能登・富山に行ってきました(2)
朝市に行く。おいしそうな干物などが並んでいるが、生なので、今すぐ食べることができない。今日中に帰るわけでもないので、お土産として買うわけにもいかない。朝市の観光客は多いのに、もったいないことだ。食べ歩きできないのは残念である。
朝市通りに、場違いな洋館がある。輪島塗の「稲忠漆芸堂」が世界中から集めてきた王朝時代(17、8世紀ごろ、ルイ14世やナポレオンの時代)の美術品がある「イナチュウ美術館」だ。このイナチュウ美術館には、華やかな美術品がたくさんある。美術品の値段も高く、一説では300億円以上するものもあるとか。
輪島を後にし、能登の先のほうに行く。千枚田を通り、時国家へ。壇ノ浦の戦いに敗れた平家は、各地に逃げたり、遠方に追放されたりした。平大納言時忠は、能登に流された。その子孫の家が時国家と上時国家である。
今は塩は工業的な方法によってつくられるが、かつては海水からつくっていた。能登にはたくさんの製塩跡が見つかっている。珠洲市の道の駅「すず塩田村」には、揚げ浜式塩田(海水を汲み、砂浜にかけることによって、塩を作る方法)が残っている。博物館の入口には、塩田で作った塩があったのでなめてみた。いつもより濃い味がした。(続く)
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