東京外環道、地下方式へ
東京の周囲を走る東京外環道は、大泉-三郷間のみが開通し、関越道・東北道・常磐道を結んでいます。しかし、大泉より南は住民の反対で未開通のままで、東名や中央道からは首都高速を通らないと、東北道などに行くことができません。そこで、国土交通省は未完成の区間について、地下方式で建設することにしました。地下40メートルもの深さのところに高速道路が出来上がります。また、住民の反対を考慮して、当初5か所予定されていたインターのうち、2か所はつくらないことにしました。
用地買収に手間取ることから完成まで10年かかり、建設費もインター建設費を除いて1.2兆円もかかります。ただ、都心の混雑を回避するには、このような迂回道路の建設はやむをえないでしょう。中止すべきは、ほとんど車が通らないローカル高速道路です。
でも、高速道路はただ走っているだけではメリットがないとは思うのですが。インターがなければ、高速道路は単なる迷惑なものです。「インターがいらない」という住民の声が結構あるのは信じられないです。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000005-yom-soci)
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