時速360キロで走る猫
JR東日本は、東北新幹線が新青森まで延長される2011年を目標に、世界最速となる時速360キロ運転の実用化を目指しています。その実験のための車両「ファステック」が宮城県利府町の車両基地で報道関係者に公開されました。
8両編成の実験車両の先頭車両は、東京方と新青森方で形が異なっています。東京方は、丸みを帯びた流線形。新青森方は、鼻先がとがったように長くなっています。これからの実験で、どちらが適しているかを調べるのでしょう。
また、地震などの非常時に急停止するときは、屋根の上に扇形の板が出てきます。空気抵抗の力で止めるわけですが、まるで猫の耳みたいです。
新青森までならともかく、札幌まで開業するようになれば、航空機に対抗するためにも時速360キロ運転は求められます。時速360キロで運転すれば、なんと東京-札幌間が3時間台で結ばれるのです。将来的にはぜひ実現してもらいたいものです。
(参考:中日新聞6月24日夕刊 E版)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR東日本」カテゴリの記事
- JR東日本の値上げ、山手線と廃止になりそうなローカル線が同じ運賃に(2024.12.07)
- スマホで北関東周遊(4)(2024.12.05)
- スマホで北関東周遊(0)(2024.12.01)
- 久留里線久留里-上総亀山間、廃止へ(2024.11.28)
- 只見線は2023年度も好調(2024.12.09)
Comments
>時速360キロで走る猫
その内、PCのOSみたいに擬人化されそうな気が…。
Posted by: ケンチャナヨ | 2005.06.24 10:01 PM
こんにちは。
>東京方は、丸みを帯びた流線形。新青森方は、鼻先がとがったように長く
これまでの流れを見ると青森方が採用になりそうな気がしますが、なんとか技術力をもって東京方で採用になってほしいなぁ。
いまになってますます、東海道新幹線0系のボディがかわいらしく感じます。
Posted by: ちゃいにーず | 2005.06.25 05:01 PM
ケンチャナヨさん、ちゃいにーず さん、コメントありがとうございます。
* その内、PCのOSみたいに擬人化されそうな気が…。(ケンチャナヨさんの発言)
非常ブレーキ用の板を出しているときは、本当に猫みたいですね。
* いまになってますます、(ちゃいにーずさんの発言)
0系は、あの姿でも当時としてはスピード感があったのでしょう。今から見れば、かわいらしいぐらいです。
Posted by: たべちゃん | 2005.06.25 10:44 PM