中国、低評価の人は新幹線に乗ることができない

 日本ではお金さえちゃんと払えば新幹線に乗ることができますが、中国ではそうはいかないようです。

 実は、中国には社会信用システムというのがあり、この評価が低い人は一定期間、鉄道や航空機に乗ることができないのです。高速鉄道で喫煙をすれば180日間利用できないなどの制限があります。犯罪記録のほか、本人が買ったものや話した内容、これまでの活動内容も記録され、それが評価につながるようです。中国は2020年のシステム完成を目指していて、これまでに700万人近い人が処罰を受けたとも言われています。

 細かいことはよくわからないのですが、こうやって多くの国民を反抗させずに押さえつけているのでしょう。
(参考:レコードチャイナ http://www.recordchina.co.jp/b563415-s0-c30.html)

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海外向けの「Suica」

 列車の乗り降りなどによく使われているICカード。JR東日本の「Suica」はその代表例です。

 JR東日本はICカードのシステムを海外にも導入したいとしています。しかし、「Suica」のシステムをそのまま海外に持っていくのではありません。「Suica」のシステムは首都圏での混雑時でも対応できるよう、大量のデータを迅速にできるようにしています。確かに性能はいいのですが、逆に相手が求めるものよりも過剰性能で、コストがかさみます。ですから、海外向けには、読み取り速度などを落とすかたちで性能を下げ、コストを抑えたシステムを売り込みます。

 まずは、JR東日本の「Suica」が使えない地域において導入し、テストをしていきます。
(参考:「鉄道ファン」2018年7月号 交友社)

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靴が定期券

 世の中、変わった切符が発売されることがありますが、ベルリンの地下鉄では、靴が切符になっています。実は2018年1月に500足限定で発売されたものなのです。靴はアディダスなので、ちゃんとしたスニーカーです。ベルリン交通局の90周年を記念してつくられたもので、地下鉄のシートの柄と同じデザインです。

 この靴のどこが切符なのかと言えば、靴に年間乗車券である旨の縫い付けがされているのです。この靴を履けば(ベルリンの交通機関はほかのドイツ同様、信用乗車なので、改札機に読み取らせるなどの必要はありません)、ベルリン市内のあらゆる交通機関に、2018年の年末まで自由に乗ることができるのです。本来、1年間有効のフリー切符は1枚761ユーロ(約10万3000円)しますが、この靴は180ユーロ、約2万4000円です。1/4か1/5の値段で、しかも有名ブランドの靴がつくのです。当然ながら人気で、ベルリン市内の2か所のアディダスショップで発売されたのですが、発売日の1月16日の深夜1時の時点ですでに550人が並んでいました。一番早い人は3日前の13日に並び、氷点下の中、3泊4日を過ごしたそうです。

 もっとも、この靴を履いて地下鉄等に乗っている人は少ないようです。記念に取っておくか、オークションで売るかのどちらかのようで、オークションサイトでは1200ユーロになったとも言われています。
(参考:東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/205955)

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イギリス、2040年にディーゼル列車廃止へ

 以前、イギリス政府が2040年(まで)にガソリン車の販売を全面的に禁止する方針であるという内容の記事を書きましたが、これには続きがあります。道路を走る車だけにはとどまらないのです。

 2040年までに禁止する車の中にはディーゼル車もあり、それを受けて、鉄道の世界でも、ディーゼルエンジンのみを搭載した列車を2040年までに廃止する方針です。環境にやさしいといわれる鉄道でも、列車の排ガスは1990年に比べて33%増加しています。これを減らすために、ディーゼル列車の廃止を打ち出したのです。

 現在、イギリスの列車の約29%がディーゼル車両といわれています。ディーゼル車両を減らすには、電化すればいいのですが、電化計画が中止されるところもあり、方針は一貫しているとは思えません。日立がつくっている、電化区間と非電化区間の両方を走ることができる車両に期待するとともに、水素を使った燃料電池で動く車両をイギリスで導入したいとも考えています。このほか、2021年には、イングランド北西部で電気式、ハイブリッド式の列車を導入する計画です。
(参考:NAA ASIA https://www.nna.jp/news/show/1725288)

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路面電車が国境をまたぐ

 日本で路面電車と言えば、ひとつの都市だけで完結するものが多く、隣りの市に行くのは少数派です。しかし陸続きのヨーロッパには、国境を越えるものもあります。

 みなさんも御存じの、路面電車で名高いフランスの街、ストラスブール。ドイツとの国境に面した街なのですが、ここの路面電車がライン川を渡って、ドイツのケールに乗り入れました。2017年4月のことです。延長は3.9キロ(そのうちドイツ部分は1.7キロ)、約115億円の建設費をかけました。ドイツ部分にかかった建設費は約55億円ですが、そのうちの約25億円はドイツ連邦政府が出しています。

 鉄道で国境を越えることすら、なかなかできないことですが、それを路面電車でするとは、島国に住んでいる私たちには想像もできないことです。
(参考:「鉄道ジャーナル」2017年5月号 鉄道ジャーナル社、「鉄道ジャーナル」2017年9月号 鉄道ジャーナル社)

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若者ならTGV乗り放題

 1年以上前の話ですが、備忘録を兼ねて書きます。

 フランス国鉄は2017年1月25日から、若者(16~27歳)限定で、TGVなどが乗り放題となる会員制度、TGVマックスを始めています。

 このTGVマックスは最低、3か月は会員を維持しなくてはなりませんが、会員になれば1か月当たり79ユーロ(約9500円)で、TGVや長距離列車の大半が乗り放題となります。79ユーロという値段は、パリ―マルセイユ間のカーシェリング費用より安いのです。しかも、2017年2月までは、月1ユーロだけで済んだのです。

 会員がTGVなどに乗るためには、インターネットで予約する必要があります。乗車の30日前までに予約する必要があり、最大6座席まで予約することができます。乗車できる列車は、ビジネス客で混雑する列車を除いた、TGVや長距離列車の94%(2等車のみ)。繁忙期や祝日でも乗車できます。

 遠いフランスでの話のため、このblogを見て会員になる人は少ないでしょうが、うらやましくなるようなお得な制度です。
(参考:「鉄道ジャーナル」2017年5月号 鉄道ジャーナル社)

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太陽光発電だけで走る列車

 列車を走らせるためには、動力が要ります。SLなら石炭、ディーゼルカーなら軽油、電車なら電気です。電気をつくるには水力を利用するか、化石燃料を利用するか、原子力を使うかなどしないといけません。ところが、2017年12月から、オーストラリアのバイロンベイ鉄道という鉄道が、太陽光発電だけで列車を動かしています。インドで太陽光を車内の照明や空調に使った例はありますが、太陽光だけで動く鉄道は、これが世界初です。

 シドニーの北約770キロのところにあるバイロンベイには、もともと鉄道がありました。総延長132キロの鉄道でしたが、利用者が減ったので、2004年5月に廃止されてしまいました。この鉄道のうち3キロを修復し、約70年前につくられたディーゼルカーを太陽光で走るように改造してつくられたのが、バイロンベイ鉄道なのです。鉄道の復活には約400万ドルかかりました。

 バイロンベイ鉄道の車両は2両編成で、定員は100人です。車両の上に6.5キロワットの太陽光パネルを置き、77キロワットのリチウムイオン蓄電池もあります。天候が良ければ、太陽光パネルだけで4~5回の運行ができます。駅の屋根の上にも太陽光発電システムがあり、不足する電力は駅で充電することによって得られます。念のため、ディーゼルエンジンは完全に撤去せずに一部を残していますが、太陽光だけで十分な電力が得られるために使われていません。なお、ディーゼルカー時代は時速100キロ以上のスピードで走りましたが、バイロンベイ鉄道の太陽光発電車両は、運行区間が短く、観光用なので、時速25キロというゆっくりとしたスピードで走ります。
(参考:日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24972750S7A221C1000000/)

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姫路駅のまねき食品が台湾へ、柏原駅に駅弁

 兵庫県内の駅弁の話題を2つ。

 姫路駅の駅弁業者はまねき食品。「えきそば」があることでも有名です。そのまねき食品が2017年10月に、台北駅構内に駅弁販売店(「駅弁屋まねき」)を出していました。4年ほど前から市場調査を行い、現地の物産展でも好評だったために、店を出すことにしたのです。まねき食品にとって、初めての海外出店です。1日300食が目標です。

 台北駅構内にある「駅弁屋まねき」は、14種類の弁当を販売します。幕の内弁当(250元、日本円で約930円しますが、好評のようです)のほか、台湾式の弁当(白米の上におかずを載せます)もあり、おにぎりや揚げ物といった単品もあります。食材は台湾で調達しますが、味付けは日本風です。台湾式の弁当は値段も安く、65~105台湾元に収まります。日本円で240~370円です。まねき食品が販売する台湾式の弁当も、とんかつや唐揚げが載っていて、値段は99台湾元です。

 話は変わりまして、柏原駅。駅弁業者自体は減り続けています。福知山線の近隣では、篠山口駅や福知山駅でもかつては駅弁がありましたが、撤退してしまいました。そんな中、新たに弁当をつくりはじめたところがあります。それは、柏原駅構内のレストラン。「豚めし」という名前で、旬の地場野菜と甘辛いたれで炒めた豚肉が白飯を覆っています。1000円です。

 きっかけは、2017年4月の売店の閉店。特急もすべて停まる駅ですが、それでも売店を維持することができなかったのです。乗客から弁当を求める声があったこともあって、2017年7月に弁当の販売を始めました。注文販売(混雑状況にもよりますが、注文を受けてから10分程度で出来上がります。電話で予約することもできます)なので添加物は使用せずに済み、熱々のものを客に渡すことができます。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201709/0010577472.shtml、https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201709/0010566314.shtml、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/171215/wst1712150047-n2.html)

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「ビートル」に国内旅客と国際旅客が混乗?

 韓国に近いところにある対馬。その対馬の北部から九州一の大都会、福岡に船で行くのは結構時間がかかります。北部の比田勝からも博多港へのフェリーが出ていますが、1日1往復しかありません。南部の厳原からも便はありますが、北部からは高速船でも最短4時間かかります。航空機もありますが、北部からは空港に行くだけで2時間もかかってしまいます。

 とは言っても、近くを船が通らないわけではありません。博多港と釜山港とを結ぶJR九州高速船の「ビートル」があるのです。これが比田勝に立ち寄れば、片道2時間半程度で福岡に行くことができます。博多港と釜山港を結ぶ便は当然ながら国際線となりますので、博多-比田勝間だけの旅客を乗せることになれば、同じ船に国内旅客と国際旅客が混乗することとなります。もし実現すれば全国初のケースとなります。

 対馬市と「ビートル」を運航するJR九州高速船、博多-比田勝間を運航する九州郵船の3者は、今後月1回程度会合を開き、数年以内に「ビートル」の混乗の実現を図りたいとしています。ただ、課題もあります。不法入国や密輸などを防ぐため、船内を改修して、国内旅客と国際旅客を分離する必要があります。博多-比田勝間を運航する九州郵船の経営に与える影響も考慮する必要があります。後者はお金で済む話でしょうが、島国の日本では前者の対策はきちんとやっておく必要があります。
(参考:朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK5Y426YK5YTIPE00K.html、日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLASJC29H41_Z20C17A5LX0000/)

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フランスの新幹線がTGVでなくなる?

 フランスの高速列車といえば、TGV。そのTGVのブランドが消えるようです。

 新しいブランド名は「inOui」(イヌイ)、7月2日に開業した新しい高速鉄道路線で使われ、その後既存路線でもTGVに代わって使われることになります。廉価版が「Ouigo」なので、対照的とも言えます。2020年中には新しいブランドに切り替わることになるようです。ただ、TGVのブランド力は大きく、どうなるかはよくわからないのですが。

 ところでこのTGV、2022~2023年に自動運転の車両を走らせるようです。新交通システムならともかく、高速鉄道では驚きです。もっとも、完全な無人運転というわけではなく、ドアの開閉や緊急事態に対応するために乗務員が同乗します。

 自動運転によってどういうメリットがあるのでしょうか? 人を増やさずに列車の走行速度を上げ、発着本数を増やし、輸送量を増やします。パリ-リヨン間で25%輸送量を増やします。
(参考:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170603-00174464-toyo-bus_all、日刊工業新聞ホームぺージ https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00432388)

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