道東周遊記(4)

Hokkaido41

 釧路は遠洋漁業で栄えた町。駅の近くの「和商市場」では新鮮な魚介類のほか、惣菜を売る店や食堂もある。ここの名物は「勝手弁当」。総菜屋で白い御飯を買い、そこにいろいろな魚を買って載せる。阿寒湖から何も食べずにやってきたので、お腹が空いている。イクラ・タラコ・ホッキ・サーモン・帆立・カニを載せた、豪華な「勝手弁当」をつくった。あと2時間でお昼なのに。


Hokkaido42

 厚岸は釧路から東に45キロほど離れた小さな町。しかし、江戸時代にはすでに寺(1804年に幕府によって建てられた臨済宗の寺、国泰寺)が置かれていた重要な地である。

 厚岸の名物はカキ。湖には多くのカキの殻が堆積してできた、「牡蠣島」というのもある。もちろん、名物はカキ料理。駅弁の「かきめし」は有名で、ここ厚岸のみならず全国各地の駅弁大会でも売られている人気商品である。


Hokkaido43

 日本最東端の町、根室。北方領土を望む納沙布岬はここからバスで35分程度だが、学生時代に行ったこともあり、今回はパス。

 朝、昼と魚が続いたので、晩は肉にしよう。根室の隠れた名物は「エスカロップ」。タケノコ入りのバターライスの上にトンカツ・デミグラスソースが載っている。脇には、千切りキャベツとポテトサラダが添えられている。「エスカロップ」とは、フランス語で「薄切り肉」という意味である。根室の食堂ではエスカロップを出す店はいくつかあるが、根室以外の場所ではぜんぜん見かけることのない、謎のメニューだ。