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岸和田だんじり祭りの新たな問題

 「だんじり祭り」で有名な岸和田で、新たな問題が出てきました。「だんじり祭り」はもともと9月14・15日に行われていましたが、祝日法の改正で9月15日が祝日でなくなりました。今年は39年ぶりに平日のみの開催になります。祭りの日を変更する話もあったようですが、祭りの日は固定すべきという声が強かったようです。

 そこで問題になったのは市役所の業務。市役所の職員は岸和田市内に住んでいる人が多く、当然祭りの2日間は、祭りに参加するため休暇をとります。今まででも14日は平日のことが多く、休みを取る職員は多かったのですが、それが2日間となると仕事にも支障が出ると市の幹部は考えています。また、市役所のあたりは祭りの見物場所として有名で、あまりにも見物客で混雑しているため、用事があっても市役所に行くことができません。ただ、見物客を排除するわけにもいかず、いい解決策はないというのが現状です。

 学校についても問題は起こっています。もともと市内(祭りが行われる地区)の小中学校は9月14日を休校にしていましたが、今年の場合は14・15日を休校とします。ただ、これでは授業が遅れるため、前後の土曜日に授業を行います。

 岸和田の「だんじり祭り」は全国的にも有名な祭りだけに、久し振りの平日開催には今までになかった問題が出てきます。もっとも、観光関係の職員は必要だと思いますが、祭りの日にわざわざ市役所に用事に行く人は少ないとは思いますが(これまでの14日は平日であることが多かったのですが、どうだったのでしょうか?)。市役所の勤務体制や業務については、ほかの全国的に有名な祭りが行われている町の事例を参考に検討したほうがいいでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000008-yom-soci)

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