塩素入り温泉の効果
温泉には体にも心にもいろいろなプラスの効果があります。皮膚の老化を抑えるのもそのひとつです。ところが、多くの温泉で行われているように、源泉に消毒のために塩素を入れたらどうなるのでしょうか?
大河内法政大学教授と日本温泉総合研究所のメンバーが答えを出しました。それは、「逆に皮膚の老化を促進させる」ということです。実験では道後温泉と有馬温泉のお湯を使いましたが、どちらの湯に塩素を入れても、酸化作用を持つようになった、ということです。この酸化作用が皮膚を老化させるのです。
道後温泉はかけ流しの温泉なのですが、県の条例によって塩素消毒が義務付けられ、昨年秋から塩素が混入されるようになりました。有馬温泉の新しい共同浴場も2年前に訪れたときは、塩素の臭いがしました。ほかのところでも塩素入りの温泉は多いです。なぜ無理に手を加えるのでしょう? 温泉を掘りすぎて湧出量が減っているのでしょうか?
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040912-00000005-mai-soci)
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Comments
実はわしはアトピー持ちなもんで、けっこう塩素とかに気をつけなければならないようで(あまり刺激の強いボディソープとかの使用もやばいらしい)。ゆえに温泉でも「皮膚病」ってのが効用の中にあっても、それを鵜呑みにゃできねーのかなーなんてぼちぼち思ったり。
あ、私のウエブログですが、ドブログにあった「定期ベンでございやすー」をエキサイトの方に移転させて「The 定期ベン」という名前に替えて新装開店することになりました。お手数ですがトップページのリンクの変更などもよろしくおねがいしますです。
Posted by: むろかつ | 2004.09.12 08:45 PM
こんばんは。
やはり数年前に起きたレジオネラ菌によってその温泉に入浴した人が死亡したというのが大きいでしょうね。それ以降、塩素を加えたところが多くなりましたが、子供の頃にプールで経験したあの匂いを温泉でも嗅がなければならないのは由々しいですね。
掛け流しにしたくても、その費用が馬鹿にならない。だからやむなく塩素を加えることによって維持していく。苦渋の選択ではありますが、その後の温泉のありかたに一石を投じたことは確かですね。
それに比べると、先月訪れた群馬県の鹿沢温泉は本物の温泉のお湯を使っていて、久しぶりに温泉らしい温泉に入ることが出来ました。山道の一軒宿ですが、ここまで来ないと本物の温泉に出会えなくなっているんでしょうかね?
Posted by: mattoh | 2004.09.12 11:20 PM
むろかつさん、 mattohさん、こんばんは。
* ゆえに温泉でも「皮膚病」ってのが効用の中にあっても、(むろかつさんの発言)
記事を読む限りでは、鵜呑みには出来ませんね。かえって逆効果になるのでは、何のための温泉なのかわかりません。
Weblogの移転については承知しました。リンクも貼り替えています。
* やはり数年前に起きたレジオネラ菌によって(mattohさんの発言)
そのあたりの影響は大きいですね。市の管理する温泉なら損害賠償に迫られますから。
源泉かけ流しの温泉以外は、「温泉」と名乗らないようにするなど、区別の必要性があるでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2004.09.13 11:34 PM
こんばんは。
> 源泉かけ流しの温泉以外は、「温泉」と名乗らないようにするなど、区別の必要性があるでしょう。
温泉の泉質については、脱衣場などの壁に掲げられている分析表でわかりますが、これからは循環式か否かやかけ流し云々の情報を利用者に伝えていく必要があるでしょうね。利用する側にしても知ってしかるべし情報ですから、やってもらいたいところです。
Posted by: mattoh | 2004.09.14 10:53 PM
* 温泉の泉質については、脱衣場などの壁に掲げられている分析表でわかりますが、
それぐらいは表示を義務付けてもらいたいですね。
Posted by: たべちゃん | 2004.09.15 09:24 PM