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信じるべき数字は?

 耐震強度偽装問題が発覚してから注目を浴びている「耐震強度」という数字。実は、この数字の計算方法はひとつではありません。3つあるのです。

 新宿区にある、姉歯元一級建築士が構造計算書を偽装したマンションについて(耐震強度0.85)、別の方法で耐震強度を計算したところ、耐震強度は約1.2ありました。この数字なら、何ら問題はありません。取り壊しはもちろん、改修すら不要、ということになります。

 国土交通省は、昔から耐震強度の計算方法として定められていた「許容応力度等計算」(先ほどの「耐震強度0.85」も、この方法で出しました)の数字が0.5未満の建物は、原則取り壊す方針を変えてはいません。確かに、ひとつの方法では耐震強度に問題がないと言っても、ほかの方法では問題があると言われれば、心配です。

 一体、どの数字を信じればよいのでしょうか?
(参考:中日新聞3月13日夕刊 E版)

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