JR四国は、明日からの平日(11月までの期間限定)、「鳴門きんときライナー」を走らせます。徳島発鳴門行きの1日1本で、鳴門までノンストップの27分で結びます。
運賃のほかに乗車整理券などの追加料金を徴収する、いわゆる「ホームライナー」タイプの列車は全国各地で運転されていますが、一般的には特急列車を使用します。しかし、この「鳴門きんときライナー」は、新車とは言え、1両編成の普通列車用車両です(転換クロスシート)。
この列車の売りは、27分というスピード。普通列車やバスよりも速く、夕方のラッシュ時間ということを考えると、車ともいい勝負ができるかもしれません。同じく明日からは、徳島-阿南間(24.5キロ)に特急列車が2往復増発されます。2往復とも夕方に運転されます。
2つの列車の狙いは、通勤客。JRは、ローカル線といえども運賃は安く、適切なサービスを出せないところがあります。しかし、追加料金を取ることによって、少々高いですが、従来より高品質のサービスが出せるとも考えられます。この狙いは当たるのでしょうか?
(参考:JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/06-05-19/01.htm)
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文部科学省の中央教育審議会(中教審)のワーキンググループは、現職の教員についても免許更新制を適用することで合意しました。教員免許に10年の有効期間を設け、期限が切れる前に大学などで講習を受けることによって免許は更新されます。中教審は、教員養成部会の審議を経た後に、夏までに答申を出す見通しです。
今まで教員免許には有効期限がなく、一度取ったら死ぬまで有効だったのですが、それが変わることになります。でも、多くの人が持っている運転免許証も有効期間が定められています。無事故・無違反でなくてもそれほど重大な違反をしていない人なら、簡単な講習で免許を更新できますが、違反ばかりしている不良ドライバーは、運転免許の取り消しや停止の処分が待っています。
大多数の先生については簡単な講習でよいかとは思いますが、問題教師については、厳しい処分を下して(教壇に立てないようにする)、一定の質を維持するべきでしょう。問題教師が教壇に立ち続けるのは、(先生を選べない)子供たちにとって不幸です。
(参考:中日新聞5月26日夕刊 E版)
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昨晩のことです。明日に備えて寝ていたら、ぶーんと音がします。
しばらくしてあまりのかゆさに目が覚めました。蚊にかまれてしまったのです。かゆみ止めの薬を塗りましたが、それでもかゆみは止まりません。結局、完全に熟睡できないまま、朝を迎えてしまいました。
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NTTドコモは、movaの販売を来年までに終了させ、FOMAに一本化します。movaのサービスは当分の間継続しますが、すでにFOMAの販売に力を注いでいることもあり、いつまで続くかの保証はありません。なお、今のところ、movaとFOMAの契約者数はほぼ半々ですが、もうすぐFOMAのほうが上回るようです。
携帯電話なしの生活は考えられませんが、たくさんの機能はいりません。電話がかけられて、多少のメールができれば困ることはありません。充電池を取り替えたばかりなので、当分は今の携帯を使いますが、これが使えなくなったら、他社に切り替えることも含めて考えたいです。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060526-00000001-yom-bus_all (5月28日現在、NTTドコモのホームページには、このことに関する記事はありません))
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名鉄は12月16日から瀬戸線の運賃を値下げします。
値下げされるのは、栄町-東大手間を利用する場合。名古屋の都心に近いこの区間は、1978年になってようやくできました(それまでは、名古屋城のお堀を電車が走っていました)。この区間の建設に多額の費用がかかったため、これまで30円の加算運賃を設定していました。しかし、瀬戸線が栄に直結したことにより利用は伸び、投資額の65%をすでに回収することができました。そこで、加算運賃をなくすことにしたのです。尾張瀬戸から栄町に行く場合、これまで470円かかりましたが、440円になります。
一方、名鉄はこれまで瀬戸線と名古屋本線などを乗り継いだ場合(栄町-名鉄名古屋、金山間は地下鉄などを利用)、両線のキロ数を合算して運賃を計算する特例がありました。しかし、瀬戸線にもトランパスを導入するため、システムの都合上運賃の合算ができなくなり、この特例は廃止されます(通学定期のみ3年間残ります)。この特例廃止により値上がりする区間もありますが、自動的に特例が適用になる定期券利用者以外でこの「裏技」を知っていた人は少ないから大きな問題にはならないでしょう。それよりも、トランパス導入で、プレミアムのつくカードを使えることのほうがメリットは大きいです。
(参考:名古屋鉄道ホームページ http://www.meitetsu.jp/whats/529.html、中日新聞5月27日朝刊 12版)
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国公立大学(+一部の私立大学)を受けるためには通らなければならない関門が、センター試験。そのセンター試験はマーク式で行われているのですが、共通一次試験時代から23年にわたって次のようなことが行われてきました。
それは、受験生が受験番号のマークを記入し忘れた場合、大学入試センター側が解答用紙に書かれた氏名や受験番号から受験生を割り出して、正しく受験番号を記入したとして採点していたことです。本来なら全て解答が正解だったとしても受験番号の記入ミスで0点になってしまうものなのですが、これで今年は7000人の受験生が助かりました。
本当にこれでよかったのでしょうか? センター試験は年1回しかない試験で、失敗すると国公立大学には行けません。でも、悪いのは記入した受験生本人です。試験会場でも受験番号のマークを正しくするように注意があるはずです。それでもこのような「温情」措置をとるのは、本人のためにもよくないのではないでしょうか?
(参考:5月25日中日新聞夕刊 E版)
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ソフトバンクは24日、育成選手の西山投手など2人を支配下選手として公示しました。今年から導入された育成選手が支配下選手となったのは初めてのケースです。支配下選手となることにより、これまで出ることができなかった1軍の試合にも出ることができるようになります。
さて、この西山投手、昨年発足した独立リーグの四国アイランドリーグ出身選手として初めてプロになりました。早い時期に1軍で登板するという話もあるようです。四国アイランドリーグや育成選手制度のためにも、1軍で活躍してもらいたいです。
(参考:5月24日中日新聞朝刊 12版、25日中日新聞朝刊 12版)
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週末の28日、春日井市で市議会議員の補欠選挙が行われます。
当初、この補欠選挙の定数は「1」となっていました。しかし、告示の翌日(22日)に、急に定数は「3」に増えました。椅子が急に1つから3つに増えたのです。選挙の途中で定数が変わるのは、普通考えられないことです。
市の選挙管理委員会がこのような間違いをした原因は、公職選挙法の解釈誤り。告示を取り消し、選挙をやり直すという方法もありますが、すでに告示してしまった以上、やり直すのも難しいようです(選挙終了後に、異議申し立てなどで選挙の無効を訴えることはできます)。
なおその後、昨年行われた美濃加茂市の市議会議員補欠選挙でも、同様の誤りが見つかりました。こちらは選挙から2週間が過ぎたため、異議申し立てができず、問題があるにもかかわらず選挙結果は確定しています。
(参考:中日新聞5月23日朝刊 12版、5月23日夕刊 E版、5月24日朝刊 12版)
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土曜の朝に記事をアップしてから、3日間お休みしていました。今日はお詫びの意味を込めて、2つ記事を書きます。
阪神の星野オーナー付シニアディレクターは、今日、芦屋市内で記者会見しました。星野氏は、6月の株主総会で、いわゆる「村上ファンド」が阪神電鉄の支配権を獲得した場合、オーナー付シニアディレクターの職を辞任することを明らかにしました。
「村上ファンド」がやろうとしていることは、阪神グループの隠れた優秀な資産(不動産やタイガースなど)を育てることなく、利益を根こそぎ奪うことだけです。短期的な視点だけ考えればよいファンドとしてはそれでよいかもしれませんが、長期的な視点に立てばよい話ではありません。挙句の果てには、「村上ファンド」は海外に本拠地を移しています。税金負担を下げるのも目的のひとつのようです。
「村上ファンド」の存在は、迷惑なだけです。この前も書きましたが、撤退するのが最善の策でしょう。
(参考:デイリースポーツonline http://www.daily.co.jp/newsflash/2006/05/24/215575.shtml)
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総務省は、合併が進んでいない東京、大阪などの大都市圏の自治体の合併を促進し、政令指定都市などに移行させる方針です。
今回の「平成の大合併」では、地方ほど劇的な合併が進み、「こんなところも市になったのか」と驚かされることがよくあります。ゴールデンウィークの旅行のときも、富山から高山・中津川経由で帰ったのですが、全て市を通過しました。それに比べて、そこそこお金がある大都市圏の自治体は合併する必要に迫られず、ほとんど合併が進んでいません。小規模の自治体が合併することによって、コストは削減されます。
でも、合併が進むと次のような問題も出てきます。人口が70万人いれば、県庁所在地や地域の中心的な都市でなくても、政令指定都市になってしまうのです。都道府県並の力がある政令指定都市には、ただ単に人口が多いだけではなく、それなりの「格」が求められるとは思いますが。
(参考:中日新聞5月16日朝刊 12版)
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気象庁は、公務員削減の方針に沿い、今後5年間で全国46ある測候所をすべて廃止します。測候所は無人化され、気象データは機械が観測することになります。このことにより、測候所に勤務する職員454人のうち、338人を削減することができます。
技術の発達により、機械で代替できる業務は多くなりましたが、100%できるわけではありません。日本は四季の変化に富み、気象の変化は激しいです。そういう状況の下、やはり人間の五感が求められるところも出てきます。本当に全廃して大丈夫でしょうか?
(参考:中日新聞5月14日朝刊 12版)
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翌朝、小杉-富山間のみ高速を使おうと小杉インターに行くが、なぜか富山西インターに着いてしまう。そのまま1区間だけ高速に乗り、あとは国道41号を南下して、高山へ。途中、猪谷付近で、高山線のディーゼルカーと並行する。どこか具合が悪いのか、ディーゼルカーにはガムテープらしいもので補修している。大丈夫か?
市役所脇の駐車場に車を停める。高山市内の市営駐車場は、30分ごとに150円かかる。長時間停めるとその分だけ駐車料金が高くなってしまうので、どうしてもあわててしまう。魅力ある町なので、とても残念だ。
昼は「キッチン飛騨」(去年の高山祭で、ステーキを食べた店)のハンバーグ。開店30分前に並んだので、開店後すぐに食べられる。やわらかくておいしい。
上三之町などでお土産を買って中津川経由で帰宅。下呂のバイパスが事故のため、迂回路が渋滞していたほかは、スムーズであった。
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富山の中心部に戻り、夕食。お魚のおいしい富山。去年夏に行った「寿司栄」に行く。夕食には少し早めの17:30ごろに行くと、すでに満席。15分ほど待たされる。次々に客がやってくるが、禁酒・禁煙の店なので、普通の店に比べると回転は速い。お腹いっぱい食べても、値段は安い。また来たい店だ。
駅ビルでお土産を買う。駅ビルで2000円以上使うと200円分の乗車券がもらえるサービスをやっている。サービスセンターで「高岡まで行く」と告げると、富山-呉羽間の回数券を渡された。高岡へは乗り越し精算する必要がある。車内で乗り越しすると、230円徴収された。富山-高岡間の運賃は320円なので、90円しか得にはならなかった。(続く)
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富山駅の駅ビルで2、30分並んで白えび天丼を食べ、いよいよメインの富山ライトレールへ。駅北のライトレール乗り場に行くと、次の電車を待つ列が出来ている。途中駅から乗る人を考慮して、100人ぐらいしか乗せていないようだ。でも、1本待っただけで乗ることができた。「あまりにも混雑で1時間待った」という話を聞いていたので、思っていたよりも待ち時間は短い。富山駅北14:15発の電車は、ドア付近が青色に塗られている。椅子に座ることはできず、電車の最後部を確保する。反対ホームに次の30分発が来たら、いよいよライトレールの出発だ。
ここから奥田中学校前は、路面電車区間。駅近くの区間は、道路の端のほうに軌道があり、芝生が敷かれている。端に線路があるのは、あまり例がない。奥田中学校前で電車は大きく左に曲がった。ここからは、JRの線路を流用した区間だ。電車の最高速度も40キロから60キロに上がり、普通の鉄道のように信号機がついている。しかし、高速で走ると、電車は少し揺れる。
電車は定時に発車したはずだが、富山駅北行きの電車が遅れたため、終点の岩瀬浜には2、3分ほど遅れて到着。降車駅で運賃を支払うシステムのため、終点では降りるのにかなりの時間がかかる。ラッシュ時など利用者の多い時間帯は、中ほどの扉からも下車できるように、富山駅北に持ち運びのできる運賃箱とICカードリーダーを置いたほうがいいのではないだろうか? もっとも、5日は、係員が紙の箱を用意して、運賃を集めていたが。
このまま単純に折り返すのは面白くないので、岩瀬の町並みを散歩して、少し手前の東岩瀬から乗る。この駅は、JR時代の駅舎とホームが残されている。JRのホームとライトレールのホームは、高さが全く違うことがよくわかる。(続く)
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「となみチューリップフェア」を見に行く。会場付近の道路が混雑すると思われたので、列車で行くことにする。高岡7:49発のディーゼルカーに乗ったが、乗客は高校生がほとんど(もちろん、5日は祝日)。「チューリップフェア」を見に行くような客はほとんどいない。砺波駅はローカル線とは思えないような立派な橋上駅。大都市近郊の駅みたいだ。
駅から案内に従って歩いて15分ほどで「チューリップフェア」の会場に着く。窓口で入場券(1人1000円)を買ったが、JRの駅にある緑のパンフレットを見せたら100円引きになったのだ。駅ではそんなパンフレットは見なかったのだが、どうにもならない(帰りに見たところ、改札の前にパンフレットが山のように積まれていた)。
園内には色とりどりの鮮やかなチューリップがたくさん。近くから見ても、タワーに登って見渡しても、本当にきれいだ。屋内には、新種のチューリップが展示されている。
再び駅に戻り、高岡へ。11:37発のディーゼルカーに乗ったが、今度は「チューリップフェア」帰りの客がたくさん乗っている。城端方面から乗ってきた客も結構多い。今はJRの運営なので、運賃は安いが、運行本数は少ない。1時間に1本来るかどうかという不便なダイヤでは、使いづらい。はっきり言って列車の本数を増やせばいいのだが、JRは株式を公開している株式会社なので、赤字が増えるようなことはできない(運賃が安いため、収入が見込めない)。城端線を「使える」鉄道にするためには、第3セクター化し、適正な運賃を取る代わりにサービスレベルの向上を図るのがよいだろう。(続く)
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昼食を食べてからも、ひたすら能登の先のほうに行く。国道とも分かれ、細い道をひたすら走る。大きな駐車場があった。禄剛埼灯台の駐車場だ。なぜか駐車料金が320円かかる。まさかこんな能登の端のほうで駐車場が有料だとは思わなかった。ここまで来て灯台を見ずに行ってしまうのももったいないので、仕方なくお金を払って車を停める。急な坂を登ったところにある禄剛埼灯台(海抜47メートルの崖の上にある)は、1883年にイギリス人技師によって設計されたもの。洋風のモダンなこの灯台は、35キロ先まで照らすことができる。
昨年3月に廃止になった旧のと鉄道蛸島駅に立ち寄る。駅舎はそのまま残され、ホームにはのと鉄道のディーゼルカーが置かれている(中に入ることもできる)。のと鉄道の線路が撤去されずに残っているところもあるが、再び走り出すことはないだろう。能登有料道路から伸びる県道を快走する。時速60~70キロぐらいで走ることのできる道路があるので、ローカル線は歯が立たない。
しかし、有料道路区間に入ると流れが止まる。料金所まで10キロ以上続くひどい渋滞だ。有料道路の入口で案内があれば並行して走る国道に逃げることができたが、事前に案内はなく、渋滞にはまっても出口もなく、どうすることもできない。渋滞を抜けるのに1時間以上かかった。料金所はETCがなく、しかも料金は10円単位なので、支払うのに手間取る。ETCを入れるのが難しいのなら、100円単位のキリのいい料金にしたら、とも思う。(続く)
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朝市に行く。おいしそうな干物などが並んでいるが、生なので、今すぐ食べることができない。今日中に帰るわけでもないので、お土産として買うわけにもいかない。朝市の観光客は多いのに、もったいないことだ。食べ歩きできないのは残念である。
朝市通りに、場違いな洋館がある。輪島塗の「稲忠漆芸堂」が世界中から集めてきた王朝時代(17、8世紀ごろ、ルイ14世やナポレオンの時代)の美術品がある「イナチュウ美術館」だ。このイナチュウ美術館には、華やかな美術品がたくさんある。美術品の値段も高く、一説では300億円以上するものもあるとか。
輪島を後にし、能登の先のほうに行く。千枚田を通り、時国家へ。壇ノ浦の戦いに敗れた平家は、各地に逃げたり、遠方に追放されたりした。平大納言時忠は、能登に流された。その子孫の家が時国家と上時国家である。
今は塩は工業的な方法によってつくられるが、かつては海水からつくっていた。能登にはたくさんの製塩跡が見つかっている。珠洲市の道の駅「すず塩田村」には、揚げ浜式塩田(海水を汲み、砂浜にかけることによって、塩を作る方法)が残っている。博物館の入口には、塩田で作った塩があったのでなめてみた。いつもより濃い味がした。(続く)
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北陸へは、まだ通ったことのない上信越道経由で向かう。朝6時前に出たので、名古屋付近では渋滞に巻き込まれることはなかったが、信州中野で15キロの渋滞に巻き込まれる。渋滞は次の豊田飯山インターを越え、まだ先まで続いている。とあるトンネルの途中で、なぜか渋滞解消。この渋滞を通り抜けるのに2時間近くかかった。あたりはゴールデンウィークだというのに、まだ雪が積もっている。
小矢部で高速を降り、巌門などの能登の西海岸をドライブ。輪島のホテルに着いたのは夕方だった。ホテルはちょうど旧輪島駅の前にある。輪島駅は、鉄道こそ廃止されたが、バスターミナルを併設した「道の駅 ふらっと訪夢」となっている。隣が「シベリア」になっている駅名票のあるホームもあり(もちろん列車は来ない)、今でも輪島の玄関口だ。
夕食は、ホテルから歩いてレストランに行く。注文したのは、イシル貝焼、すいぜん(見た目は、いかの刺身に似ているが、実はテングサやもち米の粉でできている。すいぜんそのものには味はなく、黒いごまだれをかけて食べる。精進料理には欠かせないもののようだ)といった、郷土料理を取り入れたもの。ホテルでもらったパンフレットを持っていったら、地酒1合がプレゼントされた。
輪島の伝統芸能といえば、御陣乗太鼓。上杉謙信が名舟村を襲った際、村人は木の皮で仮面を作り、海藻を頭に載せて太鼓を必死に叩きながら夜襲をかけた。そうすると、上杉謙信の軍勢は逃げ、村の平和は保たれたのだ。この御陣乗太鼓が、「ふらっと訪夢」の広場で、ゴールデンウィークから11月半ばまでほとんど毎晩行われるのだ。せっかくだから見ることにした。この日は寒く、足元はかなり冷たいだろう(裸足で太鼓を叩く)。それでも、御陣乗太鼓のメンバーはひるむことなく、太鼓を力強く叩き続けた。(続く)
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このゴールデンウィークに、能登・富山に行ってきました。開業したばかりのライトレールにも乗りました。明日から何回かに分けて、感想を書きたいと思います。
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小田急は、15日から、特急券を持たずに特急に乗った場合、本来の特急料金に加えて300円の追加料金を請求します。また、車内で乗り越した場合、差額を精算するのではなく、乗り越し駅から着駅までの特急料金を請求します。
箱根に遊びに行くなら事前に切符を用意するとは思いますが、通勤や買い物の帰りなどは目の前に特急があったら、ふと乗ってしまうこともありえます。その場合は、車掌に特急料金を払いますが、車掌が来る前に駅に着いたら、客はそのまま特急から降り、特急料金を払いません。乗客に事前に特急券を買うように促すことによって、そういう徴収漏れのリスクを防ぐ効果もあるでしょう。
(参考:小田急ホームページ http://www.odakyu.jp/romancecar/info/index.html#)
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かなり前の話ですが、先月8日に小里前衆議院議員(自民党整備新幹線等鉄道調査会参与)の講演が倶知安町内で行われました。小里氏は、九州新幹線のように、北海道新幹線を終点の札幌側から先行着工するという方法もある、という趣旨の発言をしました。
現在、北海道新幹線は新函館までが建設中であり、後は新函館-札幌間を残すだけです。ここが開通し、時速360キロ運転が実現すれば、東京-札幌間は4時間以内で結ばれます。東京から北海道へは、「カシオペア」「北斗星」という豪華寝台列車を使わない限り、鉄道で行くことは考えられないところですが、新幹線開業後は、新幹線で行くこともごく普通のこととなります。
しかし、北海道新幹線には最大の欠点があります。新函館と札幌の間には大きな町がないので、部分的に新幹線をつくってもあまり効果がないことです。新函館-札幌間の建設に1兆円かかります。ところが、新幹線を欲しがっているのは北海道だけではありません。そう考えると、北海道だけに1兆円の予算が与えられることは、まずありません(金沢か福井止まりの北陸新幹線や、長崎新幹線をつくるお金があるなら、北海道に集中してもよいとは思いますが)。そこで出されたのが、倶知安-札幌間を先につくるというアイデアでしょうが、函館線の更なる高速化が行われることを考えると、効果は薄いです。新幹線の予算を増やして、一気につくってしまうほうがよいでしょう。
(参考:北海道建設新聞社ホームページ http://e-kensin.net/modules/myalbum/index.php)
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先月29日に本巣市にオープンしたばかりの大型ショッピングセンター、「モレラ岐阜」。約240の専門店が入る巨大なショッピングセンター(まるでひとつの街みたいです)で、5日までの9日間で60万人もの人が訪れました。
そこで問題になったのが飲食店やトイレから出る排水。敷地内の浄化槽で処理して近くの川に流すようになっていますが、当初の予想を上回るあまりの混雑のため、処理が追いつかなくなり、排水が処理されないまま川に出る恐れが出ました。そこで、「モレラ岐阜」は6日、映画館を除き、閉店時間を急遽21時(一部は22時)から17時に繰り上げました。この混乱のため、付近の道路は帰る車で渋滞し、警備員などに暴行した男2人が逮捕されました。
開業に合わせて樽見鉄道にも新駅「モレラ岐阜」駅ができましたが、わざわざ90分間隔でしか運転されない列車に乗って来る人は少ないです。地域柄、車で来るのが普通です。すでに言い古されている話ですが、岐阜市内の中心部には力がなく、車で行くショッピングセンター同士の戦いとなっています。
(参考:中日新聞5月7日朝刊 12版、Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060507-00000202-yom-soci)
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連休を利用して北陸に行っている間に(旅行記は、後日掲載します)、大きな動きが起こっていました。いわゆる「村上ファンド」が、阪神電鉄の6月の株主総会で、村上ファンド側が推薦する村上氏など9人を阪神電鉄の取締役として選任するように提案したからです。これが実現すると、阪神電鉄やその子会社の阪神タイガースの支配権を村上ファンドが獲得することになります。
当然ながら阪神電鉄側は不快感を示しています。こんなことが実現すると大変です。ファンドの目的は、顧客から預かったお金を増やすのが目的で、そのためなら支配した会社を清算することもします。阪神電鉄の場合で言えば、さすがに鉄道を廃止することは考えられないと思われますが、子会社の阪神タイガースを上場して、利益だけをかっさらっていくと思われます。
ファンドも企業も儲けるのは必要なことです。お金がないと何もできません。しかし、村上ファンドがやろうとしているのは単なるマネーゲームです。阪神電鉄に眠っている財産を取るだけなのです。
そろそろ村上ファンドは、名誉ある撤退をする時期ではないでしょうか?
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060503-00000001-fsi-bus_all)
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1日、日本プロ野球選手会は、外国人選手を除く全選手の年棒調査結果(出来高払い分を除く)を発表しました。プロ野球選手743人の平均年棒は、昨年より8万円増え、3751万円。開幕1軍選手の平均は、6583万円。1億円以上の年棒をもらっている選手は72人いました。
ところで、阪神の平均年棒は4591万円、1軍だけに限ると8904万円でした。これは巨人、中日に次ぐ第3位の数字となります。最下位の常連であったころの1998年時点では、平均年棒も12球団中、最下位でした。金本選手に代表されるように、優秀な選手を集め、積極的に投資するようになって、強くなったのです。お金をかけたら確実に強くなるわけではありませんが、平均年棒と強さはある程度の相関関係があるようです。
阪神ファンは熱狂的なので、甲子園以外でも遠征してくれます。一説によると、巨人戦よりも阪神戦のほうが集客力があるようです。プロ野球の人気のためにも、阪神球団にはケチになってもらいたくはないです。
(参考:中日新聞5月2日朝刊 12版)
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名古屋市交通局は、この4月から、土休日に限り600円で地下鉄・市バス全線に乗ることができる1日乗車券、「ドニチエコきっぷ」を売り出しました。この切符の売れ行きは好調のようです。1日平均で12200枚売れています。
今まで1日乗車券は850円でした(地下鉄だけのものは740円、市バスだけのものは600円)。ただ、毎月8日に限り、「なごや環境きっぷ」(1日乗車券と同様、地下鉄・市バス全線に乗車可)を620円で売っていました。8日が土休日のときの「なごや環境きっぷ」の発売枚数は1日6500枚ですから、1.9倍に増えたことになります。
私も、「ドニチエコきっぷ」は1回使いました。ユリカのプレミアムのことを考えると、今までは950円以上使わないと元は取れなかったのですから、結構気軽に使える感じがします。この「ドニチエコきっぷ」がなかったら、どのような切符を買ったか(あるいは車で出かけたり、お出かけそのものをやめる人もいるでしょうが)調査しないと詳しいことはいえませんが、明るいニュースであることには違いないですね。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000009-cnc-l23)
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