くじで選挙区を決める
6日、あるくじ引きが行われました。
このくじ引きで決めたのは、議員の選挙区。堺市が今月1日から政令指定都市になったのは御存知のこととは思いますが、公職選挙法の規定に伴い、府議会議員の選挙区が今までの全市1区から区ごとに6区(人口の少ない東区・美原区はまとめて1つの選挙区)に分けられました。堺市の府議会議員は9人(定数は10なので、1人欠員)ですが、議員の住所で振り分けたところ、西区には定数2のところ、3人いました。そこで、西区の議員のうち1人が、定員に1人足らない東・美原区(定数1)か南区(定数2)に移ることになりました。
3人の議員がくじ引きをしたところ、移る議員が決定しました。その議員が、今度は移る先を決めるくじを引くことになります。結局、彼は東・美原区に移ることになりました(もし、彼が南区に移ったなら、東・美原区には議員がいないことになり、5000万円かけて補欠選挙をやらないといけなかったようです)。
もっとも、来年の選挙には、東・美原区に移った議員も、なじみのある西区に戻って立候補することができます。来年の選挙を考えると、東・美原区では熱心に活動しない可能性は高いです。そう考えると、法律だからやむをえない面はありますが、何のためのくじ引きかわからないですね。選挙区の変更は、選挙のときにやればいいでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000026-san-pol、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000008-abc-l27)
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