萩・津和野の旅(1)
行きの新幹線の切符が取れなかったので、ブルートレインで行くことにした。座席ではなく、寝台列車に乗るのは何年ぶりのことだろうか? 切符は発売開始翌日の朝でも買うことができた。
乗る列車は「はやぶさ・富士」、名古屋では1日1本しか運転されていない九州行きのブルートレインだ。しかし、列車には食堂車やロビーカーといった設備はなく、乗ったら寝るしかない。一度検札で起こされたが、いつもとは違い横になることができたので、いつもよりは寝ることができた。しかし、夜行初体験の妻にとっては、厳しいものだったようだ。
新山口に定時に到着したが、接続する列車は1時間以上後の「スーパーおき2号」。ただ、自由席が1両しかないので、発車30分前でも並んでいる人がいる。私たちは座ることができたが、発車ギリギリで新幹線から乗り継いだ人たちは、もちろん座れない。指定席も満席のようだ。津和野で降りたときも、立っている人は多かった。
駅でボランティアガイドから地図をもらい、散策に出発。鯉の泳ぐ掘割を通り、森鷗外の旧宅・記念館、太鼓谷稲成神社などを回る。昼は郷土料理の「うずめ飯」、汁気の多い御飯の中にしいたけやかまぼこなどの具が入っている。
駅に戻るとちょうどSL「やまぐち号」の発車時間、益田方面に行くので乗ることはできないが、記念写真は撮っておく。今度はSLにも乗せたいものだ。
津和野から萩に行くにはバスのほうが速くて便利だが、「周遊きっぷ」では使えないため、益田経由で行く。しかし、益田での接続が悪く、1時間待たされる。駅前にお菓子屋があったので、旅行のお土産を買ってきた。「鶏卵饅頭」という、カステラ生地の饅頭、ちょっとハイカラかな?(続く)
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