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これでも教科書?

 文部科学省は、2007年度から高校で使われる教科書の検定結果を公表しました。

 今回目立つのは教科書の難易度の格差。進学校では、学習指導要領の範囲を超える内容がたくさん盛り込まれています。これとは反対に、学力の低い生徒が行く「教育困難校」向けのものは、カラフルなイラストがたくさん。漫画仕立てになっているものもあります。中学校レベルの漢字や英単語には御丁寧にルビが振られています。

 でも、中学で勉強したはずのことを理解しないのに、高校に行ってもいいのでしょうか? ほとんどの人が高校に行くからといって、見栄だけで無理に高校に行かされる生徒も悲劇です。まぁ、こういう生徒でも、高校の試験に受かってしまうこと自体が不思議と言えば不思議なのですが。
(参考:中日新聞3月30日朝刊 12版)

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» 教科書ピンからキリまで [ことはじめことむすびブログ(めぐるす更新報告書)]
 教科書は、全生徒の基準から見て平均的なものだ、と思っておりましたが・・・・・・。 最近、2007年度採用の教科書の話題で持ち切りだが、それもそのはず。レベルの格差に応じた対応がなされている、ということにここまで驚きを感じたことは初めてであったからだ。  まず、日経新聞の3月29日の項であるが、ここには、高校1年からDNAやイオンの記述が復活した。ま、(年代がバレるので伏せたいところだが、)私も、高校時代にはDNAやイオンについては学んだ覚えがある(中学ぐらいからイオンはなかったかな?)ので、今まで... [Read More]

Tracked on 2006.04.02 06:28 PM

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