広電、電停の統合、平和大通りルート検討か?

 広島駅に直結して便利になった広電ですが、さらなる改良が計画されています。

 まずひとつは、停留所の統廃合。路面電車は広島駅を出ると、次の停留所は稲荷町。結構距離があります。しかしそこから紙屋町東方面は、結構こまめに停まります。100~200メートル程度の間隔で停留所があるので、どうしても時間がかかってしまいます。どうやらこのあたりの停留所を統合して、速達化を図ろうというのです。

 そしてもうひとつは、平和大通りルートです。昔からある構想のようですが、再浮上しました。袋町付近の白神社前から平和記念公園の南を通り、西観音町までを結びます。広島駅と広電宮島口を結ぶルートが使うと思われ、紙屋町東までの輸送力を減らさずに、そこから先の速達化を図ります。2系統が通らなくなる紙屋町東-西観音町間のうち、紙屋町東-土橋間は本数は減りますが、ほかの系統が使えます。しかし、土橋-西観音町間については、道路があまりにも狭いことから、この区間を廃止して少し南を走る平和大通りルートに完全に移行するものと思われます。現行のルートではできない、安全地帯の整備やバリアフリーにも平和大通りルートなら対応できます。狭い道を通らず、交差点での右左折も減ることから、スピードアップも図れます。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/hiroden-sokutatsu/)

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「SLばんえつ物語」、7月からは週1日のみに

 磐越西線の新津と会津若松の間を結ぶ、「SLばんえつ物語」。土日を中心に運行しています。

 この「ばんえつ物語」を牽引するのはC57形180号機ですが、この8月で80歳を迎えます。かなりのお歳です。しかも、来年の2027年には、C57の大規模な定期検査が行われます。数か月以上かかると見込まれています。

 そこでJR東日本は、7月以降、これまで週2往復走らせていた「SLばんえつ物語」を、土曜日中心の週1往復に減らします。車両への負担を減らすのが主な目的です。これまで「SLばんえつ物語」が走っていた日曜日等については、代わりにDLが牽引する「DLばんえつ物語」として運行する予定です。

 SLとは違って目立たないですが、DLも貴重です。むしろ、ELやDLのほうが貴重です。完全にGV-E197系に置き換えられる前に乗っておきたいです。
(参考:TBS NEWS DIG https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2657881)

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城崎温泉-鳥取間には「ICOCA」は導入せず

 JR西日本の「ICOCA」は、山陰線は京都-城崎温泉間(胡麻-城崎温泉間は一部駅のみ)、鳥取-出雲市間(2027年春に倉吉-伯耆大山間でも各駅で使えるようになります)は使えません。

 それでは、間に挟まれた城崎温泉-鳥取間はどうなるのでしょうか? 西村新温泉町長によれば、JR西日本は主要駅の香住、浜坂、岩美に「ICOCA」を導入することはないようです。胡麻-城崎温泉間も一部駅のみの導入ですから、これ以外の駅に「ICOCA」を導入することはもっとないでしょう。

 地元の人にとっては残念なニュースですが、「ICOCA」を導入すれば、ややこしい話も出てきます。倉吉-伯耆大山間の各駅でも「ICOCA」が使えるようになる2027年春には、智頭急行でも主要駅で「ICOCA」が使えるようになります。特急券さえ別に買えば、「ICOCA」で「スーパーはくと」に乗ることもできます。ところが城崎温泉-鳥取間で「ICOCA」が使えるようになれば、運賃は最短距離で計算するため、智頭急行との間で適切な配分ができなくなります。それを考えると、現行のシステムを前提とする限りは、城崎温泉-鳥取間の「ICOCA」導入は難しいと言えます。
(参考:日本海新聞ホームページ https://www.nnn.co.jp/articles/-/746483)

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北海道の高速バスにダイナミックプライシング

 北海道中央バス等は、7月1日から高速バス4路線において、ダイナミックプライシングを導入します。

 ダイナミックプライシングを導入するのは、(1)「スターライト釧路号」(札幌-釧路間、共同運行会社:阿寒バス、くしろバス)、(2)「ポテトライナー」(札幌-帯広間、共同運行会社:ジェイ・アール北海道バス、十勝バス、北都交通、北海道拓殖バス)、(3)「ドリーミントオホーツク号」(札幌-北見・網走間、共同運行会社:網走バス、北海道北見バス)、(4)「高速はこだて号」(札幌-函館間、共同運行会社:函館バス)の4つです。これまで4路線とも乗車日によって運賃が変わるカレンダー運賃だったのでしたが、AIが混雑予測や予約状況に基づき、運賃を変動させるダイナミックプライシングに変わります。

 現行のカレンダー運賃とダイナミックプライシングを比較すると、ダイナミックプライシングの下限運賃は今の一番安い運賃よりも安いのですが、上限運賃は今の一番高い運賃よりも高くなります。ダイナミックプライシングが適用されるのは、インターネットでの予約、コンビニ(ローソンのみ)での予約、購入に限られ、窓口や電話予約のときは、一番高い上限運賃が適用されます。

 またこれに伴い、キャンセル手数料や購入期限が変わります。キャンセル手数料は7月1日乗車分から変わります。現在のキャンセル料は早割運賃が運賃の20%、普通運賃は片道100円ですが、変更後はキャンセル日に応じて段階的に上がります。片道100円で済むのは乗車8日前までで、それ以降は乗車2日前までが運賃の30%、乗車前日が運賃の40%、乗車当日が運賃の50%です。購入期限はインターネットの場合、予約が5月1日以降のものが対象です。現在は乗車時間の1時間前までに買えばいいのですが、変更後は予約日の翌日から3日以内かつ乗車日の4日前までに決済しなければなりません。乗車日3日前からの購入の場合は、クレジットカード等での即時決済が求められます。
(参考:北海道北見バスホームページ https://www.h-kitamibus.co.jp/wp-content/uploads/2026/04/20260428_pressrelease_highwaybus.pdf)

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岡山の支線バス、運賃無料キャンペーン

 岡山市は将来にわたって利便性の高い公共交通サービスを提供するため、2025年4月1日から「FLAt」という名前の支線バスを整備しています。現在、7路線があります。会社が乱立しているためでしょうか、これまで重複していたバス路線を再編して幹線と支線に分け、支線部分に走らせているのです。中心部まで直通せず、中心部へは鉄道かバスに乗り換えていくことになります。最終的には17路線まで増やす予定です。

 しかし、安定的な路線の維持には1便あたり7人の乗車が必要ですが、実際にはその半分以下の3.1人しか乗っていません。そこでまずは路線があることから認知してもらおうと、無料で乗車することのできるキャンペーンを行っています。

 キャンペーンの実施期間は6月1日から7月31日まで、区役所などの公共施設、病院、商業施設、JR駅など約50か所、そして「FLAt」のバス車内にも置かれている「お試し乗車券」を使って乗れば、運賃が無料になります。お試し無料キャンペーンで、運行中の全7路線が無料になります。まずはバスがあること自体を認知してもらい、利便性を認知してもらうのが目的です。

 キャンペーンはこの秋にも行われます。またこれとは別に、8月から2027年3月までの間、鉄道と接続する5路線で、鉄道から乗り継げば運賃を半額にするキャンペーンも行われます。
(参考:岡山市ホームページ https://www.city.okayama.jp/0000067996.html、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/0da26faac8d0bb3d76762580c2eea66761fcbbf5、https://news.yahoo.co.jp/articles/0606959190439ccb81236cfb74b7483ad1854489)

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「JRキューポ」を貯めるとJR九州乗り放題

 JR九州には「JRキューポ」というポイント制度があります。カードを利用するとポイントが貯まり、またその貯まったポイントでお得な切符に引き換えることもできます。

 さて、そのお得な切符に、フリー切符タイプが加わることになりました。「JRキューポ特典乗り放題きっぷ」です。すでに5月27日から発売を開始しています。利用の前日までに、インターネットで購入します。「JRキューポ」10000ポイントで引き換えることができますが(当然ながら、ポイントでの支払い限定です)、7月16日出発分まではデビュー記念で8000ポイントで交換できます。

 「JRキューポ特典乗り放題きっぷ」は九州新幹線、西九州新幹線を含むJR九州の特急列車、快速、普通列車の普通車自由席及び日田彦山線のBRTが連続する2日間乗り放題です。普通車指定席やグリーン車の場合は追加料金が必要です。JR西日本の山陽新幹線と博多南線には乗ることができません。「JRキューポ特典乗り放題きっぷ」は6月27日から利用できますが、お盆(8月10日~19日)、年末年始(12月28日~1月6日)、ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)は利用できません。2026年は秋に5連休があるため、その期間(9月19日~27日)も使えません。また、8月9日開始のもののように、有効期間の2日目がこれらの期間にかかるものも発売しません。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/05/25/20260525_Introducing_the_new_JR_Kyupo_Special_Unlimited_Ride_Ticket.pdf)

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JR東海、中津川の待合室、売店をリニューアル

 中央線の中津川は、名古屋の通勤圏の東の端でありながら、木曽路の西の入口の駅でもあります。観光客の利用も見込めます。かつては駅弁や立ち食いそばがありましたが、どちらも閉店していて、せっかくの土地が活用されていない状態でした。

 そこでJR東海と株式会社JR東海リテイリング・プラスはこのたび、中津川の駅構内で待合室と店舗をリニューアルすることにしました。

 待合室と店舗は一体となり、明るく開放的な空間となっています。ホームに面してガラス窓があり、「しなの」などの列車を眺めることができます。店舗は、旧店舗の約2.5倍の広さがあります。通勤、通学の日常的な利用のほか、観光での利用にも対応しています。東美濃、木曽、南信州など近隣の特産品も揃えています。

 新しい待合室と店舗のオープンは2026年の秋ごろを予定しています。すでに5月25日から、リニューアル工事のため、仮待合室の利用を開始しています。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045586.pdf)

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新さっぽろの業務を市の直営に戻す

 札幌市交通局の地下鉄には49の駅がありますが、その駅の業務は交通局ではなく、市の外郭団体の札幌市交通事業振興公社に委託しています。

 しかし、2027年度からは東西線新さっぽろについてのみ、市(交通局?)の直営に戻します。

 これまでは交通局が駅の業務を行っていなかったので、駅についての問題を把握するのは難しかったのですが、直営にすることにより、その把握がしやすくなります。外郭団体にすることによりコストの削減を図ったと思われますが、世の中そう単純にはいかないようです。

 部分的とはいえ直営化することにより、サービスの維持や向上につながるのが狙いのようですが、ほかの意図はあるのでしょうか?
(参考:北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1317290/)

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阪神3000系にL/Cシート

 昨日も予告した通り、3000系についての記事を書きます。

 阪神はこのたび、2027年春に導入される3000系のインテリアデザインを決定しました。3000系は従来の車両に比べて車体幅や車体長を拡大しており、ゆとりある車体空間となっています。出入口の横上部には新たに広告表示器を導入し、画像、映像を用いた広告を提供することができます。代わりに中吊り広告がなくなります。車両間の通路も拡大します。通りやすくなり、しかも大型の透明ガラスを採用します。また、座席横の仕切りも透明ガラスになります。全体的に開放感のある車内になっています。

 座席については、「Re Vermilion」に因んで、赤系色のバケットシートとなっています。5人掛けシートと7人掛けシートの中間には、仕切りと握り棒があります。6両のうち1両だけある座席指定サービス対象車両の中央部には、ロングシートとクロスシートに転換可能なL/Cシートを設置します。阪神では初めての事例です。なお、座席指定サービスの運行区間や料金は決まり次第の発表となります。ただ、ほかの関西の座席指定サービスに比べると座席の質は劣るので、料金はそれほど高くはできないでしょう。ロングシートでも530円(閑散期やネットなら安くなります)かかるJR西日本の「うれしート」もありますが、近鉄の「すわれ~る」が比較対象になると思われます。

 残りの5両については、出入口の横にマルチスペースの「いこいこーな」を設置します。軽く寄りかかることのできる腰当てがあり、立ち続けるときの疲労を軽減します。ベビーカーやスーツケースを置く場所としても使えます。
(参考:阪神ホームページ https://www.hanshin.co.jp/press/docs/20260521_3000kei_interior.pdf)

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9300系の「Re Vermilion」は編成ごとに違う

 阪神は新しくつくる急行用車両、3000系だけでなく(3000系については別記事で書きます)、既存の急行用車両についても塗装を「Re Vermilion」に変更します。

 今回取り上げるのは、9300系。9300系も2026年秋から2027年夏にかけて、塗装を「Re Vermilion」に変更します。しかも、9300系は3編成しかないことから、塗装は1編成ずつ異なるものにします。前面のデザインが少しずつ異なるのです。

 デザインコンセプトは、9501編成が海、湾岸を漂う波の動きを表現しています。9503編成が山、雄大な六甲山系の稜線を表現しています。9505編成が街、都市間電車が疾走するビジネス街を表現しています。シルエットで描かれているので、前面をじっくり見れば、違いはわかります。

 なお、側面については3編成とも共通のものにします。前面から側面にかけては曲線を描きますが、変更前の塗装であるブレストオレンジも使い、急行用車両としての疾走感を体現します。
(参考:阪神ホームページ https://www.hanshin.co.jp/press/docs/20260514_9300kei_design%20change.pdf)

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