JR西日本批判報道に対する違和感
先月25日に起きた宝塚線の快速電車脱線事故は、死亡者が100人を超える大惨事となりました。当然、テレビや新聞などのマスコミで大きく取り上げられました。しかし、その内容はというとお寒い限り。ここ数日は事故当日にボウリングに行ったとか、宴会を行ったという内容がトップニュースだったりします。
死亡者が100人を超える重大な事故を起こしたのだから、適切な安全措置をとらなかったJR西日本の責任を問われるのは当然のことです。しかし、ここのところの報道は単にJR西日本を叩くためのものだったのではないでしょうか? 今日の中日新聞でこのようなマスコミの行動を批判する記事がありましたが、正直なところ「遅い」です。マスコミの批判の対象は別にJR西日本でなくても構わないのです。自分たち(マスコミ業界)以外であればなんでもいいのです。
明日はわが身かもしれません。
(参考:中日新聞5月11日夕刊 E版)
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Comments
こんばんは。お久しぶりです。
引っ越しなどいろいろとばたばたしておりましたので、この一連のニュースはTVで横目で見ておりましたが、「なんだかなぁ」という気がしてしまいましたね。本質をそらして別のところで突付くというやり方は、マスメディアのあり方としてはどうかと思ってしまいますね。
こうした風潮は一体いつからなんでしょうか・・・。
Posted by: mattoh | 2005.05.13 09:29 PM
いよいよ新しい生活が始まるのですね。
* 本質をそらして別のところで突付くというやり方は、
それでも新聞をとるのをやめたり、テレビをつけないようにすることは難しいですからね。
寡占状態にあぐらをかいているのでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2005.05.14 09:38 PM