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どう見てもあやしい地下鉄工事

 名古屋市営地下鉄桜通線は、野並から徳重まで延伸工事を行っています。

 もともとは3日に徳重駅第一工区など4件の入札を行う予定でした。しかし、中日新聞や名古屋市交通局に「談合をしている」という情報が入ったため、入札を7日に延期しました。

 さて、7日に入札をしたところ、徳重第一工区の落札業者(JV)の中に、中日新聞に寄せられた情報と全く同じ業者が入っていました(あとの3つは違っていました)。また、交通局には2日、別の談合情報が入っていましたが、徳重第一工区と徳重第二工区の落札業者が、交通局に事前に寄せられた情報と逆になっていました。談合をしている事実を隠そうとあわてて逆にした可能性もあります。名古屋市は「談合の事実はなかった」としてそのまま落札業者を決定しましたが、どうみてもあやしいですね。ちなみに、落札価格は、徳重第一工区が62.1億円、徳重第二工区が59.6億円です。

 大都市の地下を掘る地下鉄工事なので、建設費が高くなること自体はやむを得ません。ゼネコンも、適切な利益は確保しなければなりません。しかし、談合で不当な利益を上げてはいけません。そうやって高騰した建設費は、利用者や市民が負担することになるのです。
(参考:中日新聞2月10日朝刊 12版)

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Comments

* どう見てもあやしい地下鉄工事

 どうやら、談合をやっていたようです。表面上は、談合をやめることにしていましたが、生き残っていたようです。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000024-maip-soci

Posted by: たべちゃん | 2007.01.24 10:47 PM

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