全席喫煙可能の飛行機
飛行機は10時間以上かかるフライトでも、完全に禁煙です。機内には、タバコを吸うことができるスペースはありません。
しかし、イギリスの会社が成田-デュッセルドルフ(ドイツ)間に全席喫煙可能な飛行機を飛ばす予定を立てています。来年春の運行を目指しています。タバコを吸う人にとってはいい話です。
ただ、喜ぶのはまだ早いです。ひとつは、認可が下りるかどうかは不透明であることです。そして、もうひとつは、その飛行機にはファーストクラスとビジネスクラスしかなく、エコノミークラスがないことです。たとえ実現したとしても、大金を払わなくては、機内でタバコを吸うことができません。
(参考:中日新聞6月29日夕刊E版)
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Comments
こんにちは、たべちゃんさん かな?
禁煙が出来なくて、少々お金を持っている人なら
こういった企画は
夢のように嬉しい事ではないかと思いますね。
ヒンシュクを買うかもしれないけど、こういった人たちは
体に害があると言う事は充分承知なのですから
それでも大金を払ってまでも吸いたいのなら、吸わせてあげたいです。
もちろん、企画の許可が下りてからですけどね。
Posted by: まるこ姫 | 2006.07.09 10:49 AM
まるこ姫さん、こんばんは。
* 禁煙が出来なくて、少々お金を持っている人なら
飛行機ではタバコが吸えないのが普通なので、「タバコを吸うことができること」自体が他社との差別化(高い値段でも、利用してくれる)につながりますね。会社にとって、値下げ競争に巻き込まれない特徴を持つのは、生きていく上で必要なことです。
Posted by: たべちゃん | 2006.07.09 08:39 PM
こんばんは。
以前にも書かせていただいたのですが、公共交通の喫煙を議論する上で忘れられがちなのが、乗務員の健康です。
喫煙者が健康を害するのは、自己責任なので何の問題もないのですが、全席喫煙可能便に乗務する乗務員(フライトアテンダント)の健康は、航空会社はどのように考えているのでしょうか。乗客のセルフサービスと言うわけにもいかないでしょうし。
Posted by: 鷲男 | 2006.07.10 02:21 AM
こんばんは。
* 以前にも書かせていただいたのですが、公共交通の喫煙を
従業員を雇う際は、乗客が喫煙者ばかりであることを説明しておかないといけないですね。人件費のコストも上がるでしょう。
公共の施設で完全に禁煙にしたいのなら、まず国家に公共施設での喫煙を禁ずる法律を作るように動くべきです。公共の場でタバコを吸うことが認められている以上、このようなアイデアは出てきてもおかしくはありません。
Posted by: たべちゃん | 2006.07.10 09:23 PM