プロ野球合意でスト回避
オリックスと近鉄の合併構想から始まったプロ野球の再編問題。日本プロ野球選手会と日本プロフェッショナル野球組織との交渉が今日まとまり、週末に予定されていたストは回避されることになりました。
この結果、オリックスと近鉄の合併を白紙に戻すことはできませんでしたが、来シーズンもセ・パ6球団ずつで行うことができるように、新規に参入を希望する球団の審査を速やかに行います。なお、この審査の過程は公開されます。また、この新規参入球団が審査で認められた場合、既存の球団から選手をもらうことができるようにします。経営悪化の原因になっているドラフト制度や年棒の問題については、来年の間に選手会と経営者側が話し合います。
最終的に新規球団の参入が認められるかどうかわかりませんが、現状では選手会側の努力で、経営者側の身勝手な改革に歯止めをかけることができたのではないでしょうか? 選手会側の主張を支持するファンが圧倒的に多かったため(ストに対しても多数の人が理解を示していた)、さすがに経営者側も無視できる状況でなくなったこともこのような合意ができた原因かもしれません。
「これですべてが解決した」というわけではありません。これからもプロ野球の再編問題については、何か問題があればとりあげていきたいと思います。
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