本当に全部つくる気?
国土交通省は、9342キロの高速道路整備計画でまだ事業主が決まっていなかった1275キロについて、全て建設する方針であることがわかりました。今月中に開かれる国土開発幹線自動車道建設会議で有識者の意見を聞いて、国土交通大臣が事業主を決定します。
結局、JHは民営化されたものの、不採算路線の建設に歯止めがかからず、つくり続けることになってしまいました。必要性の薄い路線でも、東名や名神などの黒字路線の収益か、国などの税金を使って建設されることになるのです。腹は痛まないのですから、地方が高速道路を欲しがるのは当然です。
何のためにJHを民営化したのか、わからないですね。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060114-00000001-yom-bus_all)
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Comments
* 国土交通省は、9342キロの高速道路整備計画で
結局、第2名神の一部区間と北海道縦貫道・横断道の一部区間などを除いて、全部つくられることになりました。「骨抜き」ですね。
第2名神より必要性の薄い道路がほとんどない、というのが信じられないです。逆に、京都付近の混雑を考えると、第2名神は必要性のある高速道路といえます。事実、西日本高速道路会社は建設の意思を示していたようです。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000121-mai-pol)
Posted by: たべちゃん | 2006.02.08 11:17 PM