辞めたくても辞められない
少し前までは、企業は何とかして従業員を辞めさせようと躍起になっていました。しかし、今では逆になっています。辞めたくても辞めさせてくれないのです。辞職を申し出ると代わりを探すように言われたり、損害賠償を求められたりするのです(もちろん、労働者は損害賠償を支払う義務はありません)。そのような相談は20代後半から30代の比較的若い人を中心に増えています。職種は、プログラマーや看護士などの専門職が多いです。
彼らが辞めたいと思った原因は、仕事の多さ。リストラが進んで人は減ったのですが、仕事は逆に増えています。会社が信頼できる特定の人に仕事が集中しているのです。従業員が仕事の多さに音を上げているにもかかわらず、問題は解決されず、大して給料が増えないことも珍しくはありません。一方、30になっても、正社員になることができず、仕事では大した経験を積むことができない状態にある人がいます。
優秀な人に仕事を任せたい、というのはわかりますが、せっかくの人材がつぶれてしまっては元も子もありませんね。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000091-mai-soci)
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