和歌山電鉄いちご電車(1)
かつて、JR和歌山駅から貴志へ、南海貴志川線が伸びていました。南海貴志川線は南海のほかの路線とまったく接続しない独立した路線で、赤字続きであったため、南海電鉄は貴志川線の廃止を表明しました。しかし、このことがNHKの番組で紹介されたこともあって、注目が集まり、結局、岡山電気軌道が子会社(和歌山電鉄)を設立し、貴志川線を引き継ぐことになりました。
南海貴志川線は今年4月から和歌山電鉄となりました。しかし、車両は南海時代のまま、塗装すら塗り替えない状態のまま走り続けていました。和歌山近郊の、ある程度人口のあるところを走る電車なので、「遊び」の要素は別になくてもいいのですが、会社が変わったイメージを与えることができません。
そこで、6日の日曜日にデビューしたのが、沿線の特産品「いちご」に因んだ、「いちご電車」。昨年6月に設立された和歌山電鉄の、1周年記念イベントとして開かれた、「第1回 貴志川線祭り」のメインイベントとして、「いちご電車」の見学会が行われたのです。(続く)
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