区間の駅名を決定

 北大阪急行の千里中央以北はただいま延伸中であり、2020年度末に開業する予定です。この約2.5キロの延伸区間には2つの駅がつくられます。これまで終着駅は新箕面、中間駅は箕面船場という仮称だったのですが、5日に箕面市から駅名についての発表がありました。

 市民らに公募して集まった1435件の案から、関連団体(地元自治会、北大阪急行、阪大など)で構成する駅名検討会議で選ばれた駅名は、終着駅が箕面萱野<かやの>、中間駅が箕面船場阪大前です。終着駅の萱野は、駅周辺の地名から採りました。中間駅に阪大の名前がついているのは、阪大外国語学部(旧:大阪外大)が2021年4月までにこの新駅の近くに移ってくるからです。
(参考:日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31386880V00C18A6LKA000/、産経WEST https://www.sankei.com/west/news/150617/wst1506170093-n1.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/80630)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

まやビューラインにICカード?

 摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーからなる、まやビューライン。このまやビューラインを応援する組織としてまやビューラインサポーターの会があります。

 このまやビューラインサポーターの会ですが、入会(年会費は5000円、子供は半額)するとまやビューライン(往復1540円)が乗り放題になるなどの特典が付く、会員証がもらえます。この4月に会員証のデザインが変わり、ICカード風になりました。名前もICカード風に、「MaSACa」と言います。「Maya-viewline Supporters Association Card」から来ています。もっとも、会員証は紙でできていて、自動改札では使えませんし、チャージもできません。JRなどで自動改札を通ろうとしても、通過できません。笑いを取るだけです。そのまま電車に乗ったら、不正乗車です。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201803/0011116166.shtml、まやビューラインサポーターの会ホームぺージ http://mayasapo.jp/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

大阪モノレールの堺延伸構想

 現在、門真南まで開業していて、その南の瓜生堂まで延伸します。2019年度に着工し、2029年度に開業する予定です。そして、さらにその南に延伸する構想があります。もともとそういう計画だったと言えばそうですが、最終的な目的地は堺なのです。

 1年ほど前のことですが、堺市、八尾市、松原市は大阪府に大阪モノレールの堺方面への延伸を要望しました。大雑把なルートは瓜生堂から大阪中央環状線を南下し、美原ロータリーから西に進んで南海の堺に至るもので、延長は約22キロ。駅がいくつできるかは未定ですが、既設鉄道路線との結節駅は7つを予定しています。投資額は2000億円を超えるようです。

 なぜこの時期に3市は大阪モノレールの延伸を要望したのでしょうか? 実は、2019年度ごろに近畿地方交通審議会が開催されると言われています。ここで「中長期に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」に選ばれたら、事業化に向かって進むことができます。そのためには、沿線自治体はやる気を見せないといけません。事実、大阪府は3市が連携して延伸を要望したことを評価しています。今後、3市と大阪府は延伸要望区間沿線のまちづくりをどうするのかということと、事業採算性などについて検証していきます。

 もっとも、この路線がすぐ必要かと言えばそうではないかもしれません。確かに、中心部を通らずに衛星都市同士を結ぶのがあれば便利でしょう。ただ、大阪で急ぐべきなのは、国際空港の関空へのアクセスの強化、中途半端な高速鉄道網(リニア、北陸新幹線)を大阪までつなげることです。大阪モノレールの延伸は、それらに目途が立って余裕ができてから考えればよいでしょう。
(参考:日刊工業新聞ホームぺージ http://www.decn.co.jp/?p=92034)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ポートライナー、8両編成に&一部座席を跳ね上げ式に

 ポートライナーの乗客は2679万人(2016年度)。この10年で1.6倍に増えました。企業や学校のポートアイランド進出が相次いだためで、通勤・通学の需要が大きい朝ラッシュ時の8~9時の混雑が問題になっています。このほか、この4月からは神戸空港が民営化され、利用者が増加するとみられています。新神戸や三宮から直通のバスも運転されますが、本数が少ないことから抜本的な対策にはなりません。

 対策は二段階に分けて行います。まず行う対策は、2000形を改造することです。2008年から2009年にかけて更新あるいは増備した2000形について、各車両の固定座席の一部を跳ね上げ式に変更します。すでに2016年3月に増備した2020形では跳ね上げ式を導入していて、扉付近の混雑を緩和しています。よって、主力の2000形においても、同様に跳ね上げ式に改造するのです。

 座席を跳ね上げ式にすることによって、どのような効果が生まれるのでしょうか? ポートライナーの1編成当たりの定員は300人ですが、跳ね上げ式にすることにより、1編成当たり30人程度増やすことができます。車両の改造が終了すれば、平日朝8時台で、約620人分の輸送力の増加が図られます。また、跳ね上げ式に改造しても座席数自体は変わりません(固定座席16席、跳ね上げ式2席→固定座席12席、跳ね上げ式6席への改造)。混んでいる時間帯はともかく、空いている時間帯なら同じように座ることができるのです。座席を改造した2000形は2018年4月に最初の1編成を投入します。その後、2019年5月までに合計14編成について改造工事を行い、順次投入します。

 そして、将来的には6両編成から8両編成に増やすことも考えています。8両化するための費用や効果を見積もり、三宮のホーム改良に関する予備設計も行います。そのための予算を2018年度当初予算案に計上しています。
(参考:神戸新交通ホームぺージ http://www.knt-liner.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/c75d1fa9942f53b7a94545cdc07e8e51.pdf、神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201802/0010991945.shtml)

| | Comments (4) | TrackBack (0)

京都市の「地下鉄・バス一日券」、売り上げ3倍以上に

 京都市交通局がバスのみの一日乗車券を値上げし、地下鉄とバスの両方に乗ることができる一日乗車券を値下げしてから、1か月あまりが過ぎました。その後、一日乗車券の売れ行きはどうなったのでしょうか?

 地下鉄とバスの両方に乗ることのできる一日乗車券、「地下鉄・バス一日券」は値下げした3月17日からの約1か月間(4月20日まで)で約6.7万枚も売れました。この数字は2016年度の年間発売枚数の4割にも達し、1日平均で見ると前年同月比の約3.4倍にもなりました。京都市交通局の想定よりも良い数字です。京都市交通局は在庫切れを恐れて、「地下鉄・バス一日券」の代わりに、「バス一日券」と「地下鉄一日券」をセットにしたものも販売しています。

 これに対して、バスだけに乗ることができる「バス一日券」の発売枚数は前年3~4月に比べて4%減りました。ただし、数が違います。3月17日から4月20日までの発売枚数は約68万枚、「地下鉄・バス一日券」の約10倍です。京都市交通局は今後も「地下鉄・バス一日券」のPRを行い、混雑するバスから比較的余裕のある地下鉄に誘導したいとしています。
(参考:京都新聞ホームページ http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180503000039)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

元「タンゴエクスプローラー」用車両、ゴールデンウィークに走る

 北近畿タンゴ鉄道の看板列車、「タンゴエクスプローラー」用の車両は2013年に定期運用を終えましたが、その後、たびたび不定期での運用がありました。

 その「タンゴエクスプローラー」用車両が、このゴールデンウィークに走ります。5月3日から6日の間、特急「たんごリレー」6本(1~6号)のほか、快速3本(「大江山1号」、「通勤ライナー」、網野20:25発西舞鶴行き)が「タンゴエクスプローラー」車両で走ります。車両運用上の都合で、「丹後の海」車両に代わって走るのです。

 5年も前に定期運用を終えた車両ですから、いつまで走り続けるか保証はできません。この機会に乗っておくのもよいでしょう。
(参考:京都丹後鉄道ホームぺージ http://trains.willer.co.jp/info/143.html)

| | Comments (2) | TrackBack (0)

阪急、阪神等、回数券カードから引き換えた回数券の有効期限変更

 現在、阪急、阪神、山陽において回数券カードからきっぷタイプの回数券に引き換えた場合、回数券カードの購入日の属する月の翌月から起算して3か月目の月末まで有効です。きっぷに引き換えても、回数券カードと同じ有効期限なのです。例えば、2018年9月1日に回数券カードを購入し、9月30日に引き換えた場合、12月31日まで有効です。

 ところが、10月1日以降に引き換えた場合、きっぷタイプの回数券の有効期限は変わります。引換当日のみ有効なのです。先ほどと同じ2018年9月1日に購入した回数券カードでも、10月1日に引き換えすれば、10月1日当日限り有効なのです。また、阪急で発売しているきっぷ式の回数券は、9月30日をもって発売を終了します(他社線との連絡回数券を除きます)。

 このことが何を意味しているのは、みなさん御存知でしょう。金券ショップで安い回数券がばら売りされるのを防ぐためです。何回も利用する人にお得なきっぷを提供するのはともかく、あまり使わないのに格安のきっぷを使うことができる、というのは鉄道会社にとっては許せないことです。金券ショップや自販機で安いきっぷを手に入れていた人には残念な話ですが、仕方のないことでしょう。ICカードを普及させ、儲かったお金で、「PiTaPa」などへの割引をつければいい話なのです。
(参考:阪急ホームぺージ http://www.hankyu.co.jp/files/upload/pdf/180426.pdf、阪神ホームぺージ http://rail.hanshin.co.jp/uploads/info/b0a8afb7f81b471f269ce9f58a50364725a254a1.pdf、山陽電鉄ホームぺージ http://www.sanyo-railway.co.jp/media/1524719323.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

和歌山電鐵でも荷物を運ぶ

 全国的に鉄道やバスを使って宅配便を送る取り組みが行われていますが、和歌山電鐵でも2月16日から行っています。

 和歌山電鐵でヤマト運輸の宅配便の輸送を行うのは、田中口-神前間。祝日を含めて火曜日から土曜日に行います(日曜日と月曜日は休み)。田中口近くにあるヤマト運輸の宅急便センターで荷物を集配コンテナに積み込み、田中口からヤマト運輸の社員と一緒に電車に乗ります(平日は田中口7:15発、休日は田中口7:29発)。神前で降り、集配コンテナをリヤカー付き電動自転車で配達します。鉄道の定期列車が宅配便の最後の輸送を担うのは全国初の事例です。神前地区は住宅が密集していて道路が狭く、渋滞しがちです。そのため、これまでのトラックによる配達では11時以降しかできませんでした。ところが、鉄道を使うことによって8時からと3時間繰り上がり、朝の在宅時に荷物を配ることができます。問題となっている再配達も減ります。

 宅配便を積み込む列車は朝のラッシュとは逆方向。しかも、途中の伊太祈曽止まりなので、観光客ともバッティングしません。和歌山-神前間で使用する荷物のスペースは、平日と休日で異なります。車掌がいる平日は車両の前方を使い、車掌がいない休日は後ろを使います。
(参考:和歌山電鐵ホームぺージ http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/02/4fa5ebfcbbf287480388f15b79f304ed.pdf、ヤマト運輸ホームぺージ http://www.yamato-hd.co.jp/news/h29/h29_122_01news.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180205/k00/00e/020/146000c、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2018/02/06/305736.html、わかやま新報ホームぺージ http://www.wakayamashimpo.co.jp/2018/02/20180216_77052.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

阪急もついに「ICOCA」採用

 「ICOCA」を採用する関西私鉄が相次ぐ中でも拒否し続け(連絡定期券だけは受け入れていましたが)、「スルッとKANSAI」がなくなってからも独自のプリペイドカードカードを発行していた阪急等ですが、ついに陥落することになりました。阪急、阪神、能勢電鉄、北大阪急行においても、2019年春から「ICOCA」、「ICOCA定期券」を発売するのです。ICカードを普及するには、新たにクレジットカードをつくらないといけない「PiTaPa」ではなく、駅で簡単に買うことができる「ICOCA」が必要だということにようやく気付いたのでしょう。メンツにこだわっていてはいけなかったのです。

 これにより2017年4月に発売を始めた「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」は「ICOCA」によって役割を終えたと判断され(阪急等が「ICOCA」を導入しなかった理由は何だったのでしょうか?)、2019年春に発売を終了します。2019年秋には自動改札で利用できなくなります。「スルッとKANSAI」時代からある「ラガールカード」、「らくやんカード」、「パストラルカード」、「レジオンカード」は2月1日から払い戻しを開始していますが、「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」も2019年秋から払い戻しを開始します。

 阪急等が「ICOCA」を導入することによって、遅れていた関西でもICカード化が進むことでしょう。後は「PiTaPa」に魅力的な割引ができるかどうかが重要です。駅前の金券ショップや自販機がなくても、安い切符を手に入れることができるようにしなければなりません。
(参考:阪急阪神ホールディングスホームぺージ http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/5840.pdf、http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/5841.pdf)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

菊水山、ついに廃止

 神戸電鉄の菊水山は、有馬線鵯越-鈴蘭台間にある駅で、1940年10月に開業しました。開業当初から無人駅で、近くに民家はありませんでしたが、ハイキング客や近くの下水処理施設の職員などの利用がありました。普通電車でも新開地-鈴蘭台、西鈴蘭台間の区間運転のもののみが停車していましたが、1990年には1日平均約100人が利用していました。

 ところがその後利用者が減少し、2004年の調査では1日平均乗降客数は18人に留まっていました(平日の数字)。そのため、2005年3月26日から営業を休止していましたが、その営業休止から13年が過ぎ、今後も営業再開するだけの需要がないと判断したため、とうとう駅を廃止することにしました。廃止日は3月23日となります。
(参考:神戸電鉄ホームぺージ http://www.shintetsu.co.jp/release/2017/180314.pdf、神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201803/0011068277.shtml、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180316/k00/00e/040/192000c、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/180315/wst1803150029-n1.html)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧