京都鉄道博物館、一日乗車券等で割引

 この4月29日に開館した京都鉄道博物館の優待割引やセット割引について説明していきます。

 まず最初に紹介するのは、市バス・地下鉄の乗車券提示による京都鉄道博物館の優待割引。当日券を購入するときに、当日利用した一日乗車券等を提示すると、1080円(値段は大人のもの、以下同じ)になります。優待割引の対象となるのは、「市バス・京都バス一日乗車券カード」のほか、「市営地下鉄1dayフリーチケット」、「京都観光一日(二日)乗車券」(期間限定販売の「いい古都チケット」等も含みます)、「京都観光一日乗車券(山科・醍醐拡大版)」、「京都修学旅行1dayチケット」です。6月2日から開始しています。

 近隣の博物館等の入場券を提示すると割引になることもあります。京都水族館と京都鉄道博物館については、一方の施設を利用してから1か月以内にもう一方の施設を利用すれば、2か所目が割引になります(当日券のみが割引対象となります)。京都水族館を2か所目にしたときは正規料金の2050円が1850円になり、京都鉄道博物館を2か所目にしたときは正規料金の1200円が1080円になります。6月1日から開始しています。ジオラマ京都JAPANと京都鉄道博物館の間でも同様の割引を行っています。一方の施設を利用してから1か月以内にもう一方の施設を利用すれば、2か所目が割引になります(当日券のみが割引対象となります)。ジオラマ京都JAPANを2か所目にしたときは正規料金の500円が400円になり、京都鉄道博物館を2か所目にしたときは正規料金の1200円が1080円になります。6月2日から開始しています。

 京都タワーと京都鉄道博物館のセット入場券もあります。それぞれバラバラで買うと1970円のところ、1730円になります。6月2日から2017年3月31日の間、発売します。
(参考:京都鉄道博物館ホームページ http://www.kyotorailwaymuseum.jp/news/sysimg/00050/link_kGyJQ.pdf?20160608055208、http://www.kyotorailwaymuseum.jp/news/sysimg/00048/link_G52o7.pdf?20160608055208、http://www.kyotorailwaymuseum.jp/news/sysimg/00049/link_RFjLb.pdf?20160608055208)

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福知山線の廃線跡がハイキングコースに

 福知山線(JR宝塚線)は1986年に新三田まで複線電化され、ようやく関西の通勤路線として機能するようになりました。

 しかしこれに伴い、生瀬-道場間で線路が大幅に切り替えられ、宝塚市と西宮市にまたがる約4.7キロが廃線となっています。このうち、宝塚市側の約1.5キロは宝塚市側に無償で貸し出され、公園として宝塚市が管理しています。西宮市側の約3.2キロは途中にトンネルや鉄橋などがあり、管理は困難だとして立ち入り禁止としています。工事費が数億円かかるとされていたのもネックとなっていました。しかし、線路上に枕木が残り、春には桜、秋には紅葉を楽しむことができることから、武庫川渓流沿いのハイキングコースとして人気が高く、多く訪れることになり、JR西日本もそれを黙認していました。年間約6.4万人が訪れるのです。

 ところが、2008年にハイカーの転落事故が起きました。そこでJR西日本と西宮市は対応について協議し、JR西日本がトンネル補強などの安全対策工事をして、一般開放することにしたのです。5月16日から約半年間閉鎖し(紅葉シーズンの11月ごろに一般開放される見通しです)、その後は公認のハイキングコースとなります。工事が完了すれば、線路の上を歩いてハイキングすることができます。トンネルや鉄橋も残るのです。西宮市は、トイレの整備や案内板設置、清掃、巡回パトロールなどを行います。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/160416/wst1604160054-n1.html、神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201602/0008829078.shtml、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASJ3R6FYDJ3RPIHB031.html)

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阪神間から1時間半のところにスキー場オープン

 兵庫県の中ほど、神河町というところでスキー場建設が進んでいます。標高約800メートルの峰山高原というところにつくる予定で、2016年度に着工、2017年12月に開業する予定です。仮称は峰山高原スキー場といいます。国内でのスキー場新設は、2003年の斑尾高原豊田スキー場(閉鎖)以来、14年ぶりになります。

 峰山高原スキー場は家族向けと中・上級者向けの3コースを整備します。ナイター営業を行う予定(23時まで)で、家族向けのゲレンデには照明設備も備えます。冬場には50センチメートル~1メートルの積雪がありますが、暖冬に備えて、少なくとも1コースは営業できるよう、人工降雪機を備えます。総事業費は8億円、阪神間などから1シーズンあたり5万人の来場者を見込んでいます。

 ここの売りは、アクセスの良さ。阪神間から車で約1時間半。スキー場開業後は、神姫バスが大阪や姫路などからのバスの運行を予定しています(姫路からだとバスでも1時間で着くことができるようです)。気軽に行くことができるのが売りだそうです。町は冬場の観光振興の目玉にしたいと考えているようです。
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201503/0007790837.shtml、http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201603/0008937476.shtml、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/mineyama/)

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旧津山扇形機関庫は4月2日にリニューアルオープン

 かつて蒸気機関車が活躍していたころ、蒸気機関車を収容するための機関車庫が各地につくられました。蒸気機関車は基本的に反対向きに走ることは考えられていないため、向きを変えるための転車台が真ん中に置かれ、それを取り囲むように扇形の車庫がつくられました。電車の時代になってそれらの機関車庫は役目を終えましたが、一部は残っています。現存する扇形機関車庫は全国で14棟です。

 岡山県の津山にもそういう機関車庫がありました。1936年につくられた旧津山扇形機関車庫です。経産省の近代化産業遺産に指定されています。津山は津山線、姫新線、因美線が集まるところで、鉄道の要衝とされています。今でも岡山県山間部の主要都市となっています。ここにあった旧津山扇形機関車庫を博物館として有効的に活用することとし、公益社団法人津山市観光協会を運営主体に通年開館することにしました(これまでは年間40日程度、無料で一般公開してきました)。

 その博物館の名前は、「津山まなびの鉄道館」、「ノスタルジー」が運行を開始する4月2日にオープンします。開館時間は9時から16時、最終入館受付は閉館時刻の30分前です。毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)と12月29~31日が休館日です(4~6月の「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」期間中は毎日開館)。入館料金は高校生以上が300円、小学生、中学生が100円、乳幼児は無料です(30人以上の団体は2割引)。現金のみの対応です。なお、校外学習による団体申し込みの場合は無料です。アクセスは津山駅から徒歩10分、館内には駐車場もありますが、オープン直後の4月2日と3日は、混雑が予想されるため、駐車できません。

 収蔵される車両は、これまで旧津山扇形機関車庫に収蔵されているDE50-1(1両しかない希少な存在)など9両のほか、蒸気機関車のD51など4両を加え、13両となります。2014年4月に閉館した交通科学博物館から移設された車両もあります。ディーゼル機関車が主体ですが、キハ58などのディーゼルカーもあります。そのほか展示スペースなども再整備されています。津山の街並みや扇形機関車庫のあるジオラマもあります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/10/page_7843.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/02/page_8326.html、乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/45124/2/、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/151031/wst1510310042-n1.html)

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京都鉄道博物館に温泉?

 4月29日に開業する京都鉄道博物館。その近くに温泉ができるのかもしれません。

 というのも、JR西日本が京都鉄道博物館の東側で、温泉の試掘をするのです。現在は京都鉄道博物館の工事ヤードとして使っている、JR西日本の社宅跡地で試掘するのです。すでに京都府に温泉の試掘を申請し、許可を得ています。

 JR西日本は、もし温泉が出た場合の用途についてはまだ考えていないようです。ただ、集客につながるのは確実であり、レジャー施設などができるとみられています。
(参考:京都新聞ホームページ http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160216000020)

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嵐山の渡月橋、秋に一般車両通行止めへ

 嵐山の観光名所、渡月橋。歩道がありますが狭く、観光シーズンには車道に人があふれ、危険な状態になっています。

 そこで京都市などは、秋の観光シーズンの交通対策として、11月22~24日と29、30日の5日間、一般車両の通行を禁止する社会実験を行います。13~17時の間、両側の歩道を拡幅することにより車道を車1台が通ることのできる幅に縮小し、路線バスと南行きのタクシー、通行許可車両のみに限定します。同じ日の10~13時には、路線バス以外は南行き一方通行にします。この案は京都市や地元住民、京都府警、交通事業者、国などでつくる「嵐山交通対策研究会」で了承され、京都府公安委員会で正式に決定されます。

 このような実証実験はすでに行われていて、2013年は歩道の片側を拡幅し、バスを除き南行き一方通行にする内容で行われています。今年は通行規制で観光客が減少しないよう、途中で車から公共交通機関に乗り換えて嵐山を目指す「パークアンドライド」の充実を行うとともに、鉄道事業者に増便を呼びかけます。嵐山が観光シーズンに混雑するのは周知の事実でありますから、車でなく公共交通機関(「パークアンドライド」を含む)で嵐山に行くことを心がけたいものです。
(参考:京都新聞ホームページ http://kyoto-np.jp/sightseeing/article/20140828000148)

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交通科学博物館、2014年4月閉館へ

 弁天町にある交通科学博物館。1962年1月に交通科学館として開業してから50年余り経っています。

 しかし、この交通科学博物館、以前にもそのようながあることは書きましたが、2014年4月6日(予定)で閉館することになりました。閉館に伴い、9月21日から、収蔵資料の展示(企画展)を行います。常設展示されていない収蔵資料を多数展示する予定です。また、閉館セレモニーの開催を予定しています。詳細は決まり次第、広報されます。ほかにも個別の催物を行うようです。

 2016年春に京都梅小路で開設予定の新しい鉄道博物館には、交通科学博物館で収蔵されていた資料も移設展示されます。どの車両や資料を移設するかは、今後検討を進め、後日広報されるようです。

(追記1)
 12月8日に交通科学博物館に行ってきました。家族連れが中心で、殺伐とした雰囲気ではありませんでした。

 ちなみにお昼は、ブルートレインの食堂車(展示されているナシ20)でカレーを食べてきました。

(追記2)
 ナシ20では、休日などに定食類などを販売していましたが、2014年3月1日からはテイクアウト可能な軽食のみの販売となります。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/07/page_4175.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/12/page_5002.html)

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播但線竹田駅に特急臨時停車

 朝来市の国史跡・竹田城跡は標高353.7メートルの山頂に位置します。完存する石垣遺構としては全国屈指のもので、「日本100名城」に選定されています。城の築かれている山全体が虎が臥せているように見えることから、「虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)」とも呼ばれています。雲海に浮かぶ様が「天空の城」とも称され、近年、人気を集めているところです。竹田城跡の2012年度の訪問者数は過去最高の約21.5万人。ふもとの普通列車しか停まらない竹田駅の利用者数も昨年より約9600人増え、2月末現在で約49500人となっています。

 そこでJR西日本は、4月27日から6月30日までの休日限定で(7月以降も臨時停車の計画はあるようです)、竹田駅に特急を臨時停車させます。「はまかぜ1号」「はまかぜ4号」「はまかぜ6号」の3本です。特急を停めるため、JR西日本はホームの拡張工事などを行います。

 竹田駅からは、特急の停車日に限り、竹田駅を起点として、山城の郷、竹田城跡(中腹駐車場)を経由して再び竹田駅に戻る、「天空バス」を1日8便運行する予定です。8キロの道を35分で一周します。29人乗りの路線バスを使用し、竹田駅-竹田城跡間が250円、竹田駅-山城の郷間が200円です。1日乗車券は500円です。竹田城跡に最も近い休憩処、「山城の郷」では、事前予約制で「竹田城弁当」を販売します。但馬牛をメインに地元食材を使用したもので、価格は1000円台~2000円台です。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/03/page_3474.html、神戸新聞ホームページ http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201303/0005787619.shtml)

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JR西日本、梅小路に鉄道博物館建設、2016年春開業

 JR西日本は、京都市下京区の梅小路公園内に、展示面積約3.1万平方メートル、展示車両約50両という国内最大規模の「京都鉄道博物館」(仮称)を2016年春に開業することを発表しました。面積でさいたま(大宮)の「鉄道博物館」を、車両数で名古屋の「リニア・鉄道館」を上回るのです。すでに梅小路には「梅小路蒸気機関車館」がありますが、その西隣の市有地を借り、3階建ての建物を建設します。総事業費は約70億円です。

 展示される車両は、「梅小路蒸気機関車館」に23両あるSL(C62など)のほか、0系新幹線、500系新幹線、80系、489系、581系などです。「京都鉄道博物館」は営業路線に隣接しているので、線路を博物館内に引き込んで、営業車両そのものを臨時に展示することもできます。展示方法にもこだわり、屋根の高さに通路を設け、普段見ることのできない屋根の上を観察することができたり、電気機関車を持ちあげて展示することにより、電気機関車の下部を見たりすることもできます。運転シミュレーター(子供用の制服の貸し出しもあります)や鉄道ジオラマのほか、線路の点検に使う軌道自転車を操縦することもできるようです。

 「梅小路蒸気機関車館」の来場者は2011年度が約22万人で、今年度は3月に隣接するところにオープンした京都水族館の効果もあり、30万人を超える見込みです。弁天町の「交通科学博物館」と合わせると、年間約60万人の来場者がいます。「京都鉄道博物館」は年間約80万人の来場客を目標としています。ところで、現在ある「梅小路蒸気機関車館」へは京都駅から歩いていくか、バスに乗らないといけないのですが、せっかく営業路線に隣接しているのですから、新駅を設けるということはないのでしょうか? なお、展示車両の大部分が移設されることになる「交通科学博物館」は廃止の可能性もあるようです。

(追記1)
 京都市も、梅小路公園を拡張再整備する計画です。

 現在、鉄道博物館の建設予定地を走っているチンチン電車を、京都水族館西側にあるJR西日本から借りた社宅跡地(約6400平方メートル)に移設します。社宅跡地は、市内最大規模の遊具を配置した芝生広場やカフェのある「すざくゆめ広場」(約5700平方メートル)と、市電を展示する「市電ひろば」(約700平方メートル)になります。チンチン電車は、この2つを結ぶようになります。また、受変電設備が不要で、環境や景観にも配慮した、最新鋭の蓄電池車両になります。チンチン電車の長さは従来より10メートル短い約240メートルになります。市電ひろばには、京都市が保管している1912年から1966年までの7両の市電が常時展示するほか、車両を観光案内所や貸店舗として活用していきます。

 総事業費は5.7億円、2014年1月に全面開園を目指します。

(追記2)
 2013年12月から「京都鉄道博物館」の建設工事を始める予定ですが(本体工事は2014年2月着工予定です)、入館料は国内の類似施設を参考に、大人1000円とするようです。

(追記3)
 2016年春に京都梅小路に開業する予定の新たな博物館ですが、仮称通り「京都鉄道博物館」となりました。
(参考:京都新聞ホームページ http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20121219000141、http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130104000139、http://kyoto-np.co.jp/top/article/20131119000130、神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201212/0005612876.shtml、JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/12/page_3031.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/items/121219_06_museum.pdf、http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/12/page_4959.html、朝日新聞12月20日朝刊 中部14版)

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「ツタンカーメン展」と水都巡り(2)

 大阪は水の都。いたるところに川や運河がある。船にとってはありがたいが、人や車の行き来は不便だ。橋もいたるところにあるが、それが近くにないところもある。渡船の出番だ。天保山にも桜島に行く渡船がある。天保山の先、阪神高速の真下に乗り場がある。深夜以外は運転され、日中は30分間隔。歩行者と自転車が利用でき、運賃はいらない。橋が無料であるのと同じ理屈だ。出航直前に詰所から係員(大阪市職員)が降りてきて、ゲートを開ける。風が吹き、波が立っているが、問題ないようだ。自転車5台ほどと歩行者15人ほどが船に乗り込む。所要時間3分の船なので、椅子はない。船はS字状に川を渡り、桜島側に到着。向かい側の客を乗せて折り返す。

 渡船は橋ができるまでの暫定的な存在。しかし、橋ではなく、トンネルができたところもある。今度はそちらに行こう。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの片隅にある桜島から桜島線に乗って西九条へ。阪神なんば線に沿って歩けば目指すものがある。片側2車線の道路の突き当たりにあるのが、安治川隧道だ。1944年に完成し、当初は車もエレベーターで通行可能なものだったが、1977年に車の通行ができなくなり、今に至っている。深夜以外はエレベーターが使え、自転車も通行可能だ。隧道を抜けてそのまま歩くと商店街に入り、20分ほどで阪神なんば線の九条駅に到着。商店街の金券ショップで買った昼間用回数券で難波に向かった。

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