年金法に欠陥あり
この前の通常国会でおおいにもめて成立した年金制度改革基本法。この条文に欠陥があることがわかりました。問題なのは44条、この条文は年金受給者の配偶者が65歳未満の場合などのとき、通常の老齢年金に加算することを定めたものです。この44条の前に新たな項目を加えた結果、44条の条文がおかしくなり、このままでは年金の加算ができなくなってしまいます。
政府は今後の対応について、衆議院運営委員会と協議する予定です。
政府が提出する法案は、かなり厳密に条文に整合性があるか検討されているのですが、それでもミスはいくらか生じるそうです。でも、今回のミスは来月の参院選でも争点になる年金に関するもの。政府としてはさっさと直したいところでしょうが。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000005-yom-pol)
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Comments
初めまして。
このミスは、年金法案を早急に成立させたい焦りから発生したものと思われます。
しかし、根本的な見直しをしていない為に、ますます複雑な法律になったみたいですね。
Posted by: ぶーすか | 2004.06.23 10:15 PM
ぶーすかさん、コメントありがとうございます。
* このミスは、年金法案を早急に成立させたい焦りから
普通なら、条文の整合性についてチェックするのですが。成立させたいためにかなりあわてていた様子が見えますね。こんなので国民を安心させることができるのでしょうか?
Posted by: たべちゃん | 2004.06.24 10:26 PM