93%の人が高速料金払わず
名古屋高速小牧線の堀の内ランプは、小牧方面しか行くことができません。1.5キロ先の名神小牧インターで終点なので、200円(普通車)に値引きされています。もともとこのランプにも料金所があり、職員がお金を徴収していましたが、そのコストに年間4000万円かかっていたので、2004年1月に無人化され、料金箱だけが置かれています。バーも何もありません。
その結果、このランプを利用する車は以前の4倍強の1日300台となりました。しかし、そのほとんどが高速料金を払わないのです。その率、なんと93%。しかも、それは上昇しているのです(無人化直後は80%)。
本来ならちゃんと料金所に職員を置いて集めればいいのですが、年間500万円ぐらいしか料金収入がないので、大赤字です。今のほうが経営的にはよいのです。一部の地方の高速のように無人の機械を置いて集金してもよいのですが、採算が取れないのならいっそのこと無料にしてもよいでしょう。今のままでは正直にお金を払う人が馬鹿を見ます。
(参考:中日新聞7月22日朝刊 12版)
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