結局は取締りの強化しかないか
名古屋の繁華街といえば、中区の錦三<きんさん>。夜の早い名古屋でも、ここだけは明かりがともっています。そして、ここ錦三に多いのが、駐車違反の車。錦三が管轄範囲に入っている中署は2004年、駐車違反を約3.1万件摘発しています。これは全国一の数字だそうです。しかし、一向に駐車違反の数は減りません。
記事によれば、ある平日の夜、警察は駐車違反の取締りをしました。道にはたくさんの駐車違反の車が停まっています。しかし、警察が取締りをしようとしたその瞬間、どこからか人が現れ、車は消えていきます。飲食店の店員が気付き、仲間(他店の者もいます)に電話したのです。警察は2時間ほどで取締りを終え、姿を消しました。すると、車が再び戻ってきます。また、町に違法駐車の車が停まるようになりました。
飲食店や風俗店の従業員が、警察の取締りに気付いたら、早速ほかの店にも連絡し、駐車違反での摘発を防ぎます。こういう状況では、店のモラルには期待できません。取締りを強化するのみです。反則金を上げるのもよい方法でしょう。また、錦三で取締りをすれば、飲酒運転の取り締まりもできます。名古屋ですから、客も車で来るのです。スナックの従業員も、酒を飲んでいます。飲酒運転による悲惨な事故を防止するためにも、深夜の仕事で大変だとは思いますが、取締りは強化していただきたいものです。
(参考:中日新聞1月28日朝刊 12版)
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