測候所、全廃で大丈夫?
気象庁は、公務員削減の方針に沿い、今後5年間で全国46ある測候所をすべて廃止します。測候所は無人化され、気象データは機械が観測することになります。このことにより、測候所に勤務する職員454人のうち、338人を削減することができます。
技術の発達により、機械で代替できる業務は多くなりましたが、100%できるわけではありません。日本は四季の変化に富み、気象の変化は激しいです。そういう状況の下、やはり人間の五感が求められるところも出てきます。本当に全廃して大丈夫でしょうか?
(参考:中日新聞5月14日朝刊 12版)
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Comments
NHKの「プロジェクトX」でも取り上げられた、富士山の測候所も無人化されました。
ところが、1ヶ月ほど前にその富士山測候所の自動観測装置が故障して、1時間に1回しかデータを測定できないようです(本来は、10分おきに観測します)。故障の原因はわからず、山に登らないといけません。
本当に大丈夫かな?
(参考:中日新聞6月12日夕刊 E版)
Posted by: たべちゃん | 2006.06.13 09:50 PM
ついに富士山測候所の観測装置が壊れてしまいました。4月14日未明に湿度が観測不能となったのです。観測不能の原因は、落雷だと考えられています。
富士山に人がいれば修復できますが、残念ながら今の富士山は無人。雪が少なくなる6月に職員を派遣し、原因究明と修理を行うまで、観測不能の状態は続きます。
(参考:中日新聞5月21日朝刊 12版)
Posted by: たべちゃん | 2007.05.22 10:12 PM