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さぬきうどん紀行2005(1)

 さぬきうどんをたくさん食べようと思ったら、朝が勝負。昼を過ぎたら閉まる店も結構多いので、朝食からうどんにするのがコツだ。ということで、朝食はさぬきうどん。ホテルで自転車を借りて(注)、7:30から開いている「さか枝」に行く。県庁に近く、出勤途中のサラリーマンが新聞片手にうどんを食べている。

 ホテルにいったん戻り、車で「かまたま」で有名な「山越」に行く。9:00オープンの店だが、8:45に着いたときには、もうすでに営業を始めていた。ここ「山越」は、もとは小さな製麺所だったらしいが、「かまたま」が大ヒットして、大きな店になった。田んぼをつぶして駐車場をつくり、今回来たときには前回(2003年)にはなかった、庭園みたいな休憩所ができている。

 また高松に戻る。無駄の多いルートだが、営業時間を考えるとやむを得ない。次の店は、おばあちゃんがつくる、「池上製麺所」だ。スーパーの脇の、車1台がやっと通ることのできるような細い道を通ると、今にも崩れそうな建物がある。看板はない。それが「池上製麺所」だ。駐車できるスペースはなく、近くの河原に止めるらしい。

 「山越」のように立派になったわけではなく、本当に昔ながらの製麺所。10:00オープンなのにもかかわらず、すでに5人ほど待っている客がいるにもかかわらず、実際にオープンしたのは15分遅れ。茹でたての麺に生卵(近くの農家からの、産みたての卵らしい)を割って食べる。本当においしい。食べているうちに、どんどん客がやってきた。普通では、存在していることすらわからないようなこの製麺所に。

 店を車で出るころ、名物おばあちゃんが現れた。(続く)

(注) 平地なので、自転車でも走りやすい。前の日の夕方、アーケード街を通ったが、自転車通勤の人もたくさんいた。地方では車社会のため閉まっていることの多いアーケードも、開いている店が多く、活気があったのは嬉しい限りだ。

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