公立高校の大学進学実績、上昇
「難関の大学に行くには、私立の高校に行かないと難しい。」 そう言われていた時期がありました。しかし、最近、公立高校の大学進学実績が上がっているようです。
公立高校の大学進学実績が上がっている原因は、学区の撤廃などで、優秀な生徒を特定の進学校に集めたこと。優秀な生徒がそろっているのですから、それだけでも勉強はしやすくなります。先生も彼らに応えるために休日返上で土曜に出勤して、質問に答えることができる体制にしているところもあるようです。
参考にした新聞(中日新聞)では、教育評論家や大学教授が、特定の進学校への支援に否定的な考えを示しています。しかし、貧富の格差が拡大し、その格差が固定される傾向にあると言われています。いくら有名大学に入ったら成功するチャンスが得られるとは言っても、その有名大学に入るためには(お金のかかる)私立の高校に行かなければならないのでは、意味がありません。
社会に貢献する可能性が高い、優秀な生徒に税金という形で投資するのは無駄ではありません。小学校レベルのことすらわからないのに無理に高校に行かせて、校舎の建築費や教師の人件費などの形で税金を投入するほうが無駄です。
(参考:中日新聞7月22日夕刊 E版)
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