女性専用車
ここ数年、関西地方の鉄道を中心に女性専用車を設けるところが出てきています。多くは朝のラッシュ時に1両を女性専用車にするのですが、神戸市交通局のように4両編成しかないのに、1両を終日女性専用車にするところも出ています。
この動きには賛否両論があります。実際に痴漢の被害に遭う可能性が高い女性に賛成する意見が多く、ただでさえ混雑する通勤電車で乗ることができない車両が出てくる男性に反対する意見が多いようです。女性専用車が比較的空いていることが多いのも男性側の不満を大きくさせる要因です。
普通の店なら女性を優遇することによって、男性客も増え、結果として儲かるので、女性を優遇することは意味があります。しかし、電車の場合は、女性客を優遇したからといって男性客が集まってくるわけではありません。用事があるから電車に乗るのです。いくら痴漢対策とは言っても、朝のラッシュ時の貴重な1両を女性専用車にあてるのは少し複雑な気がします。グリーン車のように特別料金をとるほうがまだ納得できます。
(参考:中日新聞1月27日朝刊12版)
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Comments
これまであまりにも混雑していることを理由に、女性専用車の導入に難色を示していた首都圏のJRや私鉄も、5月から本格的に女性専用車を導入します(現在は一部の会社のみ導入)。
痴漢の被害に遭っている女性には朗報でしょうが。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050328-00000589-jij-soci)
Posted by: たべちゃん | 2005.04.03 11:49 AM