「ユーロスター」こぼれ話(1)
当ホームページの「たべちゃんのヨーロッパ新婚旅行記」にも書いているように、フィレンツェからローマまでイタリア版新幹線「ユーロスター」に乗りました。このWeblogでは、旅行記に書いていないことを書きたいと思います。
<発車ホームは直前までわからない>
日本の場合、列車がどのホームから出るかは決まっています。しかし、ヨーロッパでは、直前までどのホームから出るかがわからないのです。予定とは違ったホームになったら大変、ほかのホームに移動しなければなりません。ただ、ヨーロッパのターミナルは櫛型になっているのが多く(日本のJRでは珍しいですね)、階段を上り下りする苦労はありません。
<座席は早い者勝ち>
指定された1等車の座席に座ろうとすると、すでにほかの客が座っています。日本とは違い、指定席でも発車時間までに客が乗ってこなければ、指定を受けていない客が勝手に座ってよいのです。私たちが乗った列車はヴェネツィア発ナポリ行きなので、ヴェネツィア方面から乗ってきた客なのでしょうか? もちろん、指定を受けた私たちのほうに優先権はあるので、英語でここは自分の席であることを説明すると、彼らはどこかへ行ってしまいました。(続く)
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Comments
こんばんは。TBありがとうございます。
海外の鉄道に乗ると、日本での習慣の違いに戸惑うことが多くありますが、今回乗ったユーロスターも直前まで乗り場がわからず正直不安でした。しかし周りの乗客は特に慌てる素振りもなく、悠々としているのには感心させられましたね。
定時性が重視される日本とは違い、数時間の遅れでも文句一つ言わずにじっと待ち続けるという姿は、返って新鮮ですね。さすがに私も日本では多少の遅れでも落ち着かないことが多いのですが、そんなときに彼らの姿を思い出して冷静に行動したいものです。
Posted by: mattoh | 2007.01.09 10:33 PM
mattohさん、こんばんは。
* 海外の鉄道に乗ると、
海外での経験が少ない私ですが、それでも海外では、鉄道に限らず、国内とは違うことがよくありますね。
でも、それが旅のいいところなのかもしれないですね。いつもと違う視点でものごとを見ることができます(見ざるを得なくなります)。
Posted by: たべちゃん | 2007.01.09 11:07 PM