JR北海道のキハ183系、タイへ

 JR北海道のキハ183系0代。34両ありますが、国鉄時代からある古い車両のため、2017年度までに引退します。2016年度にはそのうちの20両が廃車になりました。

 ところが、この車両の活躍の場があります。寒い北海道から常夏のタイに行くのです。17両が室蘭港からタイに旅立つのです。意外な展開かもしれませんが、車両にとって活躍の場があるのはうれしい話です。
(参考:北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0401524.html)

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ドイツ鉄道、バスに対抗するためにバスを走らせる

 かつてヨーロッパには国内の高速バスというものはありませんでした。しかし、2009年に規制緩和があり、ヨーロッパにも国内で完結する高速バスが運行されるようになりました。高速バスの武器はなんといっても安さ。ドイツも例外ではなく、ドイツ鉄道は高速バスによって苦しめられています。

 しかし、ドイツ鉄道も負けてはいません。とは言っても鉄道で対抗するのではないのです。直通の鉄道路線がない区間や、線形が悪いために鉄道が不利になっている区間に、自らもバスを運行して対抗しているのです。切符はドイツ鉄道のサイトから予約することができ、鉄道との乗継乗車券も購入することができます。「レールパス」も座席指定料の5ユーロを払えば、使えます。

 ちなみに、バスは4列シートで、2階建てとはいえ72人も乗ることができます。かなりの詰め込み構造と言えますが、意外だったのは簡単ながら車内販売があること。運転士が2人で乗務しますが、運転しないほうが販売するようです。
(参考:東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/168694)

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中国のパンダモノレール

 2016年11月に中国の四川省成都にできたモノレール。モノレールの軌道の下に車両がぶら下がるという、懸垂式モノレールです。中国が独自の技術でつくったもので、日本、ドイツに続いて世界で3番目に懸垂式モノレールをつくった国になりました。しかもこの懸垂式モノレール、電線で電気をもらうのではなく、リチウム電池パックで動くのです。これは世界初のことです。

 ところで、さすがに成都と思われることもあります。モノレールの柄がパンダなのです。子供に喜ばれそうです。
(参考:exciteニュース http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20161122/Recordchina_20161122044.html)

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台湾鐵路管理局、2020年にほとんどの車両で段差解消へ

 台湾鐵路管理局のホームは車両の床面より低く、乗降の際には車両にあるステップを使う必要があります。当然ながらバリアフリーではありません。

 しかしその台湾鐵路管理局でも駅施設や車両でのバリアフリー化が進み、ホームのかさ上げが進んでいます。それにともない、新しい車両の中には最初からステップがないものもあり、古い車両も原則として2020年までにステップをなくす改修工事を行います。対象となるのは931両で、あと3年ほどでホームと車両との段差が解消されることになります。
(参考:フォーカス台湾ホームぺージ http://japan.cna.com.tw/news/atra/201612220005.aspx)

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台湾の鉄道に家族連れ車両

 家族連れで新幹線に乗ると、どうしても気を使ってしまいます。これはほかの国でもあることのようです。

 それは台湾の話です。新幹線の高鐵、在来線の台鐵の両方が、家族連れ用の車両を導入するようです。台鐵は5月に運行を始める予定です。高鐵のほうも高速運転時の安全上の問題から、車内の大きな改造はできないものの、特定の列車や旅行プラン限定で、夏にも家族連れ用の車両を導入するようです。
(参考:フォーカス台湾ホームぺージ http://japan.cna.com.tw/news/atra/201612120004.aspx)

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ドイツ鉄道のドアは発車30秒前に閉まる

 ドイツ人は真面目なので、時刻表通りに運行しているように思われますが、実はそうではないようです。ドイツ鉄道自体、2016年の目標は80%の長距離列車を定刻に到着させること。ただ、定刻とは5分以内の遅れで済むことであり、そう褒められたものではありません。

 しかも、この目標の達成が厳しいようです。そこでドイツ鉄道が考えた策が、発車前にドアを閉める時間を繰り上げること。もともと長距離列車のドアは発車10秒前に閉めていたのですが、これを20秒早くして30秒前に閉めることにしたのです。すでに半年間の試行が行われ、10月17日からドイツ全国の長距離列車で行われています。

 この効果があったのかは定かではありませんが、列車が発車時刻前に発車してしまうのは、日本の感覚で言えば意外な話です。場所がドイツだけに。
(参考:NEWSALT http://newsalt.jp/international/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%89%84%E9%81%93%E3%80%8C78%EF%BC%85%E3%81%8C%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AB%E6%AD%A3%E7%A2%BA%E3%81%AA%E3%82%89%E6%BA%80%E8%B6%B3%E3%80%8D、http://newsalt.jp/international/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%89%84%E9%81%93%E3%81%AE%E3%83%89%E3%82%A2%E3%81%8C%E7%99%BA%E8%BB%8A30%E7%A7%92%E5%89%8D%E3%81%AB%E9%96%89%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB)

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EU、18歳に無料鉄道パス贈呈か?

 EUは、加盟国の住民が18歳になったときに、407ユーロ(約47200円)相当の最長1か月有効の鉄道パス(「インターレール・パス」、ヨーロッパ市民やヨーロッパ各国の住民権保有者のみ購入可能なものです)を贈呈する計画があるようです(一部の国は「インターレール・パス」に参加していないため、代替措置があるようです)。

 この目的は、若者にヨーロッパを旅行させて新たな発見を促し、友人を見つける機会を与えることにあります。経済が低迷し、難民が入ってきて、イギリスはEUを離脱しようとしています。若年層の失業率は高いままです。無料の鉄道パスを出すことで、若い人にEUへの所属意識を高揚させる狙いがあるのです。ほかにも若者にEUへの所属意識を向上させる事業はいくつかあるようです。

 実際には実施コストが最大30億ユーロに上ることからまだ実現が決まったわけではなく、もし実現したとしても数年先のことです。ただ、政治的な意図はともかくとして、若い人に環境にやさしい鉄道での旅をしてもらうという取り組みは、望ましいことと言えます。鉄道を使うきっかけづくりになりますから。
(参考:CNN.co.jp http://www.cnn.co.jp/travel/35090160.html?ref=yj、NNA ASIA http://www.nna.jp/articles/show/1516648)

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水素で動く列車、ドイツで運行開始へ

 車にはトヨタが発売した燃料電池車というものがありますが、鉄道車両にもそういうものが開発されています。ベルリンで9月に行われた国際鉄道技術見本市。60か国から約3000の鉄道会社が出展する大イベントですが、そこに出展されたのです。

 それはフランスのアルストムの燃料電池列車、「コラディア・アイリント」。屋根に積んだ水素と空気中の酸素を反応させて発生させた電気で走り、出すのは水だけ。温室効果ガスを出さない、究極のエコ列車です(水素をつくる過程においても、塩素を製造する際にできる水素を使っているため、新たな環境への負荷は生じないようです。将来的には風力発電で得た電気を利用して水素をつくることも検討しているようです)。しかも、営業運転も近いうちに行われます。2017年末にドイツで走り出すのです。ドイツ北部で導入され、それがうまくいけば60両増備されます。

 燃料電池列車は、車両基地で水素を充填し(水素を車両に入れる設備や水素を配送するシステムはアルストムが用意するようです)、走ります。水素を満タンにすれば600~800キロ走り、最高速度は時速140キロ、定員は300人です。アルストムによればディーゼルカーと比べて、性能面で遜色がないようです。実はドイツの線路の総延長距離3.8万キロのうち46%が非電化で(ほかの国でも非電化区間は結構あるようです)、燃料電池列車が能力を発揮することができるところは結構あるようです。
(参考:東京新聞ホームページ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201610/CK2016100902000115.html、CNN.co.jp http://www.cnn.co.jp/business/35091636.html)

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アメリカ、メトロノース鉄道で「バー・カー」復活

 ニューヨークとコネティカット州ニューヘイブンを結ぶメトロノース鉄道ですが、2014年まで「バー・カー」というものを連結していました(新型客車の導入で廃止されました)。その「バー・カー」ですが、復活することになりました。コネティカット州運輸局は60両の客車を発注していますが、そのうち10両は「バー・カー」に改造されるようです。

 廃止されるまで「バー・カー」では、アルコール類とチップス、ナッツなどのスナックが販売されていました。廃止後は駅で販売用の荷車からアルコール類を買って列車に乗っていましたが、再び車内で買うことができるようになるのです。豪華寝台列車のような特殊な車両でしか食堂車がなく、車内販売すらない特急がたくさんある日本と比べると、うらやましい限りです。
(参考:THE WALL STREET JOURNALホームページ http://jp.wsj.com/articles/SB12260954658240904189704582310453360733354)

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フランスTGVに自動改札機を設置していた

 フランスを代表する列車と言えばTGV。そのTGVを運営するフランス国鉄ですが、年間約3億ユーロ(約380億円)の不正乗車(運賃徴収漏れ)に悩まされています。

 そこで1月11日から約3か月間、パリのモンパルナス駅とマルセイユのサンシャルル駅のTGVホームに自動改札機を設置しました。自動改札機は紙の乗車券、スマートフォンなどすべての乗車券に対応できる非接触式読み取り装置を備えます。4社の自動改札機が試験的に導入されましたが、試験設置の結果から1社が選ばれ、2017年にTGVの各駅に導入されます。

 実は以前、フランス国鉄の職員がホームで乗車券の確認を行ったところ、不正乗車が25%減少しました。乗客による刻印だけでは不正乗車は防止できないのでしょう。
(参考:「鉄道ジャーナル」2016年5月号 鉄道ジャーナル社)

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