JR東日本の値上げ、山手線と廃止になりそうなローカル線が同じ賃率に

 分割民営化後、消費税率の改定に伴うものを除いて値上げをしなかった、JR東日本。そのJR東日本ですが、ついに値上げをすることになりました。

(この記事は未完成です)

(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241206_ho02.pdf)

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大井川鐵道、SLでの夜行列車を運転

 すでに募集定員に達したため受付を終了していますが、備忘録として記事を書きます。

(この記事は未完成です)

(参考:大井川鐵道ホームページ https://daitetsu.jp/archives/257289)

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スマホで北関東周遊(4)

 駅でお土産を買い、西武秩父から帰途につく。池袋まで特急で一気に行っても良かったが、普通に乗っても飯能まで先着するので、普通に乗っていく。14:07発の普通に乗り、飯能まで行く。4000系の4両編成だった。飯能で後続の特急に追いつかれるので、特急に乗り換える。飯能はターミナルではないが、配線の都合でスイッチバック式の駅となっている。そのためか、特急は上下とも専用のホームに発着し、中間改札も設置されている(ただし、駅員はいないので、特急券のチェックはできない)。中間改札の前に特急券の券売機があり、そこで池袋までの特急券を買う。西武秩父からの特急、「ちちぶ34号」がやってきた。西武の看板特急、「Laview」だ。「Laview」の売りは、大きな窓。窓は上も下も大きい。横も大きく、「大きすぎる」というのがぴったりなぐらいの大きな窓だ。車内は黄色で統一されていて、銀色の外観と対照的だ。池袋までの停車駅は入間市と所沢のみで、飯能から40分弱、15:43に池袋に到着。

 まだ時間があるので、もう少し西武に乗り続けることにする。フリー切符なので、まだ乗ることができるのだ。乗ったのは、枝線の豊島線。練馬で分岐し、豊島園までひと駅、1キロだけの短い支線である。ただ列車は池袋から直通している。(西武有楽町線が合流する)練馬までの普通列車を逃がす機能があるようだ。高架の練馬から地上に降り、単線の線路を行くと豊島園。駅を出る。駅の左側にあったのは、西武の遊園地、「としまえん」。しかし、それは閉鎖され、一部が「ハリー・ポッター」のテーマパークとなっている。そう言えば駅も「ハリー・ポッター」風になっていたし、歩いている人も「ハリー・ポッター」で見かけるような格好の人がいる。ただ、「としまえん」の跡が残っているところもあり、フェンスの向こうにはまだ解体されていない建物があった。再び西武に乗り、池袋に戻る。「ハリー・ポッター」のラッピングをした車両であった。

 埼京線で新宿に行き、中央線に乗り換え。中央線の快速はロングシートの通勤型車両が走っているが、2階建てグリーン車を連結することになった。今は10両編成のE233系に2両のグリーン車を組み込んでいる段階である。グリーン車の組み込みが完了するまでは、10両編成と12両編成が混在し、グリーン車はグリーン料金なしで乗ることができる。グリーン車の組み込みが完了し、営業を開始するのは2025年春のことなので、それまでの期間限定だ。この機会を逃すと、グリーン車に運賃だけで乗ることはできない。そこで、この機会に中央線のグリーン車に乗ることにした。中央線のホームに行く。ホームに着いた途端、12両編成の列車が発車した。ただ、幸いなことに次のも12両編成。2階席に空席を見つけて、座る。すでに暗くなっているとはいえ、都心を2階建ての車両で走るのは新鮮な気分だ。グリーン車のついた12両編成の列車は、東京に到着した。

 帰りの新幹線は乗り換えが楽な、品川から乗ることにしている。ちょっとお土産を買い、東海道線で2駅。乗る列車は品川18:34発の「こだま749号」、まだ発車までは1時間近くある。新幹線改札を通り、売店で夕食用の駅弁を買ったが、東京と違って品川は売店が少なく(ただ選択肢が少ないので、急ぐときは品川のほうがスムーズ)、やることがない。何本か西に行く新幹線を見送り、「こだま749号」を待つ。「こだま749号」がやって来た。指定した席に座る。本来は「こだまグリーン早特3」を使ってグリーン車に乗りたかったが、予約するのが遅く、予約が取れなかった。代わりに使ったのが、「ぷらっとこだま」。かつては旅行会社で買うものであったが、今は「EXサービス」専用の商品になっている。当然ながらインターネット限定の商品だ。「ぷらっとこだま」は切符ではなく、あくまでも旅行商品なので、ドリンクがついてくる。JR東海の売店で引き換えるのだが、これはスマホがないとできない。実は旅行中は水筒を持ち歩いているので、飲みものはいらない。ドリンクの引き換えは当日でなくても良いので、1週間後に引き換えた。高そうなプレミアムビールにした。車内に入る。12号車の普通車指定席だ。早速弁当を食べる。弁当は品川で買った「品川貝づくし」。茶飯の上に様々な貝が敷き詰められた弁当だ。貝がメインの弁当は少ない。名古屋まで隣に来る人はなく、2人掛けのシートを占領することができたが、やはりグリーン車と普通車では大きく違う。数百円程度の差でグリーン車に座ることができるなら、やはりグリーン車を選ぶ。次からは早目に予約することにしたい。

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スマホで北関東周遊(3)

 三峰口に着いた時点で秩父鉄道には全線乗ったことになるが、秩父鉄道には短絡線がある。西武との間にある短絡線だが、それにも忘れずに乗っておく。短絡線を通る列車は休日しか走っていないのだ。短絡線は羽生方面、三峰口方面の両方ある。まず、三峰口方面への短絡線に乗る。西武秩父9:57発の三峰口行きがそれだ。御花畑から歩いて西武秩父に行く。元々少し距離があるし、おまけに西武秩父には温泉や土産物屋があるので、歩く距離は意外とある。西武秩父の改札で、秩父鉄道のフリー切符、「秩父路悠々フリーきっぷ デジタル版」を見せたところ、無事通過することができた。西武秩父から乗る三峰口行きは、飯能からの直通列車。西武秩父で折り返して三峰口に向かうようになっている。車両は西武の4000系。観光輸送にも対応することのできる2扉の車両で、セミクロスシートだ。4両編成なので、秩父鉄道としては長い。4000系はデビューしてから35年以上経つので、そろそろ引退の時期。次はおそらくワンマン対応のロングシート2両編成ぐらいになりそうだから(快適に秩父に行きたいなら特急に乗ってもらえばよい)、これが4000系の乗り納めになるだろう。飯能からやって来た三峰口行きは、西武ライオンズのユニフォームを思わせる白がメインの通常の塗装ではなく、赤とクリーム色の塗装。かつて西武で走っていた貨物用の電気機関車のイメージらしい。三峰口行きは西武秩父の駅を出ると、すぐ右側にある坂を下り、秩父鉄道に入る。次の影森で降りる。貨物用の線路があり、貨物列車が見える(休日であるにもかかわらず、貨物列車は何回か見た)。反対側には学校があり、運動会をやっていた。

 これで三峰口方面への短絡線には乗ったが、羽生方面のは残っている。御花畑に戻り、再び歩いて西武秩父に行く。次の羽生方面は西武秩父からは出ず、ひとつ池袋寄りの横瀬から出ている。西武秩父からひと駅乗って横瀬に向かうのだが、使う切符は「埼玉県民の日 記念 西武線1日フリーきっぷ」。多摩川線を除く西武線が全線乗り放題の切符だ。埼玉県では埼玉県民の日に合わせて、お得なフリー切符をつくることが恒例となっているが、普通は埼玉県民の日の11月14日しか使えなかったり、フリー切符のエリアが埼玉県内に限られたりする。しかし西武は、11月17日まで有効で(しかも使う当日に買えばよい)、エリアも多摩川線を除けば東京都内まで広がっている(ただし東京都内の駅では買うことができない)。値段も800円とお得だ。西武秩父から池袋までの片道運賃がちょうど800円であることを考えると、買わない選択はない。秩父鉄道直通の長瀞行きは横瀬始発。車両は西武秩父からやって来た。4000系の4両編成である。秩父鉄道直通が横瀬始発とは中途半端なような気がするが、池袋からの特急は横瀬にも停まるので、それ(「ちちぶ9号」、横瀬10:48着)の接続を受けて出発する。乗り換えはホームの反対側に行くだけ、西武と秩父鉄道の乗り換えがいらないというのがメリットだ。長瀞行きはほかの列車と同じように西武秩父に向かうが、西武秩父に着く直前に左側にある坂を下る。坂を下るとすぐ御花畑だ。次の秩父で降りる。

 駅を降りてすぐ近くに秩父神社があるので、参拝する。秩父神社は第10代の崇神天皇のころにつくられたという、由緒正しい神社である。ちょうど七五三の時期で、家族連れで賑わっていた。参拝の後は、道路を挟んだ向かいにある、秩父まつり会館へ。秩父には12月3日に行われる秩父夜祭など、いろいろな祭がある。秩父まつり会館では、その秩父夜祭で使われる屋台や笠鉾を展示している。本来入館料は500円だが、「秩父路悠々フリーきっぷ デジタル版」を見せると、450円になった。秩父まつり会館を出て、駅に戻る。途中で汽笛が鳴る。ふと見ると、SL「パレオエクスプレス」が発車しようとしていた。駅は秩父市地場産業センターが入っていて、お土産などを買うことができる。一角に軽食コーナーがあり、ワンコインで地元のお酒を飲むことができる。自動販売機に100円入れて選んだのが、「イチローズモルト」。秩父でつくられるウイスキーだ。なかなか手に入りにくいもののようで、ここで飲んでみる。10ミリリットルだけ出てきた。帰りは西武で帰るので、ひと駅秩父鉄道に乗っても良かったが、それほど距離もないので歩くことにする。戦前までにつくられた、趣きのある建物が多く、観光客で賑わっている。さて、秩父を出る前にお昼にしよう。西武秩父の近くにある店に入る。行列ができていたが、一人だったので、しばらくすると入ることができた。頼んだのは、みそポテト、猪串、わらじカツと豚みその丼。秩父の名物である。ちなみにみそポテトはジャガイモに衣をつけて揚げ、甘い味噌をかけたもの、豚みそは、豚を味噌漬けにしたものである。(続く)
(参考:「関東甲信越 ローカル鉄道途中下車の旅50選」 成美堂出版)

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スマホで北関東周遊(2)

 わたらせ渓谷鐵道の始発駅、桐生は群馬県にあるが、終点の間藤は栃木県。しかも、合併で日光市になった。間藤から日光に鉄道で行くとかなり遠回りだが、足尾・間藤から日光への市営バスが1日6往復出ている。これに乗って日光に行く。バスは13:32発なので、30分弱ある。神戸で買った弁当を食べる。まだ温かった。バスは数分遅れてやって来た。小型のバスで、座席は15席ほど。始発は銅山観光前。間藤から私を含めて3人乗ると、座席はほぼ埋まった。バスはトンネルを抜け、日光にやって来た。外国人の観光客が多い。道路は渋滞していて、東武日光には10分ほど遅れて着いた。東武日光からは14:29発の南栗橋行きに乗る。元日比谷線直通用の車両で、4両編成。この4両編成にラッシュ並みの人が乗り込む。この混雑で南栗橋まで行くのかと思ったら、2つ先の下今市で一気に降りる。鬼怒川温泉で泊まるのだろうか?

 東武日光を出て1時間半ほどで、板倉東洋大前に着く。ここは群馬県。東の端なのだ。そしてここから館林にバスが出ている。鉄道だと東武動物公園まで回らないといけないので、価値のあるバスだ。上下合わせて1日32本あるが、日祝は本数が大幅に減って1日6往復のみになる。次のバスは16:15発。駅のロータリーで待つが、時間になっても来ない。10分ほど遅れてやって来た。このバスを運行しているのはつゝじ観光バスという会社。鉄道系ではないので、交通系ICカードは使えない。200円均一なので、乗るときに200円を払う。10分遅れでバスは発車。このバスだが、意外とよく乗っている。途中での乗り降りも多く、多いときで20人近く乗っていた。このバスは今日泊まるホテルの近くを通るが、明日の朝、駅まで行かないといけないので、終点まで乗る。また、駅からタクシーに乗れば、ホテルでタクシー代をキャッシュバックしてくれるのだが、同じ理由で歩くことにする。今日のホテルは畳の部屋。すでに布団が敷かれている。部屋にバス、トイレはなく、風呂は1階の浴場を使う。そんなに大きくはないが、ホテルの風呂は気分が上がる。晩御飯はホテルの1階に和食の店があったので、そこで食べることにした。カキフライの定食にした。ただ18時台なのに客は誰もいない。このままで営業を続けられるのか? 晩御飯を食べると部屋に戻るが、部屋は静か。隣はドライブスルーの牛丼屋(朝食べることができなかった牛丼屋とは違う全国チェーン)で、時々そこから人工的な音声アナウンスが流れる。

 翌日(16日)、夜明け前にホテルを出る。駅まで歩くが、前の日に歩いているので、道はわかる。15分ほどで館林に到着。昔ながらの味のある駅舎だ。乗る列車まで時間があるので、隣のコンビニで朝食のパンを買う。館林から乗ったのは、6:16発の区間急行浅草行き。8両編成と長い。羽生で秩父鉄道に乗り換え。ここからはスマホが切符になる。事前に買っておいた「秩父路悠々フリーきっぷ デジタル版」を使えるようにし、電車のアニメーションの画面を駅員に見せる。これが今日一日の切符になるのだ。階段を下りて、ホームに行く。ホームに影森行きが入ってきた。3両編成で、東急のお古。2019年に行われたラグビーのラッピングがしてある(ついでに言えば、この後で出会うほかの車両もいろいろなラッピングがなされていた)。列車に乗り込み、館林のコンビニで買ったパンを食べるが、ロングシートの車両なので、落ち着いて食べることはできない。ロングシートだと、よほどガラガラでないと食べづらい。影森行きの各駅停車は6:42に羽生を発車。しばらくは田園地帯を走る。ところどころ熊谷などの町があり、乗り降りが目立つ。山に入るのは寄居を過ぎてから。ただ山のほうに入っても学校があるのか(乗った16日は土曜日)、高校生は結構いる。影森で三峰口行きに乗り換え。こちらは2両編成である。何駅か乗り、終点の三峰口に到着。ここから三峰神社などに行くバスに乗り継ぐ人が多い。私はそのまま折り返し、御花畑で降りる。(続く)

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スマホで北関東周遊(1)

 小雨の降る中、25分ほど歩いてバス停に向かう。バスは千種駅前からも乗ることができる。バスが来た。スマホの画面がそのまま切符になっているので、運転士にその画面を見せてバスに乗る。座席は結構埋まっている。乗ったのは「ドリームなごや10号」、途中2か所で休憩する。ひとつは豊田上郷サービスエリア、そしてもうひとつは愛鷹パーキングエリア。まだ3時台、沼津と富士の間である。朝にはまだ早過ぎる。この前に乗ったときは足柄サービスエリアだったが、変わったのだろうか? バスはダイヤより速く進み、東京駅日本橋口には20分ほど早く到着。

 最初に乗るのは京葉線。バスは日本橋口に着いたので、京葉線乗り場までひたすら歩く。朝6時なので飲食店は閉まっているが、駅弁屋だけは開いていて、多くの客で賑わっている。さすがは東京だ。バスの到着が早かったので、予定より1本早い、6:11発の蘇我行きに乗ることにした。蘇我行きの列車は、ディズニーランドに向かう客が多い。途中の新木場などでも乗ってきたが、予想通り舞浜で降りる。私はこの先、武蔵野線に行くが、前は市川塩浜から西船橋に向かったので、今回は南船橋から行くことにする。南船橋から乗ったのは、6:44発の府中本町行き。これも予定より早い列車。E231系の8両編成だ。最後尾の車両に乗る。朝のラッシュ時なのにそれほど混んではいない。降りるときに見たら、中ほどは混んでいたので、乗るところが良かったのだろう。

 南越谷で東武に乗り換え。東武は同じところにあるのに、駅名は新越谷。予定よりも早く着いたので、店で朝御飯を食べることにする。全国チェーンの牛丼屋なら速いだろうと思って入ったのだが、混んでいてなかなか注文したものが出て来ない。列車に乗ることが最優先なので、注文をキャンセルして店を出る。次の列車は新越谷7:52発の館林行き区間準急。区間準急はここから各駅に停まるので、実質的には各停。6両編成なので、このあたりでは若干短く、混んでいる。それでも春日部などで降りて減っていったが、久喜で再び増える。ターミナルが都心から外れたところにあり、遠回りになる東武伊勢崎線は、このあたりでは東北線の支線みたいなものか?

 館林で伊勢崎行きに乗り換え。3両編成とさらに短くなる。ICカードが整備されているので運賃の収受はないが、ワンマン運転だ。館林行きが遅れたため、それを待って出発した。線路も単線になっている。太田で赤城行きに乗り換え。2両編成だが、前の車両に保育園の団体がひと駅だけだが乗ってきた。赤城に到着。乗り換え時間が20分ほどあるので、朝御飯にしようかと思ったが、売店は閉まっていて、駅の外にも店は見当たらない。ここでも朝はお預けだ。赤城からは上毛電鉄に乗る。10:27発の西桐生行きは元京王の車両、2両編成。車内には魚の絵が描かれている。水族館の中みたいだ。西桐生から少し歩いて桐生に行く。10時半を過ぎているのにまだ朝を食べていないので、駅員に聞いてコンビニでパンを買う。駅に戻る帰り道で、立ち食いそばの店を見つける。全国どこにでもあるコンビニよりほかになさそうな店のほうがおもしろいが、買った以上、仕方がない。パンは駅のホームで食べる。

 桐生からはわたらせ渓谷鐵道。11:29発の間藤行き。2両編成だが、客はほとんどいない。このままの空いた状態で間藤まで行くのかと思っていたら、大間々でたくさん乗ってくる。大間々はほかの鉄道と接続していない。しかも、大間々止まりの列車も多い。通常なら客が減る駅だ。どこから来たのだろうか? 桐生から50分で神戸に到着。ここには東武の昔の車両を使ったレストランがある。わたらせ渓谷鐵道の直営だ。神戸では10分停まるので、その間にレストランに行き、事前に予約していた弁当を受け取る。舞茸御飯と舞茸の天ぷらがメインの「トロッコ弁当」だ。つくりたてなのか、温かい。大間々などで乗った客は通洞や足尾で降り、かなり減って終点の間藤に着いた。(続く)

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スマホで北関東周遊(0)

 11月14日から16日にかけて、北関東に行ってきました。10月末に携帯電話を買い替え、スマホが使えるようになりましたので、それを活用した旅となりました。

 明日から何回かに分けて、その時の様子を書きます。

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前橋の若者はバス1割引

 前橋市は、若者に公共交通の便利さを知ってもらい、利用促進を図るため、12月3日から市内在住の13~22歳(2025年3月末時点、中学生から大学生まで?)のバス運賃を1割引にします。

 バスの割引を受けるためには、「GunMaaS」上で、交通系ICカードとマイナンバーカードを連携させる必要があります。事前に連携させておけば、後は乗降時に交通系ICカードを精算機にタッチするだけです。前橋市内を走る6社36路線(運休中の2路線を含みます)が対象で、乗降場所が前橋市外でも適用されます。すでに70歳以上の市民に対しては、6月から同様のサービスを行っています。これを若い人に拡大するのです。10月末時点での対象者は約3.1万人、とりあえずは2025年3月までの期間限定ですが、2025年度予算で財源が確保できれば、継続します。

 なぜこのようなことをしたのでしょうか? きっかけは1~3月に行った無料キャンペーンです。延べ約2500人が利用しました。その中でアンケートに答えたのが117人いましたが(5%弱しか回答していないことになります)、そのうち1/4弱がこれまで一度も路線バスを利用したことがない人でした。無料とか100円均一、せめて半額ならともかく、1割程度の割引で効果があるのかはわかりませんが。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20241126-OYT1T50102/)

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名鉄バスセンターの建て替えで付近に仮設バス停を設置

 以前からある、名鉄の名古屋駅再開発計画。元々はリニアが名古屋まで開業する2027年に完成させる予定でしたが、リニア同様、こちらも遅れていました。

 しかし、新型コロナで大きく傷ついた名鉄の業績が回復に向かっていることもあり、懸案の再開発が再び前に進むことになりました。鉄道では名鉄名古屋の拡張が考えられ、線路が4本になります。訪日外国人の増加に対応して、中部国際空港行きの列車を増やします。

 地上では高層ビル3棟が建てられます。新たに高さ約180メートルの高層ビル3棟ができます。3棟のビルはそれぞれ空中回廊で結ばれ、地上に降りなくても隣のビルに行くことができます。名鉄、近鉄がそれぞれ運営するホテルのほか、オフィス、商業施設が入ります。2025年度中に名鉄グランドホテルや名鉄百貨店を閉鎖する予定で、名鉄バスセンターも解体されます。その間、仮設のバス停は近くにつくります。乗車場所は10か所、降車場所は9か所に分かれる予定で、関係者と協議をしています。

 再開発は2030年代後半までに完成する予定です。しかし、人手が足らず、資材も高騰しているため、総事業費は当初予定の5000億円を大幅に超えます。1.3倍になるとも言われています。また、再開発完成後のバスターミナルはかなり南側になるようです。太閤通の上とレジャックの跡地にできます。駅からの乗り換え時間は今よりかかると思われます。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/chubu/feature/CO037551/20241127-OYTAT50040/)

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国交省、フルフラット座席についてのガイドライン公表

 鉄道や船には寝台がありますが、バスには寝台がありません。リクライニングの角度が大きい座席はありますが、完全に平らになるものはありません。そんな中、国交省はフルフラットになる座席についてのガイドラインを公表しました。

 ガイドラインに適合するフルフラット座席とはどういうものでしょうか? 座席は前向きになっています。寝台列車のように横向きだと、安全性が確保されず、国際的にも高速バスの類では認められていません。ですから、今回のガイドラインでも対象外です。周囲には転落防止プレート、衝撃吸収材、転落防止措置、保護部材で囲まれています。シートベルトは2点式です。通常の3点式だと、衝突時に頸部を圧迫する危険性があるからです。このほか、乗降時や非常時の通路が確保されていること、非常口付近の座席は容易に取り外しや折りたたみができる構造にすることなどが求められています。

 通常の椅子とは違い、いろいろな要件があります。これを満たそうとすれば、結構な値段になることでしょう。「ドリームスリーパー」もびっくりするぐらいの。一度ぐらいは乗ってみたいとも思いますが、今までにない構造なので、安全性は気になります。角度をもっと大きくしたリクライニングシートぐらいがちょうどいいかな? とも思います。
(参考:TRAICY https://www.traicy.com/posts/20241119320404/)

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