環境税に反対する人が多数派
内閣府は、地球温暖化対策に関する世論調査の結果を1日に発表しました。それによれば、温暖化対策に充てる目的の税金(環境税)について、反対する人が32%に上り、賛成の25%を上回りました。反対の理由としては、家計の負担増や税収の無駄遣いの危険性を挙げる人が多かったです。
地球環境問題に関心がある人が87%を占め、何らかの形で取り組んでいる人も85%に上ります。環境税を新たにかけるのが難しいならば、自動車関連の税金を転用するのも手です。大した需要のない地方の道路をつくる余裕があるのなら、環境対策など必要なところへお金を回せばいいのです。幹線を中心とした鉄道の整備に充て、便利にさせることによって、車からの移転を目指すことも考えても良いでしょう。
(参考:中日新聞10月2日朝刊 12版)
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Comments
こんばんは。
実は先月ですが、職員を対象にクルマの利用を控える日を設け「ノーマイカーデー」という運動をしました。周りの反応は、趣旨自体は概ね理解していたものの、今ひとつ盛り上がりに欠け普及していくかどうか疑問を持ちました。
確かに環境問題を考えること自体は多くの人が賛同しているんですが、これが自己で身を削ることになるとやはり躊躇してしまうのは致し方のないところですね。逆に大阪市の地下鉄ではノーマイカーデーに普段より高い割引で1日乗車券を発売するなど、メリットの多い企画を考えていかなければ、やはり広まってはいかない気がします。
Posted by: mattoh | 2005.10.04 10:12 PM
mattohさん、こんばんは。
* 確かに環境問題を考えること自体は多くの人が賛同しているんですが、
これが一番の問題ですね。環境問題についての関心は高まってはいるのですが、東京や大阪のような大都市圏を除くと車なしでは生活できないのも事実です。
Posted by: たべちゃん | 2005.10.04 11:29 PM