電話加入権が紙くずに?
固定電話に加入するためには払わなければならない電話加入権。7.2万円も払った加入権が紙くずになろうとしています。
NTTは5日、来年3月から電話加入権を半額の3.6万に引き下げることを発表しました。今後の電話加入権については正式には決まっていませんが、総務相の諮問機関で電話加入権の廃止を容認しているため、将来的には廃止される見込みのようです。
携帯電話の普及や新規に参入する電話会社との競争で、固定電話の利用が減っているため、電話加入権を廃止するのは問題ではありません。問題は、これまで財産として認識されていた(かつてはNTTもそのように説明していた)ものを自分の都合だけで勝手に「紙くず」にできるか、ということです。電話加入権としてNTTに払った額は約4.7兆円。一度に返還することはさすがに難しいですが、一定期間、基本料金などの値下げを行うことで対応すべきことでしょう。
(参考:中日新聞 11月6日朝刊12版)
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