週刊文春の記事について
みなさん、こんばんは。
今日、東京地裁は、田中真紀子衆議院議員の長女の私生活を記事にした週刊文春の販売差し止めを命ずる仮処分について、出版社の文芸春秋側から出された異議を却下する決定をしました。文芸春秋側は、東京高裁に抗告するようです。
この週刊文春で何が問題になっているかといえば、みなさんも御存知のとおり「表現の自由」と「プライバシーの侵害」です。どちらも大切なことですが、今回の決定は厳しいようにも思えます。都合の悪いことは事前にチェックして報道できないようにする、事実上の検閲にならないようにしないといけません。もちろん、書き手(私のようなホームページの運営者を含みます)のほうもむやみにプライバシーの侵害をするようなことがってはなりません。
もっとも、現実問題としては読者の興味関心を引き、田中議員側にとってはむしろ逆効果になってしまったと思われます。私は週刊文春は買っていないのですが、もし仮処分の申し立てをしなかったら、こんなに騒がれることもなかったことでしょう。朝のワイドショーでちらっとみただけですが、文芸春秋はかつて、父である田中角栄の金権問題や、田中真紀子議員自身の秘書給与疑惑を取り上げたようです。今回の背景にはそのようなこともあったのではないでしょうか?
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040320-00000052-mai-soci)
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